学校給食の歴史
みなさんは、給食が好きですか?
今から100年以上前、日本で学校給食が始まりました。
しかし、戦争によって多くのものが失われ、給食も続けることができなくなりました。
戦後の日本は、食べ物がとても貴重で、十分に食べられない子どもたちがたくさんいました。
お腹を空かせたまま授業を受ける子も少なくなかったのです。
子どもたちに、せめて一日一食でもきちんとした食事を届けたい、そんな願いが日本中に広がっていました。
その願いを応えるように、昭和21年、アメリカのLARAという団体から、給食用の物資が日本に届けられました。
遠い国の人たちが、日本の子どもたちの未来を思い、手を差し伸べてくれたのです。
昭和21年12月24日、東京都内の小学校で、給食用物資の贈呈式が行われました。
この日のことを忘れないように、12月24日は、学校給食感謝の日と決められました。
今、私たちの前には、当たり前のように給食があります。
けれど、それは決して当たり前ではありません。
たくさんの人の努力と、子どもたちに元気に育ってほしいという思いが積み重なって、今の学校給食があります。
現在の学校給食は、ただお腹を満たすだけのものではありません。
命を守り、健康を支え、食べることの大切さを教えてくれる生きた教材です。
ぜひ一度、給食を見つめ直してみてください。
そして、作ってくれる人、支えてくれている人、そして食べ物そのものに、心の中でありがとうと伝えてみましょう。
その気持ちが、きっと、みなさんの未来を支える力になります。