1. 真夜中のことだま映画トライアングル
  2. #009『ジュラシック・パーク』..
2022-03-09 33:21

#009『ジュラシック・パーク』から学ぼう!特集①〜入門編〜【傑作は最高のチームから生まれる】

今週からお送りする『ジュラシック・パーク』から学ぼう!シリーズ。

第1回の今日は、入門編です。

・原作者のマイケル・クライントンについて

・歴史的な恐竜の映像表現の紆余曲折

・クライマックスシーン誕生秘話等

等々をパーソナリティが熱く語っております!ぜひお聴きくださいませ!


■『ジュラシック・パーク』

https://filmarks.com/movies/29105

🎧Podcast番組『真夜中のことだま映画トライアングル』🎬映画で繋がった3人のパーソナリティーが映画製作に纏わる様々な話をしながら、夢や希望を言霊にして実現させていく番組です✨


■番組パーソナリティ🎙

・ツユーキー

https://twitter.com/qkx8624fzrvswtx

・松本大樹

https://linktr.ee/matsumotodaiki

・片山大輔

https://twitter.com/gspdaisuke

番組へのご質問・お便り等は以下まで↓↓↓

kotodamatriangle@gmail.com

00:02
スピーカー 3
真夜中のことだま映画トライアングル
スピーカー 1
はい、じゃあ皆様こんばんは、真夜中のことだま映画トライアングル
この番組はですね、映画でつながった3人が様々な夢や希望を語り合いながら
それを実現させていこうという番組となります。
ということで皆さん、ご無沙汰しております。
映画を作っております。
最近は音シネマというオーディオコンテンツを作っています。
松本大輝と申します。
そして、津ゆうきです。
スピーカー 2
津ゆうきですがすごい、謎感ある。
スピーカー 1
もう津ゆうきで皆さんご存知のって感じですよね。
スピーカー 3
まだまだですけどね。
スピーカー 1
作曲やってます片山です。よろしくお願いします。
ということでこの番組2022年になってから始めさせていただいて
毎週月曜日に配信という形で今までさせていただいてたんですけれども
ちょっと先週、あれ?みたいな
予想、ちょっとね僕らも記憶が定かではないんですけども
あれちょっとあったかなっていう感じなんですが
残念なことにリスナー様から
あれ?今週はないのかな?みたいな声が上がることもなく
スピーカー 3
何もない。
スピーカー 1
ちょっとごめんなさい。僕正直期待してたところはありましたね。
今週はどんな話が上がってくるんだろう?みたいな期待してる方
一人でもね、あれ?みたいなSNSとか
番組へのお便りみたいな、大丈夫ですか?みたいなのがちょっと
来たらいいかな?みたいな
ちょっと思ってたんですね。
思ってたんですが
終わったんかな?ぐらいでしょうね。皆さん。
番組自体が
スピーカー 3
そうそう。
スピーカー 2
こんなフェードアウト
カーペンター最終回
スピーカー 1
フィルムメーカーレスデン、まだ一人しかやってない
スピーカー 2
あんだけこれは続けていきましょう
スピーカー 1
ここで終わってしまったという
スピーカー 3
終わらないですよ
スピーカー 1
そうですね
それで前回はですね、フィルムメーカーレスデンということで
ジョン・カーペンター監督を取り上げて
次週は流星からの物体Xを取り上げようと
みたいな話をしてたんですけれども
これですね、ちょっと急遽予定を変更させていただきたいなという風に思ってまして
03:01
スピーカー 1
というのは先日この3人で
ジュラシックパークのコンサート付き上映ですよね
それを見に行ってきまして
これがとんでもなく素晴らしかったですよね
スピーカー 3
最高でしたね
あれは贅沢ですよ
やっぱりすごかったですね
どういうものなのか皆さんご存知なんですかね
スピーカー 1
そうですね、まず
スピーカー 3
片山さんが
スピーカー 1
ちょっと説明をお願いします
スピーカー 2
今回見に行ったコンサートが
ジュラシックパークインコンサートという正式なタイトルなんですけれども
これはアメリカとか向こうの方で活発にやっているコンサートで
有名な映画に対して
本当に生演奏でオーケストラの
目の前で映画を上映しながら
BGMをその場で演奏するという
ジュラシックパークの贅沢な映画体験なんですよね
スピーカー 1
すごい贅沢でしたよね
スピーカー 3
本当に贅沢でしたね
目の前にいるわけですもんね
識者と楽団が
そればっかり見てる人もいると思うんですよ
映画何回も見てるから
スピーカー 2
絶妙なタイミングでBGMの入り方とか
本当に映像
僕らが映画館で見るタイミングで
同じ曲でタイミングずっと流れるから
これが迫力とか
やっぱりすごかったですよね
スピーカー 3
すごいです
スピーカー 1
とんでもなかった
スピーカー 3
演奏者の熱が感じられるんですよね
スピーカー 1
本当にすごくて
だから見終わった後に
よく映画は映画館で見ましょうみたいなことを
言われますけれども
映画はインコンサートで見ようみたいな
言ってましたよね3人
スピーカー 3
新たな楽しみ方ですよね
スピーカー 1
そうですね
それを見て
3人ともと本当に熱量が上がってしまいまして
これはジュラシックパークの特集といいますか
そういった話をしてみたいなということで
今回は予定を変更し
ジュラシックパークのお話を
させていただきたいと思います
ということで
真夜中の言霊映画トライアングルスタートです
ということでジュラシックパークの
今回お話をさせていただくんですが
まずこれ
シリーズ
06:01
スピーカー 1
何本映画作られてるんだっていうくらい
スピーカー 2
たくさん
スピーカー 1
今現在5本
ジュラシックパークで3本
新たにジュラシックワールドシリーズで2本
また最新作ですよね
ジュラシックワールドの3本目が公開される
そしてネットフリックスでもアニメが
作られていたりとか
本当に
すごい展開といいますか
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
もちろんテーマパークの
ユニバーサルスタジオのジュラシックパークの
プロダクションもそうですし
今回のコースアートもそうですし
とんでもない感じで
この作品が広がってきて
今にきているという状況なんですけれども
これ
そもそもですね
まだジュラシックパークを見たことがないという方も
いらっしゃるかもしれないので
ちょっと簡単にあらすじを
これつゆきさん
ご紹介していただいてもよろしいでしょうか
スピーカー 3
いえいえ
それは松本さんの事情じゃないです
僕が言うと
あれですよ
2時間くらいになりますよ
細かく言うと
スピーカー 2
なんで本編より長くなるの
スピーカー 1
簡単に言うと
恐竜のクローンを
作り出して
それを
恐竜たちをいっぱい作って
テーマパークを作ろうという
タモンドさんですね
そこに
生物学者のコグラント博士
がやっていくという話なんですけれども
これもともとですね
スピルバーグが考えた話ではなくて
原作があるんですよね
このマイケルクライトさんという方ですね
この方が
書いた小説というか原作があってですね
それを元に作られているということなんですけれども
ちょっとこのマイケルクライトンさんをですね
改めてちょっと調べてきましたので
ちょっとそれもご紹介させていただきます
スピーカー 3
お願いします
スピーカー 1
まずこの人めちゃくちゃ頭いいんですよね
ハーバード大の医学博士を持っているということで
全世界で1億5000万冊の本を売った
大ベストセラー作家なんですよね
スピーカー 2
日本人1人1冊持ってるってことですか
スピーカー 1
いやほんとそれぐらいのことですよね
全世界でですけどね
元々このジュラシックパークというのは
最初に1回書こうとしたんだけど
挫折してるんですよね
最初は大学院生が化石から恐竜を作り出すという話を
09:00
スピーカー 1
考えてたんですけれども
そこからですねちょっと行き詰まってしまって
その問題だったら恐竜を作り出した後の話の展開っていうのを
どういうふうに持っていこうっていうので
挫折してしまって1回中断をしてるんですよね
そのリアリティもなかったと最初に考えたお話に
というところで挫折したんですが
もう1回チャレンジすると
10年間かけてこの小説を完成させます
実際執筆したのは3年というふうに言ってるんですけれども
いろんな調べ物をしっかり調べてですね
書いていってその10年後に小説を完成させるんですけれども
これですねいろんな登場人物たち
もちろん映画に出てくる登場人物たちと
同じグラント博士だったりとかハモンド博士っていうのが
出てくるんですけれどもこれは結構その
マイケル・クライトンの知り合いっていうか
知ってる人だったりとかモデルを
当てて書いてるみたいな感じなんですよね
グラント博士のモデルはこのジャック・ホーナーっていう
古代生物学者がモデルだったりとか
あと面白いなと思ったのはこのハモンド博士っていうのは
小説ではもっと腹黒い人物だと
これの元になっているのが
ちょっとメイキングでも言ってたんですけど
ウォルト・ディズニーの影の過去だと
それをスピリバーグが映画の方では
薄めてというかスピリバーグは寛大だっていう風に
言ってたんですけれども
その辺りが面白いなという風に思いました
このマイケル・クライトンさんの
他の作品とかもそうなんですけれども
テーマとなっているのは科学のマイナスの部分というか
科学技術の進化が
必ずしも人間にいいものばかり与えているわけではないんじゃないか
というところが彼の作家性というか
テーマになっているということらしいんですけれども
そういう話がジアシック・パークの中では結構描かれている
ということだったんですよね
微妙に調べていけばいくほど
映画と小説は若干違うなっていうのが
わかってくるんですけれども
すごい面白いなと思ったのは
このマイケル・クライトンさんは
かなり寛大な方というか
メイキングのインタビューでもおっしゃってたんですけど
映画と小説というのはそもそも違うから
違っていいんだと
表現方法が違うし
ルールも違うし
12:01
スピーカー 1
構成の並べ方というのも全然違うから
いいし
僕は原作と違うからって言って文句は言わないみたいな
スピーカー 3
すごいですね
スティーブン・キングとはえらい違いますね
スピーカー 1
なざしはしてないんですけど
インタビューの中で
原作と違うからって起こる原作者はどうかと思うみたいなことを言って
スピーカー 3
これ絶対スティーブン・キングのことを言ってる
スピーカー 2
どこぞのシャイニングを作り直した人ですよね
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 3
作ったってすごいですよね
スピーカー 1
この人がスピルバーグともともと古くからの付き合いで
1970年にユニバーサルで会ってるっていうことだったんですよね
その別の作品をユニバーサルが買い取った時に
ユニバーサルに行った時に
紹介されたとすごい才能がある若手がいるんだということで
スピルバーグの撮影現場に行って
そこから仲良くしていったということなんです
なるほど
これ面白いのが
最初にスピルバーグとやろうと思ったのは
ジュラシック・パークではなくて
ERっていう
テレビシリーズで
スピーカー 3
医療系の面白かった
スピーカー 1
ドラマシリーズ
大好きでした
これマイケル・クライトンさんの
ゲームの話なんですけれども
実はこれをスピルバーグとやろうとしてたという
ことらしいんですよね
はいはい
それは形にはならず
でもその2人の関係は続いていて
スピルバーグが何か新作書いてないのって言ったら
いや実はこの恐竜のやつがあって
みたいな話で
紹介されて
そこでスピルバーグが
もうこれぜひやりたいということで
もともとそのね
医学博士を持っているぐらいなんで
医療に関してはめちゃくちゃすごい
知見があって
ERみたいなシリーズが生まれた
っていうことだろうと思うんですけれども
はい
ウェストワールドっていうのは好きで
スピーカー 3
ウェストワールドめっちゃいいんですよね
スピーカー 2
映画大好きです
スピーカー 1
あれですよね
西部劇というか
スピーカー 3
そうです
スピーカー 1
ジュラシックパークの
西部劇版みたいな感じ
言わんとしたことは
スピーカー 2
そうです
スピーカー 1
怖かったんですよ
スピーカー 3
ゆるブリンなんで
スピーカー 1
それをちょっと
町山さんが結構批判してて
この人は
この人は
才能がないみたいな
毎回同じテーマで
人間も描いてないシリーズ
言ってたんですけど
あれもありますよ
僕はこの
恐竜でテーマパーク
動物園作るっていう
発想をこの人が考えなかったら
ジュラシックパークっていうのは
生まれてはない
そこの発想はすごいな
15:01
スピーカー 1
という風に思うんですけれども
そんな感じで
いろんな映画会社が
原作権を
取りに来たんですけれども
ジュラシックパークと
スティーブ・スピルバーグと
関係ができてたんで
マイケルさんはスピルバーグに取ってもらおうと
いうことになった
ですね
ジームズ・キャメロンも
スピーカー 3
狙ってたらしいですよね
スピーカー 1
そうなんですね
スピーカー 3
キャメロンは狙ってて
外れてしまって
見終わった後に
俺でなくて良かった
俺だったらもっと
血まみれになってた
スピーカー 2
どうなんや
スピーカー 1
良かったですね
結果的にやっぱり
スピーカー 3
スピルバーグでないとね
子供の扱いがやっぱ上手なんでね
上手ですよね
スピーカー 1
子供の扱い上手だし
でも子供だけじゃなくて
大人も楽しめるっていうか
インコンサートでもやっぱり
小さい子供もたくさんいたけど
大人だけで来てる人たちもたくさんいたんで
老若男女ですよね
スピーカー 3
今言えました
そうですね
スピーカー 1
だから
そこはいいなっていう風に
思いますし
やっぱりすごいですね
スピルバーグが
監督して
今回コンサート見て
あらためてこのジュラシックパーク1
どうですか
これちょっと疑問かもしれないですけど
1,2,3
まずパークの中で
1,2,3でどれが一番好き
スピーカー 2
って言ったら
スピーカー 1
結構悩んじゃうな
スピーカー 2
僕がやっぱりね
スピーカー 1
見た時って子供やったんで
スピーカー 3
めちゃくちゃ
スピーカー 2
何歳って言ってました
ジュラシックパークできてる時はまだ
お腹にもいないです
スピーカー 1
あーそうか
1993年に公開
スピーカー 2
ですよね
スピーカー 1
95年生まれ
僕が10歳の頃ですね
10歳の頃に公開した
スピーカー 3
そっかそれぐらいか
僕大学生でしたね
スピーカー 3
片山さんには言いましたけど
スピーカー 1
当時塾の
スピーカー 3
講師してて
すごい田舎
だったんですよね
映画館なかったんですよ
ほうがしかやらないような感じで
スピーカー 3
これ子供たち
見ないで終わるのはダメだなと思って
車乗せて連れて行ったんですよ
スピーカー 1
映画館に
見せようと
スピーカー 3
強制的に見せようと
もちろん親に許可取ってね
連れて行きたいんでちょっといいですか
連れて行って
当時僕
三菱の純正ジープ乗ってたんですよ
えーかっこいい
スピーカー 1
屋根ないやつ
めっちゃいいじゃないですか
18:01
スピーカー 3
まさにジュラシックパークじゃないですか
スピーカー 1
出発からジュラシックパークやってたんですよ
すごい
スピーカー 3
最高ですね
子供たち喜んで当時中学生だったのかな
だから
えらい興奮して
一回塾に戻ってくるんですけど
一切帰らないんですよ
スピーカー 1
いやでも
すごい
でも子たちは
今は感謝してると思います
つゆきさんに
劇場でリアルタイムで
田山さんもできてない経験を
その子たちはしたってことじゃないですか
スピーカー 3
そうだったらいいんですけどね
スピーカー 1
映画でも
スピーカー 3
作ってほしいですよね
スピーカー 1
それ最高ですね
関わってたりとか
怪獣映画ゴジラ
新ウルトラマンのスタッフとかで
スピーカー 3
いいですね
スピーカー 2
それは連絡してって思う
スピーカー 3
ほんまや
だからあれですね
何がっていうところですね
僕はやっぱり1が
1かなって
スピーカー 1
そうですね
本当衝撃でしたもん
衝撃でした
やっぱりこのジュアシックパークの特徴として
恐竜が
あの大画面に
あんなにリアルに出てきた
ところ
映画史的にも
ジュアシックパークすごいなっていうところ
あるとは思うんですけど
なんかそのちょっと
あれですよね今回恐竜の
映像表現みたいなところ
散々いろんなメイキングとか
語られているところではあるんですけど
そこもちょっと
ご紹介していきたいなという風には
思うんですけれども
最初あれですよね
スピルバーグもともとキングコングに憧れていて
キングコングをやりたいんだと
いうことだったんですよね
最初に
恐竜をどうやって表現するかってなった時に
ユーバーサルスタジオの
キングコングのロボットを見て
これいいなってなって
そのロボットで恐竜を
作ろうとするんだけれども
それがとてもじゃなくて
大きくて予算がかかりすぎて
無理ってなって
いわゆる機械
ロボットで動かすアニマトロニクス
をやるところはアップだけ
アップのところに顔だけ動かすっていうのは
機械でやりますよっていう風にして
引きは
最初ストップモーションですよね
いわゆるコマ撮り
静止画を撮っていって
それを並べて動画のように
見せるみたいなことを
しようと思ったんだけれども
そのストップモーションっていうのが
ちょっとやっぱり静止画を並べるんで
動きとしてぎこちないんですよ
動画って普通モーションブラーって
21:01
スピーカー 1
CGとかやってる人は
絶対知ってる言葉なんですけど
モーションブラーっていうのを入れると
残像が映るんですよ
動画で
それがコマ撮りだと残像がない
静止画が並んでるだけなんで
スピーカー 2
それが
スピーカー 1
カクついちゃうので
その後にゴーモーションっていう
ストップモーションから
さらにそれを動画で撮るっていうか
ちょっと動かして人形を
ちょっと動かしてそれを動画で撮る
みたいなことをやるんですけど
それでもやっぱり
そんな大きく動くわけじゃないから
滑らかさはあんまり出ないんですよ
その恐竜が
実際動くのと違うんで
だからその
スピルバーガーちょっとそこで納得が
いってなかったところに
この
CGですよね
このCGを作った人
スピーカー 2
なんかすげー大文大字みたい
スピーカー 1
そうですよスティーブウィリアムズ
これあのネットフリックスのね
僕らが作った映画たちに
なんかちょっと
ヤンキーっぽいなんかすごい
イケイケな
スピーカー 2
でもポリシーは持ってやる
持ってる
自分を持ちすぎてましたよね
スピーカー 1
いやほんとこの人が勝手にやる
みたいななんかその結構上司から
スピーカー 2
やるなって
なのに忍び込んで
とかなんかすごいすごかったですよね
スピーカー 1
そうですよね
っていうのもそのストップモーションを担当する
フィル・ティペットっていう
巨匠みたいな人がいて
いわゆるそれをこのCGの
クオリティを上げて
しまうっていうことはその人の仕事を奪う
っていうことになっちゃう
わけですよね
だからあれだったんですけど
結局スピルバーグが採用したのは
CGの方というか
それをね見たときに
もうこれでいこうってなって
でそのスピルバーグがそのフィル・ティペットに
そのCGを見せて
これでいくって伝えたときに
どう思うって聞いたら
フィル・ティペットが絶滅した
気分だっていう
名言ですよね
それがセリフ
スピーカー 3
映画のセリフになってる
スピーカー 2
そうですね
でもちゃんとそのスタッフロールには
なんかスペシャルアドバイザーみたいなんで
スピーカー 1
そうなんですよ
ですごいなと思ったらそこはチームで
CGでいくことになったんだけど
CGは結局恐竜の動き
とかわかんないから
フィル・ティペットが恐竜の動きを
指導するんですよねCGチームに
なるほど
でなんかその1とかに
最後のラプトルの食堂で
暴れるシーンとかも
それのコマ撮りで作った
動画がメイキングで
入ってるんですよ
それを参考にCGチームが
なるほどなるほど
フィル・ティペットがコマ撮りで作った
ちょっとぎこちないけど
恐竜の動きを再現したものを
参考にCGチームがそれを作っていく
みたいな見事な
チームワークで
24:01
スピーカー 1
そうですね
だからそのロボットチームがいて
コマ撮りチームがいて
CGチームがいるっていう
その3社が
もう協力して
奇跡的に
なんかやっぱ
僕も1が好きっていうか
2、3とかジェシー・クワールド
恐竜表現ってことだけで
言うと1結構好きで
っていうのは
やっぱりどんどんCGになって
CGのレベルも上がっていくんだけれども
その分ちょっと
動物の温かさみたいな
ものが
ちょっと
失われていってるんじゃないかな
って思うところもあったりもして
1は
CGはチープかもしれないんだけれども
そこの
アニマトロニクスだったりとか
やっぱり
動物の
この温かさみたいなのをすごい感じる
気がして
3つのチームが
絶妙なバランスで
絡み合ってる感じが
今多分CG主導
だと思うんですけれども
それがなんか
このジュアシック・パークの恐竜表現の
良さ、完成度の高さに
繋がってるんじゃないかな
と思って
これ絶対
語らないといけないな
と思ったのが
スティーブ
ウィリアムズが
作った
ティラノサウルス
のCGのクオリティが
高すぎて
もともと
映画のクライマックスっていうのは
原作も
ティレックスは出てこないと
最後ラプトルが暴れて
人が助けに来て終わるみたいな感じ
ですけれども
映画の脚本も最初は
ティレックスが出てくるっていうのはなかったんだけど
スティーブ・ウィリアムズが
作ったCGが
精度が高すぎるから
スピルバーガー主役はティレックスだと
いう風に
で、最後の
最後のティレックス出てくる
シーンが
本当に好きで
5本の指ぐらいに
入る
これが映画だっていう
本能レベルで好きなんです
本能も刺激されるのか
ラプトルは
あんまりそこまで好きじゃない
なんでこんな小さい奴に
こんなにやられなきゃいけないのって
人間たちが
スピーカー 2
でも
スピーカー 1
生態系の中で
ラプトルは人間に対しては
モンスターだけれども
ティレックスが来たら
事故じゃないですか最後に
スピーカー 3
ぶん投げられてましたもんね
スピーカー 1
だから
ジュラシックワールドの
27:01
スピーカー 1
1で
カナリアから見たら猫もモンスターだ
みたいなセリフが
あったんですけれども
結局
立場によって変わるっていうか
キングが変わるっていうか
それを最後に
めっちゃ気持ちよく見せてくれる
スピーカー 2
あんな植物連鎖の
見せ方ないっすよね
スピーカー 1
そうですよね
スピーカー 2
ちゃんとピラミッドになってんねんな
スピーカー 1
って思いましたね
それで
最後にバナも落ちてきて
これしかないっていう
クライマックスなんですけど
それを
チームで作り上げたっていうか
特にこのMVPは
スティーブフィリアムズ
だと思うんですけれども
あのシーンがなかったら
ここまで
傑作になってたかなって
思うぐらい
最後のクライマックス
見るためだけに
スピーカー 2
わかるわでもそれ
分かりますわ
スピーカー 1
そのインコンサート
スピーカー 2
見ようって思ったのは
あそこのシーンって
生音楽になったらどうなるの
スピーカー 1
って
スピーカー 2
絶対最高のシーン
こんなシーンも
このシーンためだけに見たいっていうのは
スピーカー 1
正直ありましたね
そうですね
スピーカー 3
演奏も熱かったですもんね
スピーカー 2
熱かったもん
あそこはすごい
スピーカー 1
指揮者の動きが違いましたもんね
指揮者の方もちょっと2枚目で
クールな感じの方だったんですけど
最後のこの振り方が
スピーカー 2
あのクライマックスの時の
力の配慮は
鳥肌立ちましたもんね本当に
スピーカー 3
俺鳥肌立ってたもん
スピーカー 1
俺は立ちますよ
スピーカー 3
本当にもう止まらんかった
スピーカー 1
鳥肌
いや本当に
良かったですねだからなんか
すごい
やっぱり
スピルバーグ最後にねやっぱ
スピルバーグフィルムって出てきて
わーってなるんだけれども
なんかその
メイキングとか裏側を調べれば調べるほど
いろんなスタッフ
スペシャリストの方々が
頑張って
いろんな努力を
した結果
クライマックスも生まれ
本当に
いいなっていう映画作りっていいなっていう
いいですね
スピーカー 2
いい映画って
いいチーム作りからなんかなっていう
スピーカー 1
いやいいことを言いましたね
スピーカー 3
今回の
スピーカー 2
テーマですね
本当にそう思いました
チームが良くないといい映画
それは撮れへんわなって思いましたね
スピーカー 3
前回ね
ハロウィンでもそんな話が出ましたよね
スピーカー 1
そうですね
今回
本当にジュラシックパークって
三拍子揃ってるっていうか
映画も良し映像も良し
音楽も良しみたいなところだと思うんですけど
30:01
スピーカー 1
それが本当に
映画の良さだと思うんですけど
本当に
いいチームで
奇跡的に
できた作品
なんだなっていうのは
思いますよね
そうですね
そういうことですみません
初回僕もちょっと熱く
スピーカー 3
語り過ぎましたけど
スピーカー 1
いやもう
スペルバックで
ちょっとごめんなさい
これなんでかっていうと
元々
このラジオを始めたのが
このコンサートを
見に
片山さんがチケットを買ってくれて
それで
その料金をお支払いするっていうか
帰ってもらったお金を
お支払いする目的で
ボーリング会をしたんですよね
その時にこういうラジオを
しましょうってなって
始めたわけでつまり
我々はこの
ジャシックパークというか
スペルバーグに導かれて
このラジオを始めたという
経緯があって
本当ですね
感謝を込めてというか
勝手に
スピーカー 3
勝手に
スピーカー 1
スペルバーグ聞いてないけれども
なんか
ありがとうっていう
ちょっと気持ち
スピーカー 2
そうですね別に感謝する分には
スピーカー 1
ただですし
スピーカー 2
いいじゃないですか
スピーカー 1
そうですねだからちょっと紹介
あの
気合い入りすぎてしまいましたけれども
次週から黙りますので
スピーカー 3
何でですか
スピーカー 1
次週ちょっと
片山さんにジョーグイーアウトのことも
語っていただきたいですし
鶴木さんにも
スペルバーグの映像表現みたいなところで
面白い視点も
コンサートの時に
おっしゃってたことだったり
その辺りも含めて
次週はですね
ジャシックパーク徹底分析編
ということで
今回は入門編です
スピーカー 2
結構濃いですけどね
入門にしちゃ濃いですけど
スピーカー 1
まだまだ
スピーカー 2
まだまだ
スピーカー 1
これでもだいぶ削りました
これいらないと
次週は
もうちょっと踏み込んだ
話を
マニアックな話をできたらなと思うので
あまり興味ない方は
ちょっと2週ほど
すっ飛ばしてもらって
聞いていただけたらなということで
じゃあこれで
今日は終わりたいと思います
ということで
琴玉映画トライアングル
ジャシックパーク入門編はここまでです
皆様ありがとうございました
スピーカー 3
ありがとうございました
33:21

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