1. 黒木瞳の映画ここだけバナシ
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2021-10-13 13:58

21_2 映画に出てくる美味しいもの、料理シーンへのこだわり(プロデューサー 瀬戸麻理子さん)


今週は11月3日に公開の、劇場版「きのう何食べた?」のプロデューサー瀬戸麻理子さんがゲストです!今回は、美味しい料理が主役の一人ともいえるこの作品での「料理シーンへのこだわり、料理のおいしいみせ方」を“ここだけバナシ” していきます

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必ずケンジが、「これは高校で美味しいね。」とか、
そういったコメントをしてくれるっていうのって、
普通の日常でもあった方がいいよねっていうか、
やっぱり作ってくれてありがとうっていう感謝だったりとか、
食べて美味しいって言ってくれてありがとうっていう、
お互いのその気持ちが、すごくこの作品にいいところかなと。
本当ですね。
黒木瞳の映画ここだけバナシ。
こんにちは。今日も聞いていただきありがとうございます。
映画に携わる様々なジャンルのプロフェッショナルをお招きする、
黒木瞳の映画ここだけバナシ。
今日は、11月3日公開の劇場版、
昨日何食べた?のプロデューサーであります、瀬戸麻理子さんにお越しいただきました。
今日もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
今回は、美味しいお料理が主役ともいえる作品であります。
その料理シーンへのこだわり、料理の美味しい見せ方というテーマで、
ちょっとここだけ話をしていただきたいと思うんですけれども。
美味しそうですよね。映画でも。
そうなんです。
パンに。
キャラメルリンゴ。
そうそう、リンゴ。
リンゴをいただくのは、大先生っていう事務所の。
事務所の先生からリンゴをいただいて、
そのリンゴをどうしようかなと、志郎さんが悩み、
それで美味しいジャムを作られるんですよね。
ケンジの好きなものを作ってやろうということで、
リンゴのキャラメルにトーストを乗せ、トーストっていうのを作るんですけど、
元々やっぱり原作に出てくるお料理が、本当に美味しそうなものばかりなんですけど、
その中でも、映画でもやはり4回ぐらい料理のシーンがあるんですけど、
甘いものと、剛性なものと、いろいろよりどりみどりで、映画にも出てきますので。
瀬戸さんもそのジャムを作りになったんですって。
そうなんです。いちごジャムがレンドラの時に出てきたものであって、
これなら作れるかなと思ってやったんですけど、
ちょっと砂糖の量が少なかったのか、全然美味しそうにできなかったので、
こんなにできない人もいるんだなという感じでした。
でも、ジャムって、私ブルーベリーとかナッツを自分で摂って作ったりするんですけど、
そうそう失敗はしないと思うんですけど、いちごジャムが難しいんじゃないですか。
そうなんですかね。多分砂糖をあんまり量を少なくしてしまったのがいけないのか、
あんまりもう少し水が出てきて、ドラマだとすごい美味しそうになってたんですけど、
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なんかそうならなくてですね、あれって思っちゃったんです。
で、フードスタイリストが山崎真也さんなんですね。
そうですね。山崎さんは中井監督とCMでご一緒されていたご縁でお願いしたんですけど、
もともと原作のファンでいらっしゃって、すごく喜んでお引き受けいただいて、
こちらも助かりました。山崎さんのおかげで。
映画でも山崎さんがフードスタイリストでらしたということです。
本当に切り方から食材の置き方、それから何から順番をやっていいかみたいな、
そういうところも全て、やっぱりこのフードスタイリストである山崎さんからのご指導なんですか。
そうですね。もう本当に撮影の前にその手順を、自分でやられたものを動画を作っていただいて、
それをスタッフみんなで見たりとか西島さんたちにも見せた上で、料理をやるという形にしてくださっていて、
ものすごく細部まで気を使って、いろいろやっていただいてましたね。
本当に西島さんがお作りになってたんですか。
はい。西島さんすごい、最初からお上手だったんですけど、どんどん。
最初からお上手だったんですか。
最初からお上手でした。多分前に出演されてた映画で、
映画で。
一度そういう料理をお習いになったということです。
なので最初からすごくお上手ではあったんですけど、どんどんどんどん。
お上手になられて。
もうこれやってくださいって言って、はい。かつらむきとかできちゃうぐらいなんで、本当にすごい。
イメージが西島さんがお料理をするっていう、まずそこにギャップがあって、それがすごく刺激的だったんですけれども、
本当にこちら見てるこちらもすごいと思いながら、いつもワクワクして見させていただいてます。
そうなんですね。原作者の吉永文先生が実際に作っておいしかったものを、その漫画原作に書かれてるわけですよね。
そうなんです。
吉永先生はお料理がお好きなんですか?
はい、お好きなんです。
もともとこの漫画も、お料理を作る漫画がやりたくて、それを男性同士のカップルでやりたいっていうことから始められているんですけど、
すごいいろんなことを知ってらっしゃるし、いろんなメニューを、だんだん感を重ねるにつれて、やっぱりメニューを考えなきゃいけないので、いろんな人に聞いたりしてるとは言ってらっしゃいましたけど。
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なるほど、そうですよね。しかも手際よく作っていかなきゃいけない料理を選ばなきゃいけないので。
そうなんですよね。やっぱりどんな人でもどんなところでもスーパーでも買えるような食材だったりとか、調味料も家にあるものを使ってできるメニューっていうのを、基本的にそれでやるっていうことを考えられているので。
先ほども出てきました、映画の中でリンゴジャム。それにケンジがもう一手間かけますよね。
アイスを乗せて。あれがものすごくおいしかったらしくですね。西島さんも内野さんも取材で何がおいしかったですかって聞かれると必ず。
おっしゃるの。
あれを絶対にあれですって言いますね。
すごいアイディアだなってちょっとした工夫ですけれども。
本当に吉永先生があれはアップルパイ、アメリカだとアップルパイにアイスを乗せるのが普通なんだみたいなことをおっしゃっていて、それを模してるんですよっていうふうなことをおっしゃってました。
そうなんですか。
アップルパイは意外と簡単にできるケーキではあるんですけれども。
さすがです。
ですけど、そこにアイスクリームを加えるっていうのはおしゃれですし、それを男性2人が召し上がるっていうところが、とても本和感して。
本当においしかったので、本当においしいっていう表情が2人とも。
実際のおいしいっていう表情だと思います。
演技じゃなくてね。
そんなお顔でした、お2人とも。
そうなんですよね。
本当においしそうに召し上がるんですけれども。
中江監督はCMでもお料理を撮影していらっしゃるというところなんですけれども、中江監督にお決めになられたポイントっていうのはどういったところでした?
そうですね。やっぱり今おっしゃっていただいたように、CMで料理とか撮られていたりとか、あとやっぱり人の心の機微っていうか、雰囲気っていうのを綺麗に撮られる監督だなっていうことで、中江監督にオファーさせていただきました。
何とおっしゃってました?オファーされた時は。
断れないみたいな。
どういう意味です?
中江さんとよくお仕事されているCMの代理手の方にもお話を一緒にしていただいたので、断れないっていうことだと思います。
でもヒットドラマですから、そういった作品を劇場版っていうと、中江監督も気合が入られたんじゃないですか。
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そうですね。ドラマから引き続きで映画も中江監督がやっていただいたんですけど、やっぱりここまで大ヒットできたものをあの映画ができたということで、中江監督もきっと気合が入っていたと思ってはいます。
しかも男性なので、男性の気持ち、主役お二人のね、男性カップルの気持ちっていうのも両方の気持ちがお分かりになるんじゃないですか。
そうですね。中江さんのいいところは、役者さんが、やっぱり西島さんと千代さんがすごく演技をする前にいろんなことを話し合ってこうしたいみたいなことを受け止めながらやり取りをいつもされていて、
そういったところがお二人とうまく噛み合って映像が作られているというか、お二人と一緒に作っているという感じがすごくしましたね。
もちろん原作でもあるんでしょうけれども、ケンジはシロさんと呼び、シロはケンジと呼び捨てにする、ああいったところが全然ブレないじゃないですか。お二人の関係性がすごくよくわかるじゃないですか。
それで、変な話、エッチなシーンがないんですよね。
そうなんです。
それは心がけられたところですよね。
そうですね。
映画でもお客様に想像させるみたいな。
そうですね。そこはそういうポリシーでやってました。
それがやっぱり爽やかで、見ている人が心が温かくなるというか、もうちょっと見たいなみたいなところもなきにしもあらずなんですが。
そうですね。それをもうちょっと見たいなっていうところにしてます。
それはドラマの時もね、映画も同じでしたけれども、それはポリシーということで。
ドラマの時、ケンジが泣きながら語るシーンがなんかありましたよね。
すごいもう神回だなとかって思った。
とにかくお二人の演技も去ることながら、白尾さんっていうキャラクターと内野さん演じるケンジというキャラクターがもうブレないというか、
もうしっかりキャラクター付けされているので、だから見ている方も違和感がないというか。
そうですね。お二人が本当に白尾とケンジについて話し合われながら演技をされていて、
なんでもう本当に二人の中で出来上がったものを出してくれてるっていうふうに思います。
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お二人は初対面でらしたんですか最初は。
初対面ではないと思うんですけど、ただ共演は初めてっていうふうにおっしゃっていまして、
でも本当にお二人ともお互いに尊敬し合ってるというか、その関係性が多分白尾とケンジの二人の関係性にもつながってるような気はしてます。
そして美味しい料理がたくさん出てくるということで、映画の中での食事のシーンも丁寧に描いてありますし、
その食事、そのお料理の感想もちゃんとあるんですよね。
ですから見ている人の心の栄養にもなりますしね。
そうなんです。ケンジがやっぱり白尾が作った料理に対して必ずケンジがこれは高校で美味しいねとか、
そういったコメントをしてくれるっていうのって、なんか普通の日常でもあった方がいいよねっていうか、
やっぱり作ってくれてありがとうっていう感謝だったりとか、食べて美味しいって言ってくれてありがとうっていうお互いのその気持ちが、
すごくこの作品のいいところかなというふうに思ってます。
本当ですね。
本当にお話はつきませんけれども、とにかくケンジと白尾のお二人を中心に、
いろいろお二人が話し合って、キャラクターについて話し合って、そして全員で作られたっていう、
今では男性カップルって当たり前になってきたかもしれないけれども、やっぱり斬新で新鮮な作品だと私は思います。
それはありがたいです、そう言っていただけると。
はい、今日はありがとうございました。
ありがとうございます。
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