1. 古代の福岡を歩く
  2. S2 3回目も奴国を歩きます。
2016-10-15 29:27

S2 3回目も奴国を歩きます。

奴国の拠点があったところ春日市須玖岡本遺跡付近を歩いています。
奴国の丘歴史公園の100メートル程北へいったところの熊野神社から公園とは反対側に坂をおりていきますとすぐに王墓の跡につきます。
ここはロープで囲んであるだけの雑草が生い茂る空き地ですが、看板が出てますのでわかると思います。
ここに墳丘墓をもった王墓がありました。そして王墓の上には目印となる石のフタがかぶせてあったのです。
ここからは30面以上の銅鏡がでています。
春日市教育委員会文化財課の中村昇平さんの話によりますと王墓の近くには王族の墓もあったということでこの辺は奴国の工房も集まっていますし、まさに
奴国の中心地であったのがわかります。
近くにある日拝塚古墳、ここも福岡平野では最大級の前方後円墳で一見の価値があります。
何でも6世紀中頃の古墳だそうで、かなり地位の高い豪族の墓ではないかということでした。
※写真は王墓の跡
「古代の福岡を歩くリポート」
アサヒビール博多工場の敷地内に、福岡平野最大級の前方後円墳があるのをご存知でしょうか?しかも、見学OK。
巨大なビールのタンクの横のこんもりした林、それが「東光寺剣塚古墳」です。
550年ごろ作られた古墳で、「石室からは刀やカマ、勾玉が、造出し部分からは埴輪が出土したそうです」と、アサヒビール博多工場見学案内担当の稲光喜久乃さん。
石室内には石屋があり、壁は胸元まである大きな岩の上に厚さ10~20cmくらいの石が積まれ、隙間には板状の石がはさみこんであります。
普段は石室の手前=前室から格子扉ごしにのぞかねばなりません。
一番外の表扉の閂は開けていいそうなので、一歩踏みこんでくださいね。
予約は不要です。物流入口の守衛さんに申請して工場敷地内に入れてもらってください。
古墳見学→ビール工場見学・試飲あり(要予約)→アサヒビール園、とか最高のプランですよね~。
ちなみに、アサヒビール博多工場は大正10年創業。
稼働し続けているビール工場としては、全国で3番目に古いらしいですよ。


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