子どもの成長を感じた発表会
こんにちは、秋本くり子です。今日は、子どもの成長を感じた話をしたいと思います。
今日は保育園で発表会がありました。それで夫と一緒に見に行ってきたんですけれども、子どもの成長ってすごいなというふうに思ったので、その話をしたいと思います。
まず発表会の内容なんですけれども、毎年微妙に変わってまして、だいたい子どもたちの合唱とか合奏、楽器演奏とか、劇とか、暗唱、絵本の一節を覚えて大き声で言うとか、
あとは職員の出し物みたいなのもありましたね。保育士さんが出て何か出し物をするっていうのもあったんですけれども、
まず去年の状況からお伝えすると、去年息子は年少さんでした。劇の中で歌を歌うのよという場面があって、
2、3人ずつ一緒に舞台に上がって、一節だけ歌ってっていうのが劇の中で、いろんな子が変わる変わる、出てきては歌って、出てきては歌って、みたいな感じの進行の劇だったんですね。
基本的には、舞台に出てきた2、3人の子どもが大きい声で歌うんですけれども、袖にいる、ひかいている演じとか先生たちも一緒に歌ってくれるみたいな感じだったんですけれども、
去年は息子はお友達と2人で舞台に出てきて、いざ歌うっていう時になっても緊張しちゃったんでしょうね。声が全く出なくてですね。一緒に舞台に上がったお友達も緊張していたみたいで、
2人で文字文字して終わったっていう。袖にいるお友達とか先生とかが歌ってくれて、なんとかその場が終わったみたいな感じだったんですよね。
後から保育士の方に聞いたら、練習の時はすごく大きな声でしっかり歌えてましたよって言ってたので、やっぱり大きい、比較的大きい部屋で保護者の方がいっぱいいるところで歌うっていうのが緊張しちゃったんだろうなというふうに思ったんですよね。
親である私も人前で話したりするのはかなり苦手なタイプなので、異伝しちゃったかと思ったんですけれども、今年は歌ではなくて劇で台詞を言うっていう場面があったんですけれども、
今年年中さんという立場で、年中のお友達と年少さんも一緒に4人ぐらいで舞台に出てきたんですね。最初始まる前に出てきた後ですね、
舞台の上での立ち位置が決まっていたようで、予定した立ち位置とは違うところに年少さんがいたみたいなんですね。
息子がそっちじゃないよ、こっちだよみたいな感じで、年少さんに教えてあげている姿を見て、まずそこで驚きですよね。
そんなことできるんだと思って。まずその立ち位置を覚えているっていうことと、それを覚えてそっちじゃないよ、こっちだよっていうのを教えてあげているっていう姿に親としてはめちゃくちゃ成長を感じました。
その後、年少さんから順番に一人ずつセリフを言って終わりみたいな感じだったんですけれども、そのセリフも入れるのかな、どうなんだろうなってドキドキしながら待ってたんですけれども、無事ちゃんと言えて、しかも割と大きい声ではっきりと言えたんですね。
表情は割と固かったですけど、大きい声というよりは叫び声というか、割と怒っているのかなみたいな感じの叫び声、叫び声までは言わないんですけれども、なかなか険しい表情でですね、大きい声を張り上げていましたけど、
でも去年、一言も発することができなかったっていう姿から比べたら、すごい進歩だなと思いまして、もう完全に親ばかなんですけどね、そこですごく成長を感じたんですよね。
自分の子供だけじゃなくて、他の子たちも、本当にあれ、この前まで赤ちゃんだったのに、もうこんなにしっかりしてるんだっていうのが驚きで、自分の子供は毎日見てるんで、そこまで劇的に変わったっていう感じってしないじゃないですか。
劇での息子の活躍
でもそのお子さんってやっぱり、そんなにお迎えの時にちらっと見かけることはあっても、まじまじと見たり話してるところを聞いたりっていうことはないので、本当に他の子たちもずいぶん大きくなったし、顔つきも大人っぽくなったし、やっぱりセリフを覚えて言うだとか、
あとは楽器演奏するっていう合奏もあったんですけれども、それもですね、ちゃんと自分の役割を果たしていて、本当にすごいなというふうに思いました。
去年は息子自身も練習通りにできなかったっていうのを、結構悔やんでいたというか、ちょっとやっぱり終わった後残念そうにしてたんですよね。
でも今年は、今年もそれを引きずらないといいなとは思ってたんですけれども、割と練習はすごく楽しいって言っていて、本番早く本番来ないかなって楽しみにしていて、本番ちゃんとできたっていう感じだったので、それもすごく良かったなと思いました。
去年の経験がトラウマになってしまわないといいなというのは思ってたので、そこは本当に取り腰苦労で終わって良かったですね。
あとは、保育園の先生方が本当にいろいろ考えて試行錯誤されているなというのが見えて、
そういう発表会、学芸会とかって別に毎年同じことをやったっていいわけなんですよね。
この学年はこれをやるっていうのを決めて、それを毎年やるっていうのも一つの方法として全然ありだと思うんですけれども、毎年毎年試行錯誤されていて、
いろいろその子たちにあったもの、あっただしものをベストな形でやろうっていうのをされているっていうのがすごく感じられて、
本当その先生たちには感謝ですよね。もう感謝しかないです、本当に。
もともとは私はどちらかというと発表会とか学芸会とかって否定派で、
もちろん自分がその人前に立つのがあんまり好きじゃないっていうのがあるからなのかもしれないんですけれども、
幼稚園というか未小学児にそれをさせる必要があるのかなっていうのが疑問で、
その発表会のための練習って、やっぱり子どもを肩にはめる行為みたいな感じが私はしてしまってたんですね。
合唱にしろ劇にしろ正解があって、
その正解、いかにその正解に近づけるか、いかに完璧に間違いなく、
4歳、5歳の子どもたちがそれをやる必要があるのかなっていうのはすごい疑問に思ってたので、
去年の学芸会の後の保護者のアンケートとかでは、
否定的なことというかなるべく子どもたちの原点を教えていただくように、
子供たちに本当に必要なことの方を優先させて欲しいですっていうような趣旨のことを書いたんですね。
先生方の工夫と子どもたちの楽しさ
本当に必要なことっていうのは、私の中ではその体を動かすことだったり、自然と触れ合うことだったり、
その、劇で完璧を目指すよりも、そっと自然に動かせることだったり、
その発想にしても、それぞれ子供たちが好きな、自分が好きな楽器を選んで、
で、それをみんなと一緒にやる。
で、劇の中でも決まった劇ではなくて、
それぞれ自分の好きな楽器を選んで、
それをみんなと一緒にやる。
で、劇の中でも決まった劇ではなくて、
それぞれ自分の得意を披露するみたいな場面が用意されていて、
例えば、レゴでこういうの作ったよって言って、本当にその子が作ったものを見せたりだとか、
剣玉とか駒とかが得意なんだって言って、
実際にその場で駒回しとか剣玉とかを子供たちがやったりだとか、
それで、剣玉がうまくできたら会場からもはっていて、
拍手が沸き起こるんですよね。
そういう、本当にその子の得意をその場で発表するっていう機会なんだなっていう、
そういう場に、今年は選手たちがすごい頑張って作り変えてくださったんだなっていうのが伝わってきて、
こういう発表会ならとてもいいなというふうに思いました。
なんだかんだ言って、子供たちが楽しんでいるのが一番ですよね。
やっぱりそれがないと、何をやってもただの大人からの押し付けになってしまうので、
本当に楽しそうにしていて、そこが一番良かったなというふうに思います。
それでは、今日はこの辺で。さようなら。