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フルーチェの社会的地位向上委員会と、クルトンの放置美学
ゼリーでもプリンでもない、あの「つるん界隈」の頂点に君臨するテクスチャー。フルーチェ。
子供の夏休みのおやつって定義しちゃうけど、これは違う。もっと評価されるべき。
港区のテラス席で一口ゼリーをワイン片手に嗜む空想から、愛するビッグボーイのサラダバーで繰り広げられる「ホイップ×コンポタージュ」の禁断の掛け合わせまで、全力でお届けします。
📌 今回のトピックス
• フルーチェはフレンチのデザートになり得る
パッケージの安心感に騙されてはいけない。もし長いコック帽のシェフが「夏の遊び」と名付けて出してきたら、パンナコッタも杏仁豆腐も道を譲るレベルの完成度。
• 知育菓子の「びしゃか・めっちゃか」問題
ねるねるねるねの粉の飛散、ハンバーガー屋さんの手間の多さ。それに比べて、牛乳を混ぜるだけで「体験・時間潰し・おやつ」の三冠を達成するフルーチェの圧倒的タイパ。そして他のものの足の踏み入れ場がない美味しさ。
• サラダバー界の「サラダ」という名の冷製パスタ
マヨネーズで和えていればすべて「サラダ」と呼んでいいという、ビッグボーイの寛大な世界観。ポテサラ、マカロニ、パスタ。サラダという隠れ蓑を着た炭水化物の宴。
• コーヒーゼリーのホイップは「聖水」である
誰にも再現できない、あのサラダバーのホイップ。あっさりしているのに濃厚なあのクリームを、あえて熱々のコンポタージュに浮かべるという、中村流「スープバー・テクニック」。
• 「可愛い子(クルトン)には旅をさせろ」
サクサクのクルトンを、あえてスープの底に沈めてほったらかす。パイ生地のように急かしてくる「あざとい存在」は、一旦無視することで真のポテンシャルを発揮する。クルトンで『可愛い子には旅させよ』ということわざを体験して学ぶ。
『フルーチェの「チェ」と、チェリーの「チェ」。可愛い。』
私たちは、あまりに身近な奇跡を見落としているのではないだろうか。
ボウルの中で牛乳と出会い、不思議な化学反応で固まっていくあの桃色の輝き。
家の中の適当な皿で食べるから「おやつ」止まりなだけで、もしシャンパングラスに盛られていたら、それはもうフレンチの芸術品だ。
ビッグボーイのサラダバーで、私はいつもフルーチェと対峙する。
リーズナブルなプラスチックのお皿の上で、フルーチェは美しく、誇り高く揺れている。
その横には、サクサクのうちに食べなきゃと急かしてくるクルトンがいるけれど、今の私はもう騙されない。
「可愛い子には旅をさせろ」
スープの底で、じっくりとコンポタージュの旨味を吸い込んだクルトンこそが、本当の「大人」の味わいなのだから。
あざとい存在を一旦ほったらかして、目の前のぷるぷるした概念を慈しむ。
次にフルーチェを作る時は、一番いい服を着て、一番いいスプーンで、フレンチのシェフになったつもりで混ぜてみようと思う。
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