1. こじらせ平成夜話
  2. もはや仮面ライダーではない。..
2024-08-02 57:45

もはや仮面ライダーではない。『響鬼』それは"人生"の物語 #65

こじらせ平成夜話、第65回テーマは「仮面ライダー響鬼」。


平成17年に放送された、平成仮面ライダー第6作目「仮面ライダー響鬼」。

"完全新生"を掲げ、主人公が仮面ライダーではなく中学生の少年であるなど、それまでとは全く異なる作風が特徴。

今回は、もはや"人生"と言っても過言ではない、この作品の魅力について語ります。


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#ラジオ #仮面ライダー響鬼 #響鬼 #仮面ライダー #特撮 #ニチアサ

00:05
こじらせ平成夜話
皆さん、こんばんやわ。
こんばんやわ。
こじやわの津田と
佐々木です。
この番組は、いろいろとこじらせているめんどくさめの我々二人が、
生まれ育った時代である平成のサブカルチャーについて、
お互いの好きな物を押しつけ合い、独自の視点で語り合っていくラジオ番組です。
そうでーす。
今回は津田くんが何かを教えてくれるターンでございます。
そうでございます。
はい。何ですか?
人生!
人生…
ちょっと待って、ちょっと待って。
デカ、急に。声もデカいし、テーマもデカいし。
これが、今日のテーマ。
人生について。
今日のテーマ、人生。
人生。
ほう。
佐々木さん。
君は、少年時代、どんな大人になりたかったですか?
どんな大人になりたかったですか?うわー。
どんな大人になりたかったんだろう。
まあ、ぼんやりとしたこう、イメージでもいいし、
なんかこの作品のこういうキャラクターが憧れだったとかでもいいし。
へー。
性格だったりとか。
でもなんか、なんかその、何かに命を燃やしていたかったとか。
漫画家とかに憧れてたりしてたのよ。
あー、なるほどね。
なんかに一生懸命な人でいたいなーって思いながら、
でもすごい暗い子だったから、
でもどうせそんなのは無理で、地元北海道でサラリーマンをして、
寂しく生きていくんだろうな、みたいな。
ことも思っていたかもしれない。
でも、そう、なりたかったっていうと、そういう憧れ的なところで言うと、
何かを一生懸命やっているような人みたいな感じかな。
いいじゃないですか。
俺はね、こんな大人になりたいっていう風に思った大人が出てきた作品が2つあって。
ほう。
まず1つ目が、超人気、海外ドラマ、フルハウス。
あー、フルハウス。
そう。
こういう大人になりたい。
この作品に出てくる、メインで出てくる大人3人。
はいはいはい。
ジェシー、上尉、ダニー。
はいはいはい。
田中のこの3人がね、まず俺の理想の大人。
理想なんだね。
そう。
そっか。
愉快、愉快だね。
愉快。
そう。
愉快で明るく。
で、ちゃんと家族とも話し合いで解決するっていうね。
あー、なるほどね。
そして、もう1つあって。
理想の大人が登場するもう1つの作品が、今回紹介する、仮面ライダー響きっていう作品なんですよ。
聞いてるみとしき、温度差が急に。
可愛い仮面ライダー。
そうなんですよ。
いや、舐めてるでしょ。
舐めてるとかじゃなくて、フルハウスと仮面ライダー並べてきたなと思って。
いやもう、この作品は、もはや人生と言っても過言ではない作品なんですよ。
誰の?誰の?
一般、概念的な人生。
君の人生。
みんなの。
みんなの?
概念的な方の。
で、今回はそんな理想的な大人が登場する仮面ライダー響きの特徴とか魅力についてちょっとお話ししようと思います。
03:05
なるほど。
ということで、響き知ってる?
知ってる?
え、名前聞いたことあるかなぐらい?
いや、俺ほんとに仮面ライダー見てないよ。
クーガ、アギットくらいしか見てないよ。
名前も聞いたことない?
名前ぐらい。
名前ぐらい。
名前はやっぱ毎年入ってくるからさ。新しい仮面ライダーはこれですって。
そうだね。
あと響くっていう文字、なんか音楽楽器とか使わなかったっけ?
そうそうそうそう。
あ、それは知ってるんだ。
なんか、そうそうそう。
そうそう、太鼓を使って戦う仮面ライダーです。
いう感じで。
じゃあまずは、ちょっと知らないっていう人もいると思うので、概要からですね。
仮面ライダー響きは平成17年、2005年に放送された東映制作の特撮テレビドラマティスト。
響き響きって言ってるんだけど、響きの表記は響く、音響の響に鬼って書いて響きと呼びます。
で、平成仮面ライダーとしては6作目に当たります。
で、キャッチコピーは僕たちにはヒーローがいるっていう。
キャッチコピーです。
で、この作品っていうのが特徴として、まずその完全新生っていうのを掲げて制作されている。
どういう字?
パーフェクトの完全に、新生は新しく生まれる新生。
パーフェクトニューボーン。
パーフェクトニューボーンね、OKOK、いいよいいよ、来い来い来い。
パーフェクトニューボーンを掲げて作られたのがこの響きで。
平成仮面ライダーがこの響きの前に5年間続いてますというところで、それまでとは全く違う新しいものを作ろうっていう。
なるほどね、その前ってちなみにクーがアギと。
クーがアギとリュウキ、ファイズ、ブレイド、そして響き。
なるほどね。
で、今までの5作とは全然違うっていうところで完全新生という目標を掲げて作っているんだけど。
じゃあ具体的に響きはどう新しいのかっていうところをちょっとまず説明しようと思います。
お願いします。
まずね、仮面ライダーにはこれかなり珍しいんだけど、全体的に和風のテイストがあります。
なるほどね。
敵がマカモって呼ばれる妖怪だったりとか。
妖怪なんだ。
で、この作品に登場する仮面ライダーたちの拠点が和菓子屋さんだったりとか。
随所に和風の要素がありますと。
で、あと仮面ライダーで唯一タイトルロゴが縦書きなんだよ。
他の仮面ライダー全部横書きなんだけど、響きは筆で響きって。
じゃあ結構全体にそのアートワーク系も本当に和で攻めてるというか。
毎回サブタイも次回予告和風で筆で書かれてたりするっていう感じだったりとか。
あとこの作品の中で仮面ライダーっていう呼び名は出てこなくて、鬼って呼ばれてる。
06:01
鬼って呼ばれてる?
そう、鬼って呼ばれてる。
鬼って呼ばれてるんだ。
我々がイメージするような鬼とはちょっと違うんだけど。
その鬼っていう存在がいて、それが仮面ライダーとしてというか。
仮面ライダーなんだけど、作中ではその名前が出てこなくて鬼って呼ばれてる。
その鬼なんだけど、結構見た目がそれまでの仮面ライダーとかなり違って、ぜひググってほしいんですけど。
見たことある?ない?
あるかもしれないしないかもしれない。
多分ね、結構これ衝撃的な見た目だから、もしかしたらあるかもしれない。言われたらこれかってなるかもしれない。
仮面ライダー響き検索。
結構ね、どっちかっていうと怪人みたいな見た目してる。
本当だ、悪そう。めっちゃ悪そうなんか。
トゲトゲしてるし、色もなんかその。
紫っぽくてね。
なんかその明るい色じゃないというか。
かなり暗めの印象だよね。
ダークな感じだね。
しかもこいつ口から火を吐いたりとか。
あと顔もなんか悪そうな顔してるね。
鬼っぽいね本当に。
このイメージとしてはなんか歌舞伎の熊取みたいな感じで赤いラインが入ったりとか。
なるほどね、そっかそっか。
全然違うねなんか。
あとはウルバリンみたいに手の甲から爪出してそれで相手切り裂いたり刺したりして。
結構ね、エグめな戦い方もする。
これも今までの仮面ライダーとは違う感じ、ない感じを出そうとした工夫の一つですと。
あとは新しい要素として変身ベルトがない。
ベルトないんだ。
仮面ライダーじゃないんで。
じゃあ何で変身すると思う?
ベルトじゃなくて。
ベルトで輪でしょ。
え、輪でしょ。
ふんどし。
ふんどしでは変身しないけど、ふんどしっぽいものはつけて。
ベルトで輪って言ったらもうふんどしかなと思った。
まわし。
音差です。
音差?
音差を使います。
ワーンってやつ?
ラの音が鳴るやつ?
そうそう。
ラの音なんだ。
全部ラなの?
全部なのか?
いろんな音が出る音差があるんじゃない?
有名なやつラだけど。
へー、そうなんだ。
確かに。あれ全部ラじゃないのかな?
オンサマミチシキ。
音差。
ま、わかんないっすわ。
ラのイメージだったけど、いろいろあんのかもしんない。
どの音差とかあるのかもしんない。
なるほどね。
で、響は音差を使って、変身音差っていう音差を使って変身するんですよ。
音差を何かにぶつけてキーンってして、それを額にかざしてあげると、全身が炎に包まれて変身するっていう。
へー。
で、しかも変身するときに変身って言わない。
09:00
へー。
条件はそのおでこに当てることなの?音鳴らして。
そう。
なるほどね。
で、あと必殺技がキックではない。
あ、そうなんだ。
そう。さっきもちょっと言った、太鼓で敵を倒すと。
太鼓で敵を、わかってないんだけど、太鼓使うっぽいのは聞いたことあるんだけど、敵を倒すって何?
腰に太鼓のさ、打つところみたいな。
面みたいな。
面みたいなのがあって、あれがちっちゃくなったやつが腰についてるの。
それを相手にガンって押し付けて、そしたらその面がでっかくなって叩くところになる。
で、バチが武器なの。太鼓の音撃棒っていうんだけど。
それで敵を叩いて、清めの音を打ち込むの。
そして敵を浄化して、倒すっていう。
いやー、なんかさ、説明だけ聞いてるとちょっと面白いな、ずっと。
そうなの。
音差で変身して太鼓で敵倒すって。
なんか。
ちょっと愉快だね。
ちょっと面白い。
あのー、メインのライダーの響きがそうなんだけど、あとはラッパ。
ラッパで戦う鬼が出てきたりとか、あとギターで戦う鬼が出てきたりとか。
ギターはエレキ、アコギ?
エレキ。
エレキ、あーまあ日本だもんね。
エレキギターって日本が流行っているからね。
雷の力を使う鬼だから。
あー、へー。
エレキ。
そうなんだ。
楽器を使って、清めの音を打ち込んで、敵を浄化するっていうのがこの鬼、仮面ライダー響きです。
ラッパって日本の楽器なの?
ラッパは日本の楽器じゃないと思うけど。
なんかエレキギターは日本らしいのよ。
はいはい。
ギター自体は海外から来たんだけど、それをエレキにしたのは日本。
へー。
ラッパか、とても。
っていうところが、新しい響きの要素ですと。
で、まだまだあります。
それまでの平成仮面ライダーっていうのが、今もなんだけど、若手の俳優がメインを務めて。
あー、そうだね。
だいたい。
ジュノンポイとかね。
そうだね、織田、織田嬢とか。
そうなんね。
あと全然、最近だとね、須田まさきさんとか。
最近か。
最近じゃない。
もう10年前。
あれ、最近じゃない。
もう10年前ですよ。
怖っ。
それそうだよ、須田まさきさんも若手俳優として馳せまくってるから、それそうだよ。
そうだよね、そういうイケメン俳優売り出し中みたいな人がやってるイメージあるよね。
だけど、この作品の仮面ライダー、響を演じているのは、メインの仮面ライダーとしては最年長、当時33歳の、もう既にキャリアもあって、いろんなドラマとかに出てた細川茂さん。
っていうのが、これも新しい要素で、かなり話題になった。
さっき画像検索してたら、細川茂さん出てて、なんかあれ?って思った。
細川さんなんですよ。
めちゃくちゃ若いけど、年上に見えてるのか、年上なのかどっちなんだろうと思って見てた。
もうその時点で年齢は中堅くらいだった。
12:04
仮面ライダー響と同じ年にタイガとかでも活躍してた。
じゃあ本当に急にって感じなんだね。ちゃんとキャリアある人をドーンって。
結構ね、この作品、プロデューサーさんのこだわりなんだけど、演技うまい人を集めてるみたいで。
だからメインの仮面ライダーにもキャリアのある人を当てがってるということもあります。
そして一番新しい要素、一番今までになかった要素があるんですけど、この作品の根幹に関わる一番新しい要素、何かわかりますか?
一番新しい要素。
今まで響き以外でこれをやった仮面ライダーほかは何?
すでにだいぶ変だけどな。
でもごめん、これあてにいっちゃっていいかな。
知ってる?
知らなくて、さっき画像検索したときにこれかっていうのが一個あって。
バイク乗らない?
バイクは他の仮面ライダーも乗らないやついるから。
あるんだ、じゃあ違うのか。
仮面ライダードライブとか車だしな。
さっき馬に乗ってる画像出てきて。
それ劇場版かな。
だからバイクじゃなくて馬なんだ。
劇場版は戦国時代ぐらいの設定だからバイクがないんだよね。
そういうこと?
でもバイクは途中から乗るね。
そうなんだ。
最初四輪車で活動してる。
そうなんだ。
なんだなんだ。
なんか画像出てきたからさ、わって言ってたし。
バイク使わないのかなって思ったの。
ライダーって言わないって言ってたし。
それじゃないんだ。
なんだろうな。
ヒントはキャッチコピーかな。
僕たちにはヒーローがいるっていうキャッチコピー。
キャッチコピー?
ヒーローがいる?
僕たちにはヒーローがいる。
他にやってない?
なんだろう。
一般人も仮面ライダーになるとか。
それはもうすでにやってるんですよ。
ファイズでやってるんですよ。
大ヒント。
俺は今まで響をメインの仮面ライダーとしか言ってない。
この作品の主人公とは言ってない。
なるほど。
主人公と言ってないけどさ。
敵が主人公?
違う。
ちなみにファイズでやってる。
そうだった。
そんな話してた気がするわ。
なんだろうな。
ギブアップする?
正解は、この作品における主人公は、
仮面ライダーである響さんではなくて、
足立あすむっていう少年なんだよね。
中学3年生の少年が主人公なんですよ。
響以外ではない要素。
仮面ライダー以外の人が主人公ってことね。
この作品、仮面ライダー響っていう作品は、
さっきも言ったように、作中では鬼って呼ばれてるんだけど、
15:02
響さんたち、鬼と出会った足立あすむっていう少年が、
鬼とかその周りの大人たちと関わることで成長している。
自分らしく生きるってどういうことかっていうのを学んでいく物語なんですよ。
なるほど、そういうことか。
よりその成長、主人公の成長みたいなものの、
よりこうなんかフューチャーしてるというか。
なるほどね。少年にすることで。
そういった意味で、この仮面ライダー響っていう作品は本当に人生ですよっていう。
仮面ライダーだからそうか。大人っぽじなんだ。
だからその俳優さんもキャリアある人多いっていうのね。
成長途中の人じゃなくて。
なるほど。
じゃあここから設定とかストーリーの話に行きたいんだけど、
ちょっとその前に話しておかなきゃいけないのが、
この作品のプロデューサーのお話。
この仮面ライダー響っていう作品は、
仮面ライダーとしては結構珍しいんだけど、全48話あって、
その途中でチーフプロデューサーが変わるということがありまして。
29話までは高寺しげのりさんっていう方がやってらっしゃって、
この人は他だと仮面ライダークーガとかのプロデューサーをされていた方で、
でその29話の後の30話から最終話までは白倉慎一郎さん。
これ今までもちょいちょいこの番組の話なんだけど、
アギトとかリウキ、ファイズとかっていうのを担当されてた方ですと。
でもこの初期の平成仮面ライダーっていうのは、
この2人のプロデューサーによって支えられてたと言っても過言ではない、
くらいも本当に東映としても大きい存在だった2人。
なんだけど最初は高寺さん、で途中から白倉さんっていう風に交代したんだけど、
なんでそんなことが起こったかっていうのは、
明確な理由は明言されてない。
噂ではなんか新しすぎて子供に受けなかったんじゃないかとか、
あとおもちゃが売れなかったんじゃないかとか、
いろいろ噂はあるんだけど明言はされてないしその真理はわかんない。
主演の細川さんが自分のブログで今でも結構響きの話をしてくれてたりするんだけど、
その中で巷で言われてる理由と自分が知ってる理由は結構違うみたいな話もされてるから、
本当にわかんない。
とりあえず作り手側としてはかなり不本意だったっていうのは言ってるみんな。
だけどやむを得ず交代になったっていう話をしてるっていうところまでが、
こっちとしてはわかることかなっていう。
で、なんでこのプロデューサー交代の話をしたかっていうと、
このプロデューサーの交代によって前半と後半で作風がちょっと変わってる。
そうかそうか変わっちゃうんだ。なるほどね。
ちょっとこれ結構否定的な意見もあったりするんだけど、
でも逆に言うとこの交代があったことによって、
この響きっていう作品は一つの題材を、
18:01
この二人のプロデューサーがどう料理するかっていうのが比較できるっていう。
逆にそういう唯一無二の作品にもなってる。
そこも逆に一つの楽しみなんじゃないかなっていうのは思うわけですよ。
なんで今回はちょっとそのプロデューサーごとの色にもちょっと触れながら、
このカメラライダー響きの内容を紹介していこうと思います。
こちらは…
でいよいよここから中身の話です。
まず設定。
ウィキペディアの内容ちょっと変わるんですけど、
日本には古来から鬼と呼ばれる者たちがいて、この作品における仮面ライダーね。
人間でありながら超人的な能力を持つ彼らは、
マカモと呼ばれる妖怪から人々を守っていたと。
その鬼をサポートする人々の体型は組織へ発展して、
その組織はタケシと呼ばれるようになったと。
タケシ。
タケシ。
それはブって書いてタケシ。
タケダケシーのタケ。
タケダケシーのタケか。
タケル、そっちのタケルか。
鬼子のシ。
ああ二文字なんだ。タケシね。タケルシでタケシね。
っていうのがベースの設定ですと。
でここでその前半のプロデューサー高寺さんの色が出てくるんだけど、
結構高寺さんってこだわりが強くて、
物語にリアリティというか、理由づけをしっかりしたい人なんですよ。
いいねいいね。俺もそのタイプ。
ああでしょ。結構そういう話してる。
理由つけてほしい。
いやそういう物語だからさとかじゃなくて、つけてほしい。
で例えばどういうところに現れているかっていうと、さっきもちょっと話した、
鬼たちをサポートする人たちが組織化されてるっていうのも、
それが現れていて、
ヒーローもので、もしヒーローが住んでいる地域から、
かなり遠い場所に怪人が現れた場合、
ヒーローが一人だと駆けつけられないと、
平和を守れないと、いうことがあると。
サンタさんいっぱいいる説ね。
まあそうだね。フィンランドだけしか行けない。
一人でどうやって全部の子供たちにっていう、いっぱいいるんじゃないかっていうやつね。
じゃあどうしたらいいかって考えて、
そしたらヒーローが組織化されてればいいんだと。
全国各地にヒーローがいれば、どこに怪人が出ても対処できると。
ヒーロー関東支部と、ヒーロー関西支部と。
まさにそうなんですよ。
今回の仮面ライダー響きは、さっきも出てきたタケシっていう組織があって、
本部は奈良県の吉野なんだけど、
この作品で描かれているのはタケシ関東支部の話なんだよね。
なるほどね。
で、関東支部には鬼が11人いて、
結構いるね。
結構いるの。
ちょっと待って、まさか一支部一人くらいかと思った。
じゃない。
めっちゃいるやん。
で、いつ魔カモが出てもいいように、その11人の鬼たちは、
シフトを組んで活動してるっていう。
めっちゃホワイトキーやん。
ヒーローはあるよね、ブラックになりがち。
21:02
スパイダーマンとかもそうじゃなくて、仕事して戦ってみたいな。
もう体が持たないよみたいな。
なんだけど、鬼たちは11人でシフト制。
なるほどね。いいねいいね。いいじゃん。かなり近代的じゃん。
みたいに全部理屈で説明できるようにしてるっていうのがね。
すごいめっちゃ。そこヒーロー世界にも働き方改革ってあるんだよ。
でも作中ではこんな風にいちいちコートで説明したりとかしなくて、
例えば関東支部っていう書かれたシフト表を見ながら、
ひびきさんが最近マカモの活動も増えてきつくなってきましたね、ぐらいでサラッと。
なるほどね。
このぐらいのサラッとした描写でやるんだけど、そこまでこだわるのがタカテラブシって。
なるほどね。別に書くために設定してるわけじゃないんだもん。
もう前提として世界を作る上でちゃんとみっちり寝る人なんだね。
そうそうそう。
いいですね。いいね。
そういうのがあるとさ、この人たちって普段どういう生活してるんだろうみたいなのさ、わかるじゃん。想像できる人。
そこそこやそこ。
そこだね。
いやその前回のこの遊白書の話でもしたけど、やっぱ世界を作るのが嬉しいよこっちは。世界に入っていきたいんだからっていう。
ひびきめっちゃ好きだと思う、たぶんさすがに。だから本当に寝られてる。
なんかその鬼たちの普段の生活とか、たけしっていうのがどういう組織かとか。
いいね。
実際には出てこなかったりするんだけど、言葉の端々にわかるようになってる。
素晴らしい。
そこから想像ができるっていう風になってるからね。かなり好きだと思う。
素晴らしいね。
で、本編の話に戻るんだけど、さっきも言ったようにこの作品の主人公は鬼であるひびきではなく、中学3年生の足立あすむという少年ですと。
で、第1話はそのあすむが親戚のほうじで薬師間に行くところから始まりますと。
薬師間でね、第1話ロケしてんのよ。めちゃめちゃ金かかってんのよ。
すごいね。
すごい。
気合入ってんね。
その作中であすむは薬師間にフェリーで行くんだけど、そのフェリーに乗ってるときに小さい子供がやってきますと。
で、フェリーの手すりから身を乗り出して海を見ようとしていますと。結構危ないんだよね。
で、あすむはこう危ないなぁとは思いつつも、なんかその子に声かけることもできず、何も言えずこう見てるしかできなかった。
初期のあすむってこうなかなか自分から行動するみたいなのができない。純粋な子ではあるんだけど、ちょっと打ち気というか引っ込みじゃんというか、ちょっと多くてというかっていう少年ですと。
で、そのあすむが何も言えないまま、その小さい子手すりからさらに身を乗り出して、今にも海から落ちそうになるわけ。
で、落ちるっていうときに殺草とある人が現れて、その子供を掴んで助けるわけよ。
それがこの仮面ライダーひびきであるひびきさん。ちなみにこの仮面ライダーひびきって、ひびきさんって俺さっき言ってんだけど。
ひびきであるひびきさんって今聞いてて思ったんだけど。
24:00
コードネームみたいなもので、このひびきっていうのは。周りの人からもひびきさんって呼ばれてるのよ。普段から。
なるほどね。名前は違う?
本名は違う。本名は日高ひとし。
ひびきさんがひびきやってるのかと思って。
そうそうそうそう。ちょっとややこしいんだけど。
本名ではないんだね。
本名ではなくてコードネームでひびきさんって呼ばれてて、それが返信したら仮面ライダーひびきになるっていう。ちょっとややこしいんだけど。
なるほど。
ライダーになってない状態でもひびきさんって呼ばれてるのか。
なるほどね。了解了解。
みんなコードネームで呼び合ってんの。お兄たちは。
なるほどね。
だから普段からひびきさんって呼ばれてる。
なるほどね。
だからその本名の日高ひとしも、名前呼ばれてない作中で。
そうなんだ。
履歴書に書いてあるだけ。
歴史書が一周写ってそこにひだかひとして書いてあるだけ
それも高寺さんのそのこだわりというか
へえーおもろ そうそうなんですよ
でそのまあ響さんがやってきて
子供を掴んで助けるわけだけど
そこがあすむと響さんの初めての出会いになるわけです
でまあ無事薬師間に着いて
でその薬師間の森の中で
あすむが魔科紋に襲われますと
妖怪の魔科紋に襲われますと
でそこで響さんに助けられて
響さんが変身する姿を目の当たりにしますと
そこからだんだんこうあすむが鬼の世界を知っていくようになっていくと
なるほどねちょっと確認なんだけどさ
えその魔科紋とかそういうのがいるっていうのは
世間的に認知されてるんですか
されてない
あ人知れず
そう
あってなるとさ響さんって呼ばれてるでしょ
その人が
えなんかなんで響さんって呼ばれてるの
えなんかそのたけしって組織は認知されてるの
はえっとされてない
ああごめんなさい
ごめんなさい
ごめんなさい
あのえっとその響って呼んでる人は誰
誰を誰を指してたんだっけ
結構ねなんかみんな呼んでるでも
あみんな呼んでる
なんかすんなり受け入れてる
ああじゃあ別にその響さんが
そのたけしの一員だとか仮面ライダーでやってるとかも知らずに
なんかみんな普通にその人のことを響さんって呼んでるっていう状態
って呼んでる
ああそうなんだ
うん
ああなるほどねなるほどなるほど
じゃあなんかあの人響さんって呼ばれてるなんか
あんちゃんっていうポジションなのか
そうそうそうそう
でもその響さんがなんで響っていうそのたけしって組織があって
っていうことは別に知らないし
マカモーっていう妖怪がいるっていうのも知られてない
ああなるほどそういう状況ねはいはいオッケーオッケー
そうなんですよ
なるほどなんかもう認知されてるのかと思った
ああ
じゃあ全部がマカモーが来たら響さんが助けてくれるみたいな
ああなるほどね
ああ
言ってなかった確かに認知はされてない
なるほどオッケーオッケー了解了解
でその薬師間でアスムがマカモーに襲われて響さんに助けられて
でその鬼っていう存在を知ってだんだんとこう響さんとアスムが関わるようになって
アスムも鬼の世界を知っていくということになって
知っちゃったわけか
27:00
でその関わりの中でアスムがだんだんとこう人としても変わっていくっていう
ようになっていくわけですよ
なるほど
で響さんに限らずこの作品に登場する大人って本当に素敵な人たちばっかりなんですよ
なるほど
でみんなこうアスムとか他の人もだけどしっかりこう1回受け入れるんだよねみんな
はあはあはあ
そう何か例えばこう人としてちょっと悪いことをしちゃった人がいても一度受け入れる
でも良くなかった部分はちゃんと指摘したいとかっていうことをする
なるほど
何をするにも一度相手を受け入れてしっかり話す
なるほど
ここが俺の理想の大人像の一つでもあるんだけど
なるほどね
そうそう頭ごなしに起こらないとかっていうところ
なるほど
でアスムは響さんと関わっていく中で作中でいろんな相談を響さんにするようになるわけ
ある種こうなんだろうな憧れ的な存在でありなんか人生の先輩的な存在でありっていう感じになっていくわけです
で役島でもその出会った役島でもアスムが響さんにある相談をしますと
これがそのアスムが響さんにした一番最初の相談なんだけどそれへの回答が自分を信じることそれが自分が自分らしくあるための第一歩なんじゃないかなっていう言葉なんですよ
でこの言葉を軸にこの作品の中でアスムは自分が自分らしく生きるってどういうことかなっていうところを学んでいくわけです
なるほど
響さんがアスムを導いてくれる指針みたいなものになっていくわけです
なるほど面白いポジションだね仮面ライダーがその師匠じゃないのかもしれないけど師みたいなポジションにいるっていうのが
結構ねそれまでの仮面ライダー平成の仮面ライダーって仮面ライダー自身も成長していくような
そうだよね主人公がちょっと若かったり何かを抱えてたりしてそれが消化されていったり成長していくみたいなイメージやっぱあるわ
なんだけどこの作品ではもう鬼というある種完成されたって言ったらあれかもしれないけど
理想像的な存在がいてそれを見て周りが成長していくみたいな話なんですよ
で主人公アスムが作中でいろんな悩みに直面しますと結構自分がいるものみたいな感じの面もあるのかな
その悩みが結構リアルな感じというか例えば9話でアスムが本屋に行きますと
ここに行くと万引きをしているカップルがいるその犯行現場に出くわすわけですよ
リアルに嫌だどうするのかって話
そうでアスムは迷って結局止めるとか行動を起こせないっていう
結果店員さんが万引きに気づいて犯人を注意するんだけど犯人は逃走しようとするわけでその通り道にたまたまアスムがいて
30:00
アスムの足で犯人のカップルのうちの一人女性の方がつまづいて店員に捕まると
男の方は逃げるんだけどアスムは本屋で起きたことがショックで
その捕まった女性の方にもバックヤードに一緒にアスム目撃者だから連れて帰って話したんだけど
女性の方にお前のせいで捕まったじゃねえかみたいな逆恨みとかされたりしてめちゃめちゃショックだった
それがショックで公園のブランコに乗ってこうゆらゆら揺れながらずっと考え事してるのアスムが
そしたらそこに逃げた方の万引き犯がたまたま通りがかって
報復されそうになる やばカップル悪っ
めちゃめちゃ嫌だよねアスムが抵抗できないのよ
殴られそうになって寸前のところで響の仲間たちがたまたまやってきて助けてもらうんだけど
人の悪意というものに直面してめちゃめちゃショックを受けるんだよね
助けてくれた響さんたちの仲間の拠点和菓子屋に連れてってもらって落ち着くまでお店にいてもいいよって言われるんだけど
アスムはそれもちょっと申し訳なくなって帰りますって言ってちょっと暗い顔で出てくるのよ
でその後アスムはどうしたかっていうと一人で河川敷に座って静かに泣いてるっていうシーンになって
つれーってなる 確かに大人仮面ライダーが直面しない悩みだよね
そうだよね子供で悪いもの見ちゃったどうしようとか
それはちょっと確かに子供ならではというか
仮面ライダーがそういうところに直面したらやめろとか言って
強いしあと普通に負けないしそんなやつに
弱い自分そして自覚している自分そして何もできない自分みたいなところに悩むっていうところがあるんですよ
じゃあそれをどうやって克服したかっていうとこれまた響さんなんだけど
響さんも過去に自分が何もできなくて悩んだことがあったということをアスムは知るわけですね
でじゃあ響さんはその時どうしたかっていうとそうなっちゃったことはもう仕方がないと
次からそうならないように頑張るしかないって俺は決めたんだっていう風に
そういう話を聞いてアスムも自分も頑張ろうっていう風にまた立ち上がっていくわけです
こんな感じで周りの人に影響を受けながら少年足立アスムは少しずつたくましくなっていくわけですよ
33:03
でこのアスムの周りには本当にいろんな人が出てきて
さっきもちょっと言ったんだけど鬼っていうのは響さんだけじゃないと他にもたくさん出てくるんだけど
鬼っていうこの力は日本の伝統芸能みたいな感じで受け継がれるんだよね
例えば落語みたいな感じのイメージ
師匠になる鬼がいてそこに弟子入りして修行を積んで
あーなるほどじゃあ血筋ではないんだね
生まれ持ったとかじゃなくてちゃんとこうなんか修行すればなんとかなる感じなんだ
じゃなきゃそんなにいっぱいいないよな確かに
修行を積んで体も精神も鍛えて鍛えて鍛えまくった末に鬼になるっていう設定なんですよ
なるほどすごい
みんななれるんだねなろうと思えば
でもそう簡単になれるもんじゃない
これもねなんかね元ネタが修幻堂ってわかる?
なんか山の中で修行積んで霊言新たかな力を手に入れるみたいな
滝打たれたりするようなやつでしょ
あれが元になってる
この鬼たちも結構山に籠って修行したりとかするんで
そこが元ネタになってたりもする
なるほどね修幻じゃね
そうそうそう
あのシャーマンキングの
あーそっかそっか出てくるから
主人公のお父さん修幻者だから
そっかそっかそうだわ
素手でチョモランマー登った男
ミッキー
ミッキー桜沢
素手で
そうそうそう
それが元ネタになってたりします
これも高寺さんこだわりですよね
なるほどね
修幻道みたいなところにも通じるんだけど
鍛えるっていうところも
この作品の大きなテーマの一つだったりするわけですと
この鬼っていう存在に対しても
プロデューサーさんの高寺さんのこだわりがあって
鬼ってもうろんな立場の人がいるっていうのを描くわけ
例えばさっきまでちょっと話した師匠の鬼
その弟子の鬼も出てくる
例えばその弟子の鬼の方が
アスムと同い年だったりする
そんな若い鬼もいるんだ
簡単になれないのに
すごいじゃん
まだその弟子の方も
まだ完全には鬼には慣れてない
修行中のみ
だからその同い年の鬼の修行をしてる人と
自分をアスムが比べたりとかして
っていうところもまた物語にあったりとか
すげえなみたいな
鬼なのすげえなみたいな
同い年なのにみたいなこと
なるほどね
あとはもう鬼を引退した人とか
すごい、なるほどね
あとは心配の鬼もいるし
独り立ちして師匠から離れて
一人でマカモと戦うようになったばかりの鬼とか
あとは鬼の修行をしてたんだけど
鬼を目指してたんだけど
いろんな事情で鬼になることを途中で諦めちゃった人とか
なるほどね
それがちょっとアスムより少し年上の人だったりとかして
こういう道もあるんだとかっていう
面白いね
いろんな人生があって
36:00
そっかそっか、まだ未来に希望がある何者でもないアスムから
いろんな本当に道の人生を見せるわけだから
面白いね
なんかもう全然仮面ライダーって感じしないね
本当に違う
仮面ライダーってパッケージを使って
全然新しいドラマを本当に作ってるって感じするね
あとね、余談なんだけど
これ元々は仮面ライダーじゃない予定だったんだよね
なるほど
変身忍者嵐っていう
ああはいはいはい
結構昔の人が作って
めっちゃ上手いだよね
あれを作ろうとして
でも仮面ライダーが人気だったのよ
で、仮面ライダー作ろうってなって
そこのやつの企画をスライドさせたっていう感じ
ああそうなの、ゼノギアスの逆だね
ああそうなの
そのFF7として作ったんだけど
ちょっと暗すぎるって言って
でも出来がいいからそれはそれでやろうみたいになったみたいな
仮面ライダーじゃなかったけど
仮面ライダーにしちゃおうってなったんだ
なるほどね
で、鬼っていう軸でいろんな人を描いているわけですと
で、そんな中にもいるから
アスムも周りから
さんに弟子にしないのとかって
ああ確かに
言われたりするわけよ
確かに仲いいしみたいな
そうそうそう
で、アスムは樋口さんに憧れてはいるんだけど
いやーなんか自分は別にみたいな感じで
ちょっとこうそういうスタンスなんだよね
でもまあ興味なくはないと思うのよ
でもなんかそこちょっと逃げ切らない
まあ自分なんかはなれないって思ってたりとか
するのかもしれないし
あんま積極的ではないっていうスタンス
で、そのアスムが鬼になるのかならないのかみたいなのも
この作品の見どころだったり
確かにどんな道を選ぶんだっていうね
この子がっていう
で、その作品が進む中で
しっかりとアスムの成長も描かれてて
例えば22話なんだけど
アスムが樋口さんが拠点にしてる和菓子屋で
アルバイトをするようになりますと
で、樋口さんと一緒にお団子の配達に行きますと
で、その配達先でおばあさんが倒れてたっていう話があって
で、そのおばあさんと樋口さん知り合いで
で、樋口さんちょっとかかりつけのお医者さん呼びに行ってくる
だからそれまでの間おばあさん頼んだぞってアスムに言うわけ
で、樋口さんに会う前のアスムだったら
あわあわしてただけだと思うけど
なるほどね
アスムはその時自分にできること考えて
自分の判断で布団を敷いて
樋口さんが戻るまでおばあさんの手をずっと握ってる
なるほどね
行動としては本当にちょっとしたものだけど
でもしっかりとした精神的な成長が描かれてたりするわけですよ
なるほどね
いいねなんかね
いいでしょ
それもなんかこれまでの仮面ライダーじゃできない
やっぱちっちゃい子だからこそのさっきのワンビキのやつもそうだけど
リアルな悩みというかリアルな成長リアルな悩みというか
なるほどね
39:01
で、プロデューサーが交代するいよいよ直前の28話29話
これがもう前半の総括みたいな回
多分高寺さんも交代するから
最後にもう自分の伝えたいことを詰め込もうとした回がこの28話29話なんだよ
でこの回でなんとあすむはまたあの万引き犯に出会わせるわけですと
万引き犯に出会わせる、万引きしてるところ見るってこと?
じゃなくて道でたまたま会って
あの時の恨みをまたぶつけられるわけ
で前あすむは何も抵抗できなかったんだけど
今回はやめろと言って相手の拳を必死で抑えようとすると
結果としては顔に大きい痣ができるぐらいボコボコにされたんだけど
しっかりと自分の主張はできるようになった
なるほど、なんかいいね
あれだねドラえもんの最終回というか
未来に帰っちゃう時の
そうそう帰ってきたドラえもんのやつだね
ジャイアンにねこう僕がしっかりしないとつって
未来に帰れないんだ
未来に帰れないんだつって結局ボコボコにされるみたいな
あすむも結局ボコボコにされちゃうと
でもうショックで元気もなくなっちゃうんだけど
でもあすむちゃんと次の日和頭さんのバイトに行くの
おー偉い
しっかり強くなってる
俺だったらサボる
そんな元気ない
そっか行くんだ
そうそれを見た響さんは後日ショック受けて元気なくなったあすむをあげますために
一緒に山でキャンプをしようと誘うわけですよ
でキャンプ行った先で響さんがあすむに言うんだよね
夜たき火してる前ですごいいいセリフなんですけど
少年さその顔のあざ自分ばっかりって感じ
少年はさ何も悪いことしたわけじゃないから今すごく辛いと思うんだ
でもねすごく辛くてもそれが現実なんだよ
正しく生きてても傷つけられたり踏みにじられたりする
けどね少年の人生は少年のものなんだよ
もし今すごく辛いと思うならこれからは辛くならないようにすればいい
生きてきゃさ何度も転んでそのたんびに傷を作ったりあざを作ったりすると思うんだよね
でもそんな時心だけは強く鍛えておかないと自分に負けちゃうじゃないか
自分が信じたことを信じて生きていってほしいなって思うんだっていうわけですよ
厳しいね 厳しいけどね 優しくもあるけどね
お溜め誤化しじゃないね厳しい話をするねしっかり
でも自分自身の生き方をするためにはやっぱ鍛えておかなきゃいけないっていう
42:04
これ響さんの言葉でもあるしこの番組を去ることになった高寺プロデューサーのメッセージだと俺は思うんですよ
やっぱこの作品の根幹の設定を作ったのってこのプロデューサーの高寺さんなんだけど
もう最後だからこういうメッセージを込めたんだと思う
本当にそうだよね 優しいことだけ言われても別に現実は変わらないし
自分らしく生きるにはそれなりに何かどうしても頑張らなきゃいけないことってあったりするなっていうのは俺もそう思うわ
そしてこの言葉を聞いたアスムはまた立ち上がって生きていくわけですよ
そしてここからが番組後半になっていくわけですけどちょっと結末とかの話もしちゃうので
知りたくない人は一旦ここで止めて見てから聞いてもらえると思います
俺も書いたほうがいい
見る?一人で喋ってもらう 今から見る?
今から見るじゃん一緒に もう終わるって
辛すぎる もっと細かいとこ言うよ俺
合宿じゃんもう2日3日こもってるのも耐久?何時間だよ
48話だから
24時間? そうだね半分だから
24時間
ただCMとかないからもうちょっと短い CMないからもうちょっと短い
20時間ぐらい2人でこうやって解説受けながら目ギンギンにしみる
楽しいぜ楽しいぜ
これ最初の妖怪クモじゃんこれ
これね仮面ライダーの一話がクモ男だからこれクモなんだよ
楽しいよなそれ 俺もやりたいもん俺は俺で
楽しいよな
俺でなんかゼヌギアスとかやりながら
このこれがさとか言いながらやらせたいもんね
楽しいよな
楽しいよな 続けてくれよ続けてくれよ
こちらー
はいでは後半です後半のプロデューサーは白倉慎一郎さんになりますと
でメインの脚本家がこれも変わったんだけど
脚本家も変わるんだ
そう脚本家は木田剛さんだったかな前半は
なんだけど後半は井上俊樹さんという方になります
この方っていうか
聞き覚えあるな
あるなぜならアギトとファイズの脚本家だから
だからか
プロデューサーが白倉さん脚本家が井上さんこれ両方アギトとファイズと一緒
この組み合わせ
この組み合わせの特徴としては人間同士のぶつかり合いみたいなのが強めに出る
変わりそうだなテスト急に
しかも結構前半がねじっくりアスメの成長を描いてるから
もう残り19話なんだけどそこで一気に物語を結末に向かわせるというために新キャラが登場します
すごい堂々と手こいでしてくるな
それがアスムのライバルになるキャラクターキリアキョウスケ
アスムが変身前の響さんの人柄に憧れてる人間だとすると
45:05
キョウスケは変身後の鬼の響に憧れている存在かな
でキョウスケは響さんに弟子を申し出ます
そっちは鬼の道を歩むんだ
そう
でアスムも触発されて響さんの弟子になります
ボットでのやつにめちゃめちゃ言われて自分負けるかみたいなことになって
二人で響さんに弟子にします
ちょっと面白そうだね
後半は後半で面白い
展開がついて角度がついて
で二人で競い合いながら鬼になるための修行していきます
結構バッと話飛ばしちゃうんだけど
物語終盤にアスムがとある病気の少女に出会います
アスムって鬼の修行と並行してボランティアでパネルシアターっていう
パネルシアター
神芝居の進化版みたいなイメージかな
一つのボードに登場人物がステッカーみたいな
磁石かなみたいになっててそれをペタペタ貼って
一枚のボードの上で神芝居みたいな物語が展開していって
横で朗読するみたいなのがあるんだけど
それをボランティアでやってて
なるほどなんか滑弁師みたいだね
近いかもしれない
それを子供たちに見せるようなボランティアをしてるんだけど
そこでとある病気の少女に出会いますと
あすむはそれまでやってなかったんだけど
パネルシアターの朗読のポジションを
その少女にお兄ちゃんやってよって言われて
少女にやってあげるよっていうふうに約束をしますと
あすむはそれをやるためにひびきさんに
一回鬼の修行を休みたいとそっちに集中したいから
っていうふうに申し出ますと
そしたらひびきさんに
鬼になるより一生懸命になれることが見つかったのか?
っていうふうに聞かれるんだけど
でもあすむの中ではいまいちそこ踏ん切りがつかなくて
でひびきに自分はどうしたらいいんですかって聞くのよ
そしたらひびきは師匠だから師匠として答えるの
あすむ鬼の道っていうのは迷いながら歩く道じゃない
自分の生きる道を決められない奴に
鬼の助けができるんだっていうふうに答える
冷たいようだけど
ここはもうあすむが自分で決めなきゃいけないっていうふうに
なんかきついな
そうだよね人生って選択の連続だからね
どっちもってなかなか取れなかったりするんだよな
だし鬼って命懸けなんだよねやっぱり
そうだよねよりね
片手間でできるようなことじゃない
本当にみんな人生かけてやってるものなんだよね
そうか
だからこういう言い方を
48:02
しかも師匠だし
中学生だっけ
この時は高校に入学してる高1
高1で選べないよ人生
であすむは結局鬼の修行をやめることになります
これが最終回の1個前の話になるんだけど
最終回はその1年後に飛びます
鬼の修行をやめたあすむは一体どうなってるのか
どうなってると思います
今そのなんか
やってんじゃないやりたいことを
なんだっけパネルシアター的な
あすむは医者を目指してます
急だな
病気の精神であって
悲しんでる人を救いたいという気持ちが芽生えて
辛い人たちってこんなにいっぱいいるんだっていうのを
そこで知って助けたいと思ったみたいなんですよ
で医者目指して勉強も頑張ってかなり成績も良くて
あとは病院でバイトとかも始めて
本当にそっちの道に向けて頑張ってると
いうところで色々あって
1年ぶりにひびきさんと再会することになります
弟子入り辞めてからは結構会ってなかったんだ
全く会ってない
いいね最終再会
再会って大好き俺
再会っていう展開マジで大好き
再会してね本当に最終話の最後のシーンがいいんですよ
ひびきさんとあすむが夕焼けの綺麗な海岸で
座って語り合うシーンなんだけど
あすむがまずセリフを言うの
ひびきさんに憧れてたんですと
初めて会った時からずっと
そして僕もいつかひびきさんみたいになりたいって
でもそれじゃダメなんじゃないかって気づいたんです
ひびきさんに何でも頼ってひびきさんの真似をして
それじゃ本当に僕が目的を持って
よく生きるっていうことにはならないんじゃないかって
それがひびきさんが教えてくれたことなんだって
僕は鬼にはなりません
でもわかったんです
もっとたくさんの人を助けたいって
っていう風に言うわけ
それに対してひびきさんは
鬼になることだけが俺の弟子になることじゃないと
鍛えたなあすむ
出会った頃からずっとあすむは俺の自慢の弟子だったよ
俺についてこい
あすむは俺のそばで自分らしく生きてみなよと
言うわけ
そしてあすむは力強く
はいと答えるわけですよ
よくね
よい
ちょっと弱いわ俺そういうのに
ひびきめっちゃ好きだと思う
めちゃめちゃ好きだと思う
51:01
いやなんかそのさ
それもいいよねそのさ
大人に学ぶってさ
同じことすることじゃないんだよね
最初はそのやっぱ何していいかわからないから
真似から入ったりとか
やってみるんだけどさ
そのいろんな選択をしてくると
やっぱ自分はこれじゃないなみたいなものがさ
見えてくるじゃない
でその結果やっぱ自分ならではの道を見つけるっていうの
すごい本当に
人生だね
人生ですね本当に
あすむはもう本当に自分自身の生き方を見つけて
それに向かって自立して歩むことを決めて
今まで助けてもらってたひびきさんにそれをしっかり伝えることで
また次の人生の一歩を歩み出していくっていう
エンディングがある
なんかそのやっぱね
王道じゃない人生というか
みたいなものに俺結構
惹かれるとか
王道じゃないって言うとちょっとあれなんだけど
例えばめっちゃ金を稼ぐとか
人気者になるとか
ヒーローになるとかって
誰もが思う素敵な
かっこいいなっていう
ものだと思うんだけど
それは人らしい生き方って絶対そこに無かったりするし
例えば周りから見たら
あいつなんであんな仕事してんだとか
あんな人生でいいのかって思われても
その人が人生に満足したらそれでいいじゃない
ポケモンのさ
まあ君言うよね
けんたて
すっごい俺20年ぶりにポケモンやったんだけどね
ライバルのね
ポケモンのネタバレしちゃうけど
ポケモンのライバルって今までさ
超強くて
主人公としぬぎを削ってみたいな感じなんだけど
ポケモンのけんたてのライバル弱いんだよな
ずっと弱くてさ
最後は分かった
俺はトレーナーとしてはやっていけないけど
ポケモンは大好きだから違う研究者の道を行く
あれめっちゃ感動してさ
そういう自分が本当に行きたい道を見つける過程って
本当になんか尊いというか
みんなやるべきというか
野党が豊かになるという
すごいいい話したなって思ったし
めちゃくちゃいいと思う
ちなみにポケモンで言うとさ
ポケモンで言うとさ
アニメのしげるってどうなったか知ってる?
知らない知らない
ライバルの
しげる
サトシに負けて
博士の道に歩んで
そうなの?
おじいちゃんの
大木の博士の
そうなんだ
ちなみにアニメのたけしどうなったか知ってる?
知らない知らない
たけしって何目指してたか覚えてる?
ブリーダー?
そうポケモンブリーダー
なんだけど旅をしていく途中で
怪我をしたポケモンとかの面倒を見たのかな?
っていう回があって
そこで方向転換するのよ
ポケモンドクターを目指す
そうなんだ
医者になってんのよたけし
知らなかったでしょ
アニメでもそういう話あるのよ
結構
54:00
踏襲してんだな
かもしんないね
そうなんだ
いいよな
そういう話大好き
夢を目指して
夢叶うのもすごいんだけど
叶わなくても
あの頃描いてた自分じゃなくても
自分で見つけた
気づきというか
その先があるんだよ
そういうのって俺すごい希望だなって
夢叶わなかったら
負け組ではないんだよ
そこで終わりではない
すごいいい話だなと思いました
思いました
っていうのが仮面ライダー
っていうのがポケモンなんだけど
そういう
アダチアスムという少年が
いかにこう生きていくか
自分らしく生きていくかっていうのを
見つけられる
っていうのが仮面ライダー響きという
物語でしたと
まさに人生でしたね
伏線解除された
本当に人生だった
やられた
ちなみにこのエンディングっていうのは
高寺さんから
響を引き継いだ白倉さんという
プロデューサーが響役の細川さんと
会議を重ねて
高寺さんが
描きたかったのってこういうことなんじゃないか
っていうのを踏まえて考えた結末
なんだけど
実はいろんなパターンの
エンディングが考えられていて
その中にアスムが鬼になる
パターンもあった
これね
2020年の
2月に
仮面ライダー響きの15周年
記念イベントっていうのが
ありまして俺実際現地で参加したんだけど
この前半のプロデューサーを
務めた高寺さんが
登壇してたイベントで
アスムが鬼になるパターンも考えられてた
っていう話をしてたんだけど
そこでねアスムが
鬼になったらどういうビジュアルになるのか
みたいなイラストとかも公開して
結構しっかり考えたんだ
それはねイベントのために
描いてもらったのかな
こういう設定でみたいなのあって
それを実際にイラストに起こしてもらったみたいな感じだったんだけど
輝きっていう
鬼になるっていう設定があったらしくて
でもあのイラストがね
どこでも見れないんだよな
あのイベントのためだけにあったやつで
多分どこでも見れないんだけど
そういう話とかもあって
本当にいろんな人生の中の
可能性の
一個のエンディングっていうのが
実際に使われた
エンディングっていう
実際アスムが鬼になるパターンとかも
あったっていう余談でしたと
なるほどね
はいというところでね
今回も終わりにしたいんですけれども
えっとね
ポッドキャストってなんかね
コメント機能ついたらしい
スポッティファイとかに
なんでそっちもぜひぜひ書いてください
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YouTubeも高評価チャンネル登録コメント
57:00
ぜひぜひよろしくお願いします
お便りは概要欄のGoogleフォームから
くれますのでぜひぜひ送ってください
私は響きのここが好きですとか
めちゃめちゃあると思います
ぜひ書いてください
Xもやっておりますので
Googleシャープこじあわで感想つぶやいてください
ここでお知らせです
ラーメン発見でラーメンさゆき
もうすぐ感想会やるので
ぜひぜひ送ってください
急げ
ということで今回も終わりにしましょう
ありがとうございました
ありがとうございました
57:45

コメント

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