1. 古代の福岡を歩く
  2. S2 2回目も奴国を歩きます。
2016-10-08 29:27

S2 2回目も奴国を歩きます。

春日市の奴国の丘歴史公園には奴国の王墓の上石が展示してあります。
この土地の持ち主が家を建てようと整地したところ王墓の上石が出てきました。
後にここから銅鏡30数枚出土することになるのですが、一時このふたが建築の邪魔になるということで近くの熊野神社に置いてあったそうです。
長さが3.3メートル。幅2メートル程の大きさ。そして一方の端に別の2メートル幅の石が立て掛けてあるという感じで展示してあります。
春日市教育委員会文化財課の中村昇平さんの話によりますと、どうやらこれはここに王墓があるという目印だったのでは、ということでした。
そして、この奴国の丘歴史公園から100メートル程北へいったところにあるのが熊野神社。実はこの神社が重要な神社なのです。
この神社の神宝は銅矛の鋳型なのです。現在は重要文化財になっていますので
奴国の丘歴史資料館に保管してあります。
神社をよくみますと本殿の後ろは丘状になっています。
どうやらこの神社は古墳の上に立てられているようなのです。
そして、この神社の北側をずっと目を遠くへ落としますとそこには奴国の一大工房が広がっているのです。
※写真は王墓の上石
「古代の福岡を歩くリポート」 
10月30日(日)に、福津市で「第3回 海岸松林ウォークinふくま・宮司・津屋崎」が行われます。
海と松林と門前町と田園風景、そして古墳が楽しめるコースが、4kmのSコースから15kmのLコースまで3つ用意されています。
お世話をなさっている、ふくま郷づくりの会事務局長の岡田和憲さんは「福間海岸の美しさはハワイのワイキキビーチにも負けない(笑)!」と、おっしゃいます。
黒田長政公が作らせた松林は、今でも福津の町を塩や砂の害から守ってくれています。
ウォークの申込みは23日まで。0940-72-1085 ふくま郷づくりの会へ。
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