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2022-10-13 32:10

第18回『袋、お願いします』

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コンビニやスーパーで「袋、お願いします」と言うだけでも億劫なことがあります。(てらださんは全くないらしいです)
忙しいとき、急いでいるとき、疲れているとき…どこか『察して』と思ってしまうことがあります。
しかし、『察して』が実際に伝わったことはないとも思います。
発展して、今回話すのは場のコードを守ること、【わざわざなんで言わなあかんねん】という感覚について向き合ってみました。
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改めて人と交流する、人と一緒に行動する、ということのむずかしさみたいなものを考えたように思います。むずかしいことでないのに、むずかしいと感じてしまうことは考えたくないというか、なんで疎かになってしまうんでしょうか。その「なんで」を考えるのも今後あるかなぁと思います。
「引き潮に耐え 3年は石に座れ 仲間とふざけ 笑いながら暮らせ 仲間を遠ざけ たった一人で歌え」【鮫編集後記】

00:00
スーパーとかコンビニ行った時に、
袋どうするかみたいな会話がさ、最近発生したやんか。
そうね、まあ、袋有料になっちゃったからね。
それが、良い悪いとかじゃなくて、まあこれはもともとコンビニでさ、ポイントカードありますか?とかさ、いう会話があって、
持ってる持ってないっていうとかさ、もうだるいみたいなさ、話ってよくあると思うんだよな。
まあまあまあ、なんかね、煩わしいって人いるでしょうね。
そう、で、まあ最近はさ、コンビニ行くと、カードありますか?袋どうするか?っていうことを、ちょっと店員との会話が長くなってんのね。
2020年代に入って。
支払い方法とかも、まあコンビニによっては一応おかしなやつもあるしな。
セブンイレブンとかだったらな、押してとかだけど、だいたい、僕だったら交通系愛車をよく使うんだけど、だからスイカでとか言わなあかんみたいなね、ところがあって。
そうか、会話増えてますね、確かに。
会話どんどん増えてるんだけど、実際どう、まあそういう話をちょっと主にメインではしたいんだけど、
実際どう、あの袋もらってる?もらわない?みたいな、そういう主義どうしてんの?
寺田の袋との距離感を教えてほしいんやけど。
そうね、いや、買い物の時、結構いっぱい買い物するときはエコバッグ持って行ってるんで、もらわないんですけど、
コンビニとかはちょっと正直もらっちゃいますね。
そうはね。
あれぐらいのサイズの袋って結構家とかに持って帰ったりしても使うんで。
ちょうどいいんだよね。
掃除の時とかにも使うから。だからなんか普通にもらっちゃうなあっていうのはありますね。
そうなの。僕も一人暮らしでゴミ袋を買ってるんだけど、コンビニとかスーパーとかの袋が、
その捨てるもんとか掃除するときに結構ちょうどいいから、使うしいいと思って払っちゃうんだよね。
リサイクル料金とかその分にかかってるお金払ってるからなと思ってて。
なんか以前より俺袋もらってんねん多分。
あーなるほどね。
うん。まあその、よくわからん俺らの袋との距離感はそんなないけど、
なんていうかなその、さっき言ったようにその、疲れてる時とかさ、この袋くださいみたいなのすらだるっと思ってまうやん。
人と喋るのがもうそもそもめんどくさいみたいなね。ボードの時あるから。
そう、あるよね。でもこれさ、めちゃめちゃやばいことだと思ってて。
そうね、まあ確かにな。
そう、店員さんに対してさ、あくまで人対人なわけやんか。
うん。
なのにこう、お金は払ってるよ。そこのサービスを受けてることは確かなんですよ。
お金を払って、買ってるっていうことは確かなんだけど、
03:03
なにそんなさ、傲慢になんか分かってくれよ、言ったら分かってくれよって思ってるやん、俺らって。
まあまあそうだよな、その、いるかいらないかなんか、店員さんが分かるはずないねんけど、なんかまずらしく思ってるよな。
そう、これはね、やばいみんな。
ちょっと改めを一回、ということを話していこうかなと思っております。
この番組、心のすなじは、様々な文化や日常の気づきをヒントに考え続けることで、言葉の記憶装置を目指す教養バラエティ番組です。
私、シャークくんです。
はい、そして私がてらだです。よろしくお願いします。
ということで、今回も始まります。心のすなじ。
だから、この見た瞬間、俺はランディ・サフェージみたいだと思ってますね。
あんまおらんけどね、派手さ引き出しにランディ・サフェージしますね。
ランディ・サフェージみたいだよな。
で、やっぱ天竜とランディ・サフェージの試合もいるよ、実は、考えると。
心のすなじ、シャーク。
オープニングから引き続きなんですけども、なぜ僕たちは、袋ください、袋いりません、カードありません、カードあります、
支払いこれです、というめちゃめちゃ簡単な会話ですら面倒と思ってしまうのかっていうことなんやけど。
一つは、まず忙しすぎるってことですね。
いや、まあね、そういう状況でしょうね。
だってもう3分とか5分とか遅れただけでこいつダメやなって思われる世界で働いてますから、僕たちは。
そうなんですか?
いや、例えば、会社が9時出社だとして、普通に9時5分とか9時8分に来るやつって遅刻するやつやん。
ああ、そういうこと。まあそういう厳しさはあるね、確かに。
そうそうそう、まあだからそれに合わせて頑張って起きたりとか用意したりっていうのもあるんやけど、まあそういう忙しすぎる現状がさ、その途中で寄ったコンビニでありスーパーでありみたいなところで、
本当は人対人、店員対客、店員対客だけども人対人のさ、魂のさ、ぶつかり合いなはずなのに、
なんかこう、あの袋いるやろとか思いながら、なんかだるい感じで、あ、袋お願いしますみたいなことを言ってしまうみたいなさ、それすら面倒だと思ってまうみたいなさ。
ああ、なるほどね。話残しよるみたいな言い方になっちゃうんですけど、僕ね、あんまり面倒くさいと思ってなくてそれを。
で、なんでかっていうと多分その袋いるときといらんときがあるんで、聞いてくるのは困るんですよ、僕からしたら。でもたぶんシャークさんって常にいる人やから。
いや、違うよ、そんなことないよ。
06:00
そんなわけじゃないの?
いらんときもあるよ、全然。
いらんときある?
あるあるある。
いらんとき、あ、そうなの?
うん。
えー、そうか。
そのままでいいときとかあるよ、全然あるよ。
ある?いや、そうか。ちょっと僕、あんま面倒と思ったことないな。ちょっと、でも、なんで面倒と思うか割と僕知りたいかもしれないな、今。
あー、そっか、そうか。
うん。
あー、そこですれ違い生まれるか。
うん。
あー、それは予想してなかったな。
いや、でもまあ、ちょっととりあえずシャークさんの話を聞きたいけどね、今僕は。
うん。
いや、まあだから急いでるときとか、例えばポイントカードありますか、えーと、支払いどうするかとか、その辺の会話ですら面倒だと思ってしまうときがあんねんな。
えー。
うん。
それは、なんか別にその話すのがそもそも面倒いとかじゃなくて、もうそこでのやりとりが面倒い。特別に。
いや、それが特別面倒なわけじゃないね。だからもう話すのが面倒くさいっていうだけだ。
あー、もう全体的にってことね。
あー、いや、ちょっと待って、難しいな。そこに引っかかれると全然難しいな。
えーっとね、ごめん、ちょっとこれ完璧にいろんなところでこすり倒されてるから、そこの前提は普通にスッと行くと思ってたわ。
あー、ごめん、それは。
うん、いいえ、いいえ。いや、それは寺田がその感覚やから。
うん。
あの、しゃあないけど、もうだって何万回も聞かれてると思ってまうねんな。
うん、まあ確かに。
そういう人とは初めてなのに、コンビニ行くたびに、袋どうされますか?みたいなさ。
まあ、袋どうされますかって最近言わんけどね、あの、くださいって言わなくれへんから。
あー、多くなってきましたね、そういうところ。
うんうん。っていうことなんだけど、そこの最小限のコミュニケーションですら省略したいなって思ってしまうっていう感覚なんやけど、この感覚はどう?わかんない、この感覚自体は。
いや、なんかその、毎回同じやりとりせなあかんみたいなのは確かに非効率的やなって感じはすごいするし、なんか疲れてるときにそれなると、いやもうわかるやろってなるのは、まあちょっとわかるけど、そうやな。
で、僕も行動としてできる限りそんな嫌な感じにはしたくないと思ってるし、感覚としてはてらだかわんやね。できる限り機嫌よく生きようと心がけてるから、ちゃんと発声しようみたいな感じで思ってて、ちゃんと話そうとはしてるんだけど。
あー、別に態度的にそういうことをしてるわけじゃないってことやな。
うん、でもわかんない、疲れてるときとかでもたまに、なんかちょっと嫌な感じで言っちゃったなって思ってコンビニに出たりとかして、嫌な感じに自分でオチ行ったりはする。
あ、自己嫌悪で。
うん。あ、なんかちょっと嫌な言い方に聞こえちゃったかなとか思ったりはする。
あー、なるほどね。
うん、で、まあ奥底にはそういったことに対してめちゃめちゃ面倒だとか思ってるんだよね。
なるほどな。
で、なんか他の人とか、まあ結構態度が大平な人とかと付き合ってると、多いのがやっぱあいむきゃく主義っていうか、金銭を払ってるんやから動けやみたいな、わかるやみたいな感じで思ってる人っていうのは、
09:10
あのいわゆる、これもベタですが、飲食店での態度が悪い人っていうのはよく言うじゃないですか。
こんだけ言われてるのにやってるやつやばい、ほんまにやばいと思うけど。
そうね、もう散々言われてるもんね。飲食店で店員さんにため口聞くやつはやばいみたいなさ、散々言われてるのにまだやってるやつはちょっと、
そう、そう。
余裕やもんね。
うん、だと思うんだけど、でもそういう人っていうのは、たぶんそのお金のやり取りっていうのがめちゃめちゃ高い位置にあると思ってるんよね、たぶん。
あー、そうやね。金払ったやつが偉い。
うん。
感覚のね。
そこが果たされてたら何があってもいいやろみたいな感じだと思うのね。俺が見てたり、観察したり話した感じの感覚としてはね。
あー、なるほど。
うん。で、そういう主義っていうのは、ある一つのルートの考えとしてはたぶんあったりっていうのもあるし、
ただ、そこで思うのは、なんかこれは一つの例としてあって、でもなんかこの言わへんけど察してくれって思ってしまうことっていうのはあったりするんだよね。
うん。
で、僕もその自分の例えば過去の恋愛の経験とか、友達付き合いとかの経験とかで、いやここ察してほしいなって思ったりすることあったりするんだよね。
うんうん。
うん。で、でもそういう察してほしいなーで察されたことってまずないねんな。
そうね。
うん。そう、でも、でもこれなんでわかれへんねんと思ってて、その察して、なんでこれが察されへんねんっていうストレスをそこは抱えんねん。その察してって思うとき。
あー、そうやな。なんでわからへんねんっていう、それでなんかストレスさらに溜まるっていうのはあるかもね。
そうそう、でもそれってやっぱり声に出して言葉にして伝えへんとわかれへんねんな。だから察してっていうのも割と傲慢な態度っていうか。
あーでもね、それは本当に僕もそう思いますね。うん。マジで言わな伝わらへんし、言うのも多分思ってる以上に言わな、ちゃんと言わな伝わらへんよな。
いやほんとそう。それはみんな例えば、仕事とかでやっぱりそういうすごい思ったりすることが多いと思うんだよね。こういうことをしてほしい、こういう発注をしたからこういった回答になりますみたいなことって、文章にして話してでも通じないことっていうのはすごくある。
うんうん。
だからこうちゃんと形に残して伝えなあかんっていうことを多分社会人とか、まあそういう社会での生活で覚えていったりってことがあったりすると思うんだけど。まあそういうところでも、そういうことよくないなと思うんだけども。
でもやっぱさ、声に出すことでなんか、ちょっとこううわ、これは野望やなとかさ、どうかなって思う場面っていうのを、まあちょっとパッと具体例が出へんねんけど、あったりもすんのよね。
12:10
うーん、そうやな。それわざわざ言うって思われたりすることもあるやん、全然多分。逆にその、いちいち言わんでもええやんって思われるケースもあるから、じゃあそこは言わんほうがええか察してっていう選択肢を取ってる場合もあるからね。
そうそうそうそう。でまあそれがさ、例えば他人に対して、まあそれこそ仕事上の関係とかだと、まあ別にそこで恥かくみたいなんとかって、なんかそういう感覚よりも絶対進めなあかん。ミッションのほうが大きいから、言ってったほうがいいとかあるんだけども。
この、こと人間関係、恋愛関係とかだと、そっちのほうでやっぱ察してって思ったことってやっぱすごい僕は思ったりしていて。うーん、そうね。確かに。もう今日はひたすらあるあるが出ていくんやけど、なんかデートをしていて、なぜそのパートナーが相手方が機嫌が悪いのかわからないけども、なぜか機嫌が悪くなっている。
で、どうしたんって聞いても、いや別にみたいな。明らかに機嫌が悪いのになぜ機嫌が悪いのかわからない、みたいな現象っていうのはすごくよく聞くことで、僕もやったこともあるし、やられたこともある。
これは経験してない人いないんじゃないですか、ほぼほぼ。
うーん。やった側としては、いやこれわかるやろ察してくれよっていう気持ちやねんな、それってだいたい。
そうやな。
これはやってほしくないなって思ったことをすごくやられるとか、なんかそうするとわかんないみたいなね、感じだったりとかして。
まあ、察してほしいって同じような感情やねんけど、なんかその、自分、これすごいさ、なんかめんどくせえおっさんみたいな考え方やねんけど、なんか自分で気づいてほしいみたいな感情も多分あるんですよ。
うーん、そうだね。
自分自身を振り返って気づいてほしいみたいな、まあそれも察してやねんけど、なんかそういう感覚で、なんかあえて言わないみたいなさ。
そうそう、でもそれってどう考えてもよくない態度よね。
よくない。
絶対解決せえへんもん。それで解決するはずがないんだよね。
それで悪く収まることってないんで、結局ちゃんと言葉にしないとダメなんですけど。
それはもうまさしくそうなんだけど、その話はちょっとまた戻るかもしんないんですけど、それ言ったらあかんやんみたいな感覚って言ったら、その場の行動みたいなものを守ることっていうのは同じように大事で、その場の行動を守ることっていう方が、その本人としては大事だから察してくれって思うっていうことも結構あると思ってて。
うーん、なるほどね。
まあ、いわゆる空気を読むっていう言葉ですよね。
うーん、なるほど。この今の状況を崩さないために言えないから察してねってことね。
15:01
そうそうそうそう。っていうことだと思うんですけど。
1個具体例で思い出したことを言いたいんやけど、僕バンドやってた時にサポートでいろんなバンドに参加してベース弾いてライブしたりってことをしてたんだけど、僕ってすごいライブすることに対してステージに対しての考え方とかがめちゃめちゃ保守的に中学生高校生の時に教えられたこと、それを絶対に守らなあかんって思ってるところがあんのね。
で、それは言ったらちゃんと人の前に立つっていうことは、ステージ上であるから日常みたいなものを持ち込んではいけない。
あー、はいはい。
お金を取って人の前でやるわけだから、絶対にプロとして振るわなければならないみたいな態度なんだけど、だから例えばリハーサルをライブハウスでするけども、リハーサルで練習はダメ。とか。
ライブのリハーサルね。ライブハウスに入ってリハーサルするやんか。音出しのチェックみたいな。で、あそこで例えば曲のここがどうこうとかいうスタジオでやる練習は絶対ダメ。
なるほど。
そこでやるのは音のリハーサルだけであって、音響の確認とかであって、そこでスタジオと同じように練習はしない。なぜならそこはステージだから。
うん。
っていう。だからできるだけ本番までステージはリハーサル以外に立ったらダメとか。別に立とうと思ったらライブハウスでパッと入ってステージの上に立ったりとかできるやんか。
うん。
でもなんかそういうことするとめちゃめちゃ怒られたりしてたらね。
あーなるほど。ステージを練習場所代わりにすんなよってことね。
そう。緊張感のある場所だから、そこをこうすぐ踏み入って立ったり、そこでマイク使って遊んだりとか、空いた時間で例えば音バンバン鳴らしたり、一人でなんか鳴らしたりする人とかいるやん。
いるね。
そうそう。
あれとかも絶対あかんみたいな。家ちゃうんやからみたいなこと言われてたけど、ステージはステージやから。やる場所やからみたいなことですごい怒られてて。
なるほど。その切り分けはね、大事やと思う。
そうそうそう。で、例えばさ、その入り時間遅れたりとかで、なんかこれほんまに俺も全部やめた方がいいと思うんやけど、その客前でリハするみたいなことってあったりするんだよね。客入ってんのに。
あったりするやんか。
あーあるねー。
遅れてきてるとか、それでオートチェックできてないからみたいなんで。もうそれやったら俺リハやらんとやるやんと思うんやけど。
あーあるね。まあそのオープンとスタートの間のところでもうお客さん入ってるのにやってるみたいな。
そうそうそう。とかで対バンでもうライブ始まってるのに1コンベのバンドがあって、で2個目のバンドはリハできてないから、もう始まってるけどその間で音出ししてこっち音くださいとか言っちゃったりするみたいなことがあったりするのね。
18:08
まあ見たことありますそれは。
あるやろ。で、俺も自分のバンドだったら絶対やらんのそれって。でも、手伝ってる先輩のバンドに参加してるときに、その音出しが1人遅れてきてできてなくて、で、まあ俺はもうあくまでサポートでベース弾くだけ。そんなことするわけがないと思ってるわけ。
でもバッと始めようとしたらなんか普通にそのボーカルの人がバーってこの音出しして何々くださいとか言い出したわけ。だからその客前でリハ始めちゃったのよ。
あーおいおいと。
おいおいと思って。で、そこでもうなんでこんなことするんやろうって。でもまあライブをさ辞めるわけにはいかへんから、でもやったんやけど、でももう一切もうテンションゼロの状態で一生下向くみたいなライブをしちゃった。
そこまでもう完全に心入らずで。
心入らず。
まあその抵抗感ないんかって感じやった。
なんでそんなことやっちゃうねんと思って待って。
で、終わった後もまあすごい明るいバンドだったんだけど、たぶん俺の様子がなんかおかしいっていうのはわかってるけど、なんでかわからへんわけ。たぶんその人らは。
まあそうだね。リハしてるんやもんな、その人らは。
うん。リハやっちゃってるからね。客入ってるから。で、実際になんかこう様子変やったけどなんかあったかなーみたいなこと言われてたんだけど、
俺はその時まあ若かったんもあるけど、いやなんもないっすけど、みたいな感じで、いや別れをさせてくれよって思っちゃってんなー。
あーなるほどなー。
でも、この理論をゼロから話して、ほんまはそこで、いやステージでそういうことやっちゃダメなんですよ。
いう話をちゃんと本当はすべきなのに、その人らはほんまにわかってない。その根底が抜けちゃってるからそういうことをしちゃってるわけで、そのことをすごくこうさ、説明する。
本当だったらちゃんと向き合って説明すべきなのに、俺はわかってくれやっていう気持ちだけで、機嫌悪くして一日終えて帰ったっていう経験があって。
あーなるほどなー。
その時の気持ちを思うと、なんか本当に根底だと思ってて、そうだって当たり前みたいなこと、この話はちょっとしたプロ意識みたいな話だと思うんだけど、
当たり前だと思っていることをわざわざ言わされるみたいなっていうことを面倒というかもうしんどいというか、わざわざなんで捨てなあかんねんって思ってしまうっていう心理はあるんかもしれへんなーって今喋りながら、思い出しながら思ってる。
そうやな。なんで今この基礎的な話をせなあかんねんっていう、まあ苛立ちもあるやろうし。
あとなんかその話聞いてて思ったけど、意外と難しいんちゃうかなーと思って。
21:01
その、お客さん入ってんのにリハースするのはちょっと違いますよっていう話を柔らかく伝えるのって意外とムズいんちゃうかなーと思って、
それ言っちゃうと、え、なんなんそれめんどくさお前みたいなさ感じの空気になってもおかしくないやん全然。
そうそうそう。だからそれが嫌やったみたいなところも多分あると思うんやなー。
なんか、こっちも苛立ってるわけやんすでに。だからなんかその、優しく話すのもなんか多分難しいと思うんやねんテンション的にも。
いやーそうだねなー。一本も下だけ向いてベースだけ弾いて帰ってるっていうコードも取ってるのに。
すでにそういうコードも取っちゃってるわけやしな。
でもそれをちゃんと説明するっていうことは察してくれって思った。当時はね。おかしいんやけど。
でもこういうことだと思うの。はじめに戻ると、袋くださいっていうことすらなんで言わなあかんねんって思ってまうのって。
あー、同じ感覚。
うん、同じ感覚。なんでやねんって思ってるところがある。
でも、それでも、何回も同じことしてなあかんぞっていうさ。根底からなんかやらなあかんぞっていうのは、俺の…
なんかここ進め始めてからよりかもしんないけど、テーマでもあるなーと最近思ってて。で、こういう話をしたかったんだけど。
ここはまずOKするしていけるよねっていう部分が食い違ったときって、そもそも想定してないところやし、なんでそこでつまづくねんっていう苛立ちは確かによくわかるなあと思いますね。
なんかそのシャークさんが話したバンドの話って、その多分シャークさん一人じゃないですか。一体バンドメンバーの人数。
そうだね。
まあその方が多分話すハードルって高くなるとは思うんですけど。なんかこれって結構その人数のバランスによってもあるなあって今思いましたね。
あーなるほどね。そこもあると思う。それこそその場のコードを作ってるのが人数っていうことだよね。
そうそう。
場を作ってるコードに反してるのがどっちかというと自分になるっていう感じがあるからっていうことだと思うんだけど。
そうだよね。
さっき言ったことの続きで言うと、でもそれでも前提を何度も何度も同じ話を何度も諦めずにしなければならないみたいなことって。
ちゃんと袋くださいとかちゃんとカードありませんとか、一人の人間として定員さんに向き合うってことも僕の中では同じなんだけど。
例えばまあよく話すけども、なんかジェンダーに関わる話とか、僕たち勉強とか話をよくしていて、でもさテレビつけたら政治家とかがもうとんでもないこと言ってたりするやん。
そうね。質問とかでね。
っていうのがもう普通にさ、もう年間で言ったら毎月あるやん。たぶん毎月ぐらいあるやんか。毎回こんな差別的なこと言うの?っていうことが起きるやん。
24:03
でもその度に、自分がこうなんとか克服しようとか、なんとか前提にしようと思っている、そこの根底がもう全くないっていう現状にものすごい絶望するんだけど。
でもさ、何回もまず前提からさ、いや男の人女の人っていうので、権利がある人ない人ってなってる時点でおかしいんだという話みたいなところからさ、もうめっちゃ当たり前の話だと思うんだけど。
でもそれがなってない現状だからこそ何度も同じ話を諦めずに言い続けるっていう強さみたいなさ、そこを諦めないっていうことがすごく大事だと思ってるんだよね。
そうだよな。
うん。
確かに。
なんかそれってたぶん自分も言われること絶対たくさんあるしね。
そうなんだよね。そこってすごいショックだけどね。自分の中にその根底が抜けちゃってんだってさ、そういうまあ先週話したこととも繋がるんだけど、そこの自分に返ってきた時にすごいショックなんだけど、でもそれでも問い続けなければならないんだよね。
そうじゃないと変わらへんし、そうなるべきもんなんだからっていうね、ことあると思ってて。
そういうさ、もう言わんでもわかるやろっていう共通認識とかを生むものが多分本来教育なんですけど。
そうだね。
だからなんかこういうまあさっき言ってたジェンダーの話とかなんか、そういう話とかするたびにやっぱ教育をまずはって思ってまうよね。
ああまあそうだね。だから1たす1は2ですって言ってることが、ああまあそうだよねって、数字っていうのはそういう論理でも成り立ってるよねっていうことが抜けてたら、なぜ1たす1が2なのかっていうことをちゃんと毎回言わなあかんっていうことなんだよね。
うん、そうそうそうそう。
それを、まあその1たす1はそれは2やろっていうのを、やっぱみんな教育を経てきてるからわかってるわけであって、もしその1たす1が2を教えてなかったらそれを毎回言わないといけないですからね、たぶん。
でも毎回言わなあかんのよなあ、とりあえずは。
そうやなあ。
めちゃめちゃアホらしい気がするよな、その1たす1は2っていうことを何回も言わなあかんっていう例えて考えると。
めっちゃアホらしいと思うねん。
まあまあまあ、そういう例えにしてるからね、今特に。
でも、やり続けないといけないんですよ。何回でも同じ話をする勇気みたいなのが、たぶん大事で。
思うのは、こないだポッドキャストのイベントあったんやけど、でなんかいろんな人と話したりしてたんやけど、すごい有名なポッドキャストの番組とか、もっと言ったらもうテレビ出てる人とかメディアに出てる人とかって、
あなたがやっていることはどんなことで、あなたは何なんですかっていうことを何回やるんやろってすごい想像して思ってんなあ。
そうやなあ。何回も説明せなあかんやろ。インタビューとかもあるやろうし。
27:02
そうそうそう。2人の出会いって何なんですか?みたいな。いや聞いてくれたらわかるけどなあって思いながらも、こういったことで、みたいなことをもうたぶん本当に何百回もするってことってほんま飽き飽きすると思うんだよね。
まあそうやなあ。
でもそこでずっと100やるっていうことがさ、その人とは本当にファーストコンタクトなんだから、俺にとっては1000回目でもその人にとっては1回目みたいなさ。
そこはこう、経験と今のファーストコンタクトだった。なんか自分の経験に引っ張られてしまいそうだけど、ちゃんとこう、人対人で魂で向き合っていきましょうみたいな。
そういう最低限の礼儀って言っていいのかなあ。大事なとこなんやろうなあっていうのは思ってる。
そうやなあ。確かにな。
でなんかなあ、だからそれがフクロウの話からしたんも、なんかそれはほんとちっちゃい生活のことからそういったことをちゃんとやり続けないと、だんだん全部が傲慢になっていくんかなあっていう感じはしていて。
なるほどなあ。そのフクロウがもう一番ちっちゃい点か、この話で言えば。これがもうどんどん大きい、丸になっていった時もちゃんと対応するためには、やっぱこの一番ちっちゃい点であるこのフクロウいりますかをまずできてないと。
まずできないと、そういう癖をつけとかないと。
なんでさ、自民党の政治家とか見ててさ、なんでこの人らこんなに王兵な態度とってるんやろうってめっちゃ思うこと多いねんなあ。あれって多分、もうそうですねそうですねっていう人しかおらへんからだと思うねん。
ああ。
一個一個さ、その前提をこうやっていくみたいな作業が、全然こう少ないまま、今60とか70なってるみたいなことだと思うねんなあ。
うんうん。そうやなあ。確かに確かに。
年を取っていくと、ああもうそうですねって先にやってくれてたりとか、もうできないからっていう風に、もうそうしましょうっていう態度に他の人がね、なっちゃったりとかしていて、そういうことが起きるんだよね。
そうやなあ。自分の言っていることを、まず基礎から説明しないと理解してもらえないみたいな状況に陥ることって、確かにめちゃくちゃ大事ですね。
なくなってくる。
そういう意味では。一番謙虚になれることかもしれないですね。
そうそうそう。だからそういうなんか察してくれみたいな、そのタバコを番号で言わないさ、おじさんみたいになりたくないなって。丸めんライト、分かれへんみたいな。
ライトもいっぱいあるみたいな。
分かるやろって言われるやつね。
でもそういうことを多分やっちゃってんのよ。だからそうならないためにちゃんと、まずはコンビニとかスーパーの店員さんともめちゃめちゃちゃんと魂で向き合っていきましょうっていう提案を僕はしたいと思います。
30:04
いやでもマジでそれは大事ですね。ほんまに一個一個の店員さんとのコミュニケーションを大事にしたい。そういう意味では。
そうは思うよ。いや最高の客やったなって思ってもらいたいなっていう感じで最近は向き合ってるね。
いやでもね僕も最近そういう感覚すごい増えてきたね。社会人になりたくなるとき疲れきっちゃっててそういうの言えなくなっててんけど、最近まだそういう気持ちが復活してきて、ちゃんと話さなあかんわと思って。
じゃあちょっと誰で最高の客目指していこう。
そうね。どういう目標。
今日は以上です。
はいというわけでココロのすな字は引き続きお便りお待ちしております。すべての後先はkokoronosuna.comまでよろしくお願いします。
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アップルポッドキャストによる評価も絶賛募集中です。ぜひともよろしくお願いします。
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また本編で出てきたこういう名詞などはノートに応募集がありますのでそちらもご覧ください。
ノートのURLも各配信サービスのエピソードの詳細にございます。
ということで今回も聞いていただきましてありがとうございました。
第20回は寺田くんの特集回ということで映画監督の冗談ピールの特集をするんですけれどもお便りもよかったら募集しております。
10月の16日日曜日までですね。受け付けておりますのでぜひとも送ってみてください。よろしくお願いします。
それでは皆様ごきげんよう。
32:10

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