2023-12-17 08:56

幼少期の経験が仕事観につながっている話


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こんにちは、秋本くりこです。今日は、私が最近気づいたことについてお話をしようと思います。
私は今、会社員をしているんですけれども、近い将来、独立して会社を辞めてフリーで働けるような環境にしたいと思っています。
今、その準備をいろいろとしているところなんですけれども、
その中で、なぜそういった働き方を求めているのかという根源的な理由ですね、それが私の幼少期の体験にあるということが最近気づいたことです。
幼少期のことなので、普段あまり思い出すこともないですし、ほとんど忘れていたことではあったんですけれども、
そういえば、小さい頃結構寂しい思いをしていたなということを思い出したんですね。
具体的に言うと、母親がピアノの先生をしていて、父親は会社員だったんですけれども、
父親はちょっと会社が遠かったので、帰りが遅いことが多かったんですね。
でも遅いと言っても、8時とか9時には帰ってきてたと思うんですけれども、
学校から帰ってくると、基本的には母親が見てくれるっていうところではあったんですけれども、
ピアノの先生って相手が子供だったり学生だったりするので、
自分の子供が家にいる時間、つまり私が学校から帰ってくる頃がちょうど仕事が始まる時間なんですよね。
なので、私が家にいるときは母親が仕事をする時間っていう感じになることが多くて、
家で母親が別の部屋で教えていることもありましたし、
外に教えに行っているときは、祖母が家で面倒を見てくれたりということもありました。
あとは外の教室でやっていたときは、その教室の街スペースみたいなところで、
母が一緒について行って、母親がピアノを教えている時間に、私がその街スペースで宿題やったりとか、
何かやって待っているっていうこともありましたね。
そういったことがすごくすごく寂しかったかというと、姉もいましたし、
一人取り残されていたわけではないので、そこまで自分の中で強い体験だと思っていなかったんですけれども、
私がその仕事を決めるときに、なるべく子供に寂しい思いをさせないような働き方ができる会社っていうのを基準に
選んでいたなということに気づきました。
新卒で入った会社は、新卒の時はもちろん子供のことなんて全く何も考えず、
若いうちからいろいろ経験ができる会社ということで平均年齢が低くて、ベンチャー寄りの感じの会社に入ったんですね。
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そこは結果的に合わなくて、2年ぐらいで辞めたんですけれども、
次の会社どうしようかなって考えたときに、なんとなく自分の人生を仕事に全振りするようなそういった働き方ではなくて、
プライベートと両立できるような会社がいいなと思って選んでたんですよね。
その会社は5年半いて、ちょっと新しいことがしたいなということで転職をしたんですけれども、
その時もバリバリ働くというよりは、年齢的にも29歳で結婚の予定があったわけではないんですけれども、
将来的に結婚して子供ができたときに無理なく働けるような会社、プライベートも優先できるような会社がいいなと思って今の会社を選びました。
正確には今の会社がホワイト企業だから選んだというわけではなくて、求人の募集が一般職での募集だったんですね。
当時の私は20代で自分がやってきた仕事が結構範囲が狭いことをやっていたので、
あまり汎用性のあるスキルをつけられなかったなという思いもあって、
もうちょっと広い範囲の仕事をしたいということがまずあったんですけれども、
それに加えてやっぱり自分のプライベートも確保できるような働き方がしたいということで、
商社だったらいろいろ経験もできそうだし、
商社の中で一般職であればそこまで残業続きだったり出張が多かったりということはないだろうなと思って、
今の会社の商社の一般職という仕事を選びました。
そして今実際に子どもができてみて思うのは、
今の会社は子どもが小学校に上がるまでは時短勤務ができるので、
4時までですね。
なのでそれはすごくありがたいなと思ってはいるんですけれども、
結局これは完全に自分のせいなんですけれども、
会社から1時間15分、20分ぐらい離れているところに住んでいるので、
往復で2時間半以上ですよね。
そういった通勤時間がかかってしまうと、
結局家にいられる時間って短くなってしまうんですよね。
あとこれはもう完全に矛盾している、今言っていることと矛盾しているなと思うんですけれども、
やっぱり一般職の給料だとそんなに多いわけではないということと、
仕事の内容的にももっとできるんじゃないかなというのがあって、
職軍の転換試験を受けて今年から総合職になったんですね。
そうすると今は子どもが小さいということで会社の方も理解してくださっていて、
出張無理だよねみたいな感じで、出張無理やり行けという方にはならないですし、
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残業も基本的にはしないで、30分1時間ぐらいだったら残ることはあるんですけれども、
基本的には時短で帰れているんですけれども、
だんだん子どもが大きくなるにつれて、もう家で一人いても大丈夫でしょうという風になっていくと思うんですね。
そうなった時に出張でいないとか、夜帰りが遅いとかという風にきっとなっていくと思うんです。
そうするとやっぱり一番は子どもに寂しい思いをさせてしまうんじゃないかというのが自分の中に思いとしてあって、
できればそれはしたくないなということで、今会社を辞めて独立して働きたいなということで準備をしています。
最初の話に戻ると、それが自分の中では自分の幼い時の経験と紐づいているということに気がついていなかったんですよね。
今これに気がついて思うのは、やっぱり自分と同じ思いをさせないように、なるべく子どもには寂しい思いをさせないように、
たっぷり愛情をかけて育ててあげようという思いがより強くなったのと同時に、
あまりにも自分の過去の経験、潜在的な意識に引っ張られて、
子どもに寂しい思いをさせないということに注力しすぎて、いろいろなところに歪みが出てしまうのは避けたいなというのは思いましたね。
やっぱり子どものためと思っていろいろやっていても、もちろん自分で全てがコントロールできるわけではないし、
子どもは自分とは違う人格なので、例えば子どもが不登校になってしまったとか、そういったことが起こったときに、
私はこんなにやってあげているのにというふうに思ってしまうと、それはまた違う話で、
子どもは子ども、私は私で、私ができる範囲のことはするけれども、
それは過大な無理をしてまですることではない。
自分の人生を大切にしつつ、子どもにできる限り寂しい思いをさせないようにというところのバランスですかね。
具体的にどうやったらいいのかという答えは出ていないですけれども、
私はこんなにやってあげているのにというのだけは、子どもに押し付けないように気をつけていきたいなと思いました。
それでは今日はこの辺で、さようなら。
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