架空ラジオ
サマリー
エピソードでは、刺身ちゃんが過去の激しい怒りの感情について語り、それが現在の魅力や思索にどのように影響を与えているのかを探ります。彼の経験を通じて、怒りが他者への共感力を育む土台になり得る可能性も示唆されています。
刺身ちゃんの過去の怒り
さて今回はですね、厳益な精神科医であり、元うつ病経験者、そして配信者でもある【刺身ちゃん】、この方の配信記録を深掘りしていきたいと思います。
ご提供いただいたのはその配信ログですね。これがまた非常に率直というか、いやー時として、えーそこまで行っちゃうって、こっちがのけぞるような凄まじい配信なんですよ。
えー、特に今回は彼の語る怒りという感情ですね。これがまあ過去から今に至るまでどう変わっていったのか、そしてそれが今の彼のなんていうか独特の魅力、まあ危うさと神人へのオーラとも言えますけど、それにどう繋がっているのか。
この変遷を追うだけでもあのかなりスリリングだと思いますよ。過去のエピソードがまあちょっと普通じゃないですからね。
まさに怒りの年代記って感じですね。さあじゃあ【刺身ちゃん】の心の奥底、その激しい感情の移り変わりを一緒に探っていきましょうか。
いやー何が見えてくるのか、ちょっとドキドキしますねこれは。配信の中で語られる過去がもう本当に赤白かかで、特にあの学生時代のブログですか、あれはもう現代だったら、いや当時でも大炎上間違いなしみたいなリア充、まあつまり現実が充実しているひとたきですね。
滅びろー!みたいな。もう世の中全部に対する呪いの言葉がワハッと並んでる。まさにこう呪詛のシンフォニーですよあれは。
しかもですよ、あの半裸で野良猫を追いかけ回して本気でこう危害を加えようと考えた、なんて話もしてるんですよね。
うーん、尋常じゃない怒りと、あとは深い孤独感、それがもう渦巻いてたんだろうなぁと。まるで世界全体が敵?みたいな。社会全体に宣戦布告しているような、なんかもう桁外れのエネルギーですよね。
ああ、そのエネルギーの根底にはやっぱり医学部でのプレッシャーとか社会への不満、あとはまあ異性にもてないことへの絶望感とか、なんかいろんなものがぐちゃぐちゃに絡み合ってたみたいですね。
こんな世の中クソだ!俺が絶対正しいんだ!っていうある種の万能感、それとだから俺は不当に扱われてるんだっていうこう被害者意識。
ええ、その万能感と被害者意識が奇妙に同居している感じ、非常に危うい精神状態だったってご自身で分析されてますよね。
いや、今聞いてもその煮えたぎるマグマみたいな感じ伝わってきますよ。
で、ここがすごく面白いというか彼の話の革新部分だと思うんですけど、今の視点からその過去の自分を完全に人間じゃなかった、なんかもう異世界にいたみたいに言ってるんですよ。
でもそれをなんていうか突き放してない。
ああ、切り捨ててないんですね。
そうなんです。じゃあなんでそんな状態からこっちの人間の世界に戻ってこれたんだろうってすごく冷静に、でも深く自己分析してるんです。
その変わるきっかけとして、僕をちゃんと人間として扱ってくれる人たちとの出会いを挙げてますね。化け物扱いじゃなくて一人の人間として向き合ってくれたと。
ええ、だからこそ今の彼はネットとかで過激な発言をする人を見ても昔の自分をこう重ねちゃうんでしょうね。で、はいこの人異常者ね、で簡単には切り捨てられない、切り捨てたくないと語ってる。
なるほど。その怒りの裏にある弱さとか、あるいはたとえそれが歪んでたとしても何か守りたかったものがあるんじゃないかとか、そういうのを理解しようとする視点?
共感力の形成
そうですね。これはもう精神科医としての臨床経験も絶対影響してるでしょうね。
例えばあの、ひろゆきさんみたいな僕は怒りません、ディスタンスの人に対しても、いやいやその冷静さの裏には実はこういう感情があるんじゃないの?みたいにグッと含み込んで分析したり。
ああ、表面だけじゃなくてその奥を見ようとしてるんですね。
ええ、真相審議への探求心みたいなものが感じられます。
なるほどなあ。過去の人間じゃなかった自分へのある意味冷徹な客観的な視線と、今出会う他者の怒りに対するある種の共感。
このなんていうかすごい触れ幅とそれをつなぐ深い洞察。これこそが彼の配信の抗えない魅力の源泉なのかもしれないですね。
単なる暴露話じゃなくて、人間のこうどうしようもない複雑さとか矛盾とかを突きつけてくる感じがします。
そうですね、ここであの聞いてくださっている皆さんにとっても一つ重要な視点が出てくると思うんですよ。
それは過去に抱えていた強烈なネガティブな感情、今回で言えば怒りですけど、それが時間を経て他者への深い共感力とか理解力を育む土台になり得るんじゃないかっていう。
ある種客説的な可能性ですよね。闇が深かったからこそ光のありがたみとか他の人が抱える影にも敏感になれるみたいな。
確かに、さしみちゃんみたいにかつてはもう世界を呪うほどの激しい怒りを抱えていた人が、今は他者の怒りの背景を理解しようとしている。
この事実を知ると、皆さんの周りにいる一見すると、なんでこの人こんなに怒ってるんだろうって理解しがたい怒りに対する見方も少し変わってくるかもしれませんね。
その表面的な激しい怒りの言葉の奥には、もしかしたらその人なりの失死の叫び声、SOSだったりとか、あるいは誰にもわかってもらえない深い孤独が隠されているのかもしれない。
そんな可能性についてちょっとだけ思いを巡らせてみるのも面白いんじゃないでしょうか。
05:45
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