1. 厚利少売ラジオ
  2. #2 なぜ人は薄利多売になって..
2024-09-17 28:20

#2 なぜ人は薄利多売になってしまうのか

すがけん&川原卓巳による、ビジネス対談型番組『厚利少売ラジオ』


書籍『厚利少売「薄利多売」から抜け出す思考·行動様式(匠書房)』から派生して、書籍に載せきれなかった話を、リスナー交流形式のラジオで配信しています。


今回のテーマは、「#2 なぜ人は薄利多売になってしまうのか」


▼トピック

  • 御礼:ポッドキャスト「経営」カテゴリで1位を獲得
  • 会社員時代の経験:固定給と労働時間の関係性
  • 自己投資の罠:資格取得勉強と薄利多売の関連性
  • 人と違うことをする/相手の欲しいことをする
  • 「お悩み相談コーナー」伝統工芸の事業継続
  • 事業継続が難しい理由、需要創出のアイデア


▼リスナーの皆さまへのご依頼

毎週火曜日の朝に配信、本格的でありながらカジュアルに聴けるコンテンツを目指しています。SNSでは #厚利少売 とつけて、感想など投稿いただけると嬉しいです!


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2024年10月10日『厚利少売「薄利多売」から脱却する思考・行動様式(匠書房)』が出版されます。9月10日現在、Amazon予約キャンペーンを実施中です。ぜひご予約ください! ⁠https://amzn.asia/d/2LyOgs7⁠


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サマリー

このエピソードでは、薄利多売から脱却し小売商売へシフトする方法を探求しています。特に日本社会における働き方の問題や、自己投資と権益の関係性について深掘りしています。また、薄利多売になる理由は、他人と同じことをすることから脱却できないという点にあります。日本の伝統的な技術を持つ職人が直面する利益の問題にも触れています。薄利多売の背景には、世界のニーズを考慮しない販売戦略が存在します。このエピソードでは、家紋職人のサービスとその海外展開の可能性についても探ります。

番組の目的と初回の振り返り
Sugaken 河原拓実の厚利商売ラジオ
こんにちは、世界一有名な日本人コンマリのプロデューサー河原拓実です。そして、
企業の10倍成長のためのアドバイザー、株式会社ムーンショットのSugakenこと、菅原健一です。
この番組は、薄利多売なビジネスモデルから脱却するための考え方、そして行動するためのヒントやアイディアを
ザックバランにお話しするビジネス対談型ラジオです。ということで第1回配信です。よろしくお願いします。
1回目聞かせてもらったんですけど、僕自身もね。30分収録の予定だったのに盛り上がりすぎて
60分超えて撮ってたじゃないですか。
長かったですよね。
そう、でもそれをかなり凝縮してギュッと短くいい番組にしてくださって、おかげさまで
ポッドキャストの経営ランキングでも1位になんと選んでいただいているということでありがとうございます。
素晴らしいですね。ありがとうございます。なんと1本出しただけで1位になってしまったと。
やっぱりパワーワードふんだんな第1回だったんでありがたいなと思うんですけど、改めて思い返すと第1回でお話しした内容は
いきなり河原の無茶ぶりでエレベーターピッチ風の自己紹介を。
やりましたね、そういえば。
やっていただいて。でも僕も無茶ぶりした結果巻き添え食らって僕もやることになったっていう。
そりゃブーメランですよ。
いえいえブーメランですよね。帰ってきちゃって参らせてもらって。
その後に実際に須賀健さんがご自身の人生の中で薄利多倍だったところから、もっと言うと自分の単価が低かったところから
小売商売にシフトして単価を上げてきたっていうリアルなストーリーもお聞かせいただいたんですけども
須賀健さんお話しされてみてどんな感じでしたか。
いややっぱり例えば一人で配信しようとすると随分僕が考えてる話をばーっと喋っちゃうんですけど
かくみさんがいい感じで変な話をしてくれるんでエレベーターピッチするなんて思ってなかったですからね。
まさか。
いや僕も思ってなかったんだけどあって思ってピーンってきちゃって。
いやでもねそれは意外に面白かったですよね。
やっぱり話してみて僕自身が小売商売に慣れてなかった時から猛烈になりたかったんだなっていうのをお話聞いてもらって出てきたんで
それはね僕考えたことなかったんで意外でしたね。
なるほどそうですよね。過去に自分の単価が低くご友人との関係の中で相対的にですけども低く設定して悔しかったりとか
意気取りを感じてたりしたのが原点にあったっていうのは僕もなんか新鮮な発見で驚きでした。
よく相談されるどうやったら慣れるんですかとか勇気が出ませんとかの一つの解決方法っていうかやっぱり自分が猛烈になりたかったっていう気持ちがあったんだなって
もうちょっとスマートにしてたつもりだったんですよ。
なるほど自分の中の改変ではね脳みその中の。
なんかやってみたらできちゃうんですよねみたいなノリで考えたら気づいたらそうなってましたとかかと思ってたら
なんかちゃんと聞いてもらったら猛烈にできてなくて頑張らなきゃって思ってしっかり努力をしてできるようになってましたね。
素晴らしいそれはなんか同時に今回のこの小売商売ラジオで聞いていただいた皆さんもそうなっていける見通しになりましたよねお話聞いて
剥離多売の理由を探る
そうだと思いますだからスマートにやる必要なくてやっぱりまずなりたいってどこまで猛烈に思えるかっていうところがポイントなのかもしれないですよね
なるほどいやまたここ深掘りたくなってね収録時間が伸びるんだけども
一旦今日のテーマトークに入りたいなと思っています。
第2回の今回の放送のテーマはなぜ人は剥離多売になってしまうのかという
この番組のスタートしているのかにも近いテーマを取り扱っていきたいなというふうに思うんですけれども
大前提ね剥離多売ということとそのまあ逆の概念である小売商売たくさん利益が残って売っていく数は少なくてよくて
顧客の数は少なくてもよくてその分時間にゆとりだったり自分に当てられたり勉強の時間が当てられるビジネスや生き方
どっちがしたいって聞かれたらおそらく多くの人はいやもちろん小売商売したいです
なりますよねむしろあえていや僕はね剥離多売が好きなんですよみたいな
サービス残業大好きです
水からブラックみたいなより低段階より長い時間働きそれほど報われたくない
いやこれ言い過ぎやけどでもそういうことじゃないですか
確かになんで日本の人はみんなブラックあんなに嫌いだって言ってXでも言うのに剥離多売やってるんですかねそうすると
そうなんですよそれが今日のトークテーマで何でだと思うっていう話をしたいんですけど
でもこれもしかしたらリスナーさんの方がこういう理由ですって意識してないかもしれないけどよくよく考えてみたらこういう状況だから抜け出せないんです
はあるかもしれないじゃあもう一回その須賀健さんの人生から紐解いていって考えると
なんで単価が上げられなかったのかはなんでだったんでしたっけ
そもそも僕最初当然会社員で働いてお前の年収はいくらだとか今月の給料いくらっていう給料決まってるじゃないですか
だから給料はいくらです分かりました入社しますって言って金額が決まり1年働いて数ペン円
昇給するみたいですよね最初なんでそれを繰り返してるんで税金を計算したこともないし
時給を計算したこともないしどうやったら上がるかも考えないしもちろん昇給したいとか部長になりたいとかありましたけど
時給が2500円だから3000にしたいとかは思ったことないですよねなかった確かにそうだからそもそも
自分の時間の金額って全く意識して働いてないと思うんですよそもそも論争でした
そうですよねで例えばですけど8時間かけ20日間がだいたい月の基準の労働じゃないですか会社に稼働時間というか
それをすると160時間ってことは16時間残業すると10%割引かれちゃうわけですねサービスで残業しそうですね
だってもらえる額決まってる10%より働くっていうことはそんな目減りしてる話になりますねベルしますよね
32時間残業するまあ1日1.5時間じゃないですか普通にしてそうですよね金額がまた2割下がってますよね
48時間かかったなんかやっちゃってませんやっちゃってますしかもナチュラルに
そうナチュラルにもらえる金額固定なのに働く時間は可変みたいな何なら減ることはなくて増え続けるみたいな
こういう状況になってると少なくてもサラリーマンで働く人としての剥離多倍状態にはなりやすいと思うんですよね
自己投資と市場競争
で嫌ですって言ってじゃあ法利商売になりますって言ってもいきなり時給って2倍にならないじゃないですか
ってことは効率よく働いて働く時間減らそうっていうことしかできないんですけど
でもあんまりそれが時給を上げる行為って認識されてないんですよね
確かに僕も会社員時代自分の生産性を上げるためにいっときとにかくショートカットキーをめっちゃ使えるようになるっていう時期ありました
ありましたよね誰もが通る道ね
通る道一来帳を見て全てをショートカットキーでマウス使わずにできるようになるとちょっと早くなる
あれでもやってみてどうでした
今も生きてますその基本のスピード感が上がった
ただそれが自分を公利商売にしてくれたそれこそがキーでしたっていう感じではなかったかな
なかったですよね
これ面白い話で僕が3年生ぐらいの時に1年生だった子がショートカットキーマニアでショートカットキーめっちゃ覚えてたんですよ
でそれのみならずマウスやキーボードをどんどん変えていった結果
当時って会社にみんながいて先輩がちょっと貸してってマウス使ったりキーボード使ったりして教えてたじゃないですか
誰も教えられなくなって生産性が下がってたんですよ
個々の頂にたどり着いちゃったな
そう
自分しか触れないパソコンを魔改造で作ってしまった結果先輩が教えられないっていう
人が手で出せなくなっちゃった
そうだから口で言うしかなくてこうやってこうやってとかってなるとめちゃくちゃ遅くなるじゃないですか
誰も教えなくなるっていう魔改造状態になってましたね
いやーそれ初めて聞いたけど不毛
不毛ですよねちょっと早くなるんだけど教わることができないからめちゃくちゃゆっくりなるっていう
笑ってるけど本人が真剣だとしたらめちゃくちゃかわいそうそれは
でもなんとなく世の中にこういうことって多そうですよね
あると思います同じ力学
10歩単位で進めるようにならなきゃいけないのに一歩がちょっと効率よくなってるだけで
すごく実は遠くから見たらゆっくりだったみたいなことってありそうじゃないですか
そうかー微変こだわりをそこに向けすぎる
だから正しい努力ではないってことですよね
そうですそうですそうですなんかショートカットキーはもちろんいいことなんですけど
それを仮に10時間かけて覚えちゃうんだったら
もしくはショートキーカットキーってすごい大変なんですよみたいな話になって
コントロールCコントロールVってコントロール押すからって言って
毎日ストレッチしますとかってやってたら余計な時間ですよね
今のお話聞いてちょっとこれも余談なんだけど同じく感じてる違和感
リスナーの人の大半に嫌われる話を始めたいなと思うんですけど
僕がたまに日本に行って出張で
僕朝をカフェでモーニング食べながら過ごすっていうのは好きなんですよね
あんまりできないからアメリカにいると
行くじゃないですか
モスとか行ったりするんですけど
朝のモスとか行くとどんな方がいるかというと
分厚めな資格の勉強とかをする本を
ひたすら勉強をしている人が山ほどいるんですよね
いますね
でもそういった方はおそらく努力だし
朝早く起きて自己投資の時間に当てて
素晴らしいと思う一方で
この小売商売もしくは自分の単価を上げていく
その根源にあるようなビジネスとして
社会に変化を作り出していく人間になろうとする時に
なんて遠回りな道を
こんな優秀な人たちの時間当ててるんだろうって
すごいゾワゾワした気持ちになるんですよね
しかもいっぱいいますからね
そういう人が
だって横にみんな並んでるっていうことは
その時点でレッドオーシャンじゃないですか
朝からレッドオーシャンなんですよ
そうなんですよね
僕もネイリストになりたいとか
法律の先生になりたいとか
もちろん全部四角形のもので
全部が悪いわけじゃないんですけど
必ず同じリングの中に入っていくじゃないですか
分かります
同じ肩書き
同じスポーツの中にどんどん人が行くっていう
そうですよね
需要と供給って結局すごくシンプルなんで
供給する人間が増えれば増えるほど
安くならざるを得ないじゃないですか
だって提供側の数が増えるわけだからね
そうですそうです
提供する人が増えちゃうんだったら
じゃあ誰かが安くしますよって言った瞬間
全部値段が崩れていくビジネスじゃないですか
って考えると
薄利多売の理由
自分が関係なく
自分の値段が決められちゃうんですよね
これまた会社員と一緒
そうですよね
なんかすごい怖いなと思います
自分でコントロールできない
今の話を通して
今日のテーマである
なぜ人は剥離多倍になってしまうのかっていう
問いに対しての一つの答えは
やっぱり人と違うことをするのが
選択肢にないからだと思いました
そうだと思います
なぜ剥離多倍になるかは
まさに人と同じことをやってるからですね
同じだったら
安くしてよって言われちゃうんで
そこだと思いますね
一番大きいの
でもなんかそれの根源は
じゃあ何でだったのかっていうと
第1回目でも剥離テストなのか
小売テストなのかっていう
そもそもテスト問題が間違ってんぜ
っていう話があったと思うんですけど
やっぱり
やっぱり人と同じものの中で
いかに高く抜きんでるかっていう
同じテストをより高い点取るっていう
思考から脱却しない限り
小売障害には入っていかないんでしょうね
入っていけないと思いますし
職人の利益問題
結局それって
人を抜かなきゃいけないじゃないですか
上から10%に入らなきゃいけないじゃないですか
できます?
いやいやいやいや
できないけどな
僕ら2人だけで喋ってると
できないですよねで終わっちゃう
多分皆さんできないと思うんですけど
確率論の話だから
努力で変えれる部分は多少あるけど
宝くじほど確率じゃないけど
でも少なくても100人参加したら
90人はダメなんですよ
そうですよね
だってそうなるような仕組みですもんね
上の10%は今言うのは
多分値段は上がりますけど
下の90%は
こんなにいるんだったら
誰か安い人にお願いしよっていう
人たちばっかりになっちゃうんで
高いお金もらえないじゃないですか
そうすると高いお金もらえないんで
いっぱい仕事受けなきゃいけないって言って
より残業しよりすり減るようになるっていう
結構だから朝のモフっていう
資格が来る前の状態っていう
初動で間違ってる可能性ありますよね
なぜ剥離多倍になるのか
そしてそれを抜け出すためには
何が必要なのかというと
異なることを恐れないですね
そうだと思います
まさに全然人と違うことやらないと
他のお客さんお金を払ってくれる人が
君面白いねとか
こんなのやってくれる人いなかったよって言って
お金をもらえることにはならないかもしれないですよね
ぜひリスナーの皆さん
今日のお話聞いていただいて
ご自身が今やってることを改めて
見つめ直すきっかけにしていただけたら
嬉しいなと思いました
続いてのコーナー企画に行ってみたいと思います
お悩み相談のコーナー
実はですね
第1回放送を聞いていただいた方から
すでにお悩み相談頂戴しております
第1回って
昨日
昨日
昨日
昨日
さすがカテゴリー1位ですね
そうなんですよ
びっくりして
これ一般論ですけど
なかなか1回目の放送で
お便りお待ちしていますって言って
お便り来るケースってほぼないんですよね
だってその日聞いて
その日書かないと
今日届いてないですよね
そうなんですよ
すごい熱量の人いるな
でも言い方を変えると
その変わった動きをしてるから
僕がそれを見ることができて
今日今から須賀健さんにそのお悩みをぶつけて
解決を得られるかもしれないっていう
まさに小売商売な動きだと思いました
人と違うことをしろ
もう1個あります
人と違うことをするし
相手のしてほしいことをしろなんですよ
私が私がってみんななるじゃないですか
私が資格を取って
私がこうなってるんですけど
お金を払ってくれる人相手なんで
相手がしてほしいことができるかなんですけど
今僕たちって
めちゃくちゃお便り欲しかったじゃないですか
欲しかったです
だからめちゃくちゃこの方目立ちましたよね
こうやってしゃべって感謝されてますもんね
僕らに
確かにこんだけ尺使ってね
だから人と違うことをするし
人に感謝される
相手が欲しいと思ってるだろうな
これ今やんなきゃっていうのが
すごくいいと思うんですよね
はい
じゃあお悩み相談コーナーの
ご説明したいと思います
リスナーの方からいただいた
リアルなビジネスの悩みを
時給30万円で経営アドバイスを
経営アドバイスをしている
須賀健さんにぶつけることで
お悩みを解決していくコーナーです
ということで今回届いた
お悩みご紹介させていただきたいと思います
ラジオネーム
とがせさん
ある京都の家紋職人の娘さんからです
この家紋を掘れるのは
父しかいないのに全く利益が出ないので
父は後継を作らず
廃業しようとしているんです
というお話を聞きました
また高級はたおり職人の方がご病気で
これまで海外にも出荷されていた
高級はたおりのの全て廃棄するので
受け取り手を探している
このようなお話を聞いて
日本の本当の技術ある方が
自分がこのままで生活できないから
廃業するという状況になっているのが
悔しくて何とかしたいという
思いを持っています
私は15歳から英国やイギリスに
アート留学をして
解決策の模索
帰国後
広告代理店
広報代理店
外資メーカーでのマーケティングを経て
今は企業のブランディングなどを
受け負っている個人事業主です
昔から日本の民芸や文化が好きで
職人さんの技術を使って
もっと世界に届けたいと思っています
日本から海外の浮遊層へ
職人さんの価値を届けるには
何をどのようにしていけばいいでしょうか
特にそれを実現するための
チーム作りと資金作りについて
アドバイスをいただけると嬉しいです
はいガチな相談です
ガチですかね
さすがこの方
広告代理店とか広報とか
外資メーカーのマーケティングやってたんで
質問がガチですよね
いやもう
筋が良すぎて引き出されちゃう
引き出されちゃいますよね
どうですか聞きますよね
僕の周りもかなり多く聞くなって思いました
こういう伝統的なものが
なくなっていく話とかですか
そうです
作るのはめちゃくちゃ難易度が高い
しかも生まれてくるものはクオリティが高い
ただそれが高負荷価値
もしくは高単価で
販売することができないために
作ったところで
売れへんし
しかもこんなに難しい状況だったら
誰かに継がせるっていうのも悪いよな
じゃあやめるか
どうしたらいいでしょう
多いですよね
でもこの家紋を掘れるのは
父しかいないのに
全く利益が出ない
本当にこういう状態って多いと思うんですけど
なんでそうなっちゃうかっていうと
需要がなくなったからなんですよね
そうですね一時的には
そうだって僕の家には
うちの家紋が入った
アイテムはゼロ個なんですよ
匠さんとかあります?
僕は
ごめんなさいすごいマイナーな例で出しますけど
一回レッドカーペット
行かせてもらうときに
家紋がついた門付き袴を
作ったので
一つございます
すごい
でも匠さんでさえ一つじゃないですか
そうですね
だから家紋を掘るっていう行為って
一家に一つだし
一生に一回ぐらいじゃないですか
これが需要なんですよね
全国民でもないし
一個家紋を持ってる人はいても
それぐらいでしかないんですよ
逆に言うと
ソフトバンクの孫さんとか
KDDIとかドコムとか
めちゃくちゃ調子がいいって
いうような企業って
結局携帯ってだって
特定の年齢になったら
全員が欲しいって言うじゃないですか
うちの小学校のお姉ちゃんでも欲しいって
言い始めてます
特に
マーケティングされたわけでもなく
もちろんマーケティングもされてますけど
マーケティングされたわけでもなく
急に欲しいって便利だからとか
理由はいろいろあっても
欲しいって言って
しかもそれが全国民じゃないですか
めちゃくちゃ需要がでかいんですよ
しかも買い替え続けるし
お金を払い続けるビジネスモデルだから
あれと比べると
家紋って全員じゃないし
一生に一回ぐらいだから
めちゃくちゃ需要って
ちっちゃいし
さらに使う頻度が減ってるから
衰退してきちゃった
っていう話だと思うんですよ
じゃあどうすればいいんだっていう話
なんですけど
技術はいいとしても
その技術を誰に使うのかっていう
需要をまだ作れてないので
家紋を掘れるだけじゃ
ダメだと思うんですよね
何に掘るの
いつ使うの
何が嬉しいのに
昔は答えれたんですけど
例えば匠さんがレッドカフェ行くときに
家紋付きのものが欲しいっていう需要が
和装だったら
必ずあったんで
需要があったんですけど
今はなくなっちゃったんで
どうやって作るのか
ここから考えないと
このビジネスは相当難しいんじゃないかな
って思います
その道として何があり得るんですかね
こういうのを
べき論では語っちゃいけなくて
文化を衰退させる
べきではないとか
フェアトレードにも近いですけど
こういう儲けられなくなった
人たちも支えるべきとか
正しいことですね
正しい押し付けになっちゃうし
ぶっちゃけこの相談された方も
じゃあ家紋付きのもの何か持ってますか
とかこの職人さんに
月一掘ってもらいますか
っていうと違うわけです
ということでまずべき論では
考えないといいものなんだけどなって
使われないってことは
いいものではないので
ビジネスという単位においてはですね
販売戦略の再考
単位においては
技術的に素晴らしくても日常とか
生活で使えないものはやっぱり
いいものにならないので
そこをべき論で考えずに
世の中のどんな時に
使うサービスなんだろうな
みたいなのを考えて
いった方がいいと思いますと
多分グローバル化したい
っていうのは
この質問者さんなのか
家紋職人さんの
やりたいことだと思うので
一旦それを尊重すると
家紋掘るサービスって
何に使うんだろうな
なんか今タトゥーとかは
流行ってるし漢字とかは
流行ってるんで
それこそインバウンド向けに
その人のジョンソンとか
ジョンソンは
生か名か分かんないけど
なんかそういうその人たちの
家紋を作るっていうのを
インバウンドでやるとかは
ありそうな気がしますよね
当たる可能性あるクールですそれ
京都でやったりとか
ハンコみたいなバーって並んでる
お店を作るとか
そうタトゥーは
認識されてるし漢字は
かっこいいって言われてるし
なんかそれを伝統的な
職人が
その人のために掘る
とかはなんか
いけそうな気がするんで
そういう路線はちょっと探っても
いいような気はしますけどね
すごい
具体的な道の
アイディアまでたどり着いた
あると思います
感覚で言ってもそれあります
ありますよね
それが友達が一人入れてて
なにそれ超かっけーじゃんって言った瞬間
バーって人来る可能性あります
まだ流行ってないけど
ブランド品に
家紋を
刺繍とかになっちゃうのかな
洋服に家紋を掘るみたいな
サービスとかはセルブで
流行ってもおかしくはない気がするし
例えばルイビトンとかでも
トランク系とかにホットタンプって
あれはタンプって言いながら
タンプじゃなくて職人が筆で
一個一個描いてるんですよ
そうなんだ
だからなんでも描けるんですよ
肩とかもいらないんで
だからあれと同じで
それこそレッドカーペットとか
セルブが
やる時にブランドが
服を作りそれを家紋職人さんと
送りその家紋を
スタンプしてくるもしくは掘る
縫うのか
分かんないですけど
そういうのは
だいぶ上のセレブリティから
流行る可能性はありますよね
ありますよね
ジャスティン・ビーマーのここに家紋いけたら
間違いないですもんね
音声に合わない
額とか
見えるところに入ってて
あとニューエラのキャップ
まさにそれだったら
ニューヨークとかって書いてますけど
本当のセレブは自分の家紋を
つけて
やるとかは
ありそうですよね
しかも彼に考えてもらって
入れてもらったっていうのが
ブランド化していったらですよね
だから日本に行くんだったら
まずは京都に行って
家紋職人に
家紋作ってもらうところから始めるだろう
1週間後にはできてるんだから
みたいなスタイルは作れそうな感じ
多分インスタとかの
ビジュアルコミュニケーションで
拡散されるようなものだと思います
ありがとうございます
ということで戸瓦瀬さん
いただいたご質問にお答えしました
チーム作りと資金作りについて
というのもアドバイスを求められているんですが
これは今後
小売商売ラジオの中で必ず触れていく
テーマになっていくので
その際の放送を聞いていただいて
ぜひ使っていただけたらなと思っております
早速の
お悩みのお便りありがとうございました
リスナーの皆さんからの
次回予告とお知らせ
お便りお悩み相談
これからもどしどし受付させていただいて
おりますので
専用のフォームから番組概要欄にございます
URLからどしどしお寄せいただけたら
と思っております
では第2回
そろそろ終わりにしていきたいと思うんですけど
最後に菅健さんからお知らせを
お願いします
ありがとうございます
10月10日に新刊が出ます
小売、剥離多売から抜け出す
思考行動様式
匠商房さんから出ますね
匠さんこれから
そして現在Amazon予約キャンペーンも
行ってますので
ぜひ皆さん予約をして
楽しんでください
ありがとうございます
小売商売ラジオではリスナーの方からの
ご質問ご依頼をお便りフォームから受け付けています
番組概要欄に記載のURLから
どしどしお寄せください
解説してほしいビジネス用語や
リスナーのビジネスのお悩みなど
ご質問何でもお待ちしております
また今回の配信を気に入っていただけた方は
ぜひSpotifyやApple Podcastからの
フォローそして星5つの
評価をお願いします
さらにSNSでは
ハッシュタグ小売商売とつけて
感想などご投稿いただけると嬉しいです
小売商売は剥離多売の
剥を厚いに
そして多いを少ないに
変換してください
そしていつかこの小売商売と打って
実感されることを目指しております
やりたいですね
そんな未来にしたい
僕ね
これ毎回言いながら鳥肌立ってるんですよね
分かる
なったら最高ですよね
そう
ぜひ目指していきましょう
ということで
小売商売ラジオ第2回最後までお聞きいただきありがとうございました
次回の配信も
お楽しみに
またね
またね
28:20

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