2024-04-16 02:11

『生け雑草』

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柏書房

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ごきげんよう、マルジナリア書店の小林えみです。
今日はよく晴れた日で、もうちょっと少し歩くだけで汗ばむようになってきました。
本当に寒いか暑いかみたいになってきて、春の柔らかな空気の感じ、少し少ないのは寂しいなと思っています。
ただ、そんな中でも春の草、たくさん生えてきていて、お花もたくさん芽吹いているのを皆さんもご覧になっているかと思います。
今日オススメする本は、『生け雑草小林奈美子さん』で、柏書房から刊行されています。
雑草って、もちろんそれだけで飾ると、ありふれた感じになったりしてしまうと思うんですけれども、
この小林さんの生け方を参考にすると、何でもない草がとても美しく見えるように、いろんな生け方を教えてくれています。
タンポポとか、今だと仏の座とか杉菜とか毒ダミなんかも嫌われがちな雑草なんですけれども、
そういったものもあえて生けてみると、その植物の面白さや魅力などが伝わってきます。
そしてお金をかけずに、自分の身の張りの季節感を楽しむということもできるので、
食器なんかも、かわいいなと思って買ったんだけど、実はしまい込んで使ってないものなんかもあるんじゃないでしょうか。
そういったものなんかをこの機会にちょっと出してみて、お花をいけるようにしてみると、平たいお皿とかでもちょっと工夫すればいけることができるので、
そういうふうに自分の持ち物と自然の恵みで楽しむことができるのではないでしょうか。
今日のおすすめ本は、池雑草小林奈美子さんで、柏書房から刊行されています。
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コメント

文字を見ただけのときは、いいタイトルだな、雑草もかわいいんだよなと思って、音声ではだんだん「イケ(てる)雑草」に聞こえてきて楽しくなりました。

小林えみ
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