蘇ってきたらぜひ喋ってもらいたいんだけど、思い出とかね。
はい。
じゃあ当時見て、それ以降は、
まあ普通に見てないっていう感じなんだよね。
見返してはいないかな。
うん。
そう。
結局そのいつものあれよ。
49話買って持って、見よって思っては。
49話買って持っていってない。
はい。今回はですね、まさにそういう人。
当時見てたけど、それ以降見てない。
もしくはまだ一回も見たことがないっていう人に、
仮面ライダークーガっていう作品を見てもらうために、
今日は喋りたいと思います。
長いんで覚悟してください。
マジで?長いの?
もう夜遅いじゃん今日。
ただ、これを聞いたら見たくなると思います。
ああそうか。
いやまあそうだよな。
いやなんかさ、いやその、今25周年でしょ。
なんかやってるでしょなんか。
そうですね。
つい先日まで東京で超クーガ展っていう展示がやってました。
SNSで死ぬほど回ってくるんだよ。
はい、僕も行ってきました。
特撮とか俺フォローしてないのに、めっちゃ回ってくるのオススメに。
でなんかその、今日まさになんかすごい女性の女優さんかな。
かなんかクーガと一緒に写真撮ってて、
なんかタイタンホームの前でなんかお腹が痛くなってきましたみたいな。
あの怪人役のね、メガニマバーっていう怪人をやってた女優さんが撮ってた写真ね。
チェック済みです。
ああそうなんだ。
すごいなんか可愛かった写真が。
それニックニックしながらお腹が痛くなりましたみたいな写真あげてて。
きっとなんか作中でなんかあったんだろうなって。
タイタンホームにやられたんですよ。
ああそうなんだ。
ライジングタイタンにやられたんです。
可愛い写真が回ってきて、そんな気になってたんだよね。
なるほどね。
ということで、改めてその空画を見てほしいってところで喋ろうと思いました。
なんでかっていうと、25周年でその超空画展っていう展覧会やってまして。
もう連日満員でした。
ああやっぱそっか。
俺も行ってきたけど、2回。
ああ2回。
これ喋るために。
今何回行ったって聞こえたと思った。2回行ってんだねやっぱね。
2回しか行けなかったんだけど。
1回なわけないだろうなってちょっと思った。
当日券は毎日売り切れで、前売り券買ってても平日だったら入所する前に正義券もらってから、3時間とか5時間とか待ってからじゃないと入れないって。
ああなるほど。
ぐらい人気で。でまあその空画展行くにあたって、また俺空画を見返したわけ。やっぱり面白い。めちゃめちゃ面白い。
いやそうだよな。またこれもSNSの話じゃないけどさ。
うん。
多分そのきっかけで空画の切り抜きめっちゃ回ってくるのよ。
ああっていうか今再放送みたいなのもどっかでやってるはずなんだよね。
ああ。なんかそのこの思い出のシーンみたいな。誰かのここのシーンめっちゃやばかったみたいな。なんか1分半ぐらいでこうなんか切り抜き動画とか思って。やっぱなんかおもろそうって。
うん。
どれ見てももうこんなシーンあったんだみたいな。
まあその仮面ライダーとか特撮ヒーローものっていう枠組みっていうだけじゃなくて、この仮面ライダー空画ってテレビドラマとして面白いんだよね。そういうところについてもちょっと今回しゃべっていこうと思います。
じゃあその仮面ライダー空画っていうのが、なんでそのテレビドラマとして面白くなったかっていうのを最初にちょっとしゃべると、冒頭にも言ったんだけど、その作品を通して身近な恐怖を演出するための現実感っていうところと、特撮ヒーロー番組にありがちだった矛盾点を解消させるための整合性っていうのを重視してたと。
ああそれはもう明確に意図されてるんだ。
はい。制作陣も言ってます。本とか書籍とか、あとは今回の空画展の展示とかでも言ってたし、その作中通して本当にその全部に理由付けがされてたりとかっていうところ。
もちろんその仮面ライダーとか怪人っていう架空のものが出てくるから、フィクション要素っていうのはどうしてもあるんだけど、それをできる限り抑えてすごいバランスで作られてるっていうのがこの仮面ライダー空画の特徴ですと。
印象的に特撮感薄かった印象がある。空画が思い出に残ってるのって、ちっちゃい頃だから、ちっちゃい頃だからっていうのもあれだけど、なんかやってたから見てたわけよ。なんか大人のものを見てる背伸び感というか、ちょっとあったんだよね。まあ結果難しくてついてなかったけど。
それはあってて、これはそのプロデューサーの高寺さん、響きの時も喋ったんだけど、高寺茂則さんという方がプロデューサーされてて、その方が語ろう空画アギトリウキっていう書籍があって、それのインタビューで答えてたんだけど、仮面ライダーっていうのはスーパー戦隊ってあるじゃん。それよりもちょっと年齢が上の人向けに作られているっていうのがある。
仮面ライダー自体が? そう。
ヒーローものと比べて、戦隊ものと比べて。 そうそうそう。ちょっと上のものとして作られている。プラス、その高寺さんっていう方がやっぱ子供に対して手を抜きたくないというか。
その話は前もあったね。 子供を騙したくないというか、ちゃんと向き合って作品作りをしたいっていう人。だから、大人っぽいところっていうのも出てくるっていうのがあるんだよね。
プラス、作品としてかなりホラー要素というか、ホラー作品の演出をかなり取り入れている。
演出が、なるほどね。 というところと、あと刑事ドラマっぽいところっていうのがかなり多い。
なるほどなるほど。 っていうところが、ちょっと大人のドラマっぽい感じを出しているっていうのもあるだろうね。
っていうところで、そういう子供番組なんだけど、現実感だったり、恐怖を演出するための現実感だったり、子供騙しに向き合って矛盾点をできるだけ解消していくというところにこだわってます。
じゃあその矛盾点って一体何? ちょっとだけ例を挙げると、例えば今までそれまでの特撮ヒーロー作品だと、怪人ってたくさんいるじゃん。
いるいる。なんとか男とかね、いるよね。コウモリ男とか。
たくさんいるじゃん。なんで毎回一体ずつしか出てこないのみたいな。
確かに。
全員でボコボコにすればいいじゃん。それ終わりじゃん。
終わり終わり。
なんで一時に一体ずつなの?みたいなところとか。
確かに。
最初にその牧師みたいな流れを。 今日のアジェンダはこちらです。
今日のアジェンダはそうなってた。すごい気合だな、なんか今日。さっきからさ、明らかに1.3倍くらい普段の収録の熱が。
やっぱね、思い入れが強いのよ。クーガ好きなんだよね。
そうなんだね。特撮全般好きじゃない?いろんなカメラでは何かするじゃない?そんなに別にクーガだけというか特別好きっていう印象は別になかった。好きなんです。
好きです。東映の特撮って今TTFCっていうサブスクみたいなのに入ればある程度全部見れるんだけど、クーガだけは俺ブルーレイボックス全開をしてた。
そうなんだ。本当に特別なんだね。
そうですね。で、人に仮面ライダーをお勧めするとき、まあその人の好みによって変えることはあるんだけど、大体俺はクーガから見るといいっていつも言うことしてる。
一番面白いし一番お勧めだし、特撮ヒーロー番組ってこういうものだよね、なんか子供向けなんでしょってちょっと思ってる。
人にはかなり効く作品だからやっぱり。っていうところでその持っている仮面ライダー像っていうのをぶっ壊すために一番インスピレーションがあるのがクーガなんだよね。
なるほどなるほど。あとわかりやすいしね、織田桐生さんだからね。
そうだね。
なんて言ったって。
有名だからね。
みんな知ってる。織田生だからね。
っていうところもあって本当に思い入れのある作品なんですよ。じゃあちょっと前提としてね、仮面ライダークーガのあらすじみたいなところを導入部分ですね。
聞きたい聞きたい。覚えてない覚えてない。
これだいたいウィキペディアからの引用になるんですけど、西暦1999年ですね。地中深くに埋没されていたものの地殻変動によって地表に出現した長野県のクローガタケ遺跡っていう遺跡があります。
遺跡。
でそこに発掘調査隊っていうのがいて、そこでね石の棺がありましたと。でそれを開けたら中から謎の存在が目覚めますと。でその発掘調査にあたっていた調査隊がその謎の存在に全滅させられますと。
99年。
99年。
ノッサラダムスの大予言だ。
ああそうだね。でもこれは7月の出来事ですね。
恐怖の大王ではない。
大王ではない。でも実は多分そういう時代背景とかもある気がする。
ちょっとありそうだなと思った。そこに現れたっていうこの世界に。
だしそのさっきも言ってた時代にフィットしたっていうところはこの1999年とか2000年ぐらいってちょっと社会が暗くなってたというか不安が大きかった時代。
そうね。そうだよね。いや分かる分かる。その90年代後半って結構そのいろんな事件が、それこそあれとかね地下鉄サリン旅館もあるし。
あと地震だね。阪神青時代震災とかもあったし。
そうだよね。95年以降はなんとなく俺も大学とかでちょっとなんか勉強とかした中でなんか結構荒れてたというかちょっとなんとなく暗い雰囲気はあったよね。アイヴァンギリウムが流行ったりとかね。
そうそう。だからそういう時代にフィットしたちょっとこうグラメって言ったら。
不穏なというか感じが。
そういうところも出してるっていうのが空が特徴なんだけど。でその突然目覚めた存在が調査隊を全滅させて。
全滅ってのは何?殺したってこと?
全員殺したってこと。でさらにその近くにいた200体余りの仲間を蘇らせますと。これで蘇ったのが今回の仮面ライダー空がに出てくる怪人であるグロンギ。
200体?
200体。
そんな多いんだ。49話なのに。
そうですね。ただ全員が出てくるわけじゃない。
ああそうなんだ。
全員が出てくるわけじゃないんだけど。
1話に5人ぐらいのやられるとかあったかと思った。
違います。でグロンギっていうのが今回の怪人の種族名ですね。
聞いたことある。グロンギは。あのちっちゃい頃にあるじゃん。
図鑑みたいなやつ。
図鑑みたいなやつ。グロンギにわざわざ開かれてグロンギって売り方振ってあるみたいなやつ見た記憶あるわ。
テレビ君とかに書いてあるよね。
そうそうそう。
でまあそのグロンギがよみがえりましたと。でこの事件の捜査を担当することになった長野県警の刑事一条薫。
ああ一条さんだ。
一条さん。
長野県警なんだ。東京とかじゃないんだ。長野なんだ。
そう。長野で始まって東京と長野を結構一体来たりしてるんだよね。
そうなんだ。
この先って。
その事件の調査っていうかさ、そんななんかさ、1人の刑事に任せられるようなそんな事件なの。
ああ1人だけじゃなくてまあみんなで行くんだけど。
そうだね結構でかい事件だよね。全滅というかということは結構何人も死んでるからさ。
まあ主導というかなんか作中メインで動くのがまあ一条さんって感じかな。
まあリーダーリーダーっていうかリーダーでもないのか。
まあそうリーダーって感じなんだけど。
スタントンみたいな感じかな。わかんないけど。はいはい。まあまあまあメインの方なんだね。
一条さんがその事件現場で後代雄介と名乗る冒険家の青年と出会いますと。
冒険家。
これがまあその織田斬雄さんが演じる主人公ですね。
後代くんね。
でその後代が遺跡で発掘されたベルトを目撃した際に超後代の戦士のイメージが脳裏に浮かび上がりますと。
ベルト、遺跡にはベルトがあるの?
そう。
えっと棺ありました。なんか目覚めました。ベルトは?
えっと棺の中になんか人がいるんだよね。で、その人が巻いてたっていう。
その謎の生物というか。
とは別で。
棺が2個あったってこと?別の遺跡?
棺の中には人がいるんだけど、それを開けたことによってなんか別で怪人が蘇ったみたいな感じかな。
棺の中にいたわけじゃないって感じかな。その開けたことによってなんか封印が解けたみたいなイメージ。
そうそうそう。棺の中にいたのは古代人がベルトを巻いた状態で。
ベルトを巻いたミイラというか。
そうそうそう。
ああ、なるほどね。
これもね、ちょっと詳しく言うともっとあるんですけど、ちょっと古代編とか、古代編っていうか古代の話とか、実はその中にいたやつ直前まで生きてたんじゃないかみたいな話とかも掘るとあるんですけど、今回は割愛します。
はい。で、そのベルトを見たら、古代雄介の頭の中に戦士のイメージが浮かび上がりますと。それが空画ですね、仮面ライダー空画。
ちょっといろいろ質問していいですか。
はい、どうぞ。
冒険家でしょ、古代君は。で、それ殺人現場なわけでしょ、遺跡は。なんかそんなただの冒険家が入って、中まで行ってベルトを見てみたいなことできんの?
めっちゃ怒られます。
それは別にちゃんと怒らないんだ、別に。なんか理由があるとかじゃないから。普通に冒険してて、遺跡に。え、それは何?先にいたの?一緒に行くの?
その調査隊の知り合いなんだよね、古代雄介の。
全滅した調査隊の知り合い?
調査隊が属してる大学のところにすごく信仰が深いというか。というので、その調査隊の知り合いの人に頼まれて行くんだったかな、その原石。
現場見に行くみたいなこと?全滅したところに見に行って。そしたら一条さんは先にいる?
一条さんはそこで調査して。
まあざっくり言うと、古代の怪人グロンギがたくさん蘇っちゃったので、かつ人を襲っちゃうので、クーガに変身する後代っていう青年と一条さんっていうケージが協力して、そのグロンギたちを倒して、みんなの笑顔を守りますという話でございます。
まあちょっと今日はね、このぐらいざっくりした感じで頭に入れておいてもらえれば大丈夫です。
クーガって人がいて、怪人グロンギと戦います。
クーガって人がいない。クーガって人はいないよ別に。
人だよクーガは。クーガは人だよ。
うるさいうるさい。カメラライダーだろ。
クーガは人だよ。
うるさいうるさい。うるさいし怖い。うるさいし怖いって最悪。パワハラされると上司思い出した急に今。
はいということで、こんな感じで作品が始まっていくわけですけれども、ここからですね、さっきもちょっと話した仮面ライダークーガっていう作品がヒーローもののお決まりっていうものを、
どのように成功性と現実感を持って描いているのかっていうのをいくつか例を挙げて紹介しようと思います。
さっきもちょっと喋ったいくつか2つくらい例を挙げたんだけど、笹子が思いつく、特撮ってこういうのよくあるよねみたいな思いついたりする。
なんか意味もなく爆発が起こるとか。
なるほどね。怪人倒したら爆発するみたいなのもあるよね。
あと何だろう、名乗りを待ってくれるみたいな。
うんうんうんうん。
これはあの多分、有約書がハンター×ハンターの回で話した気がするけど、東橋義彦先生も、なんでこいつらポーズ取ってる間に襲わないんだろうみたいなこと思って、
ハンター×ハンターはすごい緻密なバトルにしたみたいな話したと思うんだけど、なんかそれはなんか俺も、本当に殺し合うなら闇打ちとかするだろうみたいな、
そういうのしないなって、あんま卑怯なことしないなっていう印象はあるかな、特撮。
じゃあちょっとそれを先に言っておくと、クーガって割と待ってくれません、怪人は。
だって覚えてるかわかんないけど、1話も変身とは言わずに殴りながら体が変わってくる。
ああ、それは覚えてる。変身ポーズ取らなくて、2話でちゃんと変身ポーズ取ったら強くなったみたいなイメージ。
イメージ、それは覚えてるから。なんか覚えてる。なんかうわ、変わったみたいな。え、え、なんか全然効かないみたいな、そんな感じだったイメージはある。
あとは、怪人の前で変身する場面も結構あったりはするんだけど、怪人に会う前にも変身しておいて、バイクで向かってるっていうのは結構ある。
ああ、そのイメージある、確かに。変身しちゃって向かうみたいな記憶あるわ、確かに。
そうなんですよ。クーガでは結構その辺も意識してるかなっていう。
あんまり堂々とポーズ取ったりしないか。
まあ一応取るところもあるんだけどね。まあその変身っていうのは、五代雄介が戦う決意をするっていう行為でもあるわけだから、ちゃんと変身ポーズも取って変身するんだけど、
ちゃんと相手に隙があるときに変身したりとか、戦う前に事前に変身しておくとか、殴りながら体が変わっていくとか、っていう風にちゃんと描かれてる。
ちゃんとその戦いとしてね。
あとさっき言った爆発のところもちょっと設定があって、ちょっとまあ喋る予定ではなかったんだけど、先に言っておくと、
いやこれ後で喋ろうかな。ちょっと後で言います。
ああ、はいはいはい。
ちょっとグロンギンの話をするところが後であるんだけど、ちょっとそこで合わせて喋ろうかなと思います。
はい。
じゃあ今挙げていただいたものの他に、今回ちょっと紹介する例をバーって先に言っておくと、
まず、なんで市民たちは仮面ライダーっていう故障を知ってるの。
確かに。
助けて、ライダーとか言うけどなんで知ってんのお前ら。
助けて、なんかあのすごい人みたいなのあるよね。
なんでそんな有名なんだろうみたいな。
あとさっきも言った、怪人ってたくさんいるのになんで1体ずつ出てくるの。
そう、確かにそれはそう。なんで?っていう。
あとヒーローが戦ってるのに警察そのとき何してんのみたいなところ。
とか、あとなんでヒーローって怪人がいるところに都合よく出くわすことができるのみたいな。
怪人暴れてるけどなんかバイクでやってきて、うわーみたいな。
確かに。全然その例えばさ、今沖縄でなんかあってもさ、気づかないけど。
そうそうそう。
例えば、なんで近場でいつもなんか起こるのっていうのが確かにある。
で、あとは、登場人物たちの私生活って描かれてないかないみたいな。
ライダー、確かに。
もちろんライダー自身とかは、まあ私生活っていうか、まあ生活は描かれるんだけど、その周りにいる人とか。
もっと言うとその世界に生きてる人たちとか。どういうふうに生きてるんだろうみたいな。
確かにね。そんなものを描いてもねって感じだもんね。だってストーリー上ね。
いやー、そこが大事なんですよ。
いや別に知らん知らんけど。大事なのは大事なんだろうけど。
あとは、これがでかいんですけど、そもそもヒーロー側がやってるのも暴力なんじゃないですか。
まあそうだね。パンチ、キック、ボコボコにしてね。
そう。
いやまあでもまあ、人をボイッと襲ってるからしょうがない気もするけどそれは。
本当に?
しょうがないんじゃないかな。
へえ。
なんかこいつ。
っていう話をちょっとここからね、していこうと思います。
今日いつの間にかしてうるせえな。声だけじゃなくて顔うるせえなさっきから。本当に?ってすごい眉毛めっちゃ動いたりとか。
今日めっちゃうるせえな。はい、続けてください。
じゃあ、まあ他にもたくさんね、そのお決まりみたいなのあるんだけど、ちょっとここだけ今日はピックアップして話していこうと思います。
はい。
じゃあまず一番最初に、なんで市民たちは仮面ライダーっていう名前を知ってるの?
めっちゃ気になる。それ普通に知らないわ。なんで?
なんでっていうか、そこがおかしいよねっていうふうに思って、クーガーではどう作ったかっていう話になるんだけど、さっきも言ったけど、それまでなぜかみんな助けて仮面ライダーみたいな感じで助けを求めるわけだ。
ただ、いつその存在を認知したのみたいな。なんでみんな知ってるのみたいな。っていうツッコミが出てくるわけ。
これをクーガーではどのように描いてたかというと、これ覚えてたりするかな。
え、なんかニュースとかでやってた?
ああそうそう。その仮面ライダーの活躍がニュースとかで放映されたっていうのは作中である。
なんかあった気がする。そういう、確かに薄っすらだけど、そういうシーン多かったなって気がする。テレビニュースでとか。
あと新聞の切り抜きとかも出てきたし。
ああ、新聞とかなんか、そうね。そうやってみるとその私生活、その人々の、そういうとこで見た記憶がなんかあるな確かに。
だし、なんなら仮面ライダーっていう名称は作中で一回も登場してないと。
あ、そもそも?ライダーって呼ばれてないのか。
そう。
ああ、そっかそっかそっか。
クーガーっていう名前はちょいちょい出てきたけど、その主人公の5代とその周りの数人でしかそう呼んでなかった。
ああ、そっかそっか。そもそも呼んでないのか。
じゃあどう呼ばれてたかっていうと、クーガーは未確認生命体4号。
ああ、なんか、はいはいはい。なんか言ってた気がする。
思い出してきた?
言ってた気がする。その未確認なんちゃらとか言ってた気がする。
そうそうそう。未確認生命体とか未確認とかって呼ばれてたんだよね。
はいはいはい。
まあその未確認って略すっていうことも生活に馴染んでるというか、
多いね。
根差してるというか。
略すよね。そりゃあそんな長い名前で呼んでらんないよね。
で、クーガーだけじゃなくて、怪人であるグロンギも未確認生命体って呼ばれていた。
で、後ろに何号とか番号を付けて呼ばれていましたと。
で、クーガーも怪人もグロンギも最初は一緒のものとして扱われていたので、全部未確認生命体何号って言われていましたと。
で、そのグロンギが人を襲っていく中で、未確認生命体4号だけはなんか人間を助けてくれるぞみたいな感じで、ニュースとか新聞とかで取り上げられて、だんだんと政権に認知されていくっていう。
そもそもヒーローとして最初からいないのか。
そう。
クーガーになれるっていうのは五代と一葉さんと数人しか知らないんだっけ。
そう、最初はそうなんですよ。
そうか、それで世間的にはなんかいつもいるなあいつみたいな感じなのが。
なんか、未確認生命体同士が戦ってるぞっていうところから、なんか4号は人間を守ってくれるぞみたいな。
ああ、そっかそっか、そういう感じだったか。
っていう感じで人々に認知されていって、世間からは4号っていうふうに呼ばれるようになってくる。
4号。
4号。
なんで4号なんだっけそれは。
えっと。
1、2、3がいるんだっけ。
そう、0、1、2、3がいる。
あ、0からいるんだ。
で、0がその一番最初に黒型形跡で蘇ったやつ、1号が1話で出てきた怪人、2号が白いクーガー、3号が2話で登場するコウモリ型の図工マグっていう怪人、で4号が赤いクーガー。
ああ、そうか、グローイングと分けられてるのか。
そう。
ああまあ確かに、それもなんかあれだね、確かに知らねえもんな。
うん。
こっちからするとその、テレビ見てる我々すると、
まあ一緒なんだなって。
グローイングフォームがマイティフォームに変身したんだってわかるけど、何も知らなかったら、なんか似たような2体がいるな。
そう、ぐらいなんだね。
って感じだよね確かに。
ああ、言われてみればそうだなあ、そっか。人々は知らないもんな、変身してるとこ見てないし。
うん。
なるほどね、ああよくできてるね。
よくできてるね。
そこ分けてるの細かいね。
うん。
なんか別に一緒にしちゃっても、すんなりいきそうだけど、顔も似てるし。
うん。
え、でもそれなんかあるあるだよね。ガンダムとかもそうなのよ。
あ、そうなんだ。
確か。俺もファーストガンダム詳しくないからなんだけど、やっぱりロボットアニメですってなるとさ、スポンサーはかっこいいロボットのフィギュアを作りたいじゃない、スーパーロボットというか。
だからなんかガンダムをね、フィギュアで、なんか見たことないガンダムいいんだよね。ミサイルがいっぱい付いたやつ。
作集出てないんだけど。なんか多分あれはなんかその子供向けのおもちゃとして作られたやつなんじゃないかなって勝手に思ったりするんだけど。
わかんないけどね、本当はなんかあるのかもしれないけど、なんかやっぱそのスポンサーが、おもちゃ作りたいからさ、もっとかっこよく活躍させてよみたいな話は多分あるんだろうなっていう。
くしくも、仮面ライダーもガンダムもどっちもバンダリー。
おだしょー そっかそっか。バンダリーはやっぱそれだよね。作りたいもんね、おもちゃを子供たちに。
そっちもね、そっちで仕事だからね。やっぱりそういうのはあるんだけども、まあ仮面ライダークーガっていうのは、やっぱかっこたる信念というか、もって最後まで仮面ライダーとは呼ばなかったと。
おだしょー いやーすごいよね。別に呼ばなくていいよね、別にでも。呼んだ方が売れるのかな、おもちゃって。
いやわかんない。でも別に作中で呼ばれなくても、仮面ライダーだとはわかってたよね。
おだしょー まあだって仮面ライダークーガってタイトルだしね。
番組名だし、おもちゃとかも仮面ライダーって書いてあるし。
おだしょー 書いてあるCMとかでね、間のCMとかで。
子供でも、なんか作中で出てこなくても、そこはさすがに認知できるかなっていう。
おだしょー わかるけどね。なんか何なんですかね、なんか会社員みたいになるけど。何なんだろうね、そのこだわりというか。どういうあれなんだろうね。
まあ言ってしまうと、特撮あるあるっていうところにも関わってくるんだけど。
おだしょー 前例なかったんだもんな。10年空いてんだもんな。
逆にそこは前例があったからこそそうなってるっていう部分もあって。
おだしょー あ、なにそれ。仮面ライダーって言わなかったから売れなかったみたいな前例があるってこと?
うーんとね、っていうわけじゃなくて、特撮っていうかヒーロー番組、子供番組の積み重ねがずっとあったわけよ。
それこそウルトラマン、将来仮面ライダーだからずっとあったりとかっていう中で、
まあその仮面ライダーっていう故障があったかどうかっていうところじゃなくて、こういうことをするとおもちゃが売れるよね。こういうことをしないと売れないよね。こういうことをしちゃうとおもちゃ売れなくなっちゃうよねっていうノウハウがたまってきてたんだ。
それによってある程度子供番組の型が決まっちゃってたと。それをぶっ壊したのが空が。
そこすごいね、なんか勇気だね。
本当にそう。
ねえ。だってただ壊したとてさ、ポシャったらさ、ただ最悪な番組でおいちゃうじゃん。なんか反抗した上に売れないみたいな。
そうだね。そうなってたらもう本当に空がで終わってたかも。
まあそうだね。
ヒーロー番組。
そうだよね。
そこをちゃんとやりきってかつ人気も出ておもちゃも売れるっていうところまでいったのが空がのすごいところ。
確かに。
欲しかったもんおもちゃ。
いや、かっこよかったよね。めっちゃかっこよかったよね。
なんかちゃんと作中で活躍したら欲しくなるんだなって。
あとこれも言うかもしれないけど、武器持つじゃん。
武器持つね。
あれなんかこれ結構あれだった。仮面ライダーって武器持つイメージなかったから。一応ブラックアレックスのリボルケインとか出してたけど。
そうだね。
言い方悪いけど、おまけというか、体だけで戦えるけど武器も持てるぐらいのイメージだったんだけど。
空がはさ、色も変わるしさ、武器もいっぱい持つしさ、武器ありき変身みたいな感じだったじゃん。
その話しちゃう?
ちょっとそこさ、時間多く出しちゃうからカットするつもりだったんだけど、出しちゃったか。
あれがかっこよかったから、別にストーリーよくわかんなかったし、正直ね。でもとにかくかっけえなって思って、タイタンフォームの剣とか欲しかったよ。
そのフォームチェンジっていうところも、仮面ライダー空がでめちゃめちゃこだわってたポイントで、どういうことかっていうと、今言ってた通りフォームチェンジとかって結構おまけみたいな様子だったのよ、ブラックとか。
一応バイオライダーとかにもなるけどさ、ブラックアレックス。なんか別に、なんなきゃいけないストーリーではあるんだろうけど、なんかそんなにこう、それぞれがすごく主張してた印象はあんまないというか。
これは超空が展の展示とかでも語られてたんだけど、それまで空がまでってフォームチェンジはあったんだけど、結局基本フォームで止めを刺すとか。
まあそうだね。
っていうのが多かったと。ちゃんと使い分ける、フォームを使い分けるっていうのがなかったと。それが空がで初めてやった。で、それをするためにはどういう工夫をしたかっていうと、それぞれに得意分野と弱点を作ったわけね。
例えば空がだと基本4フォーム。マイティでドラゴン、ペガサス、タイタン。で、それぞれマイティは肉体で戦う、キックとかで戦う。ドラゴンは棒だね。長い棒。棒術で戦う。ペガサスフォームは棒眼。遠距離攻撃を使う。タイタンフォームは固い体と剣を使って戦うと。
足押せるんだよな。のそのそ歩くんだよな。それが弱点ですね。タイタンフォームの。で、ペガサスフォームは。
大好き。ペガサスフォーム大好き。五感が強いから。強すぎるゆえに確か戦い続けられないんだよね。
そうです。時間制限があります。
そうだよね。うるさ、音とかを拾いすぎてちょっと五感がおかしくなったりするんだよね。あんまり長い間編集すると。
だから初めて変身した時とかももう具合悪くなっちゃう。
あ、そう。めっちゃ覚えてるそのシーン。なんか敵倒したのかな。倒した後だったかな。
いや倒す前かな。
倒す前か。なんか倒れるよね。
そう。
うわーとか言って。バタンとか言って。
あとペガサスフォームは五感が強くなったから。
あれ痛み。
敵の攻撃がむちゃめちゃ痛いの。
痛みにも弱いんだよね。それ見た。切り抜きで。なんかペガサスフォームの方が肩刺されて超痛そうにしてるみたいなやつ見て。
ああ五感ってことはそうか。普通に痛覚もやばいのかみたいな。
でドラゴンフォームはジャンプ力が高かったり素早かったりする。
速いんだけど。
けど攻撃の一発一発がすごく弱い。
そうだよね。パスパスみたいな。なんか効かねえみたいな。全然パンチ効かねえみたいな。なんか言ってた気がする。
でこの感じで得意分野と弱点を作ることによってその状況に合わせて戦うフォーム、使うフォームを変えるっていうことができるようになったわけだ。
ペガサスフォーム衝撃だった俺は。
結構みんなやっぱあれはすごいっていうよ。
ドラゴンフォームとタイダウンは一長一短というかわかるじゃん。素早いけど攻撃が弱いスピードタイプとさ、動き遅いけど強いパワータイプみたいな。
それはなんかウルトラマン、ティガーとかでもさ。
まあそうだね。スカイタイプとか。
アトジュパワータイプみたいなやつ。わかるじゃん、速さと強さみたいな。ペガサスフォームはそのやっぱ、何て言うんだろう、五感遠くまで見れたり音を聞きつけるみたいなのはあるけど、それによってめまいして倒れちゃうとかはリアルって衝撃だった。
子供騙しじゃないぜこれはって思った。
まさにそうなんだよね。
あとはフォームチェンジの話で言うとまだまだあるんですけど。
なんか強くなるよね、後半。
あ、そうだね。ライジングフォーム。その話もしちゃう。
ライジングフォーム。
じゃあ先にそっちする?
知らん、知らんけど。俺は知らないけど。あるっていうのは知らないけど。なんか黄色くなるなっていうふちが。
黄色の力を手に入れるわけなんですけれども、元々はその番組の企画段階では考えられてませんでした。
ああそうなんだ。
じゃあなんで生まれたかっていう話をすると、最初は物語の中盤で一番強いフォーム、最強フォームっていうのが登場するはずでしたと。
まあそれがそのクーが一番強いフォームっていうのがアルティメットフォームっていうものがあります。
かっこいいよね。
黒いクーがね。
俺ストーリー追ってないんだけどかっこよすぎてさ、アルティメットフォームも。あれやばくない?なんかあの、中二過ぎない?なんか。
そう、マガマガしい形なんですよ。
すごい、一番かっこいいなあ。
まあ設定もすごいかっこいいんだけど。
らしいよね。なんか黒くてさ、トゲトゲしててさ、闇の力感がすっごいあふれてる。めっちゃかっこいいと思って。
体に血管みたいな黒い線がね、生きててたりとか、そういうなんかデザインの話もクーガ展行ったら見れるんだけど。
アルティメットフォームでしか名前が。
かっこいい。
いや当時さ、当時遊戯王とかも流行ってたけど、アルティメットってやっぱかっこいいよね。
そうだね。
ブルアイスアルティメットドラゴンみたいなさ。
かっこいいよね。アルティメットレアみたいな。
アルティメットなんとかドラゴンとかさ、アルティメットってやっぱ超強い大名詞みたいなあれがあったからさ、アルティメットフォームですかって思った。
でそのアルティメットフォームが元々物語の中盤で出てくる予定ではあったんですよ。
中盤なんだ。
特撮なじみない人は中盤なんだって感じなんだけど、特撮的には結構あるあるなんだよね。中盤に一番強いのが出てくるっていう。
そうなんだ。
やっぱその、これもおもちゃ売る話になるんだけど、ある程度活躍させなきゃいけないから。
ロボットアニメもそうですね。
そうなんだ。
だいたい真ん中ややお城ぐらいに後継機が出てくる。フルメタルパニックもそうだし。
ガンダムもそうじゃない?SEEDとかそうじゃない?
知らない。
見たことない。
見てない。ガンダム一個も見たことないから。
そのストライクっていう主人公機が途中でフリーダムガンダムになったりとか、後半に強いガンダムとか。
Xもそうだ。ガンダムもガンダムXがガンダムXXになるし、Gガンダムも最初シャイニングガンダムなんだけど、中盤ぐらいでゴッドガンダムになったりとか。
ウィングもウィングガンダムがウィングゼロガンダムになったりとか。するわ。するんですわ。ロボットアニメもだいたい。言われてみれば。
そうか、フィギュア売るもんな。
そういう。
そうか、そこに人が、その大人の事情があったのか。
そうなんですよ。
確かに言われてみれば何も気にしなかった。
で、仮面ライダークーガも元々は真ん中ぐらいにアルティメットフォームが出るはずだったんですが、ここでタカテラさん、プロデューサーのタカテラさん考えました。
一番強いやつなんでしょ。一番強いやつが出てきて、それって普通一番強いやつと戦わなきゃいけないよね。
それぞれだって。絶対勝っちゃうもんね。
だってそいつらとか戦って倒して、じゃあ一番強いクーガーがいますって言った。じゃあもうそれ誰と戦えばいいのって話になるじゃん。
確かに。
じゃあ真ん中に出てくるのおかしいよね。
確かに。
そこで用意されたのが、さっき言ってた金色の力、ライジングフォームですね。ライジングマイティ、ライジングドラゴン、ライジングペガサス、ライジングタイタン、あとアメージングマイティも含まれるかな。
その話面白いわ。出せない話。その話面白いわ。ガンダムウィングの話さっきしたじゃん。ガンダムウィングも中盤にウィングゼロっていう最強のガンダムが出るのよ。出るんだけどさ、あんま主人公乗らないんだよね。
ウィングゼロ最初仲間の一人が乗って出てきて、敵で出てくるのよ。めっちゃネタバレしちゃった。
仲間の一人が家族を殺されて闇落ちして、禁断のガンダムを作るみたいな感じでウィングゼロを作る。敵として出てくるんだから。
仲間だったんだけど、もう闇落ちしちゃって、僕が全てを破壊するみたいな感じで。
敵だったんだ。
それでその後、ウィングゼロって主人公だけじゃなくて、いろんな人が乗るの。強すぎて、こいつをどうにかしようみたいな話の軸になってくる、後半。
工夫だね。
そう、それでいろんなやつが乗ったり、敵が乗ったり、普通のパイロットが乗ると強すぎて体が追いつかなくなったりして、
主人公じゃない別のガンダムパイロットを連れてきて、お前これに乗れ、それで実験データを取るとかって、全然違うやつが乗ったりとかして。
結構主人公がちゃんとウィングゼロに乗るのはめっちゃ最後の方だな。
へえ。
だから今その、最強のやつ出しちゃうと困っちゃうから、いろいろやって話作ってくんだなっていうのはすごい、ちょっとガンダムウィングに追い出して気づいたっていうか、あるなと思ったっていう話なんだけど、続けてくれよ。
まあでもそれと一緒よ。だから最初から出ちゃう、最初からというか途中で出ちゃうと終わっちゃうから、その中間フォームっていうのを出しますと。でそれも出す時にも物語上の必然性っていうのを高寺さんは重視していて、急にそのライジングフォームになるのは違うわけですよ。
まあ確かに。 確かに。
急になられても、なんでってなるかな。
これもちょっとカットする予定だったんだけど、ツッコミとしてヒーローってなんで急にパワーアップするっていうのがついて回るわけですよ。そこの理由付けとかもちゃんとしていて、ライジングフォームにはなんでなるかっていうと、ちょっとネタバレになっちゃうんだけど、後代ゆうすけが途中で死にかけますと。
ほうほうほう。
敵にやられて、キノコの敵がいて、そいつの法師の毒で死にかけますと。
それもリアルだよね。そんな命懸けの戦いしてたらさ、1回に1回死にかけるよね。
で、病院に運ばれて、電気でさ、バンッバンッって心臓マッサージするやつあるじゃん。
AD的な。
あれを受けるわけですよ。そこで電気の力を取り入れるわけです。で、これなんで取り入れるかっていうと、クーガの変身するベルトに赤い丸があるんだけど、それが霊石アマダムっていうもので、強い力を取り入れる性質があると。
この話しとかなきゃじゃない。クーガのベルトってさ、ベルト単体じゃなくてさ、5台の体に埋め込まれてるよね。
そうだね。
そうだよね。ベルトっていうかなんか、もう一部だよね。
戦うときはベルトとして体の外に出てくるんだけど、普段生活しているときは体の中に取り込まれて、小さくバラバラになって完全に吸収されています。
それでは電気を受けるから結局そのベルトもその影響を受けたってことだよね。
影響を受けて、電気の力を吸収しますと。で、その電気の力で各フォームが強化されたのがライジングフォームっていうことなんですよ。
プラスアルファ、グロンギたちも強くなっていって、それに合わせて自分も強くならなきゃっていう意志もあったし、っていうところで生まれたのがライジングフォーム。
そこもあれだよね。体の一部だから意志の力とかで力が上がる。別だしだったら関係ないじゃん。
そうだね、機械とかだったら。
そう、でもその一部だからこそ五大の成長によって変身も変わっていくっていうのも確かに矛盾じゃないところというか、納得感がある感じだよね。
で、ライジングフォームが出て、まずそのライジングフォームでしばらく戦って、一番強いアルティメットフォームが出てくるのが最終回の1個手前の話ですね。
1個手前か。
49話あるうちの48話で出てきます。
そっか、そんな本当に後ろだったか。
で、アルティメットフォームの登場時間が約2分間。
2分しか出てないの?あ、そうなんだ。
あ、そうなんだ。
そう。
ああ、そっか。でもラストバトルさ、俺覚えてるの。最終回だけ見たのよ、確か。終わるんだと思って。なんか一瞬で終わってるのよ。
そうだね。
変身。すげえ覚えてるわ。
そうなんですよ。アルティメットフォームって本当に一瞬しか出てこないというよく。
どこに話す気か分かんないけど、今俺話しちゃっているのか分かんないけど。
まあいいよいいよ。
最後変身解けるよね、確かに。
そう。
素手の血みどろの殴り合いみたいな。
そう、ラスボスと生身で殴り合うっていう。
そうだよね。
その直前に変身してたって、一瞬しか映ってなかったなっていう。
そうそう。そうなんですよ。
そう、それすごい覚えてるわ。
正直ちっちゃい俺は表紙抜けしたもん。
あ、アルティメットフォームだ。終わり?みたいな。
すごい活躍を見せると思ってワクワクしてたからさ。
あ、終わった。
終わったと思ったら生身の殴り合いが始まってた。
そうだね。
それはそれでまた、なんだこれ?みたいな。すげえ!みたいな。
っていう感じで、必然性を持ってフォームも使うっていうのが空がの特徴ですね。
で、さっきライジングフォームの話に行ったから、話せなかった部分の話をすると、
最初に言った4フォーム、マイティ、ドラゴン、ペガサス、タイタンが武器を使いますと言ったんですけれども、
武器の登場のさせ方もかなり工夫されていて。
確かに。どうやって、外出しじゃないよね全部が。空がって。どっから出てくるの?
空が以前の作品って武器は急に現れたりとか。
急に。
急に現れて、どっかから飛んできたりとか。あとは機械とかについてて、それを引っこ抜いて使ったりみたいな。
なんだけど、空がはその辺にある棒をドラゴンフォームで持ったら、それがドラゴンフォーム用の武器に変わるとか。
覚えた覚えた。確かにそうだったそうだったそうだった。
あとは拳銃。一条さんが持ってる拳銃をペガサスフォームの空がが持ったら、それが棒がに変わるとか。
そうだそういう感じだった確かに。
っていうちょっとファンタジーであるものの、同等の性質を持ったものを空がが手に取ることによってその武器に変わる。
空がの能力なんだろうなっていうのはなんとなくわかるよね。突然現れるとかじゃない結果から。
っていう武器の登場のさせ方をしている。ここもかなりこだわっていたポイント。
最初から持っててもいいもんな別にな。
そうなんですよね。
あえて空がはこんな能力持ってるんですよというディティールとして出しているというか。
そうそうそう。
っていうカットするつもりだったところを話したんですけども。
言語化されてみたら確かにだな。
多分何振られても答えれるわ。
俺マジで。
俺もフワフワ覚えてるからさ。気になるとこ出てくるよね。
そういえばなんとなく見てたけどあれなんだったんだろうみたいな。
あったら全部全部返すから俺。マジでね今までの人生で今空がに対する知識がねマックスの状態なんだよね今。
準備してきたから。展示も行ったし準備もしてきたし。
見返したし本も読んだし展示も行ったしもうマックスなんだよね今。
なるほどね。
何でもいける気がしてきた今。
ちょっとさこれ全公演にしてもいいんじゃない?
かもしれないね。
今ねもうね。
1時間1時間。
1時間いってんのよ。俺ちょっとこれ薄々ちょっと脱線しすぎたなと思って。
そうだね。
なんかこれこのまま走り切るより。
全公演にしますか。
じゃあちょっとキリのいいとこがあれば。キリのいいとこまで。
むしろ今いいよ。
今ちょうどいい。
まあちょっとまあその空がの作品作りの子供だましっていうところをいくつか例を挙げてそのそれに対してどう向き合っていたかっていうところを紹介していたんですけど。
まだもうちょっとあるんだけど。ただ大体多分ここで切って次に伸ばすとちょうどいい時間にそれぞれなる気がするので。
ここで一旦切りましょうか。
切りますか。
はいということでねちょっと僕はちょっと急に切ることになったあれなんですけど。すいません次回に続きます。
いいじゃない空がは人気作でした。
まだまだ喋れます。
厚みがあってもいいんちゃう。
次回の方が面白いです。
全公演あるあるね。この間の俺のラストバースとかも後半にね言いたいことがその前半は説明が結構あるから。
ちょっと先ほどもね言ったんですけどその空がが特撮あるあるにどう向き合っていたかっていうところプラス次回はですね空がが制作人がですね制作人が仮面ライダー空が作品を通して伝えたかった非暴力というメッセージ。
非暴力気になるな。
どうやって伝えてたかってそしてそれでどういうことなのかっていうところを次回喋ろうと思います。
気になるだって全然暴力し続けてるのに非暴力なんだね。武器まで出してくるね。
なんだけど非暴力を訴えている作品なんですよっていうところをちょっと次回喋ろうと思いますので皆さんお楽しみにしていてくださいということで一旦今回はここまでにしようと思います。