私もSF飯っていう括りとかではちょっと考えてなかった部分はあって、
作品とかそういったのこういった食べ物が出てるよとかっていうような話をネットで調べてきてっていう感じなんだけども、
そもそもSF飯っていう、SFはサイエンスフィクションじゃないですか。
SF飯っていうとイメージとして近未来の食事がどういったものかっていう部分になって、
イメージとして宇宙食なのよ。
宇宙食自体はいろんな作品に影響を及ぼしてると思うんだけど、
ディストピア飯もSF飯のカテゴライズの一つの中に入ると思うんだけど、
SF飯ってなると極限環境的な部分での食事っていう印象があったのかなっていう。
調べれば調べるほど結構幅広いなっていうのが分かってきて、
面白いジャンルだなっていうのは思うけども。
さて定義はってなってくるとちょっとね、私も弱い部分があるので、
ディストピア飯の方で調べたっていう方から見て、
坂税の方からもちょっとご説明あればいいなと思って聞いてた。
ディストピア飯とディストピアは何を指すの?
ディストピアの定義をウィキから引っ張ってくると、
平等で秩序正しく貧困や紛争もない理想的な社会に見えるが、
実態は徹底的な管理統制がしかれ、自由も外見のみであったり、
人としての尊厳や人間性を特化で否定されている世界っていうのが
ディストピアっていう言葉、ジャンル。
映画で言うとリベリオンとか。
そうだね、ディストピアっていうと。小説の1984とか。
パッと見結構幸せそうな世界、すごい清潔な世界っていうのがディストピア。
私がその後で名前も出てくるけど好きなブラグだったりとかそういうのっていうのは
ポストアポカリプスなのよね。
ポストアポカリプスっていわゆる終末物って言われるもので、
フィクションのサブジャンルの一つであり、大規模な戦争とか大規模な自然災害とか
爆破的に流行する疫病などの巨大災害、あるいは超自然的な事象によって
文明や人類が死に絶える様を描くもの。
あるいは文明が死に絶えた後の世界を描くものであると。
だから私が元々その好きなものっていうのはポストアポカリプス名詞なんだよね。
なるほど。
だけどディストピア名詞はディストピア名詞でもちろん好きだから。
難しいね。
そう、混ざっちゃう。ただポストアポカリプス名詞って言葉はないんだよね。
結構ディストピア名詞に含まれちゃってる。
そう、含まれちゃってるから。でもジャンルとしては別物であると。
ディストピアかっこポストアポカリプスみたいな感じとして言われてないのかな。
でもあれだよね、さっき坂瀬さんが言ったディストピアの定義っていうのを聞くと
あれだよね、ジョージ・ウォーウェルのユートピアがディストピアなんだなっていう感じだよね、本当に。
だからあんまりいい意味で使われる言葉じゃないんで、ディストピアとして。
だからその中で良くない部分をどう表現していくかっていうところ。
最近はディストピア名詞の定義とかもできつつあるみたいなので、そこを引っ張ってくると
ディストピア感が必死と感じられるような食事や食べ物を表す表現だと。
あやふや。
だけど元ネタなんて、元ネタはさっきスタートレックって話出たけど
多分そんなに変わらないってことは2001年宇宙の旅で出てきた宇宙食が元ネタであると。
宇宙食はどうしても限られた施設の中で生きていかなきゃいけないものだから
当然機能的な方向に持って飾るはいないから
だいぶ地上に近いものになっているとはいえ
フリーズドライにして水なりお湯なり入れて戻すとか
ちょっとゼリー状にしてみたりとか
携帯そのままって感じでもないからね。
レトルトパウチに入っていたりチューブ容器に入っているとか
とにかく栄養を効率的に摂取するために食の合理性が追求されているっていう
宇宙食の一つの形である。
食べる喜びっていうのがすごく排除されている食べ物っていうのが
それが極限までいくとディストピア飯にだんだんなってくる。
アメリカで今ある完全栄養食あるじゃない
これ一本で全部の栄養が賄えるって言って食べたらいいけど
いまいち食べる喜びがないとか
体がなんか変な臭いがするとかっていうのでちょっと
一時話題になってたけど
そっちはディストピアになるのか
だから食材としてはどっちでも使えるんだよね
例えば今水井が言った完全栄養食を
ディストピア感のある世界観で食ったらディストピア飯になるし
ポストアポカリプスの世界で食ったらポストアポカリプス飯になっちゃう
宇宙で食ったら宇宙食で食ったら宇宙食になっちゃう
典型的なイメージとして金属製のプレートにのっぺりとして
まずそうなペースト状の食べ物が乗ってるっていうのはディストピア飯なんだよ
エヴァンゲリオンのやつだね
エヴァンゲリオンでやっぱり最近だとエヴァンゲリオン9で
崩壊してるネルフの中で
シンジ君がコマドから出てきたやつを食べるシーンがあるんだけど
それがいわゆるディストピア飯の典型
でも実はあれアニメのテレビシリーズの時にも出てきてて
だから映画版がすごい取り出されるんだけど実は2回出てきて
あとはロボットモノのアニメでは実は
食事に長方形のペーストがいろいろなものが並んでるみたいな
結構出てきてるシーンがあったりするんで
だからどうしても宇宙戦機モノとかそういう扱いのモノ
ちょっとガンダムはまだ変わってきちゃうんだと思うんだけど
そういうところで取り上げられることは結構多いみたいな
ブラムのシャキサクって何になるの?
ブラムのシャキサクはやっぱりグリスを固めたものであると
細胞病の食事かなんかだったっけ?
だけどただ霧が細胞具であるっていう表現がされてるわけではないので
作中でね
あとはブラムの中でいうとドロドロとした液状のものがクダオと流れてて
それを食べるシーンみたいのがある
だから食べ物が見た目楽しい美しいっていうのと真逆のものがブラムで出てくる
しかも名前も出てこないし食べてる食感がなんかよくわからないみたいなのが
ずっと擦られ続けてる
そうだよね
カジラだけパキンって音がしたってシャキサクになるっていう
一度は食べてみたいやつね
実はその影響を受けて今たくさん漫画で他のところで出てきてるんだよシャキサクがね
ムジハさんが書いてる廃墟の飯っていう漫画があるんだけど
その中にコモンブレットって呼ばれるシャキサク
いわゆるカロリーメイトなんだけどね
カロリーメイトのような完全栄養とされる食べ物が出てくると
あとは少女終末機構っていう
ツクミズさんっていう方が出てくる中にも
でもこれはねどっちかというと芋の粉末から作ってるレーションなんだよ
宇宙食よりはどっちかというとそのレーションの方向の色合いが強くなってくる作品たち
だからさっきの綺麗なトレーにペーストが並んでるっていうタイプの
SF飯というかディストピア飯
でどっちかというとブラムから派生してるこのシャキサクに代表されるようなものっていうのは
ポストアポカリス飯になると思うんだよね
どっちかっていう
だから宇宙食っていうよりはね
結構グイオレーションの形態をとってることが多い
なるほど
形態しやすい的な
そうだね
行動食的な
そうそうそう
持ち運びだったりとかその移動だったりとか保存だったりとかね
見た目の味付けとかそういうのはもう二の次になってしまうみたいな
そういうのかなと思う
まあちょっと話が変わるけれども
漫画もそうなんだけど映画でこういわゆるディストピア飯っていうと
マトリックスでゲロックって言われて
俺もゲロックで覚えてた
オトミールみたいなお粥みたいなやつね
あれあのサイゼリアにさ似たようなメニューがあってさ
あるんだ
あった覚えてない?みんなでマトリックスの真似して食ってたんだよ
覚えてねー
覚えてねーな
一回スプーンですくって高いところから落とすっていう
ギリ逆だな
映画の再現をするっていうとかあとはブレードランナーの2つで十分ですよ
ですよ
って言われてるやつね
代表的だよね
映画も結構こう食べ物を美味しそうに表現しない方向で
未来を演出してるみたいなそういうシーンとか
世界観とかを演出するのにどんな食い物かっていうのが分かると結構背景見やすいからね
そういうのを見ると私すごく喜んでしまうんですけど
やっぱり未来を表現するっていうことに対して
食べ物ってやっぱりすごい身近な存在なわけで
そこから180度全然違う価値観に持ってかれるような
そういうディストピア飯っていうのが楽しいんだろうなと思って見てるところ
だから宇宙食とか結構一時期宇宙ブームでお土産でもらったりとかしたんだけど