1. 心の砂地#
  2. 第76回『大人ぶった下手なメイ..
2024-06-11 35:24

第76回『大人ぶった下手なメイク』

このポッドキャストをやる理由とは?

再評価と反省。今回は「再評価」について考えてみました。

かつて世間に放たれた「歴史に生まれた、歴史の男」。

やらなければ、という再評価(義務、歴史)、今どうなのか?という再評価(現代からの目線)、心の底からの再評価(個人的な体験)。

まさかこの人の作品で感動することが……!という不意をつかれた感動に対しての感動と、怒りたくないという欲望。また、意識的に「やりにいってる」のではないか疑惑。それでは踊るポパイに燃やすポパイ。許せるポケットに本物の怒り。リプロの椅子に腰掛けてよく聞いてくれ。「おじさん再評価」これは急務だ、ガッツリ食うぜ。


◇参考文献

山根明「歴史に生まれた、歴史の男」スポーツ報知(18)

King Gizzard & The Lizard Wizard『Robot Stop』(ATO Records:16)

こころのすなじ【無印】「いにおとヴィレヴァン文学」(20) 浅野いにお『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』⁠(小学館ビッグコミックスピリッツ:14~22)

蓮實重彦「第29回三島賞発表記者会見」(16)

「その仕事を俺にくれよ!・・・くれ・・・くれ」THA BLUE HERB『ILL-BEATNIK』(Fuji Rock Festival '00)

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00:00
今、会社で組織改善というか、組織の目標みたいなのを決めるみたいなのをやってるんやけど。
なんか軸がない会社というか組織でね。ふんわふわしてて。もちろんやっぱり軸がいるなという話になって。
やっぱ真というか座標というか。そういうものがないとダメだなっていうことをめっちゃ感じてんのよ。
なるほどね。方向性みたいなのが一本ないとね。
そうそうそう。で、なんかそれ決めだしたら、なんかこう、いやここの組織に内部とかでね、こういうこと、こういうトラブルが起きやすいとか頼りないなと思ってたんが、
一個、軸が決まるとすごいちゃんとやってくれるみたいな。
いいじゃないですか。
急速にやっぱそういう組織って軸とか、どこにいるんかみたいな座標があるだけで決まるっていうか、すごい良くなるみたいなことを実感してて。
一個軸が出たらみんなそこには何かこう意見が出せるっていう状態にもなるしね。
そうそう。で、仕事も日々やってるわけですけども、毎週この心の砂地というポッドキャストも私はやってるわけで、
なんか改めて、結構考えてるし、やりながら動かしたりもしてるんやけど、
心の砂地の軸みたいなんて何なんかなっていうのとかもすごい考えたのね、改めて。
めっちゃあるんやけど正直。いっぱいそういう軸を持つっていうことが大事だったりするんだけど、
おっきい幹の一つとしては、僕の中で心の砂地っていうのは「再評価と反省」をやってるんですよ。
なるほどね。
基本的に自分が見てきたものとか、新しく触れたものとかでも昔のものとかだったりするから、
普通に評価しようと思うとも歴史的には再評価になるっていうこととかだったり、
自分自身が本当見つけてきて、レアグルーヴじゃないけど、再評価していくっていう。
それは自分自身にとっても自分への再評価でもあるし、作品とかある埋もれたものへの再評価でもあるし、みたいな。
そういう一個を再評価っていう言葉を置いたときに、結構座りが良かったっていうか。
いい言葉ですよね、再評価って。
いい言葉で、「歴史に生まれた歴史の男でございます」っていう言葉があるんですけど。
そんな言葉があるんですか。
奈良判定でね、この間お亡くなりになられたボクシングの山根会長がいろいろ言われてるときに言った言葉なんですけど。
あ、そうなんや。はいはい。
「歴史に生まれた歴史の男でございます。」
ちょっと面白いけど。
当時は小泉進次郎みたいな。
深みがありそうで何もないような言葉やなみたいな感じで、よく言ってたんやけど。
なんかあるたびに、やっぱ歴史に生まれた歴史の男やからな、俺は、みたいなこと言ってたんやけど。
逆にこの歴史に生まれた歴史の男っていうか、山根明再評価みたいな。
03:01
「歴史に生まれた歴史の男」っていう言葉自体を今再評価してて。
それをまた歴史に組み込もうとしてる。
でも俺は、ちょっと男って言ってるのがあれかなっていう感じもするけど、歴史に生まれた歴史の男ではあんのよ。
どういうこと?万人そうじゃないの?どういうこと?
いやでも、忘れてない。歴史に生まれた歴史の男であることを、俺たちは。私たちはよ。
確かにこう、個人個人になりすぎてこの歴史、時代の中の何かっていうことはあんまり考えてないかもしれないですけど。
でもやっぱり僕は、その歴史の中で生まれて、歴史の中でどこか消えていくっていう中の、その大きく人間の座標の中の一点であるみたいな感覚をめっちゃ大事にしてるのね。
はいはいはい。
それ自身が再評価をちゃんとやるみたいな。自分自身への再評価でもあるし、歴史という中でおいての、俺が置く一つの点として、ちゃんとかっこいい点になるみたいな。
なるほどね。
そういうね、感覚があるんだけど。でも多分そういう感覚で生きてる人は割と少ないと思う。多分思ってる。
少ないと思いますよ、ええ。
だから多分、ヤマネ会長ね、亡くなったヤマネ会長と、僕ぐらいなんですよ。
もうちょっといるんじゃない?多分。
もうちょっといるか。歴史に生まれた歴史の男は。てらだもやれへん。歴史に生まれた歴史の男。
それはどういう意味?って聞かれたときにさ、説明するだけの術がないからね、僕には。
いやいやだから、僕は再評価っていうのを大事にしてて、みたいな。
でもそれはなんていうの、僕は僕でなんか別の軸を作らないと、やっぱ歴史の男にはなれないわけですよ。
そうね、でも歴史に生まれた歴史の男であることは、もっと意識していってもいいかなと思ってて。
でもいい視点なんじゃないですかね、確かにね。
うんうんうん。
てらださんはなんか、最近再評価したものみたいな。てらださんなりの奈良判定を教えてくれよ。
へへへ、奈良判定って再評価って意味なの?
いやいやだから、ひいきしてる。てらだなりの奈良判定やから、同じレベルにあったら贔屓することっていう。
俺なりの奈良判定。
でも、僕ちょっと最近感動したことがあって、僕プロジェクターをね、持ってるんですよ、家用の。
で、プロジェクター買ったのは3年前ぐらいなんですよ。
で、映画とかベタに見るじゃないですか。
見ますよ。
で、見たらぐらいの感じというか、言っちゃ悪いけどこの想像を超えてのくないというか。
意外とそんなもんだよね、あれな。初め嬉しいけど。
そうそう、そんなもんだったんですけど。
最近あのPVでね、キングキザード&ウィザードリザードっていうバンドがね、いるんですけど、オーストラリアの。
あのロボットストップっていうPVがあるんですけど、もう黒と赤だけみたいな、こうビットみたいな感じのPVなんですけど。
06:02
それをプロジェクターで映してみたときに、めちゃくちゃかっこよくて。
色が少ないんですよね、黒と赤だけなんで。
例えば赤が映ったらもうヘアが真っ赤になるんですよ。
だからなんかこの細かい映像を見るよりも、やっぱ結局光やから、この単色、単色ってこんなテンション上がるんや。
単色の再評価というか。
黒と赤がバババババってなるだけがこんなかっこええんかいみたいな。
みんな忘れてあかんと思うんですよ、単色。
単色をなら判定してる。
単色をなら判定してる。やっぱこのシンプルイズベストやなみたいな。
あるよな。borisっていうバンドがさ、どんだけでかい音出すかみたいなの考えたら、やっぱもう和音じゃないみたいな。
単音で、音も歪んでないほうが音デカいってことも気づいて。
単音のクリーンな音をボーンって出すっていうことにたどり着いたみたいなことを一回言ってたっていうことを聞いたことがあるんですけど。
そういう意気をな、やっぱ。
なんか原点回帰したら、え、これやったやんみたいな。
あるな。
ちょっとそういう再評価みたいなことについてね、歴史に生まれた歴史の男から話していこうかなと今日は思っております。
この番組、心の砂地は、様々な文化や日常の気づきをヒントに考え続けることで、言葉の記憶操作を目指す教養バラエティ番組です。
私、シャークくんです。
はい、そして私はてらだです。よろしくお願いします。
ということで今回も始まります。心の砂地。
君のこと好きだって気づいてた
だけど僕は怖くて言えなかったんだ
春の青さと夏の輝き
君と二人ずっと歩きたいだけ
再評価でもいくつか種類があるんじゃないかなっていうのは思ってて。
ザッと、多分もっと細かいんやけど、ザッと浮かぶのであれば、一つはやらなければっていう再評価。義務とか歴史の再評価。
これは僕が個人的に再評価するときに大事にしていることというか、なんとなくこの辺の3つのどれかに当てはまることが多いなみたいな感じを持ってるって話なんやけど。
よく思うのが、これはめっちゃすごいのに、全然今に伝わってないみたいな。
仮想評価されてるからやらなきゃいけないってことね。
それこそ僕が座標を打たないと、僕がレポートを書かないと、なくなってしまうこと、なかったことにされてしまう可能性がある。
09:04
だからやらなければならない。
今割と、それこそY2Kとか言われたりとか、普通に『NANA』とか矢沢あい的なもんって意外とまた帰ってきてて、俺やらんくても時代追いついてきたやんみたいな感じとかもあったりするんやけど。
それが起きるかどうかって結構ガチャっていうかさ、起きない可能性の方が高いから。
だからそういうことは自分的に、ここはみんなめっちゃ見てたのに忘れてるやんみたいな。
なるほど。単純に知名度だけじゃないんだよな。みんな知ってたけど風化してる場合もある。
あるとか。例えば、いつもここからとか、鉄拳について誰かちゃんと再評価されなあかんとか思ったりする。
そうやな。エンタ芸人として残されちゃってるもん。ああいうお笑いの良さみたいな。
みたいな。ああいう時代があったみたいなもんとかってやっぱ大事やから。
ああいうのって言ったら大喜利ですもんね。
今はこんだけ大喜利流行ってんのにさ、ああいう形になるとちょっと乖離しちゃってるように。
でも、そこにどう座標を誰も打ったらいいか分からへんねん。
確かにね。大喜利の歴史に入ってないっていうね。
そこをなんか考えて、いやここ以前以降なんだとか、そのために僕は歴史が好きだし、
同時に何があったかみたいなことを調べて、俺なりな点を打つみたいなことをよくやってるんやけど。
一つこういうことはあるっていう。やらなければっていうやつ。義務歴史系の再評価っていうのが多分あって。
これはめっちゃ地下心やけど、今生きてるっていうことにもっと重心が乗っているっていうか、今どうなのかっていう再評価。
現代からの目線で見るっていうやつだね。
だから、さっきの座標っていうのは、例えば2000年だったら、2000年に僕がタイムスリップして、こういうことあったよって、2000年こうだったよって打ってるんやけど、
今の2024年から90年のものを、今のものとして見たときにどう見えるだろうねっていう再評価。
なるほど。
僕はこの2つ組み合わせてよく漫画の特集とかやってることが多いっていうか。
こうでした、で今僕と、寺津さんはこうでしたを聞いてもらってて、寺津さんはどっちかっていうと現代の狂人みたいな感じでやってることが多い。
なるほどね。
っていう感じで組み合わせてやると、2つその再評価の軸があって、面白いよねみたいな。
当時こうだったねっていうところに、リアルタイムの人はこうだったねって思い出したり、振り返ることもできるし、
今の人はそこがピンとこなくてそうだったんだってなっても、今どうなのかっていう再評価が入ってきたときに、
じゃあ自版が今見てみたらどう思うかなって言ってそこにアクセスしてくれるかなみたいな。
ああ、なるほどね。
時間の視点が違うわけですね。
そうそうそう。
過去と今ですね。
だし、なんかもっといやらしい言い方すると、マーケ的にこう2つの層がどっちも入れる感じになってるみたいな感じではあるかな。
12:07
なるほどなるほど。
ただ、だからそれやるためには今何が流行ってて、今こういう問題があったねっていうことはすごい僕も意識してて、
どっちかというと僕って昔の世界の方に憧れがあるし、そういうものが好きなのよ。
だから本当はもうずっと90年代前半に降りたいなみたいな、80年代中頃にいたいなみたいな気持ちがあるけど、
それは無理なんで、今の中でやらなければならないっていうところで、
頑張って今のものはどっちかというと、俺的には頑張って走ってるみたいな感じ。
でもただ、こういう感じでやっていくと、やっぱ結局今のものは今のもんで、すごい新しいもん出てくるから、
今の方が面白いなって思うジャンルとか、今のもんに引っ張られることもめっちゃあるし、
そういう中で2つの軸を持つことで分裂させながら自分を保ってるみたいな感じはあるんだけどね、個人的には。
シャークさん、過去にさ、昔のもんと今のもんで繋がってる部分とか、
そういうのを、言ったら上の世代と若い人らを繋げる役割をしたいみたいなことを言ってたんで、
まさにその2個の視点がそういう風になっているのかなって。
そうそうそうそう。そういう部分もあるね。
だからそういう、現代、今どうなのかっていう再評価のやり方っていうのもあるのと、
最後にもう1個あるのは、もうめっちゃ個人的な体験。
で、これを何の再評価っていうと、僕の作った言葉だと、心の底からの再評価。
心の底から。
心の底からの再評価っていうのが多分あって、
例えば本当にもう忘れてた、それこそ自分が、今さっきやった2つの義務歴史とか、
現代からの目線っていうのは、自分が専教師みたいな感じで、受け手の人に与えてみたいな感じなんだけど、
そういう与えられるとか与えるとかじゃなくて、なんかふっと、
いや、心の底からこの人のことを勘違いしてたわ、とか。
個人的なひっくり返って話したくなったり、もう1回見つけたくなるっていう、
そういう衝動的な点で再評価みたいなことをすることもあるし、
そういうこともやっていきたいなみたいなことも結構思ってて。
なるほどね。
その気づいたタイミングはもう本当にパーソナルなタイミングしかないよね。
そうそうそうそう。だからすごいパーソナル再評価っていうか、
ちょっとそういう言い方出したいから、僕の中では心の底からの再評価。
それもどうなんですか。
もう心から来る。
どっちかというとさっきのやらなければ義務歴史、今どうなのか現代からの目線は、
なんか冷静なんすよ。
ああ、なるほどね。
もうどっちかっていうと評論みたいなところに近いでしょうね、たぶん。
うん。
批評をやりたいと思ってるから、批評家鮫としてのシャークくんなんすよね。
批評家鮫。
そうそう。シャークくんというペルソナでやりたいこともあって、
15:04
でももうこの心の底からの再評価で言うと、
これはもう山本凛太郎33歳がやってる。
めちゃめちゃ本名。本当にだから数の自分が。
数の自分がやってるだけだから、
そういう生々しさみたいなのもやっぱりやっていかないといけないなみたいな。
それはやっぱり色気だし、なんか人としての体温だしみたいなことで、
そういうこともやっぱり伝えていきたいなみたいなのは思ったりもしてて。
はいはい。
かっこいい感じだけになっちゃうから。
うん。
それだけじゃあかんのやろうなってすごい思ってるから、
そういう体温みたいなのも。
人間味みたいな部分やろうしね、それが。
そうそうそう、そういうこともやってるしやりたいなみたいな。
し今できるようになってきたっていうか、っていうとこもあって、
こないだ朝の異常のさ、原作の、
デデデデ、『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』
映画今やってるんやけど。
そうね、あのちゃんとイクタリラが声優やってる。
そうそうそうやってて、もうすごい素晴らしいんだけど二人の演技が。
はいはい。
もうすごい良くて、映画が。
へー、あ、そうなんや。
ちょっと原作も全然読んでないんですよね、実はあれ。
前編後編っていうのが映画でやってるんやけど、
前編の前に、前編3月とかだったかな。
はいはい。
に、漫画全部読んだのよ。
へー。
そしたら、もうなんかすごい良くて。
へー、そうね、今何巻くらい出てるんですかあれ。
えっとね、12巻で終わってて、うん。
あ、完結してるんや。
完結してる、2022ぐらいに完結してて。
で、なんかね、え、浅野いにおめっちゃすごい作家になってんじゃんみたいな。
なるほどね。
で、心の砂地もリクエストがあって、本当に4年前とかに浅野いにお特集でやってるんですよね。
やってますねー。
ヴィレッジヴァンガードと浅野いにおみたいな。
その時ってまだまだ愛憎が全然あって、
うん。
その時もすでにデデデデ、(連載)やってるんだけどデデデデ入ってないよね、当時特集したのは。
えっと言われたリクエストしたのが『おやすみプンプン』についてとか言われてたから、
うん。
『うみべの女の子』、『ソラニン』、『おやすみプンプン』の3つで多分当時は喋ってて。
はいはい。
でまぁ、ヴィレバンというものとか、浅野いにお的なものみたいな。
それこそ今どうなのか。
俺たちが見てきた浅野いにおみたいな感じの話とかを結構してて、
はい。
終始僕もてらださんも全然好きになられてないっていうのがバレバレのエピソードがあるんですけど。
そうね。
うん。
落下し。
そうそうそう。
はい。
落下し者の全然好きになられてないってことがバレバレっていう。
うん。
でもお互いにさ、本気で向き合ってみたわ。向き合ってみたやん、当時。
うーん、そうやな。だから、
うん。
なんて言うんやろうな、好きじゃない作品をちゃんと本当に読んでみるっていう。
やってみるってことね。
うん。
そこに価値があると思ってやったからね。
やってみて、実際そこが生々、そろそろ心のそこからあんま好きじゃないなってことがバレてるっていう点ではめっちゃいいエピソードだと今僕も思うんだけど。
18:03
はい。
なんかね、そういうのもあったんだけど、だからその4年後ですよ。僕もポッドキャストをやりながらね。
うん。
4年経ってなんか久々にぶち当たった。あ、そうか。デデデデ読んだことないけど映画するし。なんか最近アニメ映画全部見ようとは思ってて。
へー。
すごい増えてるからアニメ映画が。このアニメ映画が多分、多分今バブルでガッと増えた時期だから、こっから見とくってことに意味があるなと思って全部見てるんだけど。
で、そこでぶち当たったから予習で読むかデデデで読んだら、なんか深くにもすごい感動してしまって、まず原作読んで。
へー。
でもすごいいいじゃんみたいな。
そうなん。
うんうんうん。
でもなんか、いわゆるそのプンプンとかソラニンとかのイメージとはちょっと違うよね、世界観が確かに。
えっとね、明らかに一歩いってる。
へー。
し、言ったら、割と社会を描いてるし、嫌なとこあるよ。相変わらずの悪意みたいなのめっちゃあって。
うん。
明らかにシールズみたいな団体があって、ちょっとそこをいじってる感じもあるんやけど、でも、昔のいにおだったらそこをいじるだけで終わってたのが、結構ちゃんと見えてるのよ。
はー。
そういうとこちょっと嫌だけど、でもこういう気持ちで多分やってるよね、みたいなところが、すごい人間も社会も描けてる。
。すごいそれは、聞くだけでも。
そうそうそう。だし、明らかにその震災のイメージだったものっていうのが、途中コロナのところも経過して、コロナになってからの人の心境とかも、こうちょっと取り込むことみたいなことも成功にしてて。
すごくその、テン年代中頃から後半みたいなもの、コロナ後の世界、コロナ前後の世界みたいなところまで、すごい社会も捉えたし、なんかひとつのすごく、女の子たちのね、ひとつの話でもあるし、みたいな。
すごいね、あざといところはやっぱりあざといんだけど、なんかそこが記号やなみたいな、かましてんなみたいなところがすごい嫌だったのが。
うん。
なんかそれこそ、心の底から社会を描こうとしてやってるもんだったりしてて。
なるほどね。
うーん、ちょくちょくいるかこれみたいな、あんま好きじゃないなっていうところ出てくるんだけど、なんかそこがちゃんと意味ある好きじゃないところとして出てて。
なるほどね。なんかそれっぽい感じとかじゃなくて、必要なものとしての描写っていう。
し、これは僕、僕こういうとこあるけど、いいと思ってないですよっていう感じ。
っていうところもちゃんと入ってて、え?みたいな。で、絵もやっぱすごい良くなってるし、さらに。
へー、そうか。
びっくりしたの。俺、浅野いにおの作品で感動しちゃうのかー、みたいな。
なるほどね。いやなんかでも、その社会ってものが描かれるイメージがマジでなかったんですよ。
ないでしょ。
うーん。
21:00
本当に個人の話、嫌になるくらい個人の話を描くイメージだったんで。
うーん。
こう、社会の話言われるとすごい読んでみたくなります。
あるのよ。だし、だからいろんなリファレンスあるのよ。もちろんその、AKIRAもあるし、ハルヒもあるし、まどマギもあるし、みたいな。
なんかそういうもん全部ごっちゃにしてるんだし、してて、でみんなそれが、もっとこう記号です記号ですみたいな。
散文的だったのが、それこそ写真撮り込みの背景とかも、いろんなもん含めて、全部めっちゃいい感じに消化されていってて。
へー。ちょっと集大成感ありますね。
そう、めっちゃ良かったよね。映画は映画で、吉田玲子さんっていう超やり手の脚本が描いてるんだけど、オリジナルの展開最後していくんだけど、それはそれでめっちゃ良かったのよ。
アニメ映画としての一つの回みたいなもんは出してて、めっちゃいいじゃんみたいな。
へー、そうか。いやー、まさに再評価ですよね。
そうそう、心の底からの再評価。
でもさ、これってなんだかんだ言わんようにしてるんやけど、自分でもうおじさんやからなとか、もう30代やからとか、若くないからとか言わんようにしてるんやけど、成熟憧れみたいなのが出てくるのよ。
たぶん30代って。成熟した大人をやりに行ってるところが正直出てくるのね。
だから、これは俺が大人をやりに行ってるからこそ、無意識的にも意識的にもやりに行こうとしてるからこそ、その隙間に朝の入り思いの作品も入ることができたんちゃうんかみたいな。
俺自身のあざとさみたいなところもあるんちゃうかみたいな疑問もすごい生まれてて。
ちょっと許容範囲広げていきますよぐらいの感じになってきてるってことなの?
やっぱね、抗え、なんかさ、もうそんな無理無理みたいな、ノー浅野!みたいなさ、やりたくない。そんなヴィレヴァンの〜みたいなさ、もうやりたくないやん。
いやー、そう。
毒言うの、毒言う勢いも、思ってないと言われへんし、俺は。本気で思ってないと悪口言われへんから。本気で思えないのよ。
うーん、なるほど。そこをさ、芸風としてやり続けてんのってさ、やっぱり芸人さんとかになってきちゃうもんね。普通の評論としてはさ、批評としてはやっぱそういう芸風って無理やと思うねんよな。
もうずっと尖り続けてもダメですみたいな。
だから、ある種、あの本当にそういうの、著名な映画評論家とかでもやってた、あの三島由紀夫賞取ってなんかずっと記者にキレ続けるみたいな、蓮實重彦とかってマジで偉いと思ってて。賞欲しくない、なんでそんなこと言ってくるんですか?みたいなことを。
90近くになって言う蓮實重彦はやっぱすげえなとか思うけど、もうそこまで行ききるしかないっていうのもすごいわかるっていうか、人間として。
もうやりたくないからそんなのみたいなとこは絶対あって、なんかそこのポケットに異名が実際いいものを作ってるのは間違いないと俺は思ったけど、入ったんだけちゃうかなみたいな、その再評価という言葉と、なんかその歴史に生まれた歴史の男という壁をね、作って、その中にこう入っただけなんじゃないかなみたいな。
24:18
俺のウォールマリアが決壊しただけなんじゃないかって。
多いな、表現がいろいろ。でもタイミングってやっぱあるしね、たまたま開いてたポケットとサイズが一緒やったみたいなことで好きになる作品って全然あってもいいとは思うんですけどね。
うーん、どうかな。
でもそれこそその、そういう人たちに届いてる可能性ってやっぱあるわけですよ。海外の人って別にそこ気にしてないじゃないですか。今僕はこうなってるからこの作品を評価してるだけやなみたいなさ、そこまでメタに見ないわけじゃないですか。
普通にこう自然体で見てる人が響くならそれはそれでいい作品っていう、もっとなんかこう身体的な部分で評価してもいいんじゃないかなとは思うんですけど。
うーん、そうか。
心の砂地。
どう、てらだはやりに行ってないの?大人やりに行ってない?
大人、でもなんか、やっぱさ、20代の頃ってそういうさ、嫌いやねえみたいな話がさ、めっちゃおもろなったりするときあるやん。
うーん、あるある。
その場においてね、後から考えたらすごいきつい言い方してるとか、よくない発言をしてるわけなんですけど、それがシンプルにもうウケる土壌じゃないっていうのがあるやん。
なんでそんなこと言うんって感じになるってくるよな。
なるやん。
いや、しかも関西でのリアリティラインと東京でのリアリティラインはやっぱ違うねん。
全然違うね。
ちょっとしたおふざけみたいな感じでわーってやってたら、なんか普通に弾くみたいなこと多分関西人ってみんな経験してんねん。
、めちゃめちゃ経験してると思いますね。
めっちゃ口悪いやんみたいな感じになっちゃうみたいな。
そうそうそう。
そういうのもあるし。
でさ、だから僕も僕で、最近その職場に関西の人とかね、ずっと大阪支社にいた人とかが本社に来たりして、そういうことになってると、僕も普通に弾いてんねんよやっぱり。
ふざけんなよお前。やりに行けよお前そこはそこで。
いやだからさ、風土の差というか地域の差はあるんですよ。
年齢的にも、もうそういうのじゃないやんみたいな。それはやりに行くっていうかなんなんやろうね。
いや、どうかな。無意識に大人をやりに行ってんのちゃうんかって。厳しくね。厳しい俺としては。それは無意識に大人をやりに行っちゃってるんちゃうんかなみたいな。
いや、僕も別にその、やりに行ってないですよって言いたいわけじゃなくて、なんか僕の場合は、やりに行くってなんかこう能動的な感じするじゃないですか。なんかもうちょっとこうなんか諦めに似た何かというか、体力の無さみたいな。そっちの方向に近いかなと思ってて。
27:02
でも確かに、やりに行くっていう言葉が持つその能動性みたいなんて、確かにちょっと当てはまりにくいっていうか。
このやりに行くって言葉が好きやから言ってるだけみたいなとこもあるけど、もっと確かにあのやられに行ってるみたいな感じの方が近いかもしれないよな。大人やられに行ってるみたいな。
そうそう。なんかそういう覇気の無さみたいな方の感覚に僕は近いなーって思う時があるんですけどね。
でなんかそれをこううまく、あのポパイとかは無意識なもの、だから緩やかでいいんだよみたいな、それがビシッ、おしゃれみたいなさ、チルみたいな、だからサウナ、キャンプ、チルみたいな。
なんかそういうので、その緩やか大人をやりに行きませんかみたいなビジネスとかやってるわけやんか。でもそれはそれでめっちゃ対抗意識あるやん。
あるね。なんかやっぱそういう。
いや俺そんなにやったら俺はやりますよみたいな。やらせてくださいよ俺は。俺に仕事をくれ。やりますよ俺は。みたいなさ。
いやーでもそれはね、めっちゃわかる。なんかこうせかせかしてんのダサいみたいな考えがダサいと思うもん。
うわ、それはそれで腹立つみたいなのもあるやんか。そうそう。
なんかゆるくやろうよ的なのはね、それはそれでちゃうと思うからね。
そうそう。バーンザポパイって感じになるやんそれは。
しかもそれをさ、ある程度お金ができた社会人とかを狙ってさ、ファッションやらキャンプやらサウナやらっていう方にもっと行こうとしてんやん、ビジネス的な方向にさ。
そこのやらしさは感じとってるよね、同時にやっぱり。
そうそう。で、実際なんかそのお金できたり、その時間というか、新卒とか3年目4年目の時に比べたら余裕みたいなのがちょっとできてくると、
許せるポケットみたいな、いったら僕がさっき言った大人をやりに行くことでできた空白みたいなもんは実際あるなっていうのはすごい実感してんのよ。
はいはい。
わからんかったけど、「余裕でできたら大丈夫になるよ」とか、そんなん出るわけないやろって思ってたけど、実際出てきたみたいな。
はいはい。
でも、同時になんかバーンザポパイみたいな、普通に20代の時に怒ってた気持ちみたいなのも全然、いや腹立つなみたいなのも全然あって、
その余白ができたところで、その怒るところが緩和されるみたいなことは全然ないみたいなことも同時に起きてて。
確かに。
なんならそこと距離感近くなった分、ちょっと怒り増してるような気がするしね。
そうそうそう。なんかそのターゲッティングされてる分、マジの怒りになってる。
舐めんなよっていう気持ちになってる。
舐めんなよお前みたいな感じになってくるからさ。いや複雑よね、その辺は。
そうやな。でもこれがどんどん対象が変わっていくんかな、やっぱりこう。
どうなんでしょうね。でも確かに、それこそ僕たちは男性性とか、
おじさんの内面みたいなことをどうしたらいいんかみたいなのを、30代のうちにある程度解というか、
30:04
こうなんじゃないんかみたいなことを考え続けるっていうことは一つの、またこれは一つの、それこそおじさん再評価。
そうね。
みたいな点では、これはやらなければというのも、でもあれ全部に心の底からやりたいし、
やらなければならないし、今どうなのかでもある。
そうね。
おじさん再評価というのは多分すごいやらなければいけないことだと思っていて、
それを多分30代に提示したいみたいなのめっちゃあんねんな。
だから30代でもなんか短パン履いて、なんか丸い眼鏡、金子眼鏡店とかの丸い眼鏡かけて、
バキバキになるかみたいなしかないやん。
30代のかっこいいロールモデルみたいなさ。
極端にもあるよね。
極端すぎるやんそれ。
そこのいい感じのものを出したいみたいなのめっちゃあって。
なるほどね。
そうそうそう。なんかその辺はなぁ思うとこがあるかなぁ。
そこをもうちょっとうまくできればいいなと思うし、
おじさん再評価にしてもそうなんですけど、
なんか今やっぱそのおじさんのいい面と悪い面っていうのがすごいごっちゃになっちゃってると思うんで。
そうそうそう。
単純にマッチョなものって悪いと思うけど、
でもなんかそこが持ってるエネルギーもやっぱ凄まじいと思うのはやっぱ働いてて。
うん。し、何かしらの父性みたいなところに依拠することでうまくいくことみたいなのがあって、
で、そこで生まれるネガティブなものだけ排除すればいいだけの話なんで。
そうなんですよ。
いやーここ辛いけど、はぁ食いしばらなっていう時に、
なんかそれに付随して起こるハラスメントとか、
メンタルの話とかっていうのはネガティブな部分。
だけど、なんかそこを頑張ること自体はすごいポジティブなエネルギーだと思うから、
なんかおじさん再評価において、
そこの切り分けをちゃんとおじさんが提示できたらいいなっていうのは思うよねやっぱり。
っていうのはあるよなー。
だからそこは急務っていうか、
そこに向かっていくべき、あれのために一つ軸みたいなのとか、
座標がどこにあるのかみたいなとこから始めなきゃみたいなのをすごい思ってんねんな。
そうねー。いや大事な部分ですねやっぱり。
そうそう。で、だからそんでこういう話で締めていくことにあるんやけど、
30代になって強烈に思うのが、
おじさん同士で戯れることがやっぱすごい少なくなってて。
そうなんや。
そう。だっておじさん同士でお茶してる?てらだとか。
てらださんはせえへんから元々。
お茶できる人はいるんですけど、近場にいないですね。
でもなんかやっぱもっとおじさん同士で戯れることから始めな、
なんともならんなってめっちゃ思ってて。
そうね。
そういう機会を単純に増やすことは大事だと思います。
そうそうそう。
その不器用なおじさんを捕まえてきて、
お茶するっていうことをやっぱやっていかなあかんねんなみたいなことは思ってて。
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なるほど。壁のある人の壁をこうちょっとなくしていくというか。
そうそうそうっていうのは。
なんかそこはね、
でも僕なんか最近結構できてきてる気はするんですよ。
ほんと?
お茶、お茶ではないねんな。ただやっぱ酒になっちゃってるから、
なんかどうなんやろうな。
別にそれはそれでいいんじゃん。話ができてる分にはさ。
お茶であろうとお酒であろうと。
そうで、なんかでもね、結構内面の話してる方やと思いますね僕は。
ほんと?
人によってはすごい多分嫌がられそうやけど、
結構その内面の話に掘り下げるのが。
てらださんはね、得意つうか好きだしね。
そうやな。僕自身が聞きたいっていうのもあるから、
割とそっちにどんどん寄せていくのが得意ではあるから、
それで朝までそういう話するとかは結構増えてきてて、
なんかでもそれが相手を傷つけてなかったかなみたいなのが
すっごい後から気になってしまったりとかも。
それはそうだね。
で、ちょっと酒飲んで朝までとかだと、
今日が乗っちゃうからね。
そうそうそう。
互いにね。
だからそういう時はできるだけ、
その次会った時とかに、
いやこの前ごめん言いすぎた?みたいなことは聞いたりすんねんけど、
でもそれはそれで向こうも気遣うかもしれんけどね。
ただなんかこういうことを言わないと始まらんなと思うから。
いやいやそうそうそうそう。
なかったことにはできひんから、
もうダサくても言うっていうのをめっちゃ意識しないと。
いやいやそれマジ大事。
黙っとっても伝わるみたいなのがすごい悪だったりするし。
一番良くないよね。
そうそうそう。
それは丁寧にやってきたよね。
本当に東京の男の子どうした?
聞き覚えのあるセリフですけど。
ってとこだね。
やっていけたらいいなと思っております。
はい。
というわけで心の砂地は引き続きお便りをお待ちしております。
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ということで、今回も聞いていただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
それでは皆様、ごきげんよう。
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