カフェでの導入
スピーカー 1
こんにちは、KOHIMOTOの藤本ゆうかです。
スピーカー 2
お雛田みきです。
スピーカー 1
今日は、おぎくぼのカフェストラタっていうところで話していこうと思います。
スピーカー 2
なんかケーキが手作りで美味しそう。
ね、めっちゃ美味しそう。
スピーカー 1
Wi-Fiもあるし、結構平日の昼間だと作業とかもできそうだね。
スピーカー 2
うん、確かに。仕事とかもいいかもね。
スピーカー 1
ね。なんかさ、前回のラジオ、なんか逆的に聞いてみて、めっちゃタドタドしすぎて、話すの得意じゃないんだなって思ったんですよ。
スピーカー 2
なんか普段ラジオとか普通に、何だろう、たくさんいろんな人の聞いてて、みんな話すの上手だから、まさかここまでとは思わなかったよね。
スピーカー 1
でもこれでもなんか沈黙の時間を削ったりとかしたんだけど、ちょっとその作業が大変だったから、今回はそのまま載せます。
聞きづらいと思うけど、聞いてくれてる人がいたらありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。
本の紹介と感想
スピーカー 1
なんか、徐々に上手くなっていくものなのかな。多めに見てもらって。
スピーカー 2
さすがにもうちょっとね、上手くなりたいよね。
スピーカー 1
そうだね。なんか、まあ、続けること?楽しんで続けることを目標に。
なんか、そう、前回話してて、なんかって言いすぎてるっていうのが、なんか字幕みたいなのが出てたんだけど。
なんかを消す作業がマジで大変。
スピーカー 2
ありがとう。
スピーカー 1
いやいやいや、全然全然。
なんかってあんま、いや私が言いすぎてた、本当に。
なんかってあんま言わないようにしたいって思いつつ、ほんと口癖なんだよね、多分。
多分となんかがめちゃくちゃ。
スピーカー 2
二人ともそれ口癖。
スピーカー 1
そうだよね。
ちょっと意識はするけど、絶対言っては言っちゃうから。
気をつけるよ。
そう、気をつける。
で、今日お互いしっかりしあって読んだ本が、
スピーカー 2
これは元年の人生ゲームっていう最近発売された本で。
そうだ、これなんでこの本をピックアップしたのか聞きたいなって思ったんだ。
私知らない本だったから。
スピーカー 1
そう、私も知らなかったんだけど、シンラっていうウェブメディアがやってるポッドキャストがあって、
タイトル忘れちゃったんだけど、聞くシンラだ。聞くシンラってやつがあって、
そこにそのポッドキャストを結構聞いてるんだけど、
そこに、この間トチレセンに出馬してたアンノ、AIアンノさんが出てて、
奥さんと出てたのかな。
で、その奥さんと出てた時に、その奥さんが編集者をやってて、
多分文芸春秋で編集者をやってて、その奥さんが編集した本で紹介してて、
そう、でなんかそのアンノさんの本をもう読んでみたいなって思ったんだけど、
どっちにしようかなって迷った時にちょっとキャッチだったから、
こっちを選んだっていう感じなんだよね。
スピーカー 2
なるほどなるほど。
スピーカー 1
そう、でもアンノさんの本もちょっと読みたい。
スピーカー 2
SF作家さんらしくて、SFすごい好きだから、ちょっと読んでまた貸し借りしたいなって思った。
スピーカー 1
気になるね。
で、この本の令和安年の人生ゲームっていう本のあらすじを、
感想とか言う前にまず話そうかなって思ってるんだけど、
ちょっと言うね。
まだ人生に本気になってるんですか?
この新人、平成の落ちこぼれか令和の革命家か?
首にならない最低限の仕事をして、毎日定時で上がって、
そうですね、公共ランデもしたいと思ってます。
意識高い若者たちの中にいて、一人何もしない沼田くん。
彼はなぜ22歳にして窓際族を決め込んでいるのか?
っていうのがあらすじの抜粋になってるんだけど、
読んでみてどうだった?
スピーカー 2
全体的には、今の時代多分みんながみんな、
一つの本とかコンテンツに対して、
面白いって思うこととかって少ないと思うし、
それがいいこととも思わないから、
いろんな意見があるんだけど、
この本に対して同じ立場で共感する人もいるとは思うんだけど、
私自身は、全体的に面白かったんだけど、
すごい入り込めたかっていうと、そこまで入り込めなかったかなっていうのが、
スピーカー 1
率直な意見としてはあるかな。
私も、何で自分が物語を読んで、
何か入り込めないなって思ったのかっていうのを、
自分の中で考えてみたんだけど、
多分、若い頃とか学生の頃って、
学校っていう枠組みの中で順位付けされたりっていう、
教育制度上、みんなが同じゴールを目指して、
同じ山を登ってるって思って生きてたと思うの。
若い頃って多分学生の時とか。
ナンバーワンよりオンリーワンみたいな感じで歌とかでは歌ってるけど、
多分その考え方を自分ごとかできてる人は、
多分若い頃はそんなにいなかったのかなって思う学生の時とか思うんだけど、
大人になるにつれて、
みんながそれぞれ違う道を行くし、
違う幸せもあるし、
みんながそれぞれ自分の山を登ってるってやっとできるようになってきた感じがあって、
この物語の子は多分学生とかから社会人になって、
みんなが同じ山を登ってるっていう感覚の中で語られてた気がしたから、
なんか自分ごとかできなかったのかなって思ったかな。
なるほどね、確かに。
物語の詳細な分析
スピーカー 2
私は多分、自分の今までを振り返ると、
みんなで同じゴールのルートを歩んできた人間ではあるかなって思ってて、
例えば高校生の時とかから、
スピーカー 1
もう中学の時から塾行って、高校入って、新学校入って、
スピーカー 2
大学に行くっていうのはもう意識的に、
スピーカー 1
自分でちゃんと選択したっていうよりも、行くよねっていうものとして、
スピーカー 2
塾に行って、大学受験して、就職してみたいなルートを歩んできた側の人間だから、
スピーカー 1
この本の中の登場人物に当てはまりもするかなって思ってて、
スピーカー 2
ただ、この登場人物たちはそれぞれ吉原っているんだけど、
吉原はこれがしたいって思った時に、
具体的に行動にちゃんと映さなくて、人の話を聞いて動いたりだとか、
逆にそれを批判する沼田は、吉原のことをすごい悪く言ったりとか、
スピーカー 1
不真面目みたいな。
スピーカー 2
そうそう、不真面目みたいな感じで言って、悪く言ったりするんだけど、
その2人どちらにもあんま自分は、どちらかというと吉原なんだけど、
そこまでもっと自分の意思はあるかなっていうところとかを、
自分と結構比較したりした時に、
もちろん自分とめっちゃ一致する主人公がいるとかって、
本の中ではあんまないかもしれないんだけど、
なんかちょっと意見も言いたくなるようなタイプの登場人物だったら、
スピーカー 1
入り込めなかったっていうのもあるかもしれない。
分かる、確かに。
あとなんか、私は一生目の、
なんか、吉原っていうすごいお金持ちのお坊ちゃまで、
なんだろう、すごい意識高い系サークルの代表をやってて、
自分も高校時代に起業してて、
それはなんかちょっと失敗に終わるんだけど、また起業しますみたいな感じの人が出てくるんだよね。
で、その人を取り巻く人の話みたいな感じが第一章の話で、
沼田はなんだかんだ吉原のことを不真面目とか言いつつ、めっちゃ吉原に執着してる。
ちょっとネチネチしてる男の子なんだよね。
で、なんか私はその一章を読んだ時に、
スピーカー 2
なんかめっちゃ自分吉原じゃんって思っちゃって。
スピーカー 1
なんかなんだろう、なんかみんなが自分を許してくれるって思ってるって書いてあって、吉原を。
なんかそういう節あるなって思ったりしたかな。
スピーカー 2
私もこれ最初読んだ時に吉原じゃんって思って私自身は。
どちらかというと。
で、なんだろう、どういうところかっていうと、
吉原は自分起業しますみたいな宣言とかするけど、
そこに具体的に自分の生活の中からこういうことが困ってて、こういう課題があって、
こういう風な意味があるから起業しますっていうタイプ。
こういうビジネスとか社会課題を解決したくて起業しますっていうタイプじゃなくて、
その起業しますが最初に来る人。
スピーカー 1
なんかちょっとリアリティがない人なんだよね、なんか言動とかにおいて。
だから私も前の会社に就職した時に、
スピーカー 2
私は会社で働くっていうのが自分的に向いてないっていうのを薄々気づいてたから、
入社試験の面談の時に、できるようになったら起業したくて辞めますみたいな、
今考えるとめっちゃ偉そうなことを言った上で採用してくれた会社に入って、
だからそういう発言の一部分だけ聞いとると、
スピーカー 1
めっちゃ吉原変わって思って、じゃあ何するのって聞かれたらまだ決まってませんっていうところ。
スピーカー 2
めっちゃ吉原じゃんって思って。
でそれを沼田から不真面目って言われるのすごい、
そうなんねって思って。
だから最初はもしかしたら自分が否定、物語全体ではそういう感じかわかんないんだけど、
その最初のそこを読んだ時は自分が否定される側の立場。
スピーカー 1
でもちょっと私からしてみたら、みきちゃんは全然吉原ではない気がした。
なんかすごい意志がないわけではない気がする。
スピーカー 2
でもそれに言うと、ゆかちゃんの方が周りの人が許してくれる、甘やかしてくれるみたいなところとかは、
自分が思うっていう面はゆかちゃん的に当てはまるって思うかもしれないけど、
ゆかちゃんってどちらかというと結構考えて実行タイプ、沼田でもないんだけど、
その着実に実行タイプな気もするから、そういう意味では私から見てもゆかちゃんは吉原ではない。
スピーカー 1
その意味。
でもお互いに自分吉原じゃんって思って第一章は読んでた。
スピーカー 2
読んでて思ったね。
スピーカー 1
読んでたんだね。
なるほど。
面白い。
でもお互い多分吉原の部分も多分あるし、違う部分もあるし、なんかみんなにある気もするよね。
スピーカー 2
そうだねそれは。
スピーカー 1
ちょっとなんだろう、なんかそんなにさ考えてたらさ、何もできないっちゃ何もできない感もあるし、
人生は進んでいくから、なんかこの本の中で吉原は自分の人生を進めていく上で、人を置いていくみたいな感じのシーンがあったと思うんだけど、
なんかそれは結婚とか、人生って自分目線でしか歩んでいけないから、
そりゃあなんか置いていく側の人もいるし置いていかれる側の人もいるから、
なんかそう多分その一章の最後に主人公は自分も置いていかれるし置いていくんだろうみたいな感じで言ってたけど、
なんかそこに罪悪感を感じてたら、なんか何も進めることもできないし、なんか動けなくなっちゃうよねと思って。
なんか誰かを置いていったり置いていかれたりっていうのは違う章だったかな、主人目線が女の子になる章。
第2章で沼田が就職して新卒で、なんか多分人材派遣系のリクルートみたいな会社に就職するんだよね。
スピーカー 2
そう、それでそこで働いてる女の子の目線からのストーリーになる時があって、その子はその会社で結構コツコツ売り上げをあげて、
それに対して評価されるっていうことが働いてみたら意外と自分の性に合ってたみたいな。
スピーカー 1
ハードワークも別になんか苦にならないタイプの女の子みたいな感じだった。
スピーカー 2
それに気づいた子が同期の女の子。
本当のエピソードの中でその同期の女の子は多分その会社で働くことに満足、すごい充実して働いてるとは思ってなくって、
転職していくっていうところがあるんだけど、話の中で。
良い人とお金の関係
スピーカー 1
そこでも転職する子は女の子のことを置いて、その子は多分置いてってるつもりとかはないと思うんだけど、
スピーカー 2
その女の子目線ではまた置いていかれたみたいな表現をしてて。
でも自分の人生の中でも、自分は別に誰かを置いていったりとかしてるつもりもないけど、
例えば誰かが結婚したなとか、出産したなとか、
誰かが就職先に転職してステップを踏んだんだみたいな感じで、
スピーカー 1
そういう変化をしてる中で自分が何にも変化ない時に置いていかれたとかなる感覚はわかる。
確かに。
わかる。この4つの章で構成されてたんだけど、
1章目がサークルの話で、2章目が新卒で入った会社の話で、
3章目が新卒の会社でシェアハウスみたいなのが運営されてて、
そこのシェアハウスの話で、意識高い学生さんとかが結婚するなりしてるシェアハウスの話で、
4つ目が銭湯の話だった。銭湯のビジネスを支えるみたいな話だったと思うんだけど、
私も2章目の語り部の女の子、その4つの章が全部沼田っていう人を取り巻く人が語り部になってる話なんだけど、
2章目の女の子が一番自分とは感覚的に近いかったなって思った。
なんか理解、ちょっと自分の生活とも、この子は会社でバリバリ働いてるし、
自分の立場とも違うんだけど、思ってることとかは理解できるなっていう感じだった。
3章で、なんか社会課題と向き合う学生みたいな感じの子たちが出てきて、
その子たちが白髪を着だして、
スピーカー 2
シェアハウスの下で、それぞれ社会課題を解決する活動みたいなのをしてたんだよ。
スピーカー 1
してるんだよね。
何人かがその正しさみたいなのを求めすぎて、
いいことがしたい、いいことがしたいって言って、
北極の白クマに思いを馳せて、
自分も白クマの着ぐるみを暑いのに着て我慢するみたいなことをやってるカオスみたいな描写があったと思うんだけど、
それで、なんか、社会課題を解決することがいいことであるっていうのは多分間違いないと思うんだけど、
本にはそう書いてないんだけど、
なんかそれに対して、なんだろう、お金儲けが絡むと、ボタンに悪いことみたいになるのってちょっと違うかなと思って、
こんなちっちゃい会社の、なんかもうセコセコ貧乏暇なしで働いてる私みたいな人が話したところで、なんか全然説得力はないと思うんだけど、
最近聞いたポッドキャストで、アースコープ、資本主義の未来編っていうポッドキャストがあって、
そのポッドキャストで、営利目的イコール合欲という誤解、経営者から見た資本主義の実像っていう回があって、
その回は大学卒業してMBAとか取って、ミクシーの元代表で、多分ミクシーを再生させたみたいな人で、
今アベンチャーキャピタルを立ち上げて運営してる朝倉雄介さんっていう人がその議題について話してるから、
それをもう聞いてもらえたら多分早いっていうか、だけど、その人が話してた言葉をちょっと要約すると、
資本主義っていう構造はもうデフォルトとしてあって、それは変えられない中で、その社会でうちらは生きてる中で、
しかもその資本主義っていうその金融市場っていうのが、何だろう、この歴史上一番人種も性別も関係なくフェアなお金の取引ができる場として稼働してる。
人の立場とかを全部排除して誰でも参加できる経済活動のシステムって資本主義以外にはなくて、
社会が回ってる中で、この資本主義っていう構造はもともとなんか目の前に出現してる社会課題とか、人がこういうのが欲しいとか、ああいう風になったらいいなっていうのを解決するっていうのがベースにお金が支払われていて、
営利目的ってなった瞬間に、それがグリーティーな世界ってこの人言ってるんだけど、
合欲とか悪っていうものを即連想させるっていうのは何だろう、これはちょっと違うんじゃないかなっていう風にその人は考えていて、
それでお金がもらえるっていうことは、それに即した何らかのサービスをこの世界に提供してて、だからこそお金がもらえるっていうプロセスの正当性の上で成り立ってて、
稼いだ人がそれをまた使うっていうことにもつながるし、税金もその分払ってそれが社会復振つながるっていうのにもつながるから、何だろう、それとお金儲けを切り離して考えること自体が自分を苦しめてるようなことにもつながるんじゃないかなってちょっと思ったっていう感じ。
お金の使い方と社会への影響
スピーカー 2
確かにね、なんかただ自分が学生の時にとか考えると、何だろう、すごいお金もらってる人、なんか例えば政治家がお金めっちゃもらってるとかのニュースとかも見るから、
だから、何だろう、お金を持つことがちょっと悪みたいになる気持ちもわかるけど、本来は社会課題解決していく中とかでお金をもらってそのサービスを提供するっていうこと自体は全然わからない。
悪いことではないよね。
スピーカー 1
そうだよね、なんかこれの話でそのホットキャストの話を思い出して、なんかもう一回聞いてみたんだけど、なんか思ったのは、なんか自分がなんかいい人、人の悪口を言わなかったり、むしろ人を助けたいって思ってたり、
いいことをすることが自分の心にも健康だなって思ってる人って、なんか結構謙虚な人が多いのかなって思うんだけど、なんか、いやいやいいですいいですみたいな、お金なんていいですみたいな人が多いと思うんだけど、
それって多分そのお金をもらうことイコールちょっとネガティブななんか、その要素を捉えてる前提での謙虚だと思うんだけど、なんか私が思ったのはなんかそういうなんだろう、人がお金をちゃんとなんか持っていいことにお金を使ったりとか、
なんか自分が納得いくお金をしてる企業とかにお金を使ったりとかすることが社会にとって結構いいことなんじゃないかなってなんか思ったかな。
スピーカー 2
そうだね、確かにね、そういうなんかお金でさ、人を変えるってよく言うけどさ、そういう人が持った方がいい方法にお金も使われるかもね。
スピーカー 1
あーなるほどね、確かに。なるほどねって自分が話したことじゃない?
この朝倉さんっていう人が言ってたよっていうので、こういうのを話して、それをその上でやっぱりなんかお金って多分いい人が持った方が悪い人が持つよりいいよなって思ったっていうことを思ったかな。
スピーカー 2
言うとその正しく考えてお金を使える人がお金を持った方がいいなって思うし、
あとその稼ぐこととかは悪ではないけど、なんだろう、これはなんかあんま良くないかな、自分的にこれはクールじゃないなみたいな基準みたいなのが自分的に持ちたい、持ってたい。
スピーカー 1
うんうんうん、それがなんか自分の、なんだろう、哲学みたいのを、そのどういう風にお金を使うかっていうところも含めて社会と繋がれる一つのピースではあるよね。
そしたら、時間が30分ぐらい経ったので、一旦前半ここで終わりにして、後半でまた話していこうと思います。