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2024-12-03 08:01

#69 人は、物語の世界を生きている〜ナラティブという言葉に出会って


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サマリー

ナラティブという概念は、人々が物語を通して自己を表現し、成長する力を持つことを示しています。企業ではナラティブマーケティングの重要性が高まり、Appleやパタゴニアなどの事例に見られるように、物語がブランドの価値を形成する要素となっています。

ナラティブの概念
はい、こんにちは、清鷹です。今日はですね、ナラティブっていうワードについてちょっとお話をしてみたいと思うんですよね。
最近ちょっと注目している言葉なんです。最近って言っても、ここ、昨日一昨日ぐらいからなんですけど。
ナラティブっていうのはですね、フランス語から来てるらしいんですけれども、ナレーションですよね。
ナレーション、語りとか喋りとか、そういうところの語源、そういうワードとも関連づいているということなんですけど、要は物語なんですよね。
ストーリーっていうのも一方で物語っていうのはあるんですけど、それぞれの違いっていうのをね、ちょっとAIで検索して調べたりとかするとですね、
フェロっていう日本製の検索AIっていうのがあって、それをちょっと使って調べたところではですね、ナラティブはですね、一般的に物語とか語りっていうのを意味する言葉ですと。
この概念は文学理論の用語として、1960年代にフランスの構造主義を中心に広まりましたが、
現在では文字や言語学を超えて、心理学、医療、教育、ビジネスなど多様な分野で用いられているということですね。
このナラティブとストーリー、違いなんですけども、どちらもこれは物語っていうのを表すんですけども、ニュアンスに違いがあると。
ストーリーっていうのは物語の内容とか筋書きを指して、登場人物を中心に展開されるということですね。
一方でナラティブっていうのはですね、語り手自身が物語を紡ぐという、そういうプロセスを重視するということで、語り手が主人公になりますよと。
ナラティブっていうのは変化し続けて必ずしも完結しないですよということなんですよね。
だからストーリーっていうのは起承転結、終わりまでがあるんですけども、
ナラティブっていうのはですね、未来に視点が向いててですね、過去から未来に視点が向いてて、そのストーリーはまだ終わってないよという、そんな感じなんですかね。
人間はですね、物事を都合のいいように解釈する傾向があってですね、
同じことを言ってもですね、全然違うように受け止められるということはよくある話でですね、
だからこそ何度も念押しをしながらこう話をするんですけど、それでもですね、全然その、
こっち側は否定的というか難しいという話をしているのにですね、
相手の方はですね、これは何かしてもらえるんだとか、これはいけるんだみたいな、そういうふうな受け止めを勝手にしてしまうということがあるんですよね、いろいろな人とお話をしていると。
それっていうのは、結局その思い込みなんですけど、自分の頭の中で勝手にストーリーを作っているっていうことだというふうに僕は思ってたんですよね、これまでね。
でもストーリーというよりもですね、ナラティブというものの方がよりしっくりくるのかなと、ナラティブを作っている。
なぜかというとストーリーというのは主観、客観的なものなんですよね。
ナラティブマーケティングの事例
だけどナラティブというのは語り手の話なので、結局はその主観があってですね、一人一人が、何ていうのかな、ナラティブの当事者というのかですね。
だからナラティブというのは人の数だけある、同じその事象を見てですね、物語を展開していくときにですね、人の数だけ物語があるみたいな、そんな感じなんですよね。
それは一人一人にとっての物語ということになるので、それはやっぱりナラティブなんだろうなということなんですよね。
何でこんなことをくどくど言っているかというとですね、ナラティブというのがですね、物語というのがですね、結局のところ人間を良くも悪くもですね、動かしたりとか、思い込みであったりとかですね、
そういうふうに、何ていうのかな、人間の活動の原動力というのがですね、そういう部分になっているんだろうなと。
だから上手くですね、ナラティブというのを書き換えればですね、人間というのは上手い方に変われるんじゃないかというふうに思っているわけなんですよね。
思い込みを変えるということなのかな、だけど思い込みに根差したストーリーを変えるということ、ナラティブを変えるということがですね、人を変えていくし、成長もさせていくだろうし、逆に堕落もさせていくだろうしということなんですよね。
だからナラティブの使い方次第、どんなナラティブを作るかによってですね、人というのはですね、輝きもすればですね、陰りもするという、そういうことがあるんだろうなということを最近ちょっと思ってましてですね。
そこで出てきたのがやっぱり物語の力。物語の力なんですけれども、一人一人が持つその物語の力、一人一人が認識する物語の力というのはですね、いろいろなものを変えていくんだろうなと。
そんなふうにちょっとつらつら思っててですね、ちょうどぴったり当てはまるしっくりくる言葉が見つかったので、ナラティブという言葉が見つかったので、ちょっとそこの話をさせてもらったということなんですよね。
例えばマーケティングとかでも結構使われているみたいでですね、ナラティブマーケティングとかそういうワードもあるみたいなんですよね。
ナラティブマーケティングの事例としては、例えばAppleですね。スティーブ・ジョブズの例がこの検索AIで調べたら出てきましたけれども、製品のスペックだけじゃなくて魅力的な物語を通じてブランドを構築しましたよとかね。
あとはパタゴニア。パタゴニアは環境保護をテーマにしたナラティブを展開して、より少なく買ってより長く使い続けるみたいなメッセージとか。
NikeであればJust Do Itというスローガンを通じて、挑戦する精神を鼓舞するナラティブを展開とかね。そういう感じなんですよね。
ストーリー。ストーリーっちゃストーリーなんですけれども、より精密に言うとナラティブっていうことみたいなんですよね。語り。
というようなことでですね、多分ナラティブという概念を使えばですね、人間の成長物語というのかね、そういうのが一人一人紡いでいけるんじゃないかなと。
そういう可能性を感じたということで。はい、すみません。ちょっと長くなりましたけれども、今日はこれぐらいにしたいと思います。それではまた次回お耳にかかりたいと思います。さよなら。
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