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深夜の電動だから、まさか映画になるとは思ってなかった。映画にしたいです、というふうにお二人にお話ししたときに、
えっ、本当に?みたいな感じでびっくりされていて、でも本当に出来上がったものを見て、すごくいいものになったなというふうにお二人とも言ってくださっているので。
黒木瞳の映画ここだけバナシ
こんにちは、今日も聞いていただきありがとうございます。
映画に携わる様々なジャンルのプロフェッショナルをお招きする黒木瞳の映画ここだけバナシ。
今回も劇場版、昨日何食べた?のプロデューサー、瀬戸麻理子さんにお越しいただきました。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
昨日何食べた?は連ドラの時から私も全部拝見させていただいて、いよいよ劇場版ということで、プロデューサーとしてはいかがな、どんな思いでいらっしゃいますか。
そろそろ公開、間近になってきましたので、映画として見ていただくのは、今までドラマを見ていただいた方に見ていただくのが初めてなので、ドキドキしております。
どんな感想があるか、楽しみでもあり緊張しています。
せっかくですから、プロデューサーの本音をちょっと伺いたいんですけれども。
自分は何もできないと言ったらなんですけど、やっぱりプロの方、いろんな部署のプロの方がいらっしゃって、その方々が作り上げてもらうものをうまく調整したりとか、遠隔に進むようにするっていうのが本当に仕事なので、
何のプロでもない自分なので、こんなことしかできないっていう感じではあります。
そんなことないんじゃないですか。だって、もともとはAVX Picturesでいらして、それで元省畜映画、アニメ事業部プロデューサーでいらして。
そうですね。もともと新卒の時から映画会社に入っているんですけど、プロデューサーになったのは省畜に入ってからでした。
企画は本当に、おぼれるナイフ、これはまた有名な映画です。素晴らしい映画でしたし、さよならくちびる。
今回その劇場版、昨日何食べたも企画でプロデューサーということなんですが、どういった経緯でまず企画を考えられるんですか。
そうですね。もともと漫画とかドラマも映画もすごく好きで、小さい時から一ファンとして見てきた。
いっぱい見てきたなというふうに思っているので、自分が見たいものっていうのが、自分が好きだなと思ったものだとか、自分が見たいなと思うものをまずは企画として考えるところからですかね。
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それが本当にお仕事とかビジネスとして成り立つのかっていうところも含めて、そこから精査していくという形でいつも考えています。
テレビの時のプロデューサーと映画の時のプロデューサーだと、役割が少し変わってきますよね。
そうですね。テレビの場合はやはりテレビ局が求めるものっていうのを作っていくっていうことになるんですけど、
映画はお金を出して、一般の観客の方にお金を出してもらう。そのもの自体にお金を出してもらうので、
その方たちをいかに多くするかっていうところを考えながら企画を立てるので、またやっぱりちょっと違うところは大きいですね。
でもいろんな映画の企画もなさってますので、その辺はテレビも映画も100千年までやってきてらっしゃるので。
もう全然まだまだちっぽけな人間です。
研究でいらっしゃいますけれども、視聴者層とSNSの相性が良くてフォロワー数が現在17万以上だと伺ったんですけど。
そうですね。本当にSNSをよく使ってくださる方にこの作品のファンになってくださる方が多かったのかなってことと、
あとやっぱり感想を語り合いたいとか、もっと情報を知りたいなって思っていただいて前向きになっていただけてる方が多いのかなというふうには思いますね。
それが相乗効果となって多くの方に知っていただいたということですね。
じゃあ映画の方も同じような情報で広めていかれるんですか。
はい。宣伝部の皆さんにSNSも頑張っていただいていて、場面写真を出すだけでも盛り上がっていただいたりするので、こちらも出し甲斐があるなと思いながらやらせていただいています。
西島さんや内野さんはどのような発言をなさっているんですか、この劇場版に関しては。
深夜のデンドラからまさか映画になるとは思ってなかったというふうに、映画にしたいですっていうふうにお二人にもお話ししたときに、え、本当に?みたいな感じでびっくりされていて、
でも本当に出来上がったものを見てすごくいいものになったなっていうふうにお二人とも言ってくださっているので。
じゃあもうお二人とも大満足ということで。
はい、そう思っております。
でもやはりテレビから映画になるっていうのは役者としては大変嬉しいですね。もちろんスタッフもそうですけど、嬉しいですよね。
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それは本当にそう言っていただけると良かったなと思います。
成功の証ですものね。
そうですね。やっぱりシニアドラマだったので結構いろんな制約とか大変なことをスタッフにもキャストさんにもしていただいてたので、映画になってそういう嬉しいと思ってもらえてたら私も嬉しいなというふうに思います。
テレビでヒットしたから、映画も劇場版もヒットさせたいですものね。ただ認知度があるっていう強みはありますよね。
そうですね。本当にそれはやっぱりさっきのSNSで17万人とかそういった下地を作ってこれたっていうことがあるので、皆さんのファンの方のおかげなんですけど、それをさらに広げてきっとできたらいいなとは思ってます。
皆さん拡散していただけるように。
そうですね。
引き続きとしていただいて、ですよね。だって映画って本当に年間1000本ぐらいある中で、やっぱりそんな映画あったのっていう映画もありますから、そういった中で認知度高い映画っていうのはやっぱり心強いでしょうし、多くの方にもう一回見ていただけるっていうのは、シロさんとケンジが帰ってくるという。
本当にダイスクリーンでお料理とかドアップで映るような映画ってなかなかないと思うので、そういった意味でも楽しんでいただけるんではないかなとは思います。
しかも美味しいんですよね。
はい。
それからその関連グッズを充実させるっていうことも考えられたそうですけど。
そうですね。これもビジネスの話になってしまうんですけど、やっぱりファンの方に楽しんでもらえるようにグッズがあったらいいなっていうふうに、自分も視聴者だったら欲しいなって思うので、そういった考えるんですけど、やっぱりアニメーションのようにキャラクターグッズがたくさんできるものでは実写映画だとないので、何かできないかなっていうことはよく考えてまして。
もともと連続ドラマの時に、ジルベール初登場の時にハリネズミのTシャツを着てるんですけど、原作では象っていう象の線画、本当に簡単な象が書いてあって、象って書いてあるTシャツを着て初登場するんですけど、
そのままにしない。せっかくなんで、ドラマで新しいものを作ろうかって言ってスタッフと話して、ハリネズミのTシャツが生まれたんですね。そのグッズとかもテレビ局長さんが作ってくださって盛り上がったので、これは映画でも同じようなことをしようかなと思ってですね。
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今回もジルベールに2パターンのTシャツを美術の井上さんっていう方がデザインしてくださってるんですけど、彼に書いていただいて着させています。グッズもできるそうなので。
それも楽しみですよね。やっぱり経済効果のためでもありますしね。
おそらく10月20日オンエアということは、もう10月ですから緊急事態も解除されているだろうという時期ですからね。
そうですね。やっぱり映画館が今、9月の段階だと半分の席しか開けてなかったりとか、あとは9時以降は営業してなかったりということで、なかなかやっぱり見る方にとっても、こちらの関係者にとってもつらい時期ではあるんですけど。
11月になったら、きっと100%で見れて、夜も空いてるので嬉しいなと思ってます。
そうですね。感染対策を十分にしながら、見ていただきたいという、劇場で見ていただきたいですよね。
でもプロデューサーとしてやってよかったなーって思う瞬間ってのはどういう時ですか?
そうですね。作ったものを見ていただいた方に、こういうふうに見てほしいなとか、こういう思いが伝わったらいいなっていうものが届いたなっていう瞬間がやっぱり最高ですね。その瞬間はすごく嬉しいなというふうに思います。
でも最近はスタッフさんが、現場がやっぱりすごく好きなんですけど、スタッフの方って、私はプロデューサーなので、自分の作品でしか現場にはいかないんですけど、スタッフさんってやっぱり現場から現場に移られていくというか、その中でこの作品に携わってよかったなっていうふうに思ってもらえると嬉しいなっていうのは、
最近特に思うことですね。
そうですよね。
多くの作品に携わってらっしゃるから、スタッフの方々。
この作品があって、ご自分の中でもやっぱり好きな作品の一つにしていただきたいですもんね。
そうなんです。それはすごい最近思ってます。
でもね、思いがお客様に届く瞬間っていうのはやっぱり祝福でしょうね。
そうですね。特に映画だと本当に、さっきもお伝えしたんですけど、見る方っていうのがリアルに、例えば私も一緒に映画館に行くと、そこで見た方も一緒に見れるっていうか、そういう瞬間を共にできるっていうのはすごく嬉しいです。
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劇場版、昨日何食べた?は11月3日公開です。よろしくお願いします。