2021-03-11 11:01

アメリカでの短期資金の預け先について

原稿はこちら

https://note.com/masuo_black/n/nd60b0c9d084f


トーク中に紹介した銀行口座

・CIT Bank(https://www.cit.com/cit-bank)

・Ally Bank(https://www.ally.com/)

--- Send in a voice message: https://podcasters.spotify.com/pod/show/kuromasuo/message
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駐在手当でファイヤーを目指す現役アメリカ駐在員がお送りするお金のラジオ、くろますおラジオ。さあ、今日も始まりました。今日は3月11日、木曜日の朝です。
今、私は日本にいますが、日本では3月11日といえば東日本大震災があった日ということで、日本人にとって忘れられない日ですね。
僕は3月11日、2011年は、確か就職活動中だったんですよね。午前中、都内に面接か何かで行って、ちょうど帰ってきてご飯を食べたら、地震があってというような感じでした。
僕にとっては早かったなって感じますけど、多分それぞれ皆さん感じるところがあるのかなと思いますし、今こうやって命あって元気に過ごすことができるのも非常に恵まれていることだなと、本当に改めて思います。
ということで早速今日も話していきたいと思うんですけれども、今日はアメリカでの短期資金の預け先はどうすればいいかということについて話していこうと思います。
まず今日のテーマなんですけれども、先ほど言ったようにアメリカでの短期資金預け先どこがいいのかっていうところについて話します。
こういうような質問をいただいたんですね。生活防衛資金というのが6ヶ月分から1年分ぐらい貯まったんだけど、それってどこに預けておくべきなのか。
銀行の預金金利ってすごく低いけど流動性が高くて、もっと金の高いところってアメリカにはあるのっていう質問だったんですね。
今日はこれについて答えていこうと思います。
先に答えを言っちゃうと、2つ僕からは提案があります。
1つ目はハイイールドセービング講座と言われているもの。
2つ目はCD講座、Certificate Deposit Accountと言われるものですね。
この2つについて今日は少し解説しようと思います。
まず前提条件なんですけれども、投資資産運用っていうのを始める上での大事なステップっていうのがあります。
1つ目、まずは生活防衛資金を貯めるっていうことなんですね。
生活防衛資金って何なのかっていうと、簡単に言うと何かあったときにそこからお金を出せますかっていうような資金なんですよ。
例えば自分自身が交通事故にあって手術をしなければいけないと。
ある程度保険ではカバーされるんだけれども、自分のお財布からも少し出さなければいけない。
そういうときに投資にお金を使っていて、実際その治療費にお金を出せないっていう状態はいい投資とは言えないと思うんですね。
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なのでそういうようなものを払うことができるような資金っていうのを貯めましょうと。
これが大体今の生活費、1ヶ月分の6ヶ月から12ヶ月分、1年分って言われてます。
例えば月の生活費が3000ドルだとしたら、大体18000ドルぐらいが生活防衛資金として取ってれば安心かなと一般的には言われてます。
安心っていうのは人それぞれ違うので、私はちょっと2年分欲しいとか、いやいや俺はもう半年でいいやとか、そこはもう人それぞれだと思うので、自分で決めていただいていいと思います。
これがたまってからようやく株式投資とか不動産投資とかそういうのを行っていくっていうようなステップになるので、まずここだけは皆さんきちんと頭に入れておいてください。
今日の話のテーマは生活防衛資金ってどこに入れておけばいいの?
タンスなのか普通の銀行なのか、それとももっといいところがあるのっていうのをアメリカでの僕の経験を踏まえて話していこうと思います。
ポイントは2つあります。
まず流動性が高いかどうかってことなんですね。
流動性って何かっていうと簡単に言うと、今必要って時にすぐに引き出せるかどうかってことなんですよ。
最も流動性が高いことって何かって言うと、多分タンス貯金だと思うんですよね。
家に行って、今じゃあ5000ドル必要だってなった時にタンスに行ってそこから5000ドル現金を取ってくる。
これですごく流動性が高いですよね。今すぐ使えるってことですよね。
なのでこれが緊急時にすぐ引き出せる資金かどうかっていうのは1つポイントだと思います。
2つ目のポイント、ここなんですけれども、普通の銀行口座よりも少しでもお金が増えるかどうかっていうことだと思うんですね。
これ生活防衛資金っていう名前だけあって、基本的にはノータッチである資金なんですよ。
ノータッチであるが故にずっと低金利のところに入れておくと少しずつしか増えないわけなんですよね。
今アメリカだと普通預金は平均で0.04%ぐらいって言われてます。
つまり1万ドル、その普通の預金、銀行に預けておくと大体1年間で4ドルの利息が返ってくるんですね。
なので100万円預けたら1年後には100万円とプラスアルファでスターバックスのコーヒーがいっぱい飲めるぐらいのお金が返ってくるということです。
これがすごく低いから、じゃあどこに預け入れようかっていうことなんですけども、2つあって。
1つ目、まずハイリードセービング口座っていう口座は何かっていうと、文字通り預金金利が高い口座なんですね。
さっき申し上げたように0.04%っていうのが今のアメリカの平均です。
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これ頭に入れると今ハイリードセービング口座っていうのは0.5%とか0.6%っていうのは結構ゴロゴロあるんですね。
これどうなる、どういうことかっていうと、1万ドル入れておくとだいたい50ドル利息として返ってくる。
だから普通預金さっき4ドルだったと思うんですけど、0.5%だったら10倍以上が返ってくるっていうことですよね。
これって結構大きいと思うんですよ。
これは緊急時にいつでも引き出せるような口座です。
これすごくいいですよね。
一方で毎月引き出せる回数が決まってることが多いんですよ。
例えばこの口座からは月に5回しか引き出せませんよとか、6回までしか引き出せませんよとか、
それって回数が決まってることが多い。
また最低の預金残高っていうのを設定してるところも多いんですね。
例えば最低でも2000ドルは入れてくださいとか、5000ドルは入れてくださいとか、
結構金融機関とかハイリードセービングアカウントの内容によってまちまちなんですけれども、
ここが少しデメリットかなと思います。
ただ何度も言うように生活防衛資金って6ヶ月分から1年分っていうそこそこ大きい金額。
これって多分最低預金残高を満たす金額だと思うんですね。
かつ緊急時の資金なんで何度も何度も毎月引き出す資金ではないわけですよ。
だから個人的には引き出せる回数が決まってしまっているっていうのはそんなにハードルが高くない。
むしろずっと塩漬けで入れていくような資金なのでいいのかなと。
かつ何かあったらいつでも引き出していくということで、
個人的には僕はこの講座に預け入れておくのがお勧めかなと思ってます。
いくつかお勧めの銀行講座あるんですけど、僕はCITバンクっていう講座がお勧めだと思ってます。
CITバンクに関しては概要欄にリンクを貼っておくので、気になった方はチェックしてみてください。
2つ目なんですけども、CDアカウントって言われてるものです。
これはいわゆる日本でいう提供金みたいなものなんですね。
提供金って何かっていうとある一定期間、例えば1年間とか2年間とか5年間とか決まった期間、
お金を預けておくと高い利息がついて帰ってくるっていうものなんですね。
結構見てるとやっぱり0.7%とか高いもの1%超えてるものとかあるんですね。
今ちょっと歴史的な低金利なんですけれども、1年前2年前だと本当に2%とかそういうような利息で帰ってくるものっていっぱいあったみたいなんですね。
日本って今やっぱり0.01%とか0.001とか本当に銀行に入れてても全然帰ってこないっていうのと比べると、
やっぱりアメリカの銀行ってすごく利息が高くていいなっていうのを感じてます。
これは期間内に引き出しちゃうとプナリティが発生するんですよ。
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例えば1年間のCDアカウントってなってると、ここに例えば半年ぐらいで何か必要だなって思って引き出しちゃうとプナリティが発生します。
なので生活防衛資金の中でももう全体使わないようなところだけをCDアカウントに入れて、
残りをハイリードセービング入れたりとかそういうちょっと細かい分け方も使いようによってはあるかなと思っていて、
結構そういう分け方とかが割と中級者向きなのかなと思ってます。
なのでこれから資産運用始めたいなっていう、本当僕はビギナーだなっていう自分で思う方は、
僕はCD口座よりもハイリードセービングの方を開くことをお勧めします。
ここで有名なのはオンラインバンクのアリバンクとか、
そういうところが有名なのでここも概要欄にリンクを貼っておきます。
ということで最後まとめなんですけれども、生活防衛資金、確かにそんなに額は大きくないかもしれないですけれども、
それも賢く増やしていこうっていうのが資産運用をしているお金持ちたちのマインドですか。
仮に1年で50ドルしか返ってこなくたとしても、それが2年3年5年10年となったら、
どんどんどんどん大きなものになっていくので、チェリーも積まれば山となると言いますが、
そういうようなマインドで日々コツコツやっていきましょうということですね。
ということで今日はこの辺で終わりたいと思うんですけれども、
最後にこの番組ではこういうようなお金の話とか、
自由な人生について考えるっていうのをアメリカから発信しています。
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ということで今日も頑張っていきましょう。さよなら。
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