00:01
mazuboさん、僕、めちゃくちゃ好きなアーティストさんがいて、大人になって初めて見つけたバンドで、その人の曲やら、歌詞やらを見るたびに心がギャーってなって、すごい感動してしまうんよ。
そういう感動とか、人にすごい共有したいというか、話したいんやけど、mazuboさんはさ、文化資本が低めでお馴染みじゃないですか。
なんかすごい失礼なこと言われてる気がする。はいはい。あのね、ちょっとこれは言わせていただきたいです。僕ね、曲とか聴いても何も響かないことで、ちょっとそれを自慢としてるんですけど。
自慢とするなよ。
あの、これはちょっと、牛若さんの話術で、僕に曲を聴いて感動するという素晴らしさをね、教えていただきたい。
あー、なるほど、なるほど。
申し訳ないけど、申し訳ないけど、僕は今まで歌を聴いて、めっちゃいい曲、めっちゃいい曲とか、牛若さんが言うようにね、心がギューっと掴まれたりとか。
ちょっとこれは僕、未経験なもんですから。
未経験なの?
未経験なのです。ちょっと、これはちょっとね、体験させてほしい。
あー、わかりましたわかりました。でね、僕そういう話をしたいんですけど、感染する相手がいなかったんですよ。
心がない人間に淡々と話してもね、ロボットと会話しとるみたいな感じですかね。
で、今回は特別にゲストの方をお呼びしました。
すごい、誰ですか?
今回のゲストはこの人、しゅんチャールズさんです。よろしくお願いします。
はい、みなさんどうも、しゅんチャールズです。
あー、しゅんチャールズさん。
ありがとうございます。
普段ですね、しゅんチャールズのリフレクションリフレクションという番組をやっております。
僕の番組はですね、サンデーミュージシャン、バンドマンとして活動している僕、しゅんチャールズが大好きなアニメや音楽、ゲームなどのお話から日々過ごす中で出会った心に響いたもの。
リフレクションをテーマにお話ししていくサブカルトーク番組です。
工業高校、農業部、リスナーの皆さん、そして牛若さん、そしてマスオさん、初めまして。よろしくお願いします。
すごい、生の、生しゅん、生しゅんリブや。すごい。
ありがとうございます。
しゅんさん、しゅんさん、しゅんさん。
しゅんさんの、ちょっと真似していいですか?
あ、どうぞどうぞ。
なんでやねん。
それやってるな。
見たことある。
これずっとしゅんさんの前でしたかった。
03:02
しょうもないな。
やってますね。
伝わるんかな。
ごめんなさいね。
すいませんね、マスオさんが変な物真似しまして。
いえいえ、全然全然。
ということで、今回はね、しゅんチャールのリフレクションリフレクションやっているしゅんチャールさんに来ていただきました。
ありがとうございます。
すごいですよね。めっちゃ楽しい番組でいつも聞かせていただいてるんですけど。
ありがとうございます。
僕も工業高校、農業部さん、楽しく毎回聞いてますからね、ちゃんと。
ありがとうございます。
だからちゃんとお二人が僕の番組をネタとして取り上げてくれたのすごく嬉しかったですからね。
失礼やな。
いやあ、失礼イングはすごく嬉しかったですよ。
いやあ、失礼イング、失礼イングいただいてね、ほんと。
もったいなくてもっちゃくしんおにさせてもらいましたわ。
ああ、ほんとにしてくれてるんですか。
それは嘘なんですけど。
嘘かい。
ああ、嘘だ。
しょうもないわ。
もともとね、しゅんリフを見つけたのは、
はい。
蝉山さんのラジオ経由でしたかね。
そうね。
しゅんチャールズさんのね、お話がよく出てきて、
ああ、そんな番組あるんやと思って聞いてみたら、
すごい声いいなっていうのがほんと最初のね、ファーストインプレッションで。
ほんと、FMラジオって感じ。
ずるずる聞いてたんですけどね。
そう、FMのね、地上波納言ったら音声に、
あれ?って思うぐらいね、思ったんですけど。
いろんなコーナーがあったりね、いい感じにアイキャッチの音楽とかが入ってきて、
すごい、すごくないですか、あれ。
編集技術すごいし。
いや、あれはもういろんなアプリを使っていろいろやってるんですよ。
いやいやいや、いろんなアプリを使える技術があってこそなんですよね。
よいしょ。
よいしょ。
ありがとうございます。
いや、でも、全然ですよ、俺なんか。
いやでも、すごく農業部さんのこのAM感っていうのはすごく俺羨ましいですもんね。
よいしょ。
ずっとこのノリでやってほしいです、俺は。
よいしょ。
よいしょ、よいしょ。
AM感ね、ありがとうございます。声ガシャンガシャン。
最高の褒め言葉。
いや、だから、今日は俺はこのAMの方にFMの人間が来てるっていう体で。
アウェー感すごくないですか、これ。
アウェー感すごい。だから、今あれですね、ここはもう工業高校農業部の部室っていう体で来てるんで。
なるほどね。
いいですね。
僕は工業高校の軽音部の部長として来てますから、今日は。
出向的な感じですか?
そう、出向。
出向。
道場破りですかね、今日は僕。
なるほど。
アウェーもアウェーでございます。
怖い怖い。
あれですよ、今日は心がないマス坊さんに一緒に魅力を伝えていく同志として。
そうですね。
お願いします。
いけますか?
道場破りされると。
いけると思いますよ。きっと最後には涙の一つ分も流してくれるんじゃなかろうかと。
そうですか、いや僕ほんとね、読書感想文とかもまじで出てこないんでね、本一冊読んだところで。
06:03
本当に文化資本低いですからね。
感性というものはね、ちょっとあれなんです。
自慢なんですけどね。
今回のね、ことの子の発端っていうのがですね、
はいはい。
その、しゅんさんのラジオしゅんりふの第5回でしたね。
作詞・歌詞リフレクションっていう回。
あー、はいはい。
禁断の僕が絶対聞かないでくださいって言ったやつですね。
そうおっしゃられてるんですけれども、
しゅんさんがね、歌詞をね、朗読したりとか深掘りされてた回があったんですよ。
はいはいはい、ありましたね。
それをね、もう聞いたことに始まると。
自分もね、結構そうやって曲を深く聞いたりとかする方なんですけども、
はいはいはい。
その第5回のね、しゅんさんのように、
なんていうか、考えたことを言語化して発信するっていうことを、
まずしたこともないし、そうする人もあまりないなと思ってすごく驚いたんですね。
おー、ありがとうございます。
うん。で、なんかそれを聞いてるうちに、
あ、一緒に歌詞の話したいなーって思って、
Twitterでリプライとか送ったのが最初のきっかけだったと。
そうですねそうですね。
思うんですよ。
うんうんうん。
雨晒し永年っていう話を。
そうそうそうそう。
僕ももともと雨晒し、あのー、
今日取り上げる1曲のやつもすごく好きな曲だったんで、
だから今回は、
あーそうですか。
牛若さんから雨晒しの話したいですって言われて、
あーちょうどいい機会だなーと思って、
今回いろいろ聞きましたね。
いや、もうすっごく良かったですね。
もう、もう一気にファンに僕もなりましたね。
そう、もう今ポロって言ってしまったんですけど、
今回あのー、掘り下げていく歌詞というか、
アーティストっていうのが、
雨晒しというね、
はい。
バンドなんですけど、
皆様、リスナーの皆様ご存知でしょうか。
名前ぐらいは聞いたことありますよ。
えー、あるかもしれません。
まぁあの、後でね、概略をざっとこう、
さらっていきますので、
詳しくはまぁその辺とかになるんですけど、
まぁ今回ね、話す内容っていうのは、
一応もうあの最初に、
あの、注意と言いますか、
あの、あれなんですけど、
まぁ牛若のね、
個人的な解釈とか見解とか思いとか、
その辺のゴタゴタした、
嘘みそうな部分が存分に含まれますので、
辛いなーと思った方はブラウザバックでお願い致します。
要領を守ってね、
聞いていただければと思います。
はい、あの、
ただただ気持ち悪い部分だけが出てくるかもしれないので、
いやいいじゃないですか、
どんどん出していきますよ。
もう僕もどんどん今日は出していきましょう。
とても心強いです。
はい、出していきましょう。
ということで、
まぁあの、オープニングはこの辺にいたしまして、
まぁざっくり、
あの、雨晒しというバンドとはというところから、
あの、さらっとね、
えーと、
さらわせていただこうかなと思うんですけど、
はい、よろしくお願いします。
マスボウさん、雨晒し知ってました?
雨晒しはね、
あのー、農業研修をしてる時の、
09:01
同僚が、
すごいファンだっていうのは聞いてて、
名前は知ってたんですけど、
曲を聞いたことがあったりとかはなくて、
なんか最近、
最近、
なんかアニメのオープニングに使われてません?
あーそうですね、
ありますあります。
それをちょっと聞いたぐらいで、
あのー、
初体験です、
今日はほとんど。
はい。
はい、これ、
はいはいはい、なるほどなるほど。
素人を脱却できればなぁと思ってるんですけど、
ここで。
えー、
はいはいはい。
まぁあのー、
まぁ知名度もね、
実はそこそこあるというか、
まぁ結構有名なのかなと思うバンドなんですけど、
まぁ知らない方もね、
いらっしゃると思いますので、
はい、まぁさらっといきますね。
えーと、
最初はですね、
2007年でございますね。
はい。
青森県在住の秋田ひろむさん。
はい。
ギターボーカルの方ですね。
と、
えーと、
豊川まなみさん。
キーボードとコーラスの方ですね。
を中心としてスタートしたロックバンドです。
中心メンバーが2人ですね。
あ、2人でやってるんや。
はい。
あと、
あのサポートのメンバーの方が複数人いらっしゃいますけど。
へー。
はい。
当初はちょっと違う名前、
スターイシューって名前で活動されて、
次、
ひらがなで雨晒しと書いた、
えー、
名前に改名されたと、
えー、
2010年、
爆弾の作り方、
という、
ミニアルバムですかね。
で、
メジャーデビューされました。
ふーん。
はい。
で、
その後ですね、
えー、
2015年までちょっと飛びますけども、
ファーストシングルに、
季節は次々死んでいく、
という曲で出されております。
この曲が、
おそらく、
ますぼーさんも聴いたことあるかな、
という、
うん。
曲だと思うんですけど。
はいはいはい。
これがあの、
東京グールの、
あ、違う、
違うぞ。
え、違うの?
違う違う違う。
東京グールって、
東京グールって、
うしーってようじゃない。
あ、それごめん、
エンディング。
あ、エンディングか。
エンディングじゃない、
えーごめん。
あーごめん間違えた。
東京グールのルートAっていう、
ハラカラコレがせーのやつ。
うん。
やればできるじゃねーかのやつね。
だよね。
あ、違う。
ちゃうちゃう、うん。
あ、違う。
あれはちゃいますね。
うん。
散らかるなー。
いやそれ、
あの、
つい最近始まったアニメ。
うん。
アニメなんかな?
アニメ映画なんかな?
ちょっとわかんないですけど。
それの、
うんうんうん。
オープニング?
なんかテーマ曲みたいになってて。
うんうん。
これでもあの、
あとでもちょっと触れとこうかなと思ったんですけど、
結構ですね、
あの、
いろんなアニメとかゲームとかの、
まあコラボと言いますか、
主題歌とか、
その辺にも、
よく使われているバンドなんですよね。
うんうんうん。
で、
まあこの、
ね、
季節は次々死んでいくっていう、
曲のタイトルからもある通り、
ちょっと暗めな感じがこう、
しませんか?
確かに。
なんかちょっと、
うん。
ネガティブというか、
そうですね。
ね、
下がり調子みたいな。
ええええ。
でね、
このバンドの一応コンセプトというものが、
12:00
しっかりございまして、
これがあの、
ホームページとかにも書かれてます。
うん。
ちょっと読み上げますけども、
日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨にたとえ、
僕らは雨晒しだが、
それでも、
というところを歌いたい、
うん。
っていうところからこう付けた、
名前だそうです。
うんうんうんうん。
そうですね。
もう日常にこう、
ね、
いろんな悲しみというか苦しみというか、
生きていればね、
あると思うんですけど、
それでもという、
まあ、
いわゆる反骨的な、
うんうん。
希望というか、
うんうん。
そんなものが内包されている、
まあタイトルなのかなと思いますけど。
うんうん。
まあそういった独特のね、
感性というか世界観、
っていうところからこう様々なね、
アニメやらゲームやらのコラボやらね、
その辺に使われている、
なされている、
うんうんうん。
っていう形です。
はい。
まあそんなバンドなんですけども、
まあ今回ちょっと、
牛若が話したいのは、
この秋田博文さん、
うん。
ギターボーカルの方が、
作詞作曲をされているんですね。
うんうんうん。
この方が作る歌詞と、
その世界観、
うん。
について、
もう僕はあの、
心、
もうずっと掴まれっぱなしなんですよ。
へー。
うん。
で、
まあその中でもね、
どの曲も本当に素晴らしいんですけど、
牛若が好きすぎる、
えー、
今日は、
計5曲ですかね。
ふふふ。
の歌詞。
結構なボリューム。
そうですね。
で、あのー、
ほどよいボリュームだぞ。
うん。
ある程度、
ある程度何とかしたいんですが、
ちょっと収まりきらない感がありますので。
ははは。
はい。
あの何とかかんとか、
何とかかんとか薄めて薄めてって、
したいんですけど、
ちょっと薄めるのが、
あーちょっと。
この前、
この前の山崎正義が、
歌った曲数より多いんじゃないですか?
あー、
8曲ちゃう。
8曲。
8曲。
2時間半で8曲。
ギリギリギリギリ少なかったね。
ギリギリギリギリ少なかったね。
言われてましたけど。
うん。
はい、
ということで、
はい、
今から掘り下げていこうかなと、
思います。
はい、
よろしくお願いします。
お願いします。
はい、
よろしくお願いします。
はい、
では1曲目なんですけども、
アマザラシさん、
という曲ですね。
はい。
はい、
今あの3人で、
あの曲を聴いてきたんですけれども、
うん。
この曲がですね、
はい。
最初まずこの曲を、
僕、
あしゅんさんとちょっと、
シェアしたいなーと思って、
うん。
1曲目に持ってきたんですけど、
はいはいはい。
まああの、
この曲ね、
もう冒頭から、
あの、
いきなり、
なんていうんですかね、
リアルな、
リアルなこう、
バンドの描写というか、
そういうところから始まるんですね。
うんうんうん。
ちょっと歌詞を読みますね。
うん、
そうなんですね。
はい。
放課後、
車輪で二決、
ライブハウス。
タクヤのムスタングは水色。
どんな未来を迎えようとも、
恐れるに足りぬ。
青さが血走る。
マーシャルとオレンジ、
ツインギター。
道違えど出所は同じ。
トラブったら入力からたどれ。
15:02
最初に言われた。
間違いなかった。
というところなんですけども、
はい。
うん、
はい、
これはAメロ、
超ド頭のところなんですけど、
うんうん。
なんと言いますか、
ものすごくリアルな描写っていうのが、
僕はここ時代、
軽音楽というか、
バンドをしてたんで、
うわっと思いながら、
うんうん、
筋引きの部分ではあるんですけど、
うんうん。
しゅんさんにもやっぱ刺さりますかね、
音楽されてると。
うん、
やっぱバンドやってたんで、
今もやってますけど、
うん。
バンドの話なんだなっていうのは、
すごくやっぱ入りやすいなっていうのはありますよね。
そうですよね。
うん。
1行目からね、
グッとそういう話だよっていう感じが、
そう。
するんですけど、
うん。
あのー、
ちょっと申し訳ないんですけど、
はいはいはい。
全然意味がわからないんですけど、
あー、
あー、
そうですよね。
壮さんね、
うん。
あのー、
なぜ資本が低いので。
あ、あ、あ。
そういうこと?
なんかわからへん単語が結構。
うん。
はいはい。
あのー、
一つずつね、
うん。
ご説明いたします。
うん。
えー、
そうですね、
1行目と言いますか、
最初のところで言うと、
ムスタングがわからないと思いますよね。
わかんないっすね。
あー。
ムスタング。
はい。
あのー、
ギターの種類というか、
まあ、
商品名と言いますか。
あ、あれや。
平沢ユイちゃんが持ったやつか。
あれは、
ユイちゃんじゃなくて、
ユイちゃんじゃなくて、
うん。
あのー、
えーと、
アズニャン。
アズニャン。
アズニャンがムスタング。
アズニャンのギター。
あー、
わかったわかった。
完璧にわかった。
うん。
はいはいはい。
アズニャン赤いね、
あの、
ムスタング持ってるんですけど、
ここに出てくるムスタングは、
水色だそうです。
たこやくんは、
水色のムスタングを持ってるんですね。
うん。
うんうんうんうんうん。
で、
ちょっと飛びまして、
マーシャルとオレンジ、
ツインギターと書いてあるんですけど、
うん。
マーシャルも、
オレンジも、
そのギターの音を出すための、
アンプのメーカーなんですね。
うーん。
スピーカーですね。
足で踏むやつ?
違います。
それエフェクター。
アンプか。
はいはいはい。
話が前に進まへん。
偏差値だいぶ低めやからな。
マーシャルは、
マーシャルは分かりやすいんだと、
ユイちゃんが使ってるアンプがマーシャルなんです。
あー、
はいはいはい。
完璧に理解した。
そう。
なんなん?
アニメ偏差値で理解するのやめてもらっていいかな。
アニメ偏差値70ぐらいあるからね。
分かった分かった。
それでいこう。
オレンジって軽音出てきましたっけ?
オレンジはね、たぶん出てきてないかな。
たぶんその後から流行ったメーカーなんで。
ですねー。
そうですよねー。
そう、
マーシャルはね、
軽音でも出てきたことのある、
本当に大手のアンプメーカーというかスピーカーのね、
メジャーどころなんや。
めちゃくちゃメジャーだから。
そうですね。
もちろんこのオレンジもものすごいメジャーどころやけど、
メジャーどころだけどやっぱり、
ライブハウスとかスタジオに行ったら絶対マーシャルか、
18:00
ローランドのJC120ってアンプは絶対にある。
ジャズコはありますね。
ジャズコと、
絶対ジャズコはある。
その2つは一応バンドマンが必須科目というか。
ギタリストはそれをまずはちゃんと使えるようにしようねっていうところから始まるんで。
東流門的な感じなんですね。
そうですね、東流門ですね。
これでも分からへんな、その前提知識ないと。
そうですね。
その辺もお話ししてくるんで、
一応そういうものが置いてあったよっていうイメージで考えてもらいます。
歌詞のさ、歌詞のこのムスタングとか、
マーシャルとかオレンジとかに、
あの、ハイパーリンク貼っといて、
歌詞から飛べるようにしといてもらわんと、
ウィキペディアみたいに。
これ分からへんぞ。
さっきは今の台本見つけた、
なんかピーチクパーチャーが見えやがって。
違う違う違う、
牛若さんの台本に文句を言うとんじゃなくて、
歌詞にね、歌詞のサイトとか行った時に、
ハイパーリンククリックして、
それが何なのかっていうのを込めないと。
天晒し側に文句言ってるこの人。
ちょっと分からへんなと思って。
勘弁してください。
一応そういうライブハウスに行って、
ライブハウスに行って、
そういうアンプを使ってた主人公たちっていう
情景が描かれてるっていうことですね、ここは。
放課後に二決でライブハウスに向かって、
で、一緒に乗せてる友達のギターは水色なんですね。
で、自分もギターを持ってて、
ライブハウスではマーシャルとオレンジから
ツインギターですね、言ったら。
二人ともギターでプレイしていると。
最後のトラブったら入力から辿れっていうのは、
これはもうバンドやってる人間っていうか、
ギター弾いてる人間にすれば鉄則なんですけど。
なんていうんですかね、機材トラブルっていうのが
よく起こるんですよね。
なぜか知らないけど。
ライブだと絶対。
なぜか知らないけど起こるんですよ。
区切り分けするためにってことね。
そうですそうです、原因を。
そういう風に入力からどんどん追いかけていったら
どこが悪いのかっていうのがすぐ分かったりするんで、
最初に言われたというのは多分先輩がいたんでしょうね、
そういった方が。
それは本当にもう間違いがない。
もう未来英語を多分間違いないはずなんですけど。
そんなすごくリアルな描写のね、
バンドをやっている若い学生ですよね、
放課後なんでの描写から始まります。
ね、これ今描写的には、
今二欠でライブハウスに向かっている途中?
これがですね、言ってしまえば、
これはただの導入であって、
今このストーリーの今を描いているわけではないんですよね。
順々に描写されているわけじゃないんですね。
そうですね、ストーリーの頭というわけではなくて、
この曲の全体像を知るために、
そういう音楽の話をしているよというだけのプロローグのような。
21:03
なるほどなるほど。
なんか聴いている人が、
そういう世界観というか、
こういう今からこういうお話をしますよ、みたいな。
昔々あるところにおじいさんとおばあさんがいまして、みたいな。
山の芝刈りみたいな。
桃が流れてきてもわからないですからね。
はいはいはい、なるほどなるほど。
いきなり桃太郎っていう奴が言って、
鬼退治行きますみたいな話を。
なるほど。
まだ曲の話してないですからね、これ。
えー、すごいなこれ。
あの、待ってよマジで。
え?なんですか?
なんかあの、歌詞とかそういうレベルの話じゃないなよ。
大丈夫かな。
まずなんかもう、構成から全くわかってないっていうね。
いやまあ、気になってしまいますよね。
でも徐々にわかってくると思うんで、全然。
聴いていただければ。
そうですね、まあ全体を通せば、
うん、わかってくるかなと思うんですけど。
で、まあそうですね、その次に行って、
まあサビ前になるんですかね。
そんな2人のことを世間知らずと表現してるんですね。
ここちょっと読みます。
国道から脇道に入り、日も届かぬ路地に。
世間知らずが田室すれば、世間知らずが世間だった。
僕はもう、この世間知らずがというところが非常に、
そんな表現あるのかと刺さっている部分でもありまして。
おおー、はいはいはい。
どういうこと?
前半でね、話してるわけですよ。
ギター弾いてる2人がライブハウス行って、
まあバンド活動をしてますわと。
ね、言ったら国道からちょっと路地裏と言いますか、
ちょっとね、1本入った暗いところでしょうか。
そういうところに、まあ若者たもるしますわな。
うんうんうん。
で、なんかこうだべったりぐちゃべったりこうするわけなんですけど。
そういう2人だけの空間のことを、
世間知らずが世間だったと表現しているように僕には見えるんですよね。
おおー。
これは、いわばその周りから隔絶された2人だけの空間を表現するがために、
その世間知らずの2人が隠れたところで話をしていれば、
もうそこは2人だけの世界なんだというふうに僕にはもう見えなくて。
うーん。
ここはもうある程度流していただいたらいいかなと思うんですけど。
うんうん。
で、こっからもサビですね。
はい。
ここはしゅんさんも以前なんかいいっておっしゃってたところなんで。
うんうんうん。
ちょっと話しますが。
はいはい。
サビ。
あっち行ってこっち行っても君はもうきっと大丈夫。
どっから来たかの話じゃなく、どこへ向かうかの話ならば。
八匹来て神社横丁。話し込んでぬるいハイウォール。
今夜あまたの答え合わせ。生きてる限り何かの途中。
うんうんうん。
というのが一番のサビですね。
うん。
あの、なんていうのサビなので、すごくあのいわゆる韻を踏んだような形で歌詞も構成されているんですけど。
24:06
もちろん中身も。
聴いてて気持ちいいなーと思った。
うん。注目できるんですよね。
うんうんうん。
なんていうんですか。
この、言ってしまえば雨晒しの曲ってあの基本的にはすごい暗がりを突き進むような曲が多いんですけど。
この曲意外とちょっとまあ明るいんですよね。最初の方。
うんうんうんうん。
そうですね。
このサビのところで君はもうきっと大丈夫っていうまあ大丈夫というかこう肯定するような言葉と、
どっから来たかじゃなくてどこへ向かうかっていう未来の話をしてるんですよね。
うん。
うんうんうん。
でサビの最後では生きてる限り何かの途中。
そのおそらくこの若い二人ですかね。
いろんな多分こう不安だったりとかなんか言葉にできないようなことも考えたりするんですけど。
そういうのも全てひっくるめて全部何かの途中なんだよ。
うんうんうんうん。
歌詞なのかなと思ったりします。
うん。
じゃあやっぱり冒頭って高校生とか多分学生の話じゃないですかこれって。
そうですね。
でそっからこれ今サビって多分その今のことを歌ってるんですよこれって。
そうですね。
ここ飛んでるんですよね。
うんうんうん。
そう。
うんうんうん。
そうですよね確かに。
時代が飛んでてハッピー来て神社横丁にいて話し込んでぬるいハイボールっていう。
うん。
このハイボールを飲み合ってなんつーんだろうねこう今までどうやって生きてきたかの話とかそういう話をしてるっていう描写じゃないですか。
そうですね。
うん。
ここがやっぱりなんか聞いててあそうだよなってみんな思うところじゃないですか。
かなりありますね。
うんうんうん。
なんかそういうのってないですかその久しぶりに地元の祭りとかがあって友達と会ってでこう酒飲んでいろんな話してみたいな。
はいはいはいはい。
うんうんうん。
ありますね。
そういうところ。
なんかもうすでに涙出そう。
そうこれってすごくなんか祭ってあのいいよなって俺思うんすよね。
そうですね。
うん。
なんかお前地元の祭りとかなんかでかいのあります?
地元は結構祭り盛んですね。
そうですね。
そういう時に久しぶりの友達に会ってでいろんな話をしてでそういう時にだからこの後のこう具体的な話が出てくるじゃないですか。
そうですね。
仕事の愚痴の話だったりとか今の自分の現状をお互い話し合っていくっていうところ。
やっぱそういうのを。
うん。
やっぱぬるいハイボールを飲みながら話し込むのってお祭りの時だけだよなと思って。
そういう集まる時だってまずないじゃないですか。
うんうんうんうん。
これは久しぶりにやっぱりあったんですかね。
じゃないですかね。
なんかそこで今から答え合わせしようぜっていう言い合ってる感じっていうのがすごくあって。
で、やっぱあっち行ってこっち行ってもっていうのはあれじゃないですか。
やっぱり大人になって徐々に離れていく。
例えば仕事であっち行くとかそういうのあるじゃないですか。
27:01
多分それを表現してるんだろうなと思って俺これ。
物理的にもこう精神的にもまあ距離は空きますからね。
学生時代の頃から考えればね。
そう。
だからそういうところをうまく結んでるよなって俺思ってて。
そうですね。
どっから来たかっていうのもこれあの最初のギターの話とつながってるんですよねこれって。
この入力からたどれっていう。
ここかかってますね。
うん。
なるほど。
そう。
なるほど。
そことうまく合わせてるんですよこれって。
道耕江戸出所は同じっていうところがねアンプの話に出ましたけど。
それがどこへ向かうかの話かっていう。
それをわかりやすくアンプとかそのライブハウスのギターやってた話から今にすり替えて。
今俺たちはお隣になって道が変わっちゃって次どこ行くかっていうところに行ってるけど。
でも出所は一緒なんだよねっていうところ。
そうですね。
そこにつながってるんだよなっていう。
へーすごい。
ゾワッとした今。
マス坊さんが心をぶつけたかもしれない。
そうなの?
そうそうそう。
だと俺は。
この歌聞いてさ。
うん。
あのあっち行ってこっち行ってモノモがすごいいい感じやん。
あーいい感じやなーとか思ったり。
あっち来て神社横丁ってあーゴロいいなーしか思ってなかったからさ。
へー。
そういうのが一個わかると歌詞の世界観っていうのが自分の中でイメージが湧くんすよ。
すごいなーそれは。
いやまさしくそうですよ本当に。
そうするとだんだんこの歌詞の世界に自分が没入できるんですよね。
へー。
そうするとなんかだんだん歌詞っていうものがわかってくるっていう今日お話をしようねっていう。
なるほどよおもろ。
面白いでしょ。
なんか一曲目にしてマスボウさんがちょっと手応えある感じがするね。
うん。
いいですねー。
すごいすごい。
いい話してくれて嬉しい。
なるほどねー。
へー。
いや聞かして聞かしてもっと。
あー伝わって嬉しい。
よかったよかった。
はしゅんさん呼んでよかったー。
あーよかったー。
2番のAメロBメロあたりからですね。
いわゆる結構具体的な形でその最近の人生というかそういったことをみたいなこう振り返るような描写があるんですよね。
うんうん。
まあ仕事の愚痴とか娘反抗期とか病んだり挫折したりとか。
うん。
笑い話にできたことは多い、そうじゃないことは誰もが秘めるから。
うんうんうん。
であるんですけど。
なんかね実際笑い話にして消化できるようなことも。
まあ我々も多分結構いろんなことを笑い話にしたりもするけどそうじゃないことっていうのはどこにも出さないからそれは顕在化しないよね。
辛いだけの話。
当たり前なんだけど。
うん。
当たり前なんだけどそうやって書くことってないですよね。
うん。
だってこれ例えばSNSとかだってそうじゃないですか。
こう自分のかっこいいところとかこれやったぜみたいなそういうのは載せるけどみんな。
30:00
でも失敗しちゃったこととかかっこ悪いことなんか絶対載せないじゃないですか。
絶対載せないですね。
あー載せない。
そういうことなんだろうなと思ってこれ。
そうですね。
うん。
もちろん今自分がこう失敗したこととか過去のことを振り返っていやあの時こうだったよねみたいなそういう話は友達できますよ。
うんうんうん。
だけど今自分が本当に困ってることとか抱えてることっていうのは本当に仲良い友達じゃないと話せないし。
確かにね。
それは絶対みんな秘めるじゃないですか。
うん。
秘めますね。
うん。
なんかそういうことだよなって思う。
でもまさこさんあれですよねあのおねしょしたことポッドキャストで言いますよ。
あ待ってそれ俺も同じこと考えてた。
同じこと考えてた。
秘めろよ。
いやだから牛若さんにだけしか言ってひんやんか。
ポッドキャストで言うとんねん。
牛若さんにだけこんなこと言うんは。
全世界に出とんやがな本当に。
だってそれはだって自分が例えばおねしょとかお漏らししたこと言わないじゃないですか。
普通はね。
ポッドキャストとかだったら笑い話のネタにできますよ。
笑ってくれたよね。
俺は全然。
びっくりするんだから本当。
またあのしおんさんお漏らししたら教えてくださいね。
わかりました。
じゃあそういう時は今度東京行くんでその時にお漏らししちゃったら言います。
漏らさないでくれよ。
すごいなすごいすごいシンクロニシティを感じた今。
言いそうと思ったら本番に言う。
大体言うからな。
この後ですねあの背景なんですけど
天沢氏さんは青森県をメインで活動されているんですけど
この曲でもですし他の曲でも
ものすごく具体的に青森県の地名であったりとか
そういう描写が出てくるんですね。
この曲で出てくるのは六市本町通り雨上がりこの後歌詞に出てくるんですけど
あの天沢氏の秋田博文さんがご出身が六市ですかね今もご在住だと思いますけど
六市本町だったり
国道75線とかね結構出てくるんですよね。
ふと出てくるこういう表現っていうのがなんて表現するのが一番正しいのかな。
大衆に伝われと思って投げている歌詞ではないと思うんですよね。
地元の人にだけ伝わるような感じだもんね。
地元の人にも伝わってらええと思ってるかもしれんけど
どっちかっていうと自分だけわかれぐらいの
どこを想像しながら歌ってるよ歌詞書いてるよっていうのは
おそらくこれは秋田博文さんは誰にというわけではなく
青森の描写が出る時っていうのはただただリアリティを自分に対して作るみたいな
自分の中で想像するんですかねここに居るっていうの
だと思います
こういう地名とか具体的な名前出てくると
33:03
例えば地方の名前だったりとかですけど
そういう名前出てくるとなんか俺そこを想像するんですよ
そこを歩いてる自分っていうのを想像したりとか
知らん地名でもですか
なんとなくこういうところなんだろうなみたいな
そういう想像したりとか
そこでなんか親近感みたいなのを俺感じるんですよこういう
地名とか出てくると
もちろんこれはこの秋田博文さんの個人的なすごくことだと思うんですけど
でもこれを例えば自分なりのむつしっていうのがあったとして
なんかそれを例えば自分の地元に置き換えるとか
でなんかこういうところを歩いてるんだろうなっていうのを
頭の中で俺は考えるんですいつもこういうのって
ありますね僕は僕でねそうやって勝手に
そのむつし本町通り歩いたことないけど
自分の地元のなんかそれっぽい通りみたいなのを歩いてるのを
勝手に置き換えてねこう考えてしまうんですよね
そんな感じですね
なるほどねなんかそういった意味でも
すごくそのすごく個人的なリアリティっていうのを
歌詞に放り込んでくるのがこのバンドというか秋田さんの歌詞に
ちょっとありがちというかよく見るなと思うんですね
あるあるなんですね結構ねあります
Cメロここが僕この曲の中でグッと響くなと思う部分が
ここからなんですけど
ミスったときこそ涼しい顔
うかがうんじゃなくにらみつけろ
ここぞという時にペダルを踏め
うっくつも増幅すればアートたりうる
このあの歌詞を見てあの多分マス坊さんなんだろうって
多分なってると思うので
はてながいっぱい浮かんでます
だと思いますおそらくこれはライブハウスでステージの上に立ってますね
ギターをおそらくプレイしてるんでしょう
ギターをプレイしてるとやっぱりミスタッチがこうあったりもしますよね
そういう時にあのあやべって顔をするんじゃなくて涼しい顔をしろよ
でうかがうんじゃなくてにらみつけるようなプレイというか
これはもうなんていうかプレイヤー側の完全にプレイヤー側の視点ですよね
うんうんうんうんうん
っていうのがあるんですよね
あのマス坊さんもこれあれじゃない
吹奏楽やってたら分かるんじゃない
僕の場合はあのミスしたらめっちゃ引きずるタイプやから
共感ないな
ミスしたらあーってなる
自己反省が延々と続く
延々な延々へこんでる
延々と続くから
あのその次のペダルを踏めっていうのは普通になんか自転車なんかなと思ってた
これはエフェクターですね
エフェクターの話をしていると思います
エフェクターはねそうですねペダルを踏んだらまあ言ったら音がこう変わるんですよね
36:04
例えば歪みを聞かせるとかなんかワーワーする感じにするとか
まあいろんなエフェクトがあるんですけど
今やってる時に踏んでギターをかき鳴らす
ごまかしてんのこれミスしたの
いや違う違う違うそういうことじゃないそういうことじゃないね
そういうことじゃないね
あかん俺が悪いなこれ
うまく説明できない俺が悪いな
しゅんさんに期待やな
あーそっかそっか
このミスった時こそ涼しい顔って
もちろんこのステージで立ってるっていう意味もあると思うんですよ
そういうあのバンドマンの考え方っていうか
まあやっぱこうミスった時にうわっやっちまったって思うんじゃなくて
もう全然俺余裕だよみたいな
むしろそういう曲やでみたいなね
俺いけるぜみたいな感じでやった方が
だって見てる方も不安になるじゃないですかそれって
かっこよくないんですもんね
そうかっこよくないし
でこれってその前も今の話をしてるって言ったじゃないですか
そことこれ繋がってて
だから例えば自分が今なんか失敗しちゃったとか
そういう時こそうろたえたりとか
どうしようどうしようみたいな風になるんじゃなくて
それ自体になんかうかがっちゃう時って
やべえなやべえなってなっちゃうけど
ちゃんとそれを今の自分の問題っていうのを見据える
そうしないと負けるぞっていうことでもあると思うんですよこれって
直視する感じですね
そう今自分が見てる問題
まあいろんな問題あるじゃないですか
仕事のことだったりとか
例えば家族のことだったりとか
そういうのをちゃんと直視しろよっていう
そういうことだと思ってて
でここぞという時にペダルを踏めっていうのも
これもそれこそやっぱり
俺バンドやってるんでわかるんですけど
ギターソロ弾きやる時とかもこう
ビビってペダル踏むと絶対ミスるんですよ
でもこれもあるでしょ
でもビビらずに涼しい顔で
思いっきりガーンって踏んでやって
ほんで思いっきりガーンってギターを弾けっていう
まあそれもあるし
ここで踏ん張れよ
お前踏ん張れよ頑張れよっていう
そういう意味なんだろうなって俺は思っててここ
なるほど二重にかかっとるってことだよね
音楽の場面もあるし
現代に置き換えた時の仕事とか家庭のこととかと
そうですね
重なってるってことだよね
そういうこの曲を聴いた人とか
友達とかにかもしれないですけど
なんていうんだろう
エール的な意味の歌だろうな
この歌はっていうのが俺あって
だからやっぱり自分のルーツを大事にしろ
っていうことだと思うんですね
なるほどね
そうそうそう
そういう自分のだから入力からたどれ
そういうルーツを大事にしろ
へえ
そういう意味の歌なんですよこれって
マスオさん楽しそう
すごいすごいし
自分に置き換えた時に
39:01
なんて自分は愚かなんだって思う
どういう
失敗をいつまでもね
ずるずる引きずって
そうやな
だからそういう
例えば過去にあった失敗とかもあるじゃないですか
そういうのもこれさっき飛ばしちゃったんですけど
負けや恥と吐き捨てるなとか
くたばるために来たわけじゃねえとか
それこそ君の成り立ちなんだからとか
そういう今まで自分が失敗したこととか
負けたこととか
そういうのだって自分の大切な一つのものじゃないですか
経験
そういうのを大切にして
そうすると今からこれから自分が行きたいところとか
進もうと思ってる道にも絶対に行けるよっていう
そういう歌なんですよこれって
すごいなんかちゃんとわかればすごく元気が出るというか
自分に教えがすごいあるというか
すごい歌ですからねこれ
それが一番最後の歌詞のサビに来るんですけど
自分の成り立ちを知ってこそ理想の成り行きを描けるんだっていう
これね成り立ちを知ってこそとか
それってめちゃくちゃ俺大事だなってこの年になって最近思うんですよやっぱり
最近高校生と話したっていうのもあったんですけど
だから自分がもう絶対触りたくないって思ってた高校時代とか
学校嫌いだったんです
学校っていうかクラスが嫌いだったんですよ
だからなんかそういう嫌な部分とかにやっぱ蓋をしちゃってたんですねこれは
でもそういうところを今改めてちゃんと向き合って
そうしたことで今なんか新しくいろんなことを考えれるなっていうのは俺すごいあるんですよ
っていうのもあってすごいこの歌なんかいいなって思います
すごいですよね
うんすごい
なるほどななんかすごいね
表面的に見てるとねやっぱり
なんかそういう話なんかなぐらいの感じなんですけど
この曲においてはあの言ったら過去音楽をやってた自分
ギターをプレイしてる自分とそのまあ多分この場合はもう大人になってますよね
大人になってっていうタイミングの自分と
これ最後本当の最後の最後ラスサビのところで
いつかこの歌の答え合わせしようぜ
僕らはずっと途中で締められているんですけど
最初AメロのサビAメロじゃない1番のサビですね
今夜数多の答え合わせ生きてる限り何かの途中で答え合わせというか
2番とかCメロを使って答え合わせをしていった後
次もう一つ時間軸が出るんですよね
今から未来のいつか言ったらもっと年老いた後
この歌に書かれているこの歌で歌ったことの答え合わせをしようぜって締められているっていうのが
42:01
3つ時間軸が最後の最後に出てくるっていうのが
成り立ちっていうのを理解したり肯定しながら
じゃあ今から未来の話に希望を持ってっていうようなイメージが湧くと言いますか
いいっすねいいっすね
必死に青く青く夢を追う若者の心情だけで入ったかと思ったら
そうではなくてすごく現実的な部分も描かれて
でそこから未来の話があって
もう言葉が出んっていう感じになってしまうんです
これは話を聞かないと本当に僕の場合はわからないですね
情けない
もっとこの曲の理解を深めるのに
俺タイトル青森オルタナティブっていうタイトルじゃないですか
オルタナティブってどういう意味なんだろうなってなんとなくぼんやりとしてたんで
改めて調べてみたんですよね
一応言葉のオルタナティブっていう英語の言葉をわかりやすく訳すと
代わりとか代替えとか主流とは異なるとか
ロックでもオルタナティブロックってあって
ニルバーナとかそういう
このムスタングっていうのもニルバーナっていうバンドがあるんですね
オルタナ系の
そのボーカルのカート・コワーンっていう人がムスタング使ってるんですよ
それにも欠けてるのかなって思ったんですけど
ロックだとオルタナっていうのは
型にはまらないとか既存の概念を打ち壊すとかそんな意味
ひっくり返す系ですもんね
このオルタナっていうのは生き方っていう捉え方もできて
選択肢は一つではないっていう
そういう考え方の生き方なんですよ
オルタナっていう
だから自分の選択肢をいろんな
失敗したとしても次の方向に行ってもいいっていう
そういう意味でもあるんだろうなって俺思って
クヨクヨするなってこと?
まだ俺らは旅の途中なんだよな
だからあっち行ってもこっち行っても大丈夫だよっていう
そういうことなんだろうな
これあっち行ってもこっち行ってもっていうのは
多分そういうことなんだろうなって俺は思って
深い
深いな
本当に深いな
本当に
本当も
アホみたいに八匹行って神社横丁がすごい小右心地いいなとかって思ってる自分が
いやでもそれでいいですよ全然音楽なんて
ゴロいいなーって
全然それでいいですよ
最初それでいい曲だなって思って
でここ何て言ってんだろうとか
そういうところから気にしだして
歌詞を改めて見返して
これどういう意味なんだろうって思って調べる
それが一番歌詞の入り方としていいかな
そのプロセスになんで行かへんだろうな
今までそういう聞き方してこなかったからじゃないですかね
そうなんですよ
多分そういうこと
いい機会になりそうですね
ぜひ今日境にいろいろ
45:02
マスボウさんがもうなんかすでに心がちゃんとある感じが
ここに来てというか
ちょっと人間の心ゲージが溜まってきたぞ
空っぽやったけど
空っぽやったかな
ちょっとずつ心が芽生えてきたような感じがして
僕はそれでもう満足なんですけど
あーよかったよかった
はいということで先ほどまでは
青森オルタナティブという曲で
歌詞を深掘ってきたんですけれども
続きまして
月曜日という曲を3人で聞いてまいりました
月曜日っていうタイトルがもうすでに僕的には
いろいろ察するところがあるんですけれども
さっと言うなら
学生生活ですね
学生生活がもうメインになっているのを前提に
進んでいる話というか歌ですね
学生の
最初のイントロを聞いて初めて聞いたときに
なんかチャイムっぽいなーと思って
あそうですね
聞いてて
体育倉庫の方始まって
あーチャイムやーと思って
そうそうあれ完全にチャイムをイメージしたような
僕はもうここで感動してしまって
終わってしまったんですけど
あーでもいいですね
だんだん音楽に耳が向いてきましたね
素晴らしい
ありがとうございます
この曲もね
あの歌詞を深掘りしていきたいんですけど
まあまずこれも最初ですね
こういう世界観ですよというか
ある種のテーマみたいなものをね
頭からぶつけてこられています
ちょっと読んでみますね
体育倉庫のかびたウレタンの匂い
コートラインは僕らを明確に区分する
渡り廊下で鳩が死んでた
いつもよりよそいきな教科書の芥川
というところで
相変わらずわかんないですよ
はははは
これはあの
ええええ
でもかなり情景は出てくるんじゃないですか
体育倉庫ってあのなんか
かびた感じの匂いがしますよね
はいはいはいはい
まあその辺はねわかるんですけどね
コートラインはあのあれですよね
体育館の中にバスケのコートや
なんかいっぱい敷いてあって
これ何の線なんかわからへんやつね
緑や赤や青や白やで色々あるやつ
あれがコートラインって言うんですけど
それで僕らを明確に区分する
もうなんかこれは
ここがわからへん
匂いでもなんでもなく
まあこの後出てくるところもあると思うんですけど
このお話というか
歌詞に出てくる
主人公としましょうか
主人公は周りの言ったら
いわゆる普通の同い年の学生とは
48:01
かなり浮いているというか
変わっているというか
まあありますよね
そういうその周りとこう
なんか違うよなっていう感覚というか
本人にもありますし
周りから見ててもあるような
そういう感じですよね
主人公っていうのはそういうのがある
っていうのが前提に
その僕らを明確に区分するっていうのが
自分を見てるようですねまるで
共感できるところは
多いんではないかなとも思いますけど
物理的にも区分されている
分けられている感じですね
なんか俺このコートラインは
僕らを明確に区分するって
その月曜日ってタイトルだから
朝礼なんだろうな
朝礼っていうかなんか分かります?
全校集会みたいな
それでクラスで分けられてるんだろうな
って俺思ったんですねこれ
で多分例えば頭いいクラスとか
そういうふうに分けられて
なんか区分されてるな
俺らみたいな感じに思ったのかな
で俺はこの区分って
うちの高校とかやっぱり
そういう頭いい進学コースとか
普通のコースみたいなのあって
なんかもうその時点で
冷えらる気みたいなのできちゃうじゃないですか
あると思います
そういうことなんだろうな
って俺は単純にこれ思って
朝の朝礼の光景を
すごく俯瞰してみてんだろうな
っていう感じかなと
もう本当にそういう
クラスであったりコースであったり
学校側から明示されてるような
もう明確な本当の区分というか
違いっていうのと同時に
何やらもっと内面の
全然そういうこと関係ないところで
全然違うタイプの人間である
みたいなところが
多分この後で
ホロホロと出てくるんですよね
ちょっと読み進めて
この今さっき読んだところでは
渡り廊下で鳩が死んでた
いきなり結構不穏なんですよね
その後にいつもよりよそいきなり
教科書の芥川
意味分かれへん
かなり
なんて言うんですか
かなり後ろぐらいような
テーマですよっていうのが
ここで出されてますよね
そうですねだいぶ後ろぐらい
でもこの芥川っていうのも
俺すげー分かるんですよ
やっぱ一時期すごく芥川を
俺読んでたんでやっぱり
そこに親近感を持てる
主人公なんだろうなって
俺すっごい分かるんですよ
この芥川の単語は
まあそうですよね
俺国語ってすごく好きだったんです
芥川の小説とかもすごく好きで
小説教科書とかに載ってるやつ
あそこにすごく俺親近感とか
持ってて
だからいつもよりよそいきなっていうの
51:00
多分なんだろうな
なんかその学校っていうものが
本当にその瞬間嫌だ
っていう気持ちになったんだろうな
だからなんか教科書の芥川を読んでも
全然楽しい気持ちにならないし
多分この芥川ってもともとこの人って
読んでたと思うんですよ俺
自分で小説とか買って
だけど教科書の中の芥川だから
なんかよそいきに感じたのかな
っていうのもあるかもしれないな
ちょっとね教科書に載ってるのは賢くもって
なるほどなるほど
自分で好きで読んでる小説の芥川じゃなくて
嫌いな学校の教科書の芥川を
でなんかよそいきな感じ
それがよそいきってことね
うん
なるほどなるほど
次行きましょう
ピリメロになるんでしょうか
読んでいきましょう
市中に縛られた街路樹
まるで見せしめの貼り付け
好きに枝を伸ばしたいのに
同じ制服窮屈そうに
右向け右で左見て
前ならえで列に背を向け
救いなのだその幼さが
君だけは大人にならないで
という
ピリメロでございます
はい
なんて言うんですかね
いわばこの日本のね
学校教育っていうものを
もう度直球に
まずぶち当てにきてますよね
うんうん
まあ街路樹ってね
同じような形でガーって並んでますけど
同じような市中でこう
締められて
同じように選定されて
ねもうどれもこれも
似たようなキーに
仕立て上げられてますけど
同じ制服窮屈そうにって書いてあるのは
学生ですね
学生もいろんな個性があったりするけども
それをこうなるべく
稼働とって稼働とって丸く丸く
同じように仕立て上げる
なんかこれ毒っぽいけど
そういう教育ってこうあるじゃないですか
うんまあぶっちゃけが
そういう日本はそうですよね
もうまあそういうね
なんていうか方針っていうのが
だからまあ仕方ないかみたいなところも
ありますけど完全にね
それに
当てはまってというか
馴染める人馴染めない人もいるし
それがこのなんていうか
右向け右で左見てっていう
まあいわゆるひねくれてるような
描写ですよね
救いなのだその幼さが
というのがある程度
中学校高校となるにしたがって
そういう雰囲気
というかそういう
ものだよねっていうのを
理解していってしまうと思うんですけど
まあここに出てくる
主人公っていうのは
実は2人いそうですよね
うんうんうん
なんていうかこのカチッとした
普通の学校っていう
そういう場所に縛られない
というか当てはまらない
というかそんな感じの
2人がお互いネタ分お互いを見て
そういう風に思っている
歌詞だと僕には見えるんですね
そういうのも
この曲は月曜日の
54:01
友達っていう漫画の
タイアップ曲になってて
周囲から浮いてるような2人が
学生生活をしていく
っていうまあもう本当に
ざっくりしたあらすじなんですけど
まあそういう2人の
漫画があってそこを
背景に書かれた曲なので
まあここはもう完全に
そうなんかなと思ったり
しますね
ここに縛られたガイロジュー
このみんなピシッと
同じようになっとうようなガイロジュー
っていうのと主人公
自分の個性を出したいのに
日本のこの教育の
同じ制服着て
右向け右で
みんな右見てみたいな
もうみんな慣らされた
平滑化された
ような教育に
やけがさしとうっていうの
こことその主人公のそういう部分と
照らし合わせて
ガイロジューもそうなんやな
っていうような
この歌詞の対立
対立じゃないな
歌詞に似たようなものを
合わせとうっていうのが今
話し聞いて初めて見えたんですけど
そう歌詞とかで
こういうのってメタファーって言われる
日本語で言うと
隠言っていう別のものにたとえて
自分が今思ってることを
もっとわかりやすく具体的に言うっていう
表現方法なんですけど
たとえばなんだろうな
甘さが薄いやつを大人の甘さって
表現するのがそうかもしれんかな
薄いですよって
あんまり甘くないですよとは
言ってないんやけど
大人の甘さって言うだけで
ちょっとほろ苦いんかなというか
チョコレートに限った話やけど
っていうのも
そういうたとえに
近いんじゃないかなって
そうですね
感動したな
これを
そう繋がっとんやと思って
分かった瞬間にそうかって
なっていく
かしぬまに
マスボウさんが
来てますよ来てますよ
解説付きで解説して
教えてほしい
それはでも
僕もいろんな曲聴いとってずっと思うけどな
これって他の人ってどう感じてるんやろ
どういう風に見てるんやろ
今こうやって話しててめちゃくちゃ楽しいっすもん
そういう見方あるんだみたいなのとか
話してる途中で
これってこういうことかなみたいな
分かったりする瞬間ってあるんで
言葉に出すっていうのはめっちゃ大事なんですよ
こういう歌詞とかも
というわけで
次サビですか
サビですね
息苦しいのはここが生きる場所ではないから
僕ら地球外生命かもね
結構
短いフレーズが
サビの後半にいたり
後半中盤か
中盤にいたりするんですけど
なんて言うんですか
周りに馴染めないのを
息苦しいと表現して
それはここがそういう場所じゃないからな
って
57:01
ある種の納得というか
僕らが地球外生命だったら
それも無理ないよね
っていう表現ですよね
その後に
好きなこと好きっていうの
好きだっけっていう
この一文が
どうしようもなく好きなんですけど
これやばいですよね
大人になっていく
旅に
好きなことを好きっていうの
本当難しくなるというか
特にこういう
思春期の頃って
周りに合わせるっていうことを覚えるわけじゃないですか
だからこういう
シチューに縛られたみたいな
同じ制服で窮屈そうになっちゃって
でも結局周りに合わせないと
いじめられちゃうじゃないですか
学校って
だからみんなと同じように
右向け右になって左向け左になって
っていうそういうのを覚える
それって俺
悲しいけどでもそういうことだよな
って思って
この歌詞の通りの
高校生だったんですよ俺
本当中学高校と
学校が嫌いっていうよりも
クラスとか大っ嫌いだったんで俺
人間がって感じですよね
友達はいましたよ
学校にはだから俺やれた
っていうのはあるんですよ
君っていうやつの
イメージって俺の中には
自分の友達っていうのがいるんですけど
そういうことをすごく
この歌詞見てて思い出したんですよね
俺
僕も思うな
思うなこれ
一緒にバンドやってくれる友達
一緒に音楽をやってくれる友達
とかそういうのがいたから
俺はすごく生きていけたっていうのは
あったんですけど
本当だって俺クラスにいたときとか
一言も喋んないし
自分が何が好きかなんて言わないし
言ったって絶対理解されない
って俺は思ってたし
だから俺は
地球外生命体っていうのも結局
言葉が絶対通じないだろうなこいつらと
なんかこいつらとなんか
俺は別なんだ
別の人種なんだろうなって俺は思ってたんですよ
今はそうじゃないですよ
だけどそのときすごくこの
主人公みたいな気持ちになってたんです
当然俺もゴミ箱蹴っ飛ばしてたし
最悪消火器蹴っ飛ばして
消火器ぶちまけてましたからね
ひどいこと言うの
それぐらいなんか思春期の
なんかもやもやっとした感じっていうのは
俺すごくありましたよ
でも僕この
地球外生命体カボネっていうのは
ここは珍しく
共感できました
たぶんあの
しゅんさんも牛若さんも
僕もそうですけど
しゅんさんやったかな言ってはったん
あの
ポッドキャストやってるような人は
大体そうかもしんないって
しゅんさんじゃなかったかな
セミ山さんかな
セミ山さんかもしんない
その例によって
なんですけど
1:00:01
上手いことできてたか
わかんないですけど
僕は合わせにかかる人間やったんですよ
あーはいはいはい
合わせにかかるんやけども
実際僕の内心思ってることは
違う
っていうので
みんなと全然意見違うけど
ここで違うことを言うたら浮くから
合わしとこうっていうのが
自分の意見が
違うっていうのがすごい
自分は本当にみんなと一緒なのかっていう
下手したら違う生物じゃないんか
違う星から来たんじゃないかとかってね
言うのは結構
中学校の時とか
思ったりしてました
これはめちゃめちゃ
共感できる
俺はもうずっとそれだったんで
だから
最近になってようやく自分の好きなこと
っていうのをようやく言えるようになったんです
ポッドキャストやるようになって
かっこいいっすよね
おっしゃられてますもんね
本当ずっと言えなかったんで
俺はそういう自分の好きなものっていうのを
でも言わないこと
もうこの歳になったら別に
言ったっていいじゃんっていうのはありましたし
だからやっぱ学生の頃なんて
本当言えなかったっすもん
自分がロックが好きで
ロックが好きっていうのは周りの
バンドやってる友達とかに言ってましたよ
全然そういうのは
周りの理解してくれてる友達はいいけど
全然俺クラスにいるときなんか
全然そんな話しないし
なんかCD貸してよって言われて
いいよって貸すとそいつに借りパクされるしみたいな
辛い思い出
もう本当俺
いじめられっ子っていう
カテゴリーにはなんなかったかもしれないですけど
でも本当地球外生命体
って感じでしたよ
これはでも3人とも
すごい共感できる部分
唯一かもしれへん
オーカリスクだからみんなやっぱり
なんかそういう
みんなとなんか俺違うのかな
みたいな
思春期のこれってそういう
周りとだんだんあれ俺
みたいな感じになるときって絶対ありますもんね
そこをうまく
合わせれるか合わせれないかっていうの
の差こそあれど
そういうのをすごく端的に
表したサビというか
歌詞ですよね
これあの
次2番の
Aメロですかね
僕深くというか
深く掘り下げるというか
そういうわけではないんですけど
そんな表現あるんやって思って
びっくりしたのはこの次
駅ビルのコンコース
待ちぼうけ
ソフトクリーム溶けた
全音符のクラクション
全音符のクラクションって
すごくないですか
パーってこと
パーってことですね
ものすごく長いクラクションを
表現するときに全音符って
確かに
でも確かに出ないですね
ボキャブラリーはすごいよね
僕がその雨晒しさんの曲
秋田ひろむさんの
歌詞が好きな理由の一つに
1:03:01
思ってもない
角度からぶっ刺さってくる
すごい表現っていうのが
あって
後でまた喋る曲の中にも
一つそういうのが出てきたりするんですけど
こういうところを随所に感じて
僕は嘘やろって思いながら
歌詞カードというか歌詞を見て
でまた
沼にはまってっていうのを繰り返してるんですね
さらにちょっと
飛ばしまして
2番の
サビですねこれは
1番のサビ好きなこと好きっていうの
こんなに難しかったっけ
っていうのがあったんですけど2番の
サビは嫌なこと嫌っていうの
そんなに自分勝手かな
っていうのがあるんですよね
その
1番のサビの対比というか
それにもなるかなと思うんですけど
好きなことを好きっていう難しさっていうのも
大人になるとどんどん
悲しい感が出てきてしまうんですけど
嫌なことを嫌とも言えなくなってくる
っていうのをまだここでも
表現していて
思春期子供から大人になって
成長していく
時に嫌が多いも
理解してしまうような
気持ちというか
ここにぶん投げられてるのが
いいなぁ
と思いますね
嫌なことを嫌っていうのって
難しいっすよね
難しい
特に日本人だからっていうのもあるかもしれないですけど
一時期
ノーと言えない日本人みたいなの
あったじゃないですか
上司がカラスは白やって言ったら
はい白ですって言わな
以上
それが自分勝手
っていうのも
でも周りから
それは自分勝手って言われると思うけど
でも嫌なものは嫌なんだよな
って俺は思いますけどね
嫌なものは嫌
って思ってんのに
それをそのまま出せない
場面というか
出せない状況というか
出せない人間になってしまうっていうのは
よくあること
なんですけど
本当に悲しいことで
これが
本当に当たり前のように
書かれてるし当たり前のような
感じがするんですけど
それができない
普通の人間というか
普通の人
ではないよなって
主人公は思いながら
歌詞というか
言葉が出ているというような表現がされているんで
嫌なことを嫌って
言ったらあかんのかいとか
そういう風に聞こえてくるんですよね
なんか
どっかのタイミングで吹っ切れて
嫌なことを嫌と言えるようになるのかもしれないけど
多くの場合
そうではない
っていうのがね
やはりあってそれもすごく
刺さりポイントだなと
そうですね
個人的には思いますね
Cメロいきましょうか
これちょっと長いんですけど
1:06:01
そのまま読みます
普通にも当たり前にもなれなかった僕らは
せめて特別な
人間になりたかった
特別な人間にもなれなかった
僕らはせめて
認め合う人間が必要だった
それが君で
おそらく僕で
ゴミ箱にだってあぶれた僕らで
僕にとって君は
とっくの昔に特別になってしまったんだよ
というのがCメロでございます
はい
もう
と言ってしまうがないんですよね
これはちょっと分かるぞ
分かりますよね
余裕で刺さると思うんです
これは刺さるな
やっぱなんか
思春期の時って
本当自分が
すごいことできるんじゃないかって
いわゆる中二病ってやつ
何者かになりたい感ね
何者かになりたいっていうのはすごく
あった
でもなれないっていうのはすごくあって
でもそういう
友達をできる友達っていうのは絶対
学校とかこういう時に
必要だったりはするんですよね
そういうの
すごいあるよなーって
そういう友達っていうのは多くないんですよね
そうなんですよ
本当に特別なんですよね
もうこの歌詞には出てますけど
普通にも当たり前にも
なれへんなんか周りから浮いてるような
僕らは特別な人間になりたいけど
それにもなれないと
でも認め合う人間が欲しいっていう
切実な願いがここにあって
で
僕にとって君はとっくの昔に
特別になってしまった
つまり君は特別な人間にもなれなかった
わけではなく
僕からすれば特別な人間になってるんですよね
なるほどな
これは
いわば特別な人間になるっていう
方法があるのではなくて
相手ありきで
僕は君のことを特別に思うし
君が誰かのことを特別に思う
っていう浮いた人間の
孤独な心情を描くんですけど
言ったら
それも相手ありきの
完全に孤独っていうわけではなくて
やはりどこかに
別の人間がいて
だからこそ特別だったり
あえて言うと普通であったり
っていうのがあるかなって
ここから考えてしまうんですね
いいっすね
いいっすね
なるほどな
ここよくない
すごいぞ
すごいぞ
僕にも
特別
みんなそうなんかな
特別になりたいって
引い出たものがあったりとか
何者かにね
みんなと違うぞっていう部分
何か持ちたいなって思って
するじゃないですか
けど
そんなんなれへんし
何が普通かって言われたら
何が普通なんかって話ですけど
なんか普通じゃないなって
思う自分もおるわけですよ
1:09:01
その自分の心境が
この歌詞で改めて
Gで起こされてることを
見て
すごい過去の自分
今もずるずる
引きずったような気するけど
なんかすごい
自分の中に来るもんがあって
特別になれへんけども
さっき牛垢さんが言うて
誰か
自分にとって特別な人
分かり合ってくれる特別な人
っていうのは相手から見たら
その人の特別であって
っていうのは
すごい
謎解きみたいで楽しいですね
特別な人に
なりたいなりたい
っていう気持ちはあるんやけど
それとは別に特別になるんではなくて
誰かによって
特別な人にされるっていうのは
この表現ですね
面白い面白い
なりたくてなれるもんでは
ないのかな
今日の工業高校農業部はすごく
真面目回ですね
何より真面目に喋ってるね
そろそろふざけようか
ぶつぶつで出てたな
だんだんふざけていこうかな
ここからもうラストの
サビに入りますけど
一番最後の最後っていうのは
ここはもう置いておきますけど
その手前ですね
確かに似た者同士だったけれど
僕ら同じ人間ではないもんな
一番怖いのはさよなら
それなら約束しよう
永遠に別れはないと
っていうところこの物語に
二人その僕と君が出てきて
その二人が
もう同じように
周りとの
距離というのを感じて
っていうような流れだったんですけど
結局似た者同士ではあるけど
僕も君も
全く違う人間
同じ人間ではないもんな
っていうところここで書かれてるんですよね
いわば変わった者同士
つるんでいるというか
絶妙な安心感であったり
距離感みたいなものを
確認するような
歌詞みたいなのが
手前にあったけれども
ここ最後の最後のサビで
いわゆる個の確率というか
アイデンティティ的なものを
ここでお互いに
獲得していくというか
描かれているっていうのが
あるんですよね
そのアイデンティティや
お互いが全然違うもんだよね
結局違う人間だよねって分かった
その次の行で一番怖いのはさよなら
っていうのがやはり違う人間であるからこそ
どこかに別れがあるのを
もう未来でそういう別れがあることも
完全に分かった上で
描いてあるのが
ずっと永遠に
同じ変な奴同士で一緒にいると思ったら
やっぱ違ったし
だからこそさよならが
怖くなるこのラストサビの
一番重心の
重たいところかなって
1:12:01
歌詞見てたらお互いに
依存し合った関係のように
感じますね
見えるんですよ
この子がおらんくなったら
自分が特別に思える人もおらんくなるし
普通でもないし特別でもないし
また何か戻って
しまいそうな感じが
ところどころで
いつの間にそんな大人の顔で
笑うようになったのさとか
ちょっとずつ向こうも成長していってる
っていうのがあるじゃないですか
そうですね
多分ですけど両方からの視点がある
と思うんですよね
隣で笑うようになったのは
僕なのか君なのかは分からないんですけど
最初の
君だけは大人にならないで
って言ってる側が僕なのか
君なのかも実はこれは分かってなくて
僕側からずっと言ってるような
気もしないでもないけど
僕でもあり君でもあるような感じが
あるんですよね
最初につながるのかなここで
なんかしゅんさん側の
受け取り方も
ちょっと聞いてみたいですね
でも俺もそんな感じですけどね
俺この歌詞の中で
一番好きだなって思ったのが
2番のBメロ
なんですよ
明日の話はとにかく嫌いで
将来の話はもっと嫌いっていう
儚いから綺麗
とか言った花火が永遠なら良かった
っていうここ俺
すっごい好きで
ここね
ちょっと古いバンドになっちゃうんですけど
ピローズっていうバンドが
あって
ピローズのストレンジカメレオンで
君といるのが好きで
あとはほとんど嫌いで
周りの色に馴染めない
出来損ないのカメレオンっていう
それとすごく似た
感じだよなと思って
そう思いますね
なんかその感じに
すごいこの曲って近いよなと思ってて
周りに
馴染めない上手くできない
それってやっぱ
みんな大体少ないからそれ思うし
それをやっぱ口に出せないこと
っていうのは辛いことだよな
みたいな風には俺はすごくこの曲
聴いてて思ってて
それを
言える友達がいるっていうのはすごく素敵だよな
特別ですね
この曲って本当そんな感じなんだろうなって
そこまで深ぼしじゃなくても
本当歌詞の通り受け取っても全然いいよな
って俺は思うんですよ
そういう曲だと思うんですこれって
そんなに難しく考えなくても
松本さんもすごく
分かってくれたじゃないですか
そういうことだと思うんですよこの曲って
難しく
初心者向けってことですか
そうそうそうそう
心がなくても
聴けるってわけではないけど
すごく
学生の気持ちが
表現されてていいなっていう
あれかもね
すごく自分の
置き換えた時に
そういうことあったかもっていうのが
スッと入ってきた
だと思います
1:15:01
本当にそれはそうですね
やっぱり自分ごと感っていうのも
かなり没入感に
大事なんですね
いやめちゃくちゃ大事ですよやっぱり
全然知らん奴の話とか
聞きたくないですもん
自分と置き換えれるっていうか
それって作詞のすごい大事なところで
だって
誰かの
ホームビデオとか別に見たくないじゃないですか
でも
自分のホームビデオだったらちょっと見たいなって思うじゃないですか
自分の家族とか知り合いだったら
そういうことじゃないですかこれって結局歌詞って
そうですね
だからこの曲とかは本当
みんなが絶対一回は考えるようなことだから
だからそういう意味で
すごくいい歌詞だよな
本当にそう思います
月曜日っていう
痛くこう
自分に置き換えて感じれる
歌詞だなっていう
そうですね
いや良かったです
続いては
帰ってこいよ
というタイトルの曲なんですけど
ものすごく
田舎の情景っていうのを
残酷すぎるまでに
リアルに田舎をまず描くんですよね
うんうん
そうなんですか
そんな歌詞と
田舎から
上京していく
ときでしょうか
それを見送るようなシーンから始まる歌ですね
うんうん
最初のところに
雨晒しの曲は
だいたい本当に情景を
ぱっと描写することがよくありますが
この曲は特に
誰でも思い浮かべられるほどに
リアルな
情景描写されているかと思うんで
ちょっと一つ読んでみます
歌詞のドアタマ
稲穂が揺れる田舎の風は
木彫りの季節の下打ちかため息
駅の待合室で
裏ブレて誰かで構わず
憂鬱にする憂鬱にする
どうせ出てくつもりなんだろう
この街ではみんなそう
決意は揺るがないか
迷いなどはないか
ふるさとを捨てるつもりか
気にやむなそれでいい
振り向くな立ち止まるな
というのがAメロですね
完全にAメロ全文を今読んだ感じに
なるんですが
まあ
寂れた田舎なんやろうなというのは
パッとこう伝わってくるような
感じがしますね
電車も1時間に1本どころか3時間
とか多分そんな感じなんでしょうね
日にほんと数本って感じが
しますね
本当にでもリアルな感じそうでしょうね
雨晒しの方って
もしかして電車好きやったりしません?
結構鉄道の描写が
多いんですけど
かもしれません
MVの冒頭に
電車の描写があったり
とか
電車の信号の描写があったり
とか一番最初の曲
のとこにも腕騎式信号
1:18:00
っていう電車の信号が出てきてたんで
MVに
電車好きなんかなとかって
思ったりしたんですけど
腕騎式の信号その信号も
ですけど
踏切とかもよく登場するんですけど
踏切っていうのが
結構僕は
田舎を描写する
かなり一つのキーアイテムかな
と
確かにそうやね
田んぼしかなくてみたいなね
いまだに踏切のところって
ちゃんと田舎ですよね
だんだん
効果化されていって
そのうち日本中から
踏切は消えていったり
するんだろうけども
踏切って
新たに作るの禁止されてますからね
そうなんですか
そうなんですよ
なんで踏切って出てくるだけで
そういった工事
というか回収がなされてないというか
そういった必要がないとか
そういうのが
パッと出てきたりするんですよね
確か他の曲にも踏切
とかの
描写が何回か
出てきたようなのを覚えているので
もしかしたら
そういう鉄道的な
ところが好きなのかもしれないですね
イメージに使いやすいだけなのかもしれない
どちらもあると思います
そうですね
この歌詞続きはどうせ
出てくつもりなんだろう
今から
就職でしょうかね出ていく
人間に対して問いかけてますね
この街ではみんな出ていくと
決意は揺るがないか迷いなどはないか
ふるさとを捨てるつもりか
とまで言った後
気にやむなそれでいい
振り向くな立ち止まるな
引き止めるのかと思いきや
いきなり背中を押すんですね
ここから
サビ前のBメロに
入るんですね
花そぞろ芽吹くとも
芽吹かざるとも
という部分を何度も繰り返すんです
これはもう
都会に出て
仕事をやって成功するか
しないか
挫折して戻ってくるかみたいなの
メタファーだよなと思いながら
僕は見たんですけど
花が
芽吹いても芽吹かなくても
芽吹いても芽吹かなくても
の後にサビが入ります
幼い頃に遊んだ校舎の壁が
ひび割れた分僕らも傷ついた
ガードレールゴールポスト
漁港の端っけ
この街は何もかも錆びついて
ここがもう完全に田舎の
こういう情景ですよの後に
錆びついてて出てるのが
天晒しの曲の
一つのキーワードかなと思ってて
舞台が青森県で
大船六市
青森市辺りのことを描いてあるんですけど
塩風がもう
真隣にあるんですよね
海が真隣にあって塩風が吹いて
1:21:00
鉄でできたものは基本的に
放置していればすぐ錆びついて
いってしまうっていうのが
港町の
常なんですけども
いろんな曲の中でいろんなものが錆びついて
いくんですよ
さっきしゃべった月曜日
っていう曲の中でも
ゴミ箱が転がって塩風に錆びてるんですよね
錆びつくという
なんていうか表現っていうのは
秋田博文さんの歌詞の中に
よく出てくる
そういうすすけた田舎というか
そういったものを表現するときに
よく出てくる
それは
記憶の中でも錆びついてるんですが
実際には時間が経ってもっと錆びついてる
みたいな表現もなされることもよくあって
ここはすごく
僕好きなんですけど
錆びの最後の方ですね
錆びの話したとに錆びの話したややこしいな
ごめん
曲の錆びの話をしますね
ラストではなくて錆びの話
美しい思い出
なんてあるものか
記憶の中じゃ泣いてくじけてばかり
この街が嫌いだとみんな言うが
早く出ていくんだと決まって言うが
帰って来いよ
何か成し遂げるとも
成し遂げずとも
錆び前の花そぞろ
芽吹くとも芽吹かざるとも
ここで回収しているというか
成功しても成功しなくても
帰ってくる場所はあるよという
直接的な
表現ですね
なんていうんですか
この曲は僕はとても刺さるんですけど
田舎から
出ていく人間を
見送ったことのある人は
誰もが
似たような感情を
思い浮かべるのではないかなと
思うんですが
どうでしょうかね
基本的にはタイトルはもう
そこに一つあると思うんですが
僕は
これを聞き出したのは割と実は
最近で
もともとはそんな出ていくほど
の町ではなかったんですね
僕が育った町というのは
そんな田舎ではなくて
もちろん出ていく先大都会というのは
ありましたけど
その町でも全然仕事はあって
出ていく必要がほぼない
というところだったんですね
そこを越してきて
移住した先というのが
ものすごい田舎なんですよ
とんでもない田舎で
そこに来ると
本当に漁港というか
港町ではないんで
いろんなものは錆びついたりはしてないんですけど
本当に校舎の壁がひび割れてたり
いろんな学校は
灯灰号で潰れていたり
もう電車は
そもそも線路が通ってないし
何もかもが
文字通り錆びついているというか
そんな感じなんですね
そういうところで
そこで知り合った若い人間たちが
1:24:00
みんな外へ出ていくんですよねやはり
リアルな話ですね
そう僕すごい個人的な
話なんですけど
今うしっかりやってますけどその前は結構レジャー産業
ですね第三次産業みたいなところで
働いてたんですよ
すると地元の高校生で
やったり学生のバイト
みたいなのを繁忙期に雇ったり
するわけですよね
そこの子たちを
従えていろんな仕事をしていると
いろんな話もするわけなんですけど
みんなこの田舎のこと
嫌いなんですよね
何にもなくて
面白いものは一つもなくて
都会が綺麗に見えて
で高校卒業したり大学を卒業したり
っていうタイミングで
就職する進学する
って言って絶対都会に出るんですよね
っていうのを
見ながらこの局に出会った時に
もう僕はえも言われぬ
感情に押しつぶされそうになって
そうか
牛若さんその
送る側っていうことを
何回も経験してるってことですもんね
そうですね送る側
それも自分の地元では
ないところで
ある種よそ者ではあったんですけど
何年も過ごしているうちに
何度も何度もそういう人を
見るようになって僕はこっちの田舎に
すごく愛着を持ってて
でなってくるとこの田舎のことを
嫌いな人っていっぱい
おるけど
関わらずにここはまだあるからさ
帰ってきたらいいよって言って
実際そういう話をすることも
たまに
あったりはするんですけど
すげーな
僕逆に
出てく側だったんですよ俺は
ずっと
だからなんかすごく
この歌詞って想像でしか
俺は受け取れなくて
だからなんかちょっと自分の中でうまく
紹介できなかったのかなっていうのはすごくあったんですよね
でもなんか今
松原さんの話聞いてて
やっぱそうなんだろうなっていうのはすごく
今聞いてて思いましたね
そうですねこの曲は視点が2つあってしかるべき
というか送る側送られる側
っていうのがありますよ
じゃあ次に
ちょっと進みましょうかね
2番に入りまして
かなり次も
具体的な描写がありますね
君のその愚直な心は
満員電車などに潰されたりはしないのだろうが
額に汗
将来野望人間関係
地下鉄の路線図みたいに
こんがらがって
もう都会のねすごくややこしい
地理的なものと
人の感情というか
中身の部分を同時に描いて
で
できる人がそばにいるならいい
愛する人ができたならなおさらいい
孤独が悪いわけじゃない
ただ人は脆いものだから
すがるものは多い方がいい
うん
孤独を感じることは
多いと思うんです
僕もその都会に行って
一人で暮らしたことっていうのは
1:27:00
本当に短い期間でしかないので
あれなんですけど
そういったものを感じる部分っていうのは
あると思うんですけど
周りに人がいればいいよな
愛する人がいればいいよな
一人で生きていけないことはないんだけども
いろんなものにすがれるように
というような歌詞ですよね
非常に直接的
潰れちゃうもんな
一人だけだとな
さらにその後
真っ黒な夜
真っ黒な夜でこそ思い出せ
生まれた街よ
今年も花が咲いたよ
って言って2番のサビに入るんですね
この真っ黒な夜って
別に夜のこと多分
描いてないと思うんですよね
うんうんうんうん
マスボウさんがパッとしてない顔をしてるけど
難しいこの歌
あー
真っ黒な夜
これは本当にその
真っ黒な夜のことを
思い浮かべてるわけではなくて
もう誰にも頼ることができなかったり
孤独であったり
嫌なことがあったりして心が塞い込んで
真っ黒な心になってしまった時に
こそ生まれた街
思い出してよというような表現かな
って僕は聞こえるんですよね
そういうこと
なんか帰って来いよって
応援してるよじゃないけど
うん
いつ帰って来てもいいんだぜ
だから頑張れよってそういう気持ち
っていうことだと思うんですけど
真っ黒な夜っていうのも
ここだけすごく明るくなるじゃないですか
一瞬
ここだけ一瞬雰囲気がすごく変わるっていう
曲の雰囲気がね
パッと変わりますよね
ここでお先真っ暗っていうか
その前の
潰されちゃったりしないかみたいな
のあるじゃないですか
すがるものが多い
そういうのがあって
人間ってやっぱ脆いから
そこで孤独だったりとかして
暗くなっちゃってわーどうしようどうしようと思った時に
そういう時こそ
古さと思い出してくれってそういうことですよね
変える場所があることを
そこでまた思い出してよ
大丈夫だよっていう風に
聞こえますね
そういう意味ですよね
2番のサビがこれまた
良いんですけど
遠くでなる境内の祭囃子
君がいなくたって夏は過ぎるけど
知らせなくとも今か今かと
町人の面影に振り返り
この
もう皆さん
出ていってしまったわけですね友達が
大事な友達がまあ仮に
君ですね君が出ていって
しまったわけなんですけど初めての夏でしょうか
何回目の夏でしょうか
夏はもう何度も来るわけです
君がいなくてもいつも
夏には君がいたんですけどそれはもういないわけです
でも夏は来る
でお祭りに行くんだけども
何か物足りない
なんとなくこう虫の知らせというか
あっと思って振り返るけど
そこに君はいないんですよね
知らせがなくともフラッと帰ってきたんじゃないか
って思って振り返るけど
1:30:00
まあそこにいるわけではない
っていうもう
虚しさというか少しの期待感と
やはり
まあいないよなっていう一つの諦めと
その後
季節巡れど心は止まったまま
君が出ていった
あの時のまま
もうまさにその君が出ていった
あの時のまま
自分はそのまま
その田舎で過ごしているわけでしょ
これは
この後
Cメロでしょうか
菜の花畑の風車
コンビニもできて
文庫の校舎も建て替えられて
あれからだいぶ経った
この町も様変わりしたよ
勤め先は相変わらずないから
若いやつらはみんな出ていった
昔よく遊んだあの公園も
今年取り壊されるってさ
もうボロボロだった田舎も
だんだんこう更新されていく
わけですよね
やっぱりコンビニができて便利になったり
前半の歌詞で
ひび割れた校舎って言ってた
ところも建て替えられたんで
綺麗になったんでしょう
町も様変わりして
時間も経って
でもやっぱり勤め先はないから
毎年若いやつらはみんな出ていくと
最後の
昔よく遊んだ公園も
今年取り壊されるってさ
思い出の地がなくなるような
表現ですよね
帰るところはあるんだけども
そこにはもう何もないっていう
風な捉え方ができるかな
と思ったりするんです
この歌詞を
歌を聴いてて
特に
僕なんかはそうですけど
全然前後の
歌詞をそんなに意識せんと
聴いてるわけですよ
そうそう
勤め先は
相変わらずないからっていうのだけ
ビビッと頭の中に入ってきて
これなんか仕事ない人の
歌なんかなって思ってたけど全然違うね
歌詞見てたら
いい加減に無職
みたいな話
全然違うよ
全然違うよ
出てって
自分だけが取り残されて
町の変化
っていうのは見ているけど
出ていった人だわ
わからへんしこの変わっていく姿
っていうのも共感できひんっていう
なんとなく
なんかわかるな
あると思う
これは本当にあると思う
しかも
建物とかは建て替わったりするんだけど
自分の心はもうその当時のまま
置いてけぼりないねその景色の中に
というのが非常に
ここの寂しさというか
無情感がありますよね
本当にそうですね
いいですね無情感を感じますね
最後のサビ
全文読みますね
夢を叶えたって
胸を張ろうがやっぱ
ダメだったって恥じらおうが
1:33:00
笑って会えるならそれでいい
偉くならなくたってそれでいい
ビルの谷間勇ましく歩く
君が日に照らされた姿を
思うのだ
何してんならしょうがないか
納得できるまで好きにしろ
帰ってこいよ
何か成し遂げるとも成し遂げずとも
というのが最後ですね
めちゃめちゃ帰ってきてほしいやんこの人
それ帰ってきてほしい
めちゃくちゃ帰ってきてほしさあるんですよね
なんかねあの
昔遊んでた公園も
なくなってちょっとずつ
二人の思い出がなくなっていっちゃう
なんかちょっとこの寂しい感じ
全部なくなる前に
帰ってきてほしいなみたいな
伝わるな
同じ時をね過ごす
っていう経験はもうこの後
でも二度とは多分できないんでしょうね
たまに帰ってきて会うことは
あるんでしょうけどね
そうか俺この曲って
なんか聞いててずっと
親とかあの
自分の知り合いのおっちゃんみたいな
人からの目線で俺歌ってんのかなって
思ったんですけど
おそらくはいこれは
同級生とかそんな
なんかその話聞いてて
同級生なんだろうなって今
思ったんですよ
俺その送られる側だったんですけど
高校の頃ね
ずっと一緒にバンドやってたやつがいて
そいつがね
俺が東京に行こうとしてた時期
東京に行ってたんですよ
その時に
地元の駅をね
出る時にギターと一緒に
手紙渡してくれたんですよ
なんかその時のこと
すごい思い出して今ちょっとジーンとしてるんですけど
いやー来ますよそんな
体験があると
こういう気持ちだったんだろうなって
いやまさしくですよ
あの何年かして俺地元
なんかそいつが地元で
ちょっとあの同級生みんな集めて
ライブやるからお前も来いよって言ってくれて
そいつと一緒に
久しぶりにバンドやったりとかして
なんかその時のこととかも
すごい思い今聞いてて
思い出しちゃったなぁ
僕もしゅんさんの
そのエピソード聞いて
僕も似たようなエピソードがあって今すごい
ジーンてしてるんですけど
会社をね辞める時に
地元の会社なんですけど
すごい仲のすごく可愛がってくれてた
先輩がいて
一回り二回りぐらい離れてたんかな
おっちゃんがいたんですけど
その会社もね
この歌詞にあるように
この街が嫌いだというが
早く出ていくんだと
決まっていうがってあるんですけど
その会社も
あんまり良い会社じゃなくて
みんなねみんなこの会社
嫌いや早く辞めたんねん
言うんやけど
みんな辞めないんですよなんやかんや言う
辞める人に対して
僕その会社辞めるタイミングで
1:36:02
仲の良いおっちゃんの先輩がね
どうにもならんかったら
帰ってこいよー言うて
言うてくれて
僕その会社辞めて
東京に本社がある会社に
働きに行ってたんですけど
新幹線のホームまでわざわざ来てくれて
頑張れよー言うて
送り出してくれたんですよ
すごいそれを
しゅんさんの話先聞いて
ジーンと来て
新幹線のホームで
これ社内で
食べろって言うて
パンを地元で
有名なパン屋さんの
パンが入った袋渡されて
こんなんしてくれるの優しい先輩やなー
と思ってパン以外のもんが
何か入ってて
何やろと思ってみたら蛍光灯のグロウ級が
入ってて
必要なものが
絶対必要になるものが
入っとうから大事に使えって言われてて
もうこのご時世グロウ級
使わんやろ思いながら
グロウ級欲しいときに
ないのなトップ3に
入るからな
っていうすごいエモい
エピソードを思い出しました
グロウ級以外はエモかったな
確かにね僕も送り出される側で
見てたら
この歌詞もこういうことなんかな
っていうのもちょっと分かるような気もする
ですね
そうそう
想像でしかないですけどね残された側の
心境っていうのは
俺も想像するしかないんで
なんとなくそういうことなんだろうな
って思いながら今聞いてましたけど
その想像の余地が
やはり余白というものが
すごく
いうか膨らむじゃないですか
解釈というか
それはそれですごくいいな
と思ってたりもしますね
また送り出してくれた
俺の友達なんですけど
別のまた別のときに
ライブがあって見に行ったら
俺を送ってくれた
気持ちを歌にして
そいつも自分でギター弾いて歌うやつ
なんですよ
俺は今歌わないですけどそういう
曲を俺に別に
何にも言わずにやってたんですよね
俺が行ったときのライブで
後々そいつの彼女
今奥さんになりましたけど
その子があれって君のことなんだよって言われて
えーそうなのみたいな
そこですごい
キュンとしたというか
そいつも言ってくれないんですよ
そういうことを
だけどあれは
俺がいるときにやってくれたっていうのがすごく
今聴いてて色々
この曲とかも聴いてて思い出した
めちゃくちゃ美談
みたいになってますけど
でも今は地元なんでそいつは全然
未だに
今この部屋
喋ってる部屋で一緒に映画見たりとか
本当にくだんない話したり
1:39:00
してますけど
本当に友達ですよそいつは
ていう
しゅんさんの美談で
歌詞の話じゃ全然なくなっちゃいましたけど
そういう感じなんだろうな
こっこりした
送る側送られる側
っていうのはやっぱそういうドラマというか
どこかに
やはり転がってたりするんですよね
この曲でいけば
本当に送った側が
送った君がですね
やっぱり
ビルの谷間勇ましく歩く君が
日に照らされた姿を思うのだ
っていうのはやっぱ都会の中でも
堂々と自信を持って
いる君っていうのは想像してるんですよね
成功して
不自由なく過ごしていることを
想像して
忙しくしてんならしょうがないか
多分
本当に忙しくて
前ほどまで連絡はもう多分
取れてないんでしょう
納得できるまで
好きにしろっていう
すごく投げありで
乱暴な歌詞がいきなり
入ってくるここにかなり
ギャップを感じて
なんか
応援してるんだけど
帰ってきてほしいんだけど応援してて
応援してるんだけど
全力で応援してるっていうか
もう半ば諦めと放任で
でも帰ってくるところはあるよ
っていう
ツンデレじゃないですけどね
そういった雰囲気も
感じられる非常にいい
イラストだなって思いますね
羨ましくも恨めしく
付け足すことが
優しさっていうこともあるじゃないですか
そうですね
行く側は行きたいから行くわけだから
だからここで
好きにしろっていうのは
優しさだと思うんですよ俺
ここで
帰ってこいよとは言うけど
でも好きにしろ納得できるまで
やってこいよっていうのも
優しさだし
すごい優しい歌ですよね
ですね
はいそんな感じ
そうですねやっぱり
出て行く人と残された
自分の対比を
かなり綺麗に感じられるような
歌ですね
はいじゃあ次の曲行きましょうか
はい行きましょう次は何ですか
次は僕が死のうと思ったのは
あー来ましたね
牛若の暴走はまだまだ続きます
続きは後編で
概要欄にリンクがありますので
チェックしてみてください
よろしくお願いします