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2025-07-26 05:46

【架空ラジオ】父性の自己犠牲スキーマ

架空ラジオ

サマリー

本エピソードでは、刺身ちゃんが自己犠牲スキーマについて自身の経験を通じて深く掘り下げ、父親との関係から受けた影響を語っています。また、彼の配信スタイルや人間関係にこのスキーマがどのように作用しているかを明らかにしています。

自己犠牲スキーマの探求
さて今回はですね、現役精神科医で、元うつ病患者でもある【刺身ちゃん】のライブ配信記録、これをちょっと見ていきたいなと。
ご本人が自身の心理、特に自己犠牲スキーマって呼んでるパターンについて、かなり深く語ってるんですよね。
しかも、AI、チュール菩薩でしたっけ?これも会話に参加してるっていう結構ユニークな。
非常に現代的というか、面白い試みですよね。やっぱり配信者ご自身が、かなり複雑な内面と向き合っている感じが伝わってきます。
今回の記録では、特にそのお父さんから受け継いだかもしれないって感じている自己犠牲スキーマ、
これがご自身の人間関係とか、あるいは配信のスタイルにどう影響しているのか、そのあたりの確信を探っていければなと。
これって結構、聞いているあなた自身の人間関係にも何か通じる部分があるかもしれない、普遍的なテーマだと思うんですよ。
確かに。じゃあ早速、その自己犠牲スキーマ、具体的にはどういうものなのか、ちょっと解き明かしていきましょうか。
はい。さしみちゃんが語るにはですね、可哀想だなって感じる相手がいると、無意識に、
ああ、なんかしてあげなきゃって、そういう強い衝動に駆られちゃう、そういう心理パターンみたいなんですね。
ああ、なるほど。助けなきゃって。
ええ。ただそれが、どう超えしてくると、今度は自分が重荷を感じちゃって、最終的にはなんか相手に不満を持ったり、あれはもう距離を置きたいなって思っちゃうと。
配信でも言ってましたけど、恋愛とか、あといわゆる推し活、特定の人をすごく応援する活動でも、最初は純粋な行為のはずが、
なんかいつの間にか可哀想だから助けなきゃみたいのにすり替わっちゃうことがあると。
相手も送っても、これで満足してくれるかなとか、あれ、なんで自分がお金?みたいな疑問が湧いてきて、だんだん自分の気持ちが重くなっちゃうって。
さにそうなんですよね。で、関係性が深まれば深まるほど、その助けなきゃモードがより強く作動しちゃう。
結果的に相手の存在そのものが、もう重荷に感じられちゃう。これをさしみちゃうは、自像モードとも表現してましたね。
自像モードですか。それって、つまり相手に感情を移入しすぎて、かえって自分がフリーズしちゃうみたいな感じですかね。
父親からの影響
ああ、そうですね。そういうふうに捉えられますね。相手の痛みとか、まあ欠点みたいなものにちょっと過剰に共感しちゃうがゆえに、
もうどう動いていいかわからなくなって、結果的にこう関係から距離を取ろうとしちゃう。一種の防衛反応とも言えるかもしれませんね。
うーん、なるほど。そしてすごく興味深いのは、このパターンがご自身の父親にも見られるって気づいた点ですよね。
引きこもりの弟さんを長年支え続けているお父さんの姿に、単なる愛情だけじゃなくて、見捨てられないとか損切りできないみたいな義務感、つまり自己犠牲が働いてるんじゃないかって分析してました。
ええ。さらに踏み込んで、お父さんがお母さんと結婚した経緯、そこにももしかしたら同じような可哀想だから何とかしなきゃっていう動機があったんじゃないかって推察してるんですね。
そしてその関係性を断ち切れないっていう性質を自分自身もかなり色濃く受け継いでるんじゃないかと、まるでなんかお父さんの人生の一部を生きてるような感覚があるとまで言ってましてね。
うわー、父親から受け継いだかもしれない切り離せなさか。それがサシミちゃん自身の対人関係には具体的にはどういう影響が出てるんでしょう?
やはりこの助けなきゃモード、つまり自己犠牲スキーマが発動するのを恐れるあまり、無意識のうちに人との深い関わりを避ける傾向があるみたいなんですね。
だから過去のいわゆるパパ活とか、あるいは多数の対象を同時に応援する推し活、そして現在の匿名性の高いライブ配信っていう形態は、彼にとっては深入りせずに済む、ある意味で安全なコミュニケーションなのかもしれないですね。
なるほどなぁ、近づきすぎるとそのかわいそうセンサーが反応して、自分が重みを背負ってしまうかもしれないと、だからあえて浅い関係性を保つことで自分を守ってる、そういうことなんですね。
配信でもリスナーとの関係が浅いからこそこの配信は続いてるんだ、みたいな趣旨も発言ありましたよね。その気迫さが逆説的に継続を可能にしてるっていう。
えー、すごく正直な自己分析だと思います。まあまとめると、さしみちゃんの配信記録っていうのは、お父さんから受け継いだかもしれない、自己犠牲スキーマへのまあ気づきと、それが深い繋がりへの恐れみたいなものを生んで、結果として浅い関係性を求めるっていう、一見矛盾した行動にどう繋がってるのか、その探求の記録と言えるんじゃないでしょうか。
でも、こうやってAIとの対話も使いながら、ご自身のパターンに気づいて、それを言葉にしてるっていうこと自体が本当に大きな一歩ですよね。配信の中で、AIのチュール菩薩も、気づいてることは大きな変化だって指摘してましたし。
まさにその通りだと思います。そこでですね、あなたにもちょっと問いかけてみたいんですけど、家族から受け継いだなって感じる、あるいは無意識に繰り返してるような感情的なパターンが、ご自身の人間関係の距離感を左右してるなって感じることはありませんか?
うーん、もし人との繋がりにおける重さとか痛み、これを避けようとする心の動きが皮肉にも本当に求めてるかもしれない親密さからも私たちを遠ざけているとしたら、そのバランスってどう取ればいいんでしょうかね?
サシミちゃんの探求は、もしかしたら私たち自身の問いでもあるのかもしれないですね。
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