借金の基本理解
宇佐美悟のサラリーマン起業戦略室
ポッドキャスト、サラリーマン起業戦略室は、LAT英会話の創業者、宇佐美悟が
自身の体験をもとに、起業に必要な知識やノウハウを
リスナーの皆様と交流をしながらお伝えしていく番組です。
スパルタ式オンライン英会話LATの提供でお送りいたします。
皆さんこんにちは、LAT英会話トレーニングを運営するH&K株式会社代表の宇佐美です。
今回はビジネスをするものとしては切っても切れない、借金ということについてお話をしたいと思います。
借金というと皆さんはどのように思われますでしょうか?
借金はするなと親から厳しく言われてきた方、
そして借金は危ないというふうに思われている方、
借金すると人生が破滅に追いやられる、そんな感じに思っておられる方、
そういったイメージを持たれる方がもしかすると多いかもしれません。
実は借金には良い借金と悪い借金があります。
良い借金とはお金を生み出すための、投資に回すための借金です。
例えばご自身の事業を始めるにあたって必要な資金を集めるための借金、
これもその事業から将来的にはさらに大きな利益、売り上げを作るための借金なので良い借金と言えると思います。
もしくは投資用の不動産を購入するとか、
またはご自身のスキルアップにために使うお金のための借金とか、
そういったところもご自身のスキルがアップしてビジネススキルが上がれば上がるほど当然売り上げも上がってくるわけですので良い借金なのではないかなと思います。
将来より多くのお金を生み出してくれるであろうことに使うための借金というのは良い借金というふうに言うことができます。
一方で例えば自動車を買うための借金とか、ブランドもののバッグを購入するための借金、
観光目的の旅行費用のための借金など、単なる消費で終わってしまって、
その時に楽しむためのお金の出費、そのための借金というのは悪い借金ということができます。
観光目的で行った旅行が将来売り上げを作るということはないと思うんですね。
しかし何かしら自分が人生の経験を積むためとか、もしくは海外での人脈を作るためとか、
そういうための旅行であれば良い借金なのかもしれません。
消費で終わるのか、もしくは将来お金を生み出すための投資なのか、
投資か消費か、そういったところを考えて借金を分けて考えるといいのではないかなというふうに思います。
日本の企業家支援
残念ながらサラリーマンの方のする借金のほとんどは消費のための方の借金であることが多いのではないでしょうか。
おそらく良い借金の方については危ないとかリスクが高いといってあまりやろうとしない傾向があると思います。
消費の方の借金の方はokなのに、なぜか将来のための借金の方はリスクが高いといってやろうとしない。
ある意味借金の仕方がサラリーマンの常識と企業家の常識では違っているのではないかなというふうに思います。
実際のところそういった良い借金は本当に危ないのでしょうか。リスクが高いのでしょうか。
どの観点で見るかによりますけれども、実はリスクが高いのは借りる側ではなくて貸す側です。
例えばあなたがご友人に100万円を貸したとします。
さてこの時リスクを負ってるのはあなたですかご友人ですか。
貸したあなたですよね。
いやいやそれは個人の話であって銀行が相手となると違うんだというふうにおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
例えば住宅ローンを組んでいる家を追い出されて路頭に迷ってしまうなんてことを考えておられる方もいらっしゃるかもしれません。
大変ですよね。住宅ローンは残るわ。住む家はなくなるわみたいな。そんなことが本当に起きたら大変だと思います。
でもこれ特にサラリーマン企業家には通常まず発生しないのではないかなというふうに思っています。
実は日本という国は本当に企業家に優しい国で、日本製作金融高校という銀行には創業融資という制度があります。
創業したばかりの企業家にお金を貸してくれる仕組みです。
そしてなんとなんと、担保なし、保証人なしでもお金を貸してくれるんです。
例えばあなたが作った会社が日本製作金融高校からお金を借りた場合、無担保無保証人で会社にお金を貸してくれます。
無担保無保証人ということは、会社が返済できなくなった場合、返済義務を負う人がいなくなるということです。
これって100%製作金融高校がリスクを負ってくれているというふうに言えるのではないでしょうか。
当然、この高校から借金を負ってその借金を返済できないからといって、あなたが住んでいる家から追い出されるだなんていうことは絶対に発生しません。
製作金融高校以外であったとしても、借金を返せないと怖い人が家に押しかけてきて玄関先で怒鳴られるとか、そんなイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、今の日本でそんなことをしたら、その銀行はあっという間に営業停止になってしまいます。
実際のところ、日本ではお金を借りる側の方が圧倒的に守られる、そういう法制度が敷かれています。
あなたへのほんの少しの貸し出し資金の回収のために、そんなリスクを銀行が負うことはありません。
借金に対するマインドセット
当然のことながら、借金をしたのであれば最大限の努力をして返済するのが当然でありますし、
いざとなったら踏み倒そうなんていうモラルの低い借り方は絶対にすべきではないですが、
必要以上に借金を恐れて、資金が足りてないにも関わらず何のアクションも起こさないのはとってももったいないことだと思いますし、そこは意識を変えるべき部分ではないかなというふうに思います。
基本的にあなたが借金をした場合、リスクを負うのは貸す銀行の側です。
だからこそ銀行は銃箱の隅を突くようにあなたの事業計画をチェックするでしょうし、厳しい言葉も出てくるかもしれません。
あなたが本当に信用できる人なのか、銀行は見極めるためにいろんな角度からあなたのことを調べると思います。
これまでは○○会社のペケペケですというだけで信用してくれていた銀行が、全くこの身一つになった途端に信用してくれなくなってしまいます。
その信用されていないという状況が目の前に突きつけられるだけでメンタル的にやられる方もいらっしゃるかもしれません。
でもそれって当然のことなんですよね。
なぜならそれだけ大きなリスクを銀行が負っているわけですから。
資本主義経済はそのように回っているわけです。
企業化マインドを身につけていくにあたっては、事業資金を借りることに必要以上の恐れを抱かないようにしていただきたいと思います。
リスクを負ってくれた銀行に感謝しつつ、恩返しとして自分の事業を成長させていけばいいのです。
そういうマインドで銀行と付き合い、足りない資金は積極的に借り入れをしていければいいかと思っています。
ぜひ借金という言葉だけで恐れおののくことなく、前向きに事業に必要な道具であるお金を調達するんだという、
単なるそれだけの意識で銀行との付き合いも積極的にしていっていただければなというふうに思います。
この番組では、企業を目指すサラリーマンの方に私自身の経験を踏まえて有益な情報を発信していきたいと思います。
少しでも面白そうだなと思ってくださった方は番組のフォローをお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
今回のポッドキャストはいかがでしたか。
番組では宇佐美さとるへの質問をお待ちしています。
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番組のフォローやレビュー、コメントもお待ちしています。
それではまた次回もお聞きください。ご機嫌よう、さようなら。
この番組は提供スパルタ式オンライン英会話LAT
プロデュース宇佐美さとる
ナレーション馬車がお届けしました。