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こんにちは、秋本くり子です。今日は、「仕事は人に集まる」という話をしたいと思います。
よく会社の看板があるから仕事をできるっていう話がありますけれども、それはもちろん会社があってこその仕事ではあるんですが、
その中でもやっぱり会社へ仕事を頼むというよりは、その人に仕事を頼む、その人に対して仕事が集まってくるっていう側面が強いよなというふうに思ったので、その話をしたいと思います。
今日、私は物流関係の部署にいるんですけれども、物流会社さんにある輸送の案件の見積もりを依頼するという場面がありました。
小さいものであれば、とにかく安いところを選ぶというような選び方もあるんですけれども、
ちょっとそれは大きめの案件だったので、どこに見積もりを依頼しようかというのを考えた時に、やっぱりその担当者、どういった人が手配してくれるかというところで選んだんですよね。
もちろん、発注先、物流会社さんによっては、例えばトラックの保有台数が多かったりとか、
あと、倉庫がたくさんあったりだとか、広い倉庫を持っていたりだとか、そういったハード面の違いというのも、もちろんありはするんですけれども、
それよりも、大きい案件を回す時って、絶対にトラブルが付きものなんですよね。
トラブルまではいかないにしても、想定と違うことが起こるのが当たり前で、
そういったことが、想定とは違うことが起こった時に、より柔軟に対応してくれそうな担当者の人にやっぱり選びたいと思うんですね。
やっぱり担当者によっては、最初言ってたのと違うじゃないですかって言って、あからさまに嫌な顔される場合もあるんです。
それはわかるんですけれども、もちろん最初の想定通りにこちらもやりたいとは思っているけれども、途中で状況が変わる、どうしても変わってしまうということは起こるんですよね。
そういった場合に、いかに規定をお聞かせしてくれるか、想定とは違うことが起こった時にも、
できる限り、例えば納期を守る、予定通りのスケジュールで進められるように調整をしてくれるかだったりとか、
Aが駄目ならB、Bが駄目ならCっていうように、いろんな、あの手この手で業務がスムーズに進むように動いてくれるかっていうところがやっぱり一番大事になってくるんですよね。
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そのトラックが何台持っているとかそういうことではなくて、担当者の人がちゃんと動いてくれる、そしてできる限り感じよくですね、対応してくれる、そういったところがやっぱり仕事を依頼する際の決め手になるなっていうのを今日改めて思ったんですよね。
特に輸送の案件って、例えば海外に輸出するとしたら飛行機か船で輸出しますけれども、例えばその船会社によって大きくその輸送自体の品質が違うかっていうと、正直ほとんど変わらないわけなんですよね。
もちろんスケジュールが合う合わないっていうのはあるんですけれども、そのこの船よりこの船の方が事故になりにくいとか、なんかこの飛行機よりこっちの飛行機の方が安全に運べるだとかっていうのはほとんど大差ないんですよね。
例えばお国柄で、この国はちょっと貨物の取扱いを荒くされてしまうからダメージが発生する可能性が高いとか、そういうことがあったとしても、それってどの輸送会社さんを使っても結局同じなんですね。
なので、やっぱりその輸送の品質っていうところで差が出ない以上、その窓口となっている人の品質って言ったら言い方悪いですけど、どういった人が対応してくれるかっていうところがやっぱりすごく重要になってくるなというふうには思いました。
これ今私が依頼する相手の輸送業者さんのお話をしてますけれども、私が誰から仕事を受けているかっていうと、社内の営業の担当の人なんですね。
私の会社の場合は各営業の部門ごとに物流の担当者がついていて、なので営業の人から見たら物流の担当者を選べないわけなんですよね。もう私が担当って決まってしまっているから。
なので正直、ある意味競争原理は働かないわけなんです。私のところ、私がたとえミスをしても仕事の依頼は来るっていう状況なわけで、同じ社内ですし。
なので、よりよく対応したら自分のところによりたくさん仕事がもらえてその分お給料も上がってみたいな仕組みにはなっていないわけなんですけれども、やっぱり外れの担当者だと思われたくないっていうのはあって、時には無茶ぶりをされて、最初Aって言ってたのに違うじゃんみたいな、いきなりAじゃなくてBでしたみたいなことっていうのは本当によくあるので、
そういった時も現場の状況っていうのは変わるものだというふうに思って、イラッとしないかと言われたらそんなことはないんですけど、なるべく気持ちよく対応するっていうことと、なんとかするっていうことを。
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できませんっていうのは簡単なんですけど、それじゃやっぱり自分がいる意味がないなと思うので、なんとかできる方法を探してできるように持っていくっていうのは心がけているところかなというふうに思いました。
最近いろいろな企業家さんのお話を聞いていて、特に個人でやっていらっしゃる企業家の方は、その人にファンがついてお仕事が大きくなっていくっていう構造になっているので、
企業家さんはファンを集めなきゃいけないから大変だよななんて思ってたんですけれども、よくよく考えてみたら会社員も同じだよねっていうのを思いまして、今日この話をさせていただきました。
それでは今日はこの辺で、さようなら。