京都でのUNKNOWNの立ち上げ
こんにちは、今日は3月8日、金曜日、京都3日目です。
声の旅日記、ジュンジュンです。
今は、昨日と同じ鴨川沿いを歩いてますが、
右翼側にいます。
右翼側の方が多分車の音は少ないはずなんですが、まあまあ聞こえますね。
そして、今日はファンズフリーで、iPhoneにイヤポッツをつないで録音しているので、かなり周辺環境の音が入っていると思います。
めっちゃ犬鳴いてる。
ランニングしてる人とかもたくさんいますね。
すごい良い京都の朝っていう感じ。
さっき、UNKNOWN京都に出るときに、ちょうど山本さんがいらっしゃって、
作業してたんですけど、自分が出発前だったので声かけて、
京都でお会いできてよかったですって言って、ちょっとお話して、写真一緒に撮らせてもらいました。
これはもう完全にお出発ですね。
それをマーティンに送りつけて、うらやましいでしょっていう遊びをやってました。
マーティン打ち合わせ中なのに、ちょっと打ち合わせ中に写真送ってこないでうらやましいみたいな感じで反応してくれて面白かったです。
昨日は何をして過ごしていたかというと、
昨日もUNKNOWNで山本さんもいらっしゃったタイミングだったけど、
近藤さんと相談に乗ってくださいって言って、結構3週間前に連絡してて、
かなりゆっくり話す時間をとってくれて、
自分が今度新潟でやろうとしているプロジェクトにものすごい関係があるので、
UNKNOWN京都がどういう経緯でできたかとか、かなり深掘りして、
もはや雑誌のインタビュー並みにいろいろ聞いてました。
どんな内容だったかは、あんまり細かいことは自分の中に占めておきますけど、
一番やっぱり気になったのが地域との固まり方で、
UNKNOWNがこの場所でやろうって決まったときに、
もともとそういう地域コミュニティに入っていたわけじゃなくて、
やろうってなったタイミングでどうやって地域の人と関わっていったかとかが結構重要だなと思ってて、
新潟で自分がやろうとしていることも割と深山ものとして、
その地域に入り込んでいってやろうとしているので、
そのあたりがすごいポイントというか、
あとはどうやってチームづくりしていたかとか、
そこがすごい参考になったのでありがたかったですね。
今からそういうイベントの計画をもうちょっと作り直して、
いろんな人を巻き込んでやっていけたら面白いなって思ってます。
近藤さんありがとうございました。
2時間近くお話できたので、すごい親民だと聞いていただき本当に感謝しています。
ありがとうございました。
デザインのトークイベント
近藤さんと会う前は競争者でコワーキングスペースで働いてたんですけど、
ちょうど知り合いのデザイナーの方が、新潟でお会いした結構大御所のデザイナーの方が、
京都で講演あるよってフェイスブックでつぶやいていて、
近くの方、よかったらみたいな感じだったのでコメントして、
行きますってメッセージ送って行ってきました。
京都のカンラという最近できたホテルの中で、
地域の伝統工芸を技術にものづくりしている方の展示があって、
ラウンジっていう名前の展示なんですけど、
それに紐づいたトークイベントということで、
デザイナーの稲葉伸之さんっていう名古屋をメイズにしているデザイナーの方と、
あとは小林さんっていう出雲の隣、
島野県の温泉街の湯風町みたいな名前の、ちょっと名前忘れましたけど、
湯の津か、湯の津っていう地域で活動したり、
あとはこの方面で活動したりすることされている2人のトークセッションで、
2人がやっているライブスクールっていうデザインの学校の話もちらっとあったりして、
すごく面白かったですね。
小林さんがやっているのは、もともと兵具屋さんの息子で、
いろんなそういう伝統工芸との関わりを神戸でやっていて、
神戸の地域で新しい刃物のブランドを一から作って海外に売り込むところまでやってたり、
そこから派生して刃物に使う柄の部分、
木を、頬の木を使って作るのかな。
木材も自分で製材して作るみたいな活動で、
島根県で山を買い、木材を製材するところから自分でやるっていう恐ろしい行動力の人で、
小林さんが言ってて面白かったのが、
ものづくりに生態系があるっていう話が面白くて、
生態系っていうと、
一つ、例えば崩れると山が荒れるみたいな話がわかりやすいと思うんで、
カナダの事例で、狼が人に危害を加えるみたいな陰謀みたいなのがあって、
狼を絶滅させてしまったら山に草食死化がすごい増えて山が荒れてみたいな話があったりとか、
それを解決するために狼を元に戻したら元の環境に戻ったみたいな話がよく生態系で言われますけど、
ものづくりにも同じように、一つの道具とかものを作るのも、
単純にそれを作ってる人だけじゃなくて、その材料を作っていたり、
材料を取る産地だとか、そういうのも全部、基本的に関わってるから、
例えば木を取る人とか和紙で言うと鉱蔵っていう和紙の原料を作る人がいなくなった途端に、
その和紙職人が廃業したり、
全部の成り立ちをちゃんとバランスよく見ないと、
というか自己完結できないと、すごい危うい世界だっていう。
だから小林さんは自分で山買って木を切るところからやってるっていうことをやったりとか、
その話自体にすごい共感したし、そういうことを考えながら自分もやりたいなと思いました。
昨日は結構インプットが多かったんですね。楽しかったです。
お、めっちゃ鳩がいる。
すごい、鳩の大群に囲われてる。
すごい、こんな鳩に囲われたことないですね。
面白い、そんな中カモ川の青崎がこっちを見つめてます。
いいですね、京都の。
はい、こんな感じで今日は終わります。聞いていただきありがとうございます。