00:06
始まりました。こーざきFM、よろしくお願いします。
このチャンネルでは、アメリカ・ロサンゼルスでITマネージャーをしています。
私、こーざきが日々の気づきや感じたことについて、ゆるっとお話をしていきます。
今日はですね、情シスの話をしようかなと思うんですけど、
テスト、検証、どこまで丁寧にやるか問題であると思うんですよね。
自分は、ネットワークインフラとかサーバーインフラを触ることが多い仕事なんですけど、
システム関係の仕事をしている人、何かしら変更を適用するときに、
いきなり本番でやるんじゃなくて、テスト環境を用意して、
そこで行う作業っていうのを事前に確認をして、手順も確認しつつ、
ちゃんと変更することによる影響みたいなのもテスト環境で確認して、問題ないねってなってから、
本番に変更を適用すると。
考えられるユーザーへの影響とか、何かしら不具合が変更作業中に起きたときの影響度合いとか、
によってどこまで慎重に変更を適用するのかっていうのの度合いは変わってくるなと思うんですけど、
最近ちょっと自分自身、この間の配信でもやらかしてネットワークを止めてしまいましたみたいなお話をさせていただいたんですけど、
自分のこれまでの情シスキャリアを振り返ってみて、結構やらかしがちやなと思ったんですね。
直近でも、今情シスの社内ITの管理職をやってますけど、この間まではSIerをやってたんですけど、
そこのお客さんの環境とかも、そんな毎回毎回やらかすわけじゃないんですけど、
何かしら変更を適用したことによって予期してなかった不具合みたいなのが起こって、
そこから原因調査とかメーカーに問い合わせをしてとか、選べるものをしてトラブルシュートしてみたいなことをやってきた経緯って少なくないわけですよね。
03:09
当然その場では一生懸命、火事場の馬鹿力じゃないですけど、トラブルが起きたら頑張って引消しをして、
影響が最小限になるように、サービスが早く復旧するようにって頑張って、なんとかなってよかったねなんですけど、
当然、より慎重にやることで防げたことはあったよねみたいな点って絶対あるんですよね。
そういうところを自分のこれまでを振り返ってみて、良くないなと思ったんですよ。
一般的にどこまで検証に時間とお金を費やすのかっていう問題って絶対あって、
なんでかっていうと、本番環境と全く同じにテスト環境を用意するってそんなに簡単じゃないんですよね。
理想を言うと、本番と全く同じ環境でテストをして問題ない目が確認できればいいんですけど、
例えばネットワーク機器とか、スイッチのポート一つ一つの構成とか対向の機器を本番と全く同じ状態にしてテストするっていうのはやっぱり現実的ではない。
本番であるがゆえに結構混み入った構成になってて、それをそのまま作り出すっていうのはやっぱり現実的ではない。
ハードウェアを用意するみたいなのも全然現実的ではないので、やっぱり費用的な面でそこは足折らざるを得ないっていうのは絶対出てくるんですよね。
例えばアクティブディレクトリーとかでも、アクティブディレクトリーのテスト環境を用意するってできたとしても、
ドメイン名も違えば、ユーザーオブジェクトなんか本番と全然違う感想的なアクティブディレクトリーというかドメインフォレストになりがちなので、
やっぱりテストはどこまで行ってもテスト環境みたいな感じになっちゃうんですよね。
自分はテストを慎重に慎重にやってっていうところをおろそかにしがちというか、
心のどこかで言っても本番と違うし、どんだけテストしても本番では不足の事態は起きるよって思ってる節があって、
06:06
テストを端折ることによって省けるコスト、費用っていうのは絶対あるので、
全部テストをみっちりやる方向に倒すのがいつも正しいってわけではないんですけど、
自分の中ではそこの費用と実際の影響度のバランスみたいなのを見極めているのを自分の中では分かっているつもりだったんですけど、
最近そのやらかしがあって、ちょっとこれは見直さなあかんなと思っているんですね。
なので、基本に立ち返ってテスト変更するときには、
最も悪いケースでどういう影響があるのかとか、それを防ぐにはどうしたらいいのかとか、
事前に検証環境でこういうところを確認できたらOKだよみたいなチェックリストを作るとかね。
もっと言うと一人でやるんじゃなくて、ダブルチェックを誰かとするとかいうところに立ち返り、
自分個人としては一旦立ち返ろうかなというふうに思っております。
どこまでいっても費用と効果のバランスっていうところになるとは思うんですけど、
これを聞いていただいている常識者のSEの方、同じような悩みがありますとか、
うちはこういう基準で判断してますよとか、逆に自分もこんなやらかししたことありますよみたいな話でもいいんですけど、
何かコメント等ありましたら、レターかコメントかいただけると大変嬉しいのでよろしくお願いします。
この放送を気に入っていただけた方は、いいねもポチッと押していただけると励みになりますので、お願いいたします。
ということで、今日は常識としてテストどこまでやるのか問題についてお話をさせていただきました。
最後までお聞きいただきありがとうございます。それではまた。バイバイ。