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こんにちは、近藤ナオです。今日は近藤ナオという生き物の第23回の話をさせてもらえたらなと思っています。
このポッドキャストがどんな話をしているかっていうのは、第1回から第4回を聞いてもらえると、ダイジェストで内容がわかるかなと思うのでよろしくお願いします。
今日は前回に続いて、リサーチ編の海外編でアフリカ編のスタートをしたよっていう話をさせてもらっていて、最初はアフリカに何の手もなかったので、
なんとかして、知り合い付で教えてもらったりもしたし、TwitterだったりとかSNSとか検索して、面白そうな投稿をしている人を見つけたりとか、
何らかいろいろリサーチして、飛び込みでアプを入れて、なんとか僕みたいなのを受け入れてくれるような、なるべくインターンっていうよりはそこの中で社内で働かせてもらって、
数日の間に、自分なりの今までの経験で、こういう方向性でやったほうがいいんじゃないのとか、こういう部分は変えたほうがいいんじゃないのとか、少しでもヒントを残せたらなっていうぐらいではやってたので、何社かにはありがたがられたこともありました。
でも、その後、僕みたいなのが来るのかなと思って、受け入れてくれたある会社は、その後も何人かインターンを僕みたいに受け入れたらしいんですけど、結構逆にその人たちのケアするのに社員たちの工数が取られるってことが分かり、それ以降もう受け入れないっていうことになったっていう会社もあって、それはちょっと申し訳なかったなっていう気もしたんですけど、
で、前回はガーナの話とタンザニアの話と、あとモロッコかなの話させてもらって、その後行ったのはケニアとかかな、ケニアは人間と家畜の糞尿とかからメタンガスを抽出して、それをガスとして料理とかに使うみたいな会社に行かせてもらったりとか、
あとは南アフリカエリアですかね。アフリカって1個に捉えてる人とかも日本人だとまだまだ多いなと思うんですけど、日本の国土の100倍もあるし、かなりってことはないんですけど、大きく分けると3種類に分かれるっていう感じですかね。
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まず、モロッコの辺りの北アフリカの辺りっていうのは、ほとんど中東とか、あとヨーロッパの生活様式だったり、人種とかも入ってきたり、血もそっち系なので、みんながイメージするザ・黒人アフリカっていう感じではないですね。
その下にサハラ砂漠っていうのがガンってあって、その下にあるのが東アフリカ、西アフリカとか中アフリカって言われますけど、あの辺はいろいろ文化の違いはもちろんあるんですけど、そういう熱帯雨林気候で、1年の5ヶ月ぐらいは雨が降るので、植物が何もないっていう状態じゃないです。
サハラ砂漠ではないので、そこに僕らがイメージするザ・黒人的なというか、アフリカ人みたいな人たちが多く住んでるエリアですね。ここがこれからめちゃめちゃ人口が増えていくエリアです。そこにガーナだったり、ナイジェリアだったり、タンザニアだったり、ケニアだったりとか、そういうような国々が入っているっていう感じですね。
南に行くとナミブ砂漠とかっていうのがあって、またその先にナミビアとか南アフリカ共和国とかがあるっていうような形で、南アフリカエリアっていうのがあるんですけど、南アフリカエリアは見た目は黒人ぽい人も多いんですけど、やっぱり早い段階からヨーロッパの文化が南アフリカ共和国から入ってきているのもあるので、
かなり西洋化されたところが多いですね。南アフリカ共和国の経済の首都…名前忘れちゃった。港町とかは日本の横浜とかみたいな港町とほぼ遜色ないくらいのクオリティーになってしまったりしていて、
ナミビアってすぐ上にある国とかに行ったときは、そこはネイチャーツアーっていうんですかね。そういう自然のまま、ちょっとした砂漠だったりとか、そういう森林の中とかを自分の足で歩いたり、その中でテント張ったりとかしたり、
ちょっとしたバーベキューってほどじゃないですけど、ちょっと自分で料理もしたりとかする、そういうネイチャーツアーをやっている会社があったので、そこに入らせてもらって、そこの社長と一緒に実際いくつかネイチャーツアーを体験させてもらうという形だったので、それはちょっとインターンというよりは、
でも社長がガイドだったらということでオファーさせてもらって、社長とともに何日か過ごして、いろいろ話を聞いたりとか、ツアーを体験させてもらうという形の入り込み方をしました。
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さっき話したザ・アフリカみたいな西アフリカ、東アフリカとかっていう辺りの中で、次行ったのがナイジェリアですね。
ナイジェリアは、行かせてもらったのが、そこは社長が日本人とナイジェレ人の2人が共同代表でやっているプロジェクトで、ナイジェリアってアフリカで一番人口がいて、もう今2億人以上人口がいて、もう数年、数十年、でもそんなに時間がかからないうちにアメリカを抜くっていうぐらいの人口になっていくぐらいの都市なんですけど、
ナイジェリアとか、そういう国民が多いとビジネスチャンスがありそうに思って、投資の話とかもナイジェリアに投資しようみたいな話とかあって、それに投資する人とかいるんですけど、日本人でもちょこちょこですけど、でもほとんどがそのお金はもう全部消えていくっていうか、
なんでかっていうと、やっぱり国民が多ければ多いほど、権力者が搾取する構造を作れば、多くのお金が集まってしまうんですよね。ナイジェリアは結構政府というか、ナイジェリアを取りしきっている5つか6つの財閥みたいなものが、日本で言えば三井とか三菱とかみたいな話だと思うんですけど、
そういうところがかなりの事業を牛耳っているらしいんですよね。GDPのうち、当時8割って言われたかなぐらいのが、その6個の財閥のグループで作られているぐらい強大らしくて、そこが結局政治もコントロールしたりとかして、かつ財閥の人たちが暮らすエリアだったりとか、
そういうところにはちゃんと投資もしたりとか、道路を整えたりもしていくんですけど、大衆の人たちが使うような場所だったりとか、そういうところには全然投資したふりして、例えばメインになるすごい大事な道路とかも、もう10年以上工事が終わらなくて、もう大渋滞が起こり続けているみたいな。
でも、その金持ちの人たちはその道を通るときは、プライベートの救急車に乗って渋滞を、間をすっ飛ばすみたいな裏技を使うんですけど、救急車の話面白いんですけど、日本って本当に民間の救急車っていうのはなくはないですけど、それを使う人っていうのはかなり少ないぐらい、
でも、119番を押せば何分とか何時間もかからずに救急車が来るっていう仕組みにしっかりなっているので、そこまでやっぱり公共的な救急車みたいな仕組みが整えられている国っていうのはそんなにいっぱいないんですよね。
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特にアフリカとかはまだまだ全然そういう状況が整っていなくて、なので、そういう公的な救急車もあるんですけど、ほとんどの人が何番に電話すれば救急車を呼べるかっていうのを日本人みたいにパッと言えることがほとんどないですね。
それもびっくりして、救急車を呼ぶのはこの番号なんだよっていうのもかなり僕ら教育されてきたんだなと思ってハッとしたんですけど、なので、お金のある人たちはお金を払って民間の救急車を呼んで、ある程度高い金を払えばそういうところはすぐに来てくれるので、
なので今、急いでどこかからどこかまで行かなきゃいけないときは救急車に乗ってサイレンを鳴らせるので、そうすると道が開くので、すいすい渋滞のところでも通っていけるっていう、逆走したりとかしながら行くっていうやり方で行ったりもします。
それで、そういう事情とかをどうやって知ったかっていうと、ナイジェリアでどういうとこに行ったかっていうと、今話したように人口が多くて搾取されているので格差がすごい激しくなって、ストリートチルドレンみたいな状態よりもストリートギャングっていうぐらいの悪いことをしないと生きていけないっていう人たちがどんどん増えちゃってるっていうような状況が、やっぱりナイジェリアではかなり増えてきています。
特に経済の首都のラゴスっていうエリアは、そこに相当な人が集まるので、ラゴス周辺も含めたエリアはかなり混沌としたエリアも多くて、そこにサッカーチームを作って、そういうストリートチルドレンみたいな人だけじゃないと思うんですが、
実際なんとかサッカーをやれる環境を手に入れて、そこでちゃんと教えてもらって、将来ヨーロッパリーグだったりとかアジアリーグだったりとか、そういうところに移籍して、ちゃんと稼いできて、かつそれを自分のナイジェリアとかに仕送りすることによって、周りの家族とかも支えていくみたいなこととかをやっていくみたいなプロジェクトだったんですけど、
そこに日本人の方とバイオっていうナイジェリア人の方が2人でまずスタートして、なんとか練習場を借りて、まだ芝の練習場を借りれないので、砂の練習場があるっていう状態でしたけど、
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クラブハウスみたいなものっていうのが、寮かな、寮とかもまだ完備はできてないので、ちょっと通いで来れる距離の人たちしかまだ練習はできない状況でしたけど、そういうところを見学させてもらいました。
その後、僕の会社の1個で、ユニフォームのスポンサーみたいな形で、パンツのところにロゴを入れてもらったりとかから、付き合いを始めていって、そこの関係からその後、ナイジェリアで2つの会社を作ることになっていくんですけど、それはちょっとまた話すとして、こんな形でアフリカに関しては、
他にも何個か言った気がするんですけど、すみません、ちょっとパッと出てこないんですけど、もしこういう旅を、どこか今後行かれるときにコーディネートできる方は、ぜひ現地の会社の中に入り込むみたいなことっていうのは、かなり興味深い経験ができるので、やれる方にはお勧めしています。
こういうことを続けていたら、もちろん前回話したように、オランダからタンザニアに行ってオランダに戻る、オランダから南アフリカ共和国に行ってオランダに戻るみたいな生活をしていたので、オランダには毎回戻って、オランダで暮らしとアフリカの暮らしみたいなことを比較することも毎月のようにできていて、そこで新しい築きがあって、
ちょっと次にやってみたいことができて、新たなリサーチ活動に出るんですけど、またその話は次回に。