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はい、どうもこんにちは。移住家族のコバヤシケです。この番組は、東京で暮らしていた私たちの家族が淡路島に移住している家庭や島暮らし、田舎でフリーランスとして生きていく様子をお送りする現在進行形の田舎移住ドキュメンタリーラジオです。
今日のトークテーマはですね、地方移住には勢いが必要なわけという内容でお送りをしていきたいと思います。
Twitterの方で、「地方移住って勢いだよね?」みたいな話をしたら、思いのほか反応があって、みんなそういうふうに思っているのかなとか、意外だなとか、そういう反応なのかわからないんですけど、勢いについて話したいなと思って今収録をしています。
で、この地方移住、勢いないと多分実現無理だと思うんですね。
本当に私もなんだかんだ言ってすごい、なんて言うんでしょう、保守的ですごいめっちゃ調べるし、普通に変化って苦手なタイプだと思うんですよね。
苦手なタイプなんですよ。
で、そうなんだろうな、コロコロ仕事が変わるのも正直苦手だったし、でもすぐ飽きるみたいなのもあるんでちょっとめんどくさいんですけど、なかなか新しい環境にポーンと削くなしに飛び込むって結構苦手で、
だから勢いで移住するって少し矛盾してるんですよね。私言ってることと感じていることで結構矛盾してて、でも地方移住って勢いめっちゃ大事だなって思うし、なんて言うんだろう、なんで必要なのかっていうのも実際自分が一通り経験をしてみてわかったことが結構あって、
その結論的にやっぱり地方移住って勢いだなっていうふうに感じたんですね。
で、その地方移住を決断するときって勢いのほかないと思ってるんですけど、そこに論理とか意外となくて、極論ですけど移住したいからするんだ、みたいな、なんにも理由ないな、それみたいな感じなんですよね。
気持ちの問題だと思うんですね、最終的には。
とはいっても気持ちの問題っていろいろその流れとか、もう少し気持ちの問題っていう一言で片付けるんじゃなくて、その気持ちの問題っていうものの解像度を上げて少し話して見ていくと、結局その決断のゲージみたいなのがあるんですよね。
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決断ゲージが溜まっていくような、決断ゲージっていうのが皆さんの心の中には多分あると思うんですね。
私はその、だんだんこう決断ゲージ溜まってきたなーみたいな感じのがなんとなくね、あったんですね。
こんだけこう、なんだろう、気持ちが募れば決断できるだろうみたいなね、そういう気持ちでいたんですね。
で、この決断ゲージみたいなのを溜めるために、じゃあ空っぽだと全然決断できないと思うんですけど、いやもう全然無理無理無理みたいな。
そんな、無理でしょみたいな。仕事どうすんだよとかね。
そういう気持ちなんですよね、決断ゲージが溜まってない、気持ちが募ってないとやっぱりそれは無理で、
その決断ゲージどう溜めていくのかっていうと、やっぱりそれは安心材料を溜めていくことが必要なんですよね。
なので決断するために、決断ゲージを溜めることが、まあまあその調査の段階とかでこういう、自然と皆さんがやっていることだと思います。
安心材料が積もっていくと、なんていうんですかね、やっぱりゲージが溜まって、その、なんていうんですかね、勢いに任せられるほど溜まっていれば、
その勢いが来た時に、波ですよね、波が来た時にポンと決断できるっていう感じだと思うんですね。
人間って、ポイントなのは、人間って損失回避の法則みたいな心理、購買行動の心理の話だったと思うんですけど、
得するより損したくないっていう気持ちがある。
だから安心材料をどれくらい集めればいいのかっていうと、やっぱり単純に不安材料と同じぐらいじゃ不安の方が勝つんですよね。
なのでなるべく調べて、不安材料も当然あると思いますし、安心材料っていうのも当然出てくると思います。
やっぱりそれ、例えば50対50だと、要素が50対50、50個不安なこと、50個安心材料みたいな、比較した時にはやっぱり50も不安なことあるわみたいになっちゃうんですよ。
本当は数的には同じはずなんだけど、50も不安の要素あったら無理だなーみたいな、人間の損失回避の法則っていうのがありますので、
やっぱりそれを踏まえて、不安材料より安心材料っていうのを少しでも多くしておくことが、まず決断の準備の段階では必要なのかなというふうに思います。
なので、2段階移住とか、実際に移住体験、本当は数ヶ月とか短期移住みたいなのをしてみると、
やっぱりその実情が分かって見える世界が増えて、安心材料が増えていって、そして決断できるっていう、いい流れができると思うんですよね。
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だから移住こと移住に関しては、やっぱり現地に行くっていうことの大切さみたいなのが、やっぱり皆さん移住の先輩方って口々に言っていて、私もそういうふうに感じている次第なんですね。
なので、現地に行くっていうのは絶対やったほうがいいと思います。
ただ、多分何度も何度も不安材料を払拭するのとともに、安心材料を積み上げていくために何度も何度も現地に行ったりしている人もいるかと思うんですけど、
一個気をつけないといけないというか、大切なことがあって、移住に踏み切る確たる理由みたいなのが、どっかに転がってたりするのかなーみたいなことをね、私も一時期思ってたんですよ。
それを見つけさえすれば、いや、これが見つかったから私は移住できるみたいな、そういうものがあると信じ切っていたところがありました。
ただ、これって長年調査して苦悩してみたんですけど、1年ぐらいかな、私は。
これって見つからないんですよね。移住に踏み切る確たる理由って足元に転がってないんですよね。
外から見つかるもんじゃなくて、じゃあどうやったら踏み切れるのかっていう、移住に踏み切る確たる理由みたいなのができるのかっていうと、
今まで貯めてきた安心材料を手に持っていて、その中、足元に転がっているというよりは、集めた安心材料の集合体っていうのが、いつしか移住に踏み切る確たる理由になっている。
そういうニュアンスが伝わればいいかなと思っているんですけど、いつまでも探してちゃダメなんですよね。
移住に踏み切る確たる理由っていう、外に転がっているガチャガチャみたいなケースにカプセルが転がってて、
あ、なんかあるな。あれかな、移住に踏み切る確たる理由かな、パカッみたいな感じで見つかるわけじゃなくて、
自分でカプセルをふさがちゃがちゃして、いろいろ安心不安みたいな材料を集めた相対ですよね。
安心材料の相対、こんだけも安心材料を抱えているんだ、みたいなその情景とか、自分の状況を見て、その状態がこんだけ安心材料があれば自分は大丈夫だ、みたいなこういうふうに思えるんですよね。
そういう一つの理由じゃなくて、理由の集合体みたいなのが集まって移住に踏み切る確たる理由になっている、というように私は感じます。
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なので繰り返しになっちゃうんですけど、移住に踏み切る確たる理由っていうのは外側には落ちてないんで、手にあるものを今一度確認をして、
どんだけあればいいかみたいなところで決断していく、そういう理由になっていくというところを抑えておくのがいいかなと思います。
そうやって理由、安心材料を集めて、決断ゲージを貯めて、そして理由ですね。
自分の中で移住に踏み切る確たる理由っていうものを醸成していったときに、始めていつでも決断できる状態っていうのができています。
そこに気持ちの波っていうのを、勢いですよね、勢いっていうのをつけて、重なった瞬間にですね、行く、もうあれですわ、移住しますわ、みたいな感じに多分なると思うんですよね、感覚的にですけど。
これ一人でもそういうことになるかもしれないし、家族と一緒に話しているときにもそうなるかもしれないし、やっぱり多分皆さんがたくさん調査をして、調べて、安心材料を集めるってこと、
その行為自体は絶対必要なプロセスなので間違ってないと思いますし、積み重ねていくべきことだと思います。
積み重ねていったものに勢いをつけるっていうのは、ある程度外からの外的要因ですよね。私も割と背中を押すような発言が多分多いと思うんですけど、しっかり調べて上でね、それは自分でできると思うんですけど、
勢いをつけてもらうのって意外と外からの背中を押してもらうっていうことの方が要因としては大きいので、私がこういうふうに言ったことで、
そうだよな、じゃあ私は今重なったから、このラジオを聴いてもう決断しました、みたいなね、そういう気持ちになってくれたら私としてはすごい嬉しいなというふうに感じました。
はい、なんかね、聞いてくれてる人多分普段は3,4人ぐらいしかいないんですけど、その人たちに向けて何か伝わればいいかなというふうに思っています。
はい、また次回の収録でお会いしましょう。バイバイ。