1. 心の砂地#
  2. 第97回『俺が俺で俺だ』
2024-12-03 39:34

第97回『俺が俺で俺だ』

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一人称、『俺』。「男」たちはいつから自分のことをそう自称するようになるのでしょう。『僕』、『私』、『自分』といったほかの言葉よりも、「男(たち)」の印象を強く与えるのが『俺』ではないでしょうか。「男」を解体するヒントとして、自身の経験と仮説を基に、『俺』にまつわるお話(俺を作るプレッシャー、リーダーシップと過多な責任、自身の有害な男性性との向き合い方、「俺だけをみてくれコミュニティ問題」など)を考えてみました。

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『俺』に対応する呼称が『お前』なのも、気になるところだったのかもしれないです。

サマリー

このエピソードでは、自己表現における一人称の使い方、特に「俺」と「僕」の違いや印象について語られています。文化やコミュニティの影響が言葉の選択にどのように関与しているのかについても掘り下げられています。自己認識や一人称の使い方について考察が展開され、特に「俺」が男性性やリーダーシップとどのように結びつくかを探ります。男性性とその社会的期待に関する深い議論が行われ、特にリーダーシップにおける「俺」というアイデンティティと、その重要性を認識する責任感について考察します。さらに、男性性やリーダーシップのあり方に関するさまざまな議論が展開され、「俺を見ていてほしい」といった欲望の深層についても考察されています。コミュニティや支持の構造が持つ影響についても触れられています。自己認識や人間関係に関する考察が行われ、一人称の使い方やそれがもたらす印象について議論されています。また、心の内面をさらけ出すことの難しさについても言及されています。

自己認識と言葉
シャークくんです。
てらだです。
この番組、心の砂地は様々な文化や日常の日付をヒントに考え続けることで、言葉の記憶装置を目指す教養バラエティ番組です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
てらださんはですね、
はい。
自分のことを何と自称してますか?
自称してますか?
一人称を答えればいいんですかね?
うん、そうそう。
そうですね、基本僕ですね、はい。
僕って言ってるよな?
そうですね、僕は結構珍しいタイプだと思うんですけど、俺って言わないです。
一回も言わん?でも確かに聞いたことないかも。
ふざけて言うことはあるけど、心の底からまっすぐに俺って言ったことはないですね、僕は。
逆にそのふざけて俺って言ってるとき、どんなときやねんって気になるけどな、それ。
いやでもやっぱり、周りもさ、僕のことを多分僕っていう印象があるんやろうけど、
一回俺って言ったのが、
慶音楽部やったときにライブで、なんか流れで一回MCで俺って言ったんですよ。
いや、どんな流れになったんやろ?わからんわからん。
なんかそれで俺って言ったら、
なんかやっぱりライブ終わってからみんなにお前俺って言ってたなーってすごい言われたんですよ。
あー。
それはなんなん?俺って感じのライブをしたん?
いや、なんていうんやろ、なんかキャラが入ってたんですかね、そのとき。
そのボーカルが一時的に僕になる瞬間やったんですよ、そのとき。
あー、なるほどね。
で、なんかここから俺がボーカルやるぜ、みたいな感じのことを言う瞬間やったんですよね。
で、なんかそれでちょっと変なスイッチが入ってて言っちゃったみたいな。
あー、恥ずかしー。
まあそういうことがあったときははっきり覚えてるけど、もうほんと言ってないですね、長いこと俺って。
コミュニティと一人称
確かになー。
で、私シャークもですね、
めちゃめちゃいろいろ言ってんのよ、自分のこと。
そうですね、まあそれこそ私とか僕とかは結構ホットキャスト内では言ってますもんね。
言ってるし、俺とも言ってんねん。
あー、まあ言ってるよね、結構。だって普段って俺なんじゃないですか。
え、どうかなー。
えっとね、意識としては僕って言ってるし、僕って言ってるよねってよく言われる。
あ、そうなんや。じゃあ世間一般のイメージはシャークさん僕なんや。
だから多分俺って言ってそうやのに僕って言ってるから気になるんちゃう?
あー、そういうことか。
そうか、僕シャークさん割と俺のイメージやったけどな。
それ多分な、先輩後輩っていうのあるよ。
あー、はいはい、まあイメージもあるんかな。
これもなんかね、ちょっと話したいとこでもあるんやけど、
これあのね、怖い話なんやけど。
え?
怖い話っていうか、私のいたコミュニティの中では、後輩は俺って言ったらダメやってん。
僕って言わなあかんかって。
コミュニティっていうのはどれくらいの規模のコミュニティの話ですか?
言ったら地元友達とか、そういう系ですよ。
なんかそれは、先輩のこと何々くんって言うみたいな。
これも多分そういうやんちゃ文化系のノリやね、多分。
あー、やっぱそうなんや。先輩のことをくんづけで呼ぶ文化ってあるよね、結構。
ヒップホップとかでも○○くんって呼ぶ系。
あとは男性アイドル事務所も先輩のこと何々くんって言うよね。
あれは僕は知らん文化やったな。
でもなんかその辺と多分やんちゃ文化とかって同じノリやと思うけど、
そういうんで、先輩が俺の友達というか、一緒にバンド仲間とかが、
俺は、みたいなこと言って。
俺?みたいな。お前俺って使うん?みたいな。
激詰めされてるんとか見れて。
あー、ダメなんだーと思って。
使わへんように強制したんやけど、
でもそっから抜けてるから、多分自由に言うようになったりとか。
そういう厳しい感じしてるの高校生とかそういうんやから。
中学生ぐらいの時は俺って言いたかった。
でもなんかね、どっかで言い出したと思うねん。
言葉の選択と文化
あー、そうなんや。意識的に?
うん。これね、忘れてるかもしれんけど、
これ俺の持ち物だけなんかな?今そんなことないんかな?
小学校から中学校上がった時にさ、
それこそ何々ちゃん何々くんって呼んでたのが、
何々先輩とかさ、呼び捨てにするっていう線あるやん。
はいはいはい、ありましたね。
あった?
ありましたよ。
でもそこで変え出してるんだからそこで多分変えてるのよ。
確かに確かに、そこ被ってるな確かに。変わったタイミング。
で、これが俺結構言ったら、男女みたいなのに区切られるのここやん。
うんうん。
基本的には。中学生。
しかもなんでその俺って言いたいんかみたいな。
で、やっぱ俺っていう言葉の方が男度強いと思うねん。
そりゃね、確実にね。
で、なんかその俺っていう言葉にすごいなんかその言ったらこの男性性の何かみたいな。
自称俺っていう言葉になんかすごいヒントがあるんじゃないかってふと思って。
あーなるほどね。
うん。で、僕は自分のこと俺って言ってる時の自分がすごい嫌なのよ。
あーそうなんや。そっか、そんな意識もある。
さっき言った先輩の洗脳もあるよ。
俺って言うんやお前。はーんみたいな。
あーそのトラウマコンビで。
激詰めトラウマ。俺じゃない。しかも俺が言ってないのにみたいな。
まあまあ確かにな。ちょっとファーストインプレッションがそれやったらな。
うん。あるとは思うけど、それだけじゃ多分なくて。
一つカッコつきの男みたいななんかテーマを考える時に、
俺っていう自称と言葉って結構引っ張られるなと思ってて。
やっぱ普段使う言葉とか、自分の認識とかってまず大事。
そこにやっぱ普段使う言葉とかってすごい影響されると思うのね。
うーんそうね。確かにな。
なんか僕のイメージだと結構俺っていう言葉って、
よりプライベートというかなんか生感みたいなのがあるんですよね。
後輩とかでもさ、やっぱ僕の先輩に対してさ、
僕とか私とかで言うけど、こう不意に同期とか後輩と喋った時に
言ってるのを聞くとさ、見せてない。一個鎧を脱いでる姿やなというか。
あー。なるほどね。
社会性じゃなくてプライベートみたいな感じの印象があって。
なんか今の話聞くと俺は逆に、
俺っていうので前に出てる感じするわ。
あー。なるほどね。
逆に公的な感じする。
俺っていうことで逆に鎧を着てる感じみたいな。
うん感じがする。
それこそ先輩がいるとこじゃないっていうさ、
同期だから俺のポジション空いてるから、
そこ俺が入れるみたいな感じなんかなって。
あーなるほどね。
使えるタイミングとしては、
この俺という鎧、今空いてるんで着させてもらいますみたいな。
そうね。
あとちょっと余談ですけど、
僕ずっとその一人称僕じゃないですか。
その人間からすると、
例えばミスチルとかが、
歌の中では一人称僕やのに、
あくらいさんがプライベートやと、
俺とかなんかめっちゃ腹立ってたんですよ。
俺のインタビューで俺はって書いてあると。
なんかそういうさ、
いやいやずっと僕って歌の中で言ってるのに、
なんで普段俺やねんっていう。
なんか嘘ついてる感みたいな感じでしまって。
確かに。
普段とちゃいますやんみたいなさ。
なんかなー。
なんか僕という鎧もなんかあるような気はするけど。
あるよね。
確かに俺という鎧、
男感みたいなものの方が、
世間一般ではそういうイメージ強い。
そうね。
し、なんかそのミスチルの話が出たから連想した頭から。
やっぱ僕っていう言葉使うというので、
考えるとやっぱ秋元康ですよね。
あーなるほどね。
歌詞に。
女性アイドルが歌ってるけど、
その僕の目線で歌われてることが多い。
はいはい、そうね。
で、なんかその可愛い女の子が僕に向いてるっていう、
なんかまあ非常になんだろう、
ハーレムアニメ以降の世界観というかさ。
逆にもっと古い人のはずなのに、
そこにめっちゃガッチしてるみたいな。
そうよなー。
まあなんかそこのイメージもあるな確かに。
うん。
だからなんか、
その僕って言葉ってやっぱ、
俺に比べたら繊細な感じするし、
文化系っぽい感じするし。
そうね。
歌田ヒカルが僕っていうのを使ったりもしてたね。
僕は熊野ね。
うん。
まあそれこそ、
あのちゃんとかも僕っていうしね。
あーほんまやね。
あの辺の僕っ子問題みたいなもんね。
もう今は割と普通やもんね別に。
何の違和感もないもんね。
そうだね、僕も忘れてたわ今。
あのちゃんの一人称が僕なこと。
そうそうそう。
まあなんかその、
僕の広がりっていうのはあるけど、
でも俺って多分広がれへんね。
あー確かに。
もうだって、
俺がまずスタンダードをアキーするもんな。
うん。
やっぱ一般的にみんな俺って言ってるよな。
絶対俺が大半じゃない。
9割俺じゃないだって。
でも確かに聞いたことない人もいるよな。
それこそてらだはイメージないし、
なんか確かに、
自分のことを俺って言ってるイメージないわっていう人も、
まあちょいちょい浮かぶねん。
頭ん中に。
そうね。
でもなんかその、
俺って言葉だけ抜き出したら、
なんかめっちゃたくさんのメンズが浮かぶねんの。
俺って言葉だけに。
俺ってさ、
例えば私シャークが俺って言ってると、
なんかシャークの後ろにいっぱいサメいるねんの。
俺はって言ってるときに。
あーそういう。
俺は、
俺たちはの感性。
あー。
なんか俺という者たちの集団として喋ってる感じ。
うんうん。
なんか一個トトを組んでるような感じがある。
そうそうそうそう。
あー。
っていうのはめっちゃ思う。
まあわかるわかる。
うん。
だからなんか、
俺が、
俺は、
とか、
で、次に何の言葉が来るかみたいな、
になると、
やっぱ、
俺が、
引っ張る、
みたいな言葉がやっぱ一番、
しっくり来んねんな。
確かに確かに。
俺がやる、
とかね。
自己認識と言語的表現
俺がやる、
やんな。
なんかそこにやっぱ、
ドゥイング的な言葉が来るイメージあるよね。
あるよな。
引っ張るとかやるとかさ、
なんか俺って言葉、
まあこれは、
カッコつきの男っていうものが、
多分内包してるものだと思うんやけど、
それこそリーダーシップとか、
男たるべき、
みたいな、
匂いが、
俺っていう一人称の中には多分、
刻まれてんねん。
ああ。
まあそれはそうね、
確かに。
うん。
俺が、
やる、
というか、
俺がやらないと、
みたいな。
うんうん。
なんかそういう、
責任、
俺がって言った後に、
後ろにいろんな人が見えるみたいな、
ニュアンスって多分そうで。
俺っていう言葉、
一人称ね、
すごい、
責任感、
を感じんねんな。
ああ。
うんうん。
なんかすんごいさ、
僕が一人称、
僕やからそういう偏見を持ってるだけかもしれんけど、
俺って言われると、
がたいのいい、
なんか、
男の人の思い浮かぶというか、
いやなんかそうだな。
うんうん。
そういう人がこう、
俺に任せとけ、
みたいなさ、
うん。
そういう印象がやっぱあるもんな。
うん。
そうそうそう。
僕もさ、
いろいろ使うわけよ、
一人称を。
うん。
で、
やっぱ俺では、
俺はって言ってる時、
なんかね、
そういう時の自分よ。
強く主張したいとか、
俺はこう思うとか。
うん。
やっぱその時に、
僕はこう思うって言われへんわ、
俺。
うん。
俺って言ってるし、
今、
また。
うんうん。
ははは。
ああ、
なるほどね。
うん。
まあじゃあその主張の内容というかさ、
そうそうそう。
思想というか、
そういうとこに付随して変わってるんや。
多分そう。
で、
いろいろ気になって、
うん。
あのListenというね、
サービスで、
こう文字起こしサービスがあって、
それでいろいろ見れるから、
自分のさ、
話してた、
一人称をチェックしてたわけ。
そしたらやっぱ、
思ってる通りだね。
グッと行こうとした時、
俺は、
とか。
えー。
俺は、
思うで絶対結ばれるし。
うん。
で、
この微妙な、
うーん、
みたいな、
の時とかは、
僕的にはって言ってたりするし。
ははは。
うん。
ああ、
そうなんや。
うん。
面白いですね、
それは。
なんかこう、
僕はてっきりなんかその、
話す相手によって変える人が多いかな、
と思ってたんや。
ああ、
いやでも多分ね、
ああ、
それもある。
あるある。
で、
ここの関係性で言うと、
てらだが3つ年下やから、
うん。
で、
僕が企画とか手動で持ってきてることの方が多いから、
うん。
やっぱその、
お礼度高いと思う。
ああー。
ここさ、
関係者は。
なるほど、
まあ元からその、
うん。
撮ってるポーズがお礼なんやな。
そうそうそうそうそうそう。
うん。
とは思うけどね。
なるほどねー、
そっかー。
なんかでも、
それってこう、
無意識な、
もはや。
今ここは俺やな。
全然、
全然意識してない。
あ、そうなんや。
してないしてない。
うーん。
へー。
ただその、
それこそ先輩とか、
俺って言うとちょっと、
あれかなっていうのは、
なんかスイッチは反応してると思うわ。
あー、
そうなんや。
いやーっていう、
行き過ぎたら、
それこそ、
誰か立てなあかん時とか、
聞く側の時とかは、
その、
行き過ぎたらあかんなみたいな意識がある時は多分、
あんまり俺俺言わんようには、
仲間との関係性
してる感じはする。
でも分かんない。
無意識だから。
言ってる場合もあると思う。
なるほどね。
心の砂地。
心の砂地。
心の砂地。
心の砂地。
改めて、
自分が俺って言ってるのを聞くと、
やっぱなんか嫌なんよね。
あー、
そうなん。
嫌。
嫌なのよ。
かぶいてるわーみたいな。
ふーじゃないの?
じゃああんまり、
俺って言ってるのか。
いやいや、
すなんやけど、
その、
俺って言ってる自分のことは、
嫌いだと思う。
へー。
うーん。
そうなんや。
不思議な感覚やね、
それは。
自分が意識できてない、
自分の男性みたいなのを、
見せつけられてる感じがして、
最近の、
頭の中で自分としては、
そこを否定したいから。
そうな?
うん。
だからそこで、
居心地悪いと思ってると思う。
なるほどねー。
うん。
でも別に悪いことではないんじゃないの?
その、
主張するってこと自体は。
うーん。
まあまあ、
そうなんやけどなー。
うん。
例えばこう、
人を傷つけたりとか、
否定する瞬間だけ、
俺って使ってたらやばいなと思うけど。
うーん。
こういう話じゃ全然ないやん、こう。
うーん。
もちろんもちろん。
ただ、
そうね、
だから自分として、
男っていうものを最近というか、
まあずっと考えてるんだけど、
男であるっていうことを考えてるところに、
すごく引っかかってくる感じはするのよ。
あー。
まったく関係ない可能性もあるんやけど、
うん。
分かんないしね。
こういうこと語ってる人も多分、
いそうな気するんやけど、
うん。
ちゃんと見つけられてないから、
分かれへんねんけど、
ただ、
ただ、
俺っていうことを言ってる自分が、
こう残されてたり、
うん。
文章で見たりすると、
うっ、
とはすごい思う。
あー。
っていうのは確かで。
うん。
なるほどな。
うん。
なんかでもそういうさ、
言ったら有害な男性性みたいなことをさ、
うんうん。
一回気づいちゃうと、
うわ、
めっちゃ男感出してるやんというか、
そうそうそう。
そういう、
マッチョなやり方に自分自身が乗ってあり、
加担してるなっていう瞬間が、
なんかそんなのこすじゃなくて、
ちょっとした片鱗でもなんかすごいこう、
フォビアになってしまうというか、
嫌になるよね。
うん、めっちゃわかる。
一回気になるとすごい気持ち悪くなるっていうのは、
分かるは分かります。
うーん、
し、なんかそれでさ、
その、
真反対行く人多いやん。
うんうんうん。
いますよ。
男憎しっていうさ、
うん。
それこそ正直その、
あるちょっとジェンダー論とか、
かじってる人とかでも結構行きがちよ、
正直。
うーん、
そうね、
極端にもう男性性みたいなものを全部否定する。
うん、
否定するし、
うん。
その、
男悪いみたいなさ、
はいはい。
で、悪いんだけど、
あの、
いいとこねえんだけどそれは。
でも、
え、
0か1かじゃねえよなっていうのはあるから、
うん。
それって、
その、
全然違うよ、
考え方違うし、
一緒やんって言いたくないけど、
いやもう極端が極端に触れるのは何も変わってないんやから、
うん。
そうね。
って思っちゃう。
うん。
今、
現象あるものを何か活かしていける方法ではないからね。
そうそうそうそう。
これは全部ダメですって言って、
一回もう全部全部ダメで、
そっからあの、
どう、
あ、これはいいんだこれはいいんだって思い直していけるとかさ、
まあそういうね、
未来に行ければ、
いいかなとは思うしさ、
うん。
受けた時にはやっぱ極端に振り切らないとみたいな、
気持ちはめっちゃわかるし、
なんか俺も、
そういう気持ちなんねんな。
はいはい。
うーん、
とは思うんやけど、
そうね、
いやでもなんかさ、
うん。
まあちょっと僕結構、
さっきお休みいただいてたじゃないですか、
うん。
っていう期間に、
結構その出張とかで、
あの本当に現場とか行ってたんですよ。
あー、
出張先の?
うん。
まあ僕自身は営業なんで、
そんな完全にそういう、
作業員さんの人とかと一緒に、
うん。
行動するってことはそこまではないんですけど、
まあ本当にそういう人たちと一週間一緒にいるとか、
うん。
っていうのを経験してたんですけど、
やっぱそういう人たちって、
まあ言ったらその、
男性性っていうのが結構強い傾向にある人たち多いんですね。
うんうん。
で、
うん。
その、
あーちょっと今の発言悪いやなって思うこともある一方で、
やっぱね、
ものすごいですよ、
あのタフネスというか、
有害な男性性の考察
うんうんうん。
あの考え方の冷静さというか、
うんうんうん。
なんかそういったものは、
男性性の中にあって生まれたもんで、
絶対否定してはいけない強さというか、
うんうんうん。
努力というか、
めちゃめちゃ尊敬できるところなんですよね、
うんうんうん。
当然一週間も一緒にいたら。
その上で、
でもそれが生み出してる悪いとこもあるっていう、
なんかそこの、
こうピンセットで抜いたり刺したりして、
うんうんうん。
行かないといけないような入り混じったものだと思うんですよね、
男性性と。
うんうんうん。
なんかそういう、
うわ、ちょっとないなっていうことを言う人でも、
うんうんうん。
自分にとってすごい安らぎのある関係になれたりさ、
うんうんうん。
すごくホモソーシャルなコミュニティというかさ、
関係の中でも落ち着けるさ、
いい心地だなって思える瞬間みたいなのって、
やっぱあったりしてしまうわけやんか。
うんうんうん。
してしまうって言ったけど、
そうですね。
あるわけやんか。
はいはい。
でもなんかそこでこうそう、
有害なことをしてしまう可能性はめっちゃ高まるし、
で、ちょっとなんかあるかもみたいな返り見たときに、
うわもうこんなん全部ダメだ、やめだやめだーみたいな。
ふふふ。
ひどすぎるからさ、そういうことが。
だからやめだやめだぐらいまで俺は言った方がいいなって思うけど、
うん。
あの例えばこうポッドキャストこうやってやってる場とかさ、
そういうふうに言わないと伝わらへんから。
でも、
はい。
あの一個人のその時の選択としてさ、
まあさ、
そんなんやってたらさ、
うん。
もう伝わんないしさ、
うん。
終わるやん。
いやいやほんとに。
全てが上手いこといかんし。
うん。
自分にとっても良くないし、
周りにとってもそれ伝わるわけないし、
いやだってさ、
どうしても自分が傷ついたとか、
もう我慢できないっていうんだったら離れた方がいいと俺は思うけど、
うんうん。
うん。
でもそれが許されないしね、
そこで、
そうですね。
あのアサインされたプロジェクトから抜けるなんてさ、
ふふふ。
もうできへんし、
そうですね。
基本的には。
うん。
だからほんと、
できるのはただ自分からそういうことはやらないということのみなんですよね。
うん。
そうそうそう。
基本的に。
マジでそう。
でもそれもそれで、
全部聖誕合わせ飲む必要もマジでないと思うね。
うんうん。
俺は多少、
一口は飲む。
はいはい。
うん。
しそこの苦味を自分で感じるわ。
なんか笑ってるけどしんどいことしてんで自分と思いながら、
うん。
そういうことに加担してしまう瞬間は今でもすごくある。
リーダーシップと責任感
うーん。
そうよなー。
っていうのはあるなー。
やっぱさ、
その、
俺、
俺的なもんの、
うん。
優位性、
リーダーシップみたいなところ、
特に仕事とかさ、
組織においてみたいなところって、
やっぱリーダーシップ取る人ってやっぱ俺って言うよね。
あー、
そうね。
うんうん。
まあさっき言ってたようにやっぱ俺がやるという、
うんうんうんうん。
立場上的な話もあるんかな。
なんかよう思うのが、
その、
俺要素いらんなって思うこと結構あるよね。
あー。
形式上、
例えばこうすごいリーダーシップを持った、
パワーのあるカッコつきの男みたいな人がいて、
ガーって物事が進んでったりするけど、
で、それって感謝するやん。
うんうん。
基本的にはみんな、
あーありがとうみたいな。
そうね。
やってくれるしとか思うけど、
なんかよう考えたらそうじゃない方法もあって、
違う方法も絶対あるし、
で、そいつがやらんくても、
他の人がやれた可能性みたいなのめっちゃあるやん。
うんうん。
なんでも言えるんやけどそれは。
まあまあでも、
そういう人だけがリーダーシップを取らないと、
場が成り立たないってわけでも実はない。
実はないけど、
でもなんかそういうことやってる人って、
どっちかというと、
やらないとっていう責任感の方が、
圧倒的に大きい気がしてて。
その人の原動力みたいなのって。
うーん。
うーん。
そうね。
まあどっちかっていうと何この、
脅迫観念なんかな。
そこまではいかんかもしれんけど。
まあそんぐらいの感じに近い感じがしてる。
あーなるほどなー。
うーん。
いやでもそれは確かに僕もめっちゃ思うんですけど、
男性性の話になった時に、
フェミニズム的な視点で言うと、
男性の欲求でこうやりたくて、
そういう風にやってるっていう主張って多いと思うんですよね。
そういう批判として。
うーん実際ね。
うーん。
まあそういうのもあると思うんだけど、
結構世の中の男性の半分ぐらいって、
みんなが求めるから、
やらざるを得ないんですよって思って、
いやいややってる人多いと思うんですよね。
わかる。俺もそこをすごい言いたくて。
うんうん。
いややっぱそうっすよね。
と思ってて、
さらに欲求とそこの結びつけが強いから、
欲求でいける人はもっと強いから、
そういう人が余計目立って見えるし、
そういう人は欲求だから、
そっちの方向で動くから有害なことをしてしまうから、
っていうことがめっちゃあると思うんやけどよりね。
うんうん。
がずっと続いていくと、
それがあっルールなんだ、
こういうもんなんだっていうふうに、
その脅迫観念がルールが自分の中で内面化されていって、
カッコつきの男、有害な男性性が膨らんでいくみたいなことが、
現象として多いんじゃないかなと思ってて。
うーん。
うーん。
そうねー。
うーん。
俺はやっぱそうやった。
自分がある程度すごくその有害な男性性というか、
カッコつきの男を獲得してきたのって、
やっぱり自分がすごく成長が早くて、
がたいがいい男だったから、
そういう立場を社会的にすごく要求された部分が大きいってめっちゃ思ってんのね。
へー。
あーそうなんや。
うん。
それはもう本当に周りから言われることがあった?
うん。
言われるし、やるんでしょっていう、
あんたがやんないとでしょっていう、
まあそれこそ家とかでは言われてたし、
それはまあ、姉ちゃん姉ちゃん。
で、生っ子の長男だけど、
はいはい。
親も長男やからっていう風に僕にやらせたこともあるし、
うん。
みたいなね。
なるほどなー。
うん。男なんやからこういうことは要求されるよっていうのは、
まあじいちゃんとかにも言われたし、
男なんやからっていう風に責任感を持って、
こういうことをやんないといけないみたいな教育は受けてるから、
学校のクラスとかでも、そういう立場、
リーダーシップを取らなければならないみたいな。
そうねー。
うんうんうん。
っていうのも、なんか俺は結構、
まあ俺がやらんとなーっつって、
うん。
社会的期待と有害男性性
やってることがすごい多くって、
うんうんうん。
で、そん中で、わかりやすくまとめたり、
進行させるためには、
かっこつきの男を背負ってアジテートするのが一番有効なんだっていうことにも
気づいちゃってんのよ。
はいはいはい。
うん。
なるほどねー。
いやー。
実際そうやって期待されてるわけやから、
確かにそれでちゃんと成果を出したり、
背負うことによって評価されるやんか。
うんうんうん。
悪いことじゃないじゃないですか、
仕組み的にはね。
うんうんうん。
背負わせてることはよくないねんけどさ。
だから、それが徐々にこうやっぱ欲求になっちゃってんやろうなっていう。
こうすればうまくいくからやりたいっていうさ。
そうそうそう。
で、なんかその辺の自負が、
小学校ぐらいまでもう合格年ぐらいになるとそうよね、
組織とか。
そういうのができてやりだしたりするけど、
プレーとしてあって、
やっぱ中学生ぐらいになって、
そこを明らかに自覚して、
男だっていうふうに。
で、自分の一人称も俺に多分そのぐらいからなったなっていうことも、
俺の中ではすごく、
そっからじゃないってすごい思ってて。
へー。
うん。
なるほどね。
だからなんかちょっと俺っていう言葉、
言葉だったらそっからなんちゃうかとか思ったりして聞いてみたりしたんだけど。
うーん。
うーん。
なんか例えばさ、
うんうん。
運転は男がするべきみたいなさ。
はいはいはい。
で、例えば地図とかどこに行くかっていうのは、
まあ男が決めるでしょってさ、
普通に思ってる同世代の子とかって、
僕ら世代でも結構いたりするやん。
ガンガンいますよね。
うん。
うん。
ビビるんやけどさ、
いや、そりゃそうだろみたいなさ。
うーん。
うーん。
ああいうのってそう、
なんかそういう醸造の中で生まれてるんじゃないかなっていう。
確かに。
あー。
うーん。
で、なんかその、
どこに行くか決めんのとか。
うーん。
その地図見て案内する、
運転するの。
まあ結構なプレッシャーにもなってると思うねんね、僕は。
うーん。
そうそうそう。
でもなんかさ、
これ結構きついんですよねっていうことって、
うーん。
なんか社会的にもさ、
評価下がるじゃないですか、人間として。
うーん。
だから言えないんすよ誰もそれを。
うーん。
男性性とその欲望
いやいや別に俺は全然気にしてないけどっていう方が絶対いいからさ。
みんな言わないんすよそんなこと。
きついって。
そうねー。
うーん。
まあ本当にきつくない人もいるやろうけど。
うーん。
まあ慣れだからねそんなのは。
うーん。
うーんっていうのもあるけど、
でもその慣れてしまうことで構造は変わんないじゃない。
そうね。
うん。
いつも男が運転していつも決めてっていう。
で、なんかそこは慣れてしまえば楽なんだけど、
本当にその慣れてえーみたいな気持ちもあるし。
そうねー。
うーん。
あと実際そういうのも自分がやりたいっていう女性の人もめちゃくちゃたくさんいると思うんだよね。
うーん。
いるいるいる。
そこが噛み合わなかった時は本当に地獄というかね。
よくないよなー。
うん。
責任みたいな社会的な側面で作られてみたいなところはすごいあると思うし。
うん。
うーん。
なんかちょっと話に出たさ、
もうちょっと欲望というか。
はいはい。
男であることに喜びを感じるみたいな。
うーん。
俺を、俺だけを見ていてくれみたいな。
ははははは。
あー。
まあまあそうか。
俺だけ見てよみたいな。
でもなんかねー。
うん。
俺そういうやつ結構多いなって思ってて。
あーそう。
まあなんかこうリーダーシップを取ることでスポットライトが当たってる瞬間の気持ち。
当たってるというか、うん。
なんかね、わかりやすくスポットライトってしちゃうとすごい出役みたいな感じ見えちゃうけど、
なんかその、推してほしいみたいなちょっと甘えっぽい欲望みたいなのをカッコつきの男ですごい持ってる人結構多いなーみたいな。
あー。
推してほしいか。
まあそういう言い方すると確かに印象変わるな。
そうそうそう。
うん。
でなんかそこがさっきの責任とかカッコつきの男みたいな。
上腕二頭筋が発達した男みたいな感じのところの問題と一緒なんだけど、
なんかそういうイメージじゃないけど、甘えたいけどめっちゃカッコつきの男みたいな。
推してほしいみたいな有害な男性性みたいなのの表出って結構あるなってさっき思ってて。
あー。
うーん。
推してほしいっていうのはサポートしてほしいみたいな。
うーん、いやサポート、まあサポートってことは。
サポートとは違う。
うーん、いやまあサポートにもはってはまるけど、ちょっとサポートって言うとあまりにも健康的すぎるとか、もっと不健康な感じを。
あー。
うーん。
なるほどね。
なんかね、囲まれたいっていう欲望ある?てらださんって。
囲まれたい?
うん。
あー、ないかもしれない。
てらださんあんま、でもさ、例えばてらだキッチンやりますみたいなさ。
うん。
まあまあ。
ちょっとちゃうか。てらだの作った料理、いろんな人に食べられてみたいなさ。
あー、そういうこと。
でもちょっとちゃうか。
なんかでもそれは、評価が気になるからいろんな人に食べてほしいけどね。
うーん。
なんかそういうんじゃないよね、たぶん話って。
そうか、単純に、まあ料理の腕みたいな。ひいてはてらだの評価にもつながるけど。
うん。
キャーみたいな、わーって。まあ言ったら無条件に愛されたいみたいな。
あー。
そういうわけじゃないもんな。料理を通じて無条件に愛されたみたいな感じないもんな。
愛されたいわけではないからな。
いや、でも、それこそさ、あの、ケンジョウ・トールの本とか、言動者のね、イヤナ社長の本とか読むと、
その、なぜ愛してくれないのかみたいな、なんか愛されるにはみたいなことをめっちゃ使うねんか。
あー、そうなんだ。
まああの辺の言動者サロン周りみたいなね、人らとかって。
俺、愛ってことはすごい好きだし、対応する人は結構好きなんやけど、
うんうん。
こっちのちょっとすごいマッチョなところにも、そういう愛っていう言葉を悪用する人って結構いるなって思ったて。
あー、なるほどねー。
なんかどっちかっていうとそれってさ、なんか言ったらハーレム的なものとか王様的なものの愛されに近いのかなと思う。
なるほどね。そっか。
押されたいっていう男みたいな、そういう表質で嫌な男を感じることすごい多いなって思ったて。
あー。
俺だけ押してくれみたいな。ファンやんな、みたいな。
あー、そういうこと?
うん、みたいな。その、内輪にこう、愛してくれよな、みたいな、有害な男性性の表質みたいなんて、あんまり今指摘されてないけど、そこにすごい、めっちゃ男感じること多いねん。
あるわ。
コミュニティの構造
うん、あるよな。
あるな。なんか、こうもうちょっと薄めると、俺たち仲間やんな、みたいな感じでもあるんだけど、なんかそれがよりこう、一方向に向いてる感じというか、リーダーに向いてる感じというかね。
そうそうそうそう。し、愛されたいんだろうなっていう感覚は感じるし、なんかもっと嫌な言葉にすると、囲まれたいんやろうな。
あー、なるほどねー、そっか。
で、なんかそういう人だって共通して、めっちゃ恥じてるとすんねん。
あー。
そうね。
あー、わかるわ。
お前やで、お前やでってめっちゃ言うねん。
はいはい。
みんなにお前やでって言うねん。
はいはい、そうやな。
そう。なんかそこが、なんかすげーなんか、嫌になることが多くて。
うーん、確かに。なんかそういうのを見たり、自分がされたときに、なんかちょっと子供っぽい人なんかなって僕正直思っちゃってたよな。
うーん、まあまあまあね。
ちっちゃい頃ってさ、周りが大人やからみんなからこうチヤホヤされるじゃないですか。
うーん。
なんかそういう感覚が抜けきってない人なんかなって勝手に思ってたんですけど、まあでもそういうマッチョ性みたいなものでもあるな、かな。
かなって思う、僕はすごく。
うん。
俺をっていう。だから、そのコミュニケーションじゃないやんそれって。コミュニケーションのように見えるし、コミュニティのように見えるけどそれって。
うんうん。
違うやん。その欲望を奪ってるだけやん。
そうね。
うん。
いやー、確かにな。
そういう感じがね、あるよなーってすごい思ってて。
その均衡によって成り立ってるコミュニティってめっちゃよくあるけどね。
そうなんだよ。
そう。なんかね、崩壊するまではね、これある程度成り立つんすよ。
いや、そうそうそうそう。で、気づいたら崩壊するんやけど、そうやねんなー。
なんか一時的に人をまとめるには有用な方法でもあるんだろうなってところが、良くないとこなんや。
良くないし、すごく何かを消費している。
うんうん。
不健全なリーダーシップ
なんかその、ま、囲まれたいというか、お互いさ、それがさ、需要供給を満たす欲求だったら別にいいやん。
うんうん。
もう幸せな形だと思うんやけど。
うん。
そうねー。
うーん、ちょっとエグすぎるんちゃうんかなーって思うことは結構あるというか。
なんかそういう人って。
うん。
同じく、すごい攻撃的な言葉とか、決めつけとか偏見みたいなのを、うちはノリでめっちゃ言うねん。
はいはいはい。
うん。で、なんかそういうのって、その脅しに近いと俺思ってて。
うーん。
そのやっぱ、あのYouTubeとか、まあPodcastとかでも正直そうだけど、偏見とか、そういう極端なことを言う人の方がやっぱコミュニティとしてでかくなれんて。
うんうん。
ファンっていうか、こっちの仲間側にいるから、俺はこの攻撃対象じゃないって思えたい、みたいな心理があるんじゃないかなと思ってて。
うーん、なるほどね。
うん。仲間になっといた方がいいから、ファンみたいな。
はいはいはい。
うーん。
単純に言えば強い側につく的な話ね。
そうそうそうそう。
まあその、自分がこの投げられてる意思じゃなくて、投げる側につきたいから、ファンになるみたいなね。
うーん。
そうそうそう。っていうのと、まあそういうこと言う人は押してほしいから。
だからこう、来る人に対してはめっちゃウェルカムで、お前だけだぜって言うみたいな。で、恥じてえとするみたいな。
いやー、まあやばいよね普通に。なんか差別とかの話になってくるけど普通に。
いやいや、でもそれでやっぱすごい極端な方向行くし、まあすごそう、本当に陰謀論的な界隈の人って、まあ今すごい勢力が大きくなってて。
そうね。
みんなこの感じなのよ、言ったら。
あー、なるほどね。
うーん。
そうかなー。
そう、で、みんな強烈な俺みたいなのを表出させてて。で、それがどこにあるんかなって思ったら、うーん、そういうことなんちゃうかなーとか思ったりとかしてるっていう。
そうかなー、なんか、うーん、なんか意図的にやってんのかなー、でもその辺ってやっぱ。
えー、まあどっちもだと思うな。だからその人自身も悲しいのが、カッコつけの大きな男っていうものに食われた男なんですよ。
うーん、なんかその方法論しか知らんのちゃうかな。
知らんのだと思うし、なんかそういうのってどんどん専鋭化させるやん。
うんうん。
だからもう本当にそれしか知らんし、結果は出るしみたいな。
そうねー。
うーん。
なんか僕自身もたぶん、小学校の頃とかやってたような気すんねーよなー、なんかそういうことに近いけど。
うーん、いやいや、そうよ、うん、し、だから僕も似たようなことをしてきたことがあるから言えるんすよ、これは。
うーん。
うーん。
そうよねー、なんかリーダーシップ的な立場に立つこと、まあ僕、最近はあんまりないけど、やっぱ小中頃僕めちゃくちゃあったんですよ。
うーん。
そういう立場に立つと、なんかやっぱり、あ、こういう方法で人ってまとまるなみたいなさ、ことに気づいちゃうことってあるのよ。
あるんよねー。
やっぱりどうしても。
うーん。
うーん、でもそういうものってやっぱ不健全やし。
不健全。
自己認識と人間関係の探求
僕は明確に中学校の頃に、なんかそういうことで作り上げた、あのコミュニティの中で、友達のことを泣かしてしまったことがあって、あ、やばって言って、
うーん。
あ、僕どっかでも間違ったわと思って、なんかその時くらいにめちゃくちゃ反省したんすよ。
あー、じゃあそこにちゃんと反省できたてらださんっていうのがいて、今に至るわけやなー。
うーん、やっぱめちゃくちゃショックですよ、普通の人間にとってはね。
そうねー。
うーん、だからなんかある程度大人になってまで、そういう人を脅して仲間につけるみたいなことができちゃう人ってね、やっぱちょっとおかしいって言ったらよくないんかなー。
うーん。
ちょっと見落としてるものはあると思いますよ。
うーん、まあそこまでいっちゃったねー。
うーん。
まあだから大人になればなるほどそこはもう反省しにくいじゃない。
うーん。
もうそれしか知らないしさー。
うーん。
それで結果、出る結果も大人の方が大きいしさー。
そうねー。で、まあその周りの人間もよりこう、なんかこうえらえらー。
そういうばっかりになってくるしー。
そうね、こう付き合うようにもなるからさー。
なるしー。
やっぱうまく話し合わせれる人間が増えていっちゃうからさー。
だからかっこつきの俺、かっこつきの男っていうのをさ、剥がすんってまあすごい大変やんかー。
そうねー。
うーん、から、うーんとか思っちゃうんだけどー。
確かになー、なんかその、まあでも一人称をその俺っていうもので、やっぱりそのシャークさんの中でもそういう無意識の使い分けがあるっていうことが、やっぱパワーのある言葉なんやろうね。
いやあると思うねー。
うん。
こちらからしたらさ、俺が一人称の男が大半やん正直。
そ、そらそうですよ。
だからさ、なんかもうわからんくなってきててー。
うーん。
本当にじゃあ女性とかから見たときに、今俺って言ったとかさ、そういう俺ってどういう印象なんやろうなっていうのがすごい気になるけど。
あー気になるなー。
うーん。
いやーもうそれこそ、なんかここぞって時に、いつも僕とか私って言ってた人が俺っていうのを、怖い!
うふふふふ。
それは怖い!今話してきたの。
いやー。
怖い!
そうね、なんか一個個牙を見せたような感じに思っちゃうけど、それは果たして同性やからそう思ってるだけなんかどうなんでしょうねー。周りがどう見てんのか。
もちろんその、俺はっていうのが悪いわけじゃないから。
うーん。
もちろんね。
そこに対して基本的には何も無害だと思ってるんだけど、もしかしたらとすごく僕は今考えてるっていう話で。
そうね、まあちょっと今2人ともあんまりメインの一人称は俺じゃない2人が話し合ってるからね。
うーん。
俺を常用してる人からしたら全然違う視点もあるのかもしれないですけど。
あるかもしれないですけど。
はい。
ちょっとその辺、ね。
結構その気の弱そうな感じの男性でも、みんな一人称が俺っていうからびっくりすることあるって言われたことある。
あー。たまにね。
確かにあんまり喋らない人が俺って言ったときに、なんかものすごい多くの見栄見えるような、男の見栄急にめちゃめちゃスタンドみたいな感じで出てきてさ、ビビるときあるわ。
あるね。
うん。
だからやっぱりちょっと俺っていう言葉自体はそれなりにやっぱ印象あるんやと思うで。
うーん。
人生にしてみても。
うん、ちょっとその辺も聞いてみたいですね。
一人称の影響
はい。
よかったらコメントやお便りなどでぜひ聞かせてください。
はい、ぜひよろしくお願いします。
というわけで、心の綱際引き続きお便りをお待ちしております。
全ての当て先は各配信サービスの概要欄に載っているGoogleフォームからお送りください。
番組のフォロー、高評価もぜひともお願いいたします。
各種SNSでの投稿は、ハッシュタグKOKOSUNEおこすなです。
番組のディスコードやっております。
概要欄にあるリンクからぜひとも気軽に参加してみてください。
ということで、今回も聞いていただきましてありがとうございました。
次回、第99回は大島由美子先生のロストハウスという漫画を取り上げますので、ぜひとも読んでみてください。
はい。
第100回ね、100回記念お便り募集しますんで、ぜひ送ってください。
はい、なんちらほがね、来ていますんで。
それでは皆様、ごきげんよう。
39:34

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