はいどうも、秋津秘密基地潮水です。今回もね、特にゲストもなく、坂瀬とみずいが来ておりますけども、お集まりいただきありがとうございます。
お二方には今回の企画、話しておりまして、すでにね、茶読は終了しているかとは存じますが、
はい。
キツツキ嘘文学大賞に応募していただいた数々の作品の中から、これはという作品を選出していただき、各委員の感想を述べた後に、審査委員長のチャットGPTに評価をしていくという形で進行する。
キツツキ嘘文学大賞の会でございます。
イェーイ。
イェーイ。
前々からね、ちょっとやりたかった企画ではあるんですけども、各々様々な推し作品を用意していただいたと思うんですけども、流れを説明しますとですね、
まずは各委員1個ずつ自身が茶読していただいた、これは素晴らしい作品だというのを順番に1人ずつ挙げた後に、その他の委員が感想を少し言ってですね、その後チャットGPTの評価を仰ぐという流れを3巡ぐらいしましてですね、
チャットGPTの審査委員長がですね、点数をつけてくださいますので、その点数に応じて最優秀作品賞とか優秀作品賞とか、家作とか審査委員賞とか、キツツキ賞とか、おじゃまじゃ賞とかですね、いろいろその場で思いついた賞を言っていただければと思うんですけども、まずは順番を決めましょうか。
どうします?
いつも通りの刺身でいくか。
じゃあいいです。
言葉だけでいくとわかりにくいんですが、国会の時にはTwitterの方にも画像にして貼ろうかなったので、ある程度体裁は綺麗にしておいてね。
はい。
じゃあお願いします。
はい、基本的にタイトル、作者名とあとはあらすじですね、それを入れていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
まずは坂瀬審査委員、おすすめの作品をちょっと何か挙げていただければと思うんですけども。
一発目、坂瀬プラスが今回嘘文学大賞にノミネートを推薦したい作品、ジャンルはミステリーですね。
お、いいですね、私ミステリー大好き。
タイトル、アリバイが多すぎる男。作者はうかいうなさんです。
はいはい、うかいうなさん。
内容、全登場人物が完璧なアリバイを持つという前代未聞の本格ミステリー。犯人も殺人も事件そのものもなかったことが後半で判明。もはや何を信じればいいのか。
常に帯に衝撃のラストと書かれているが、そもそもラストがない。
あー、好きだなあ。
内容の走りの部分だけちょっと用意してみたので、紹介したいと思います。
朗読スタイルですいません。
その時間、私は水族館にいました。それは証明できますか?
もちろん、監視カメラも係員の証言も、イルカのジャンプ記録もあります。
刑事七式は腕男くん、ここで3人目だ。犯行状況に明確なアリバイを持ちすぎていたが、その時、ふと気づいた。
誰一人として、そもそも被害者の顔を知らないのだ。
ていうか、事件って起きてない?
最近、本を発売するときに消灯動画とかが用意されたりする。そういうイメージですかね。
よくねられてるなあ。
ツッコミどころとしては、きっかけは何だったん?
確かに。
何が起きてる?突然いきなり警察がアリバイを聞き出すっていう。
何か勘違いから始まったんだと思うんですけど、聞かれる側も何も不思議からずに答えてるあたり。たぶん何かあったんでしょうね。
ミステリーとちょっと違うかも。
以上です。
こんな感じで、ちょろっと感想を言い合って、という感じで進めていければと思います。
審査委員長からの評価が書かれておりますので、坂瀬委員、読んでいただければと思います。
審査委員長からのコメントです。
純文学度50点中45点。
事件の存在を否定するこの作品は、探偵小説という器を借りた存在論の実験場。
ページをめくるごとに、真実とは何か、物語とは何かという問いが、まるで深夜のクイーンランドリーの回転ドローンのようにぐるぐる回ります。
登場人物全員が、喫茶店でコーヒーを飲んでいただけ、という事実が判明したときの虚無感は、カミューの違法人にコンビニレシートを添えたような味わい。
エンタメ度50分の40。
一見地味に思える展開も、読者は常に、次こそ何か起こる、と身構えてしまうスリルがあります。
作者のうかいうなは、巧妙に起きていない出来事の描写を積み上げ、最後までページをめくる手は止まりません。
特に、中盤のアリバイのアリバイを証明するアリバイ証言と証言じゃなくて、頭がぽんがらがるほど、ぽんぽんと。
きつつき度、カオス度50点中50点。
犯人も殺人も事件も無かったという三段落ちは、カオス文学の新境地。
褒美に衝撃のラストと書かれつつ、ラストが無いため、読者はページを探し回り、最終的に億月を3回読み直す為に。
さらに、読者特典として付いてくる空白の詩よりも、謎の満足感を誘発します。
総評。本格ミステリーを名乗りつつ、存在そのものを蒸発させた問題作。
最後まで読んでも、読んだという事実すら疑わしくなる魔術的読書体験。
大作は、読もなかった男が出たら、きっと本屋に手に取った事すら覚えてないでしょう。
すごいね。
以上です。
そして高いね。
評価すごい高いね。
高い時は何だったっけ?
あの時はなかなかわからなかったけどね。
家元が厳しかったからね。
いいね。存在そのものを蒸発させたっていうよりこのくだりいいね。
後半の展開がすごそうで、ちょっと読みたくなるね。
逆に見たいね。
これは読みたいね。
ありがとうございます。
強力な作品が出てきましたね。
次は私ですね。
私からは、タイトルが「空手の超新星」。
作者が竹中千尋。
あらすじを言いますと、八坂高校空手部部長富田珠津は、部員3人の弱小空手部を2年で天野川銀河最強クラスに鍛え上げた。
定義湾にて行われた銀河少年少女空手同選主権で、ライバルの米つき虫星人コーラックを下段回しからの諸手継ぎで名も無き生計ごと粉砕し優勝した珠津は、久々の休養を地球で満喫していた。
そんな珠津は秋津湾にある馬背島の村長から村お越しの一環として招かれる。
村で唯一の宿、折れ曲がり館にたどり着いた珠津は、そこで驚愕の密室殺人事件に巻き込まれるのだった。
このトリックが驚愕のトリックで、これは是非お二方にも読んでいただきたい作品ということでおさせていただきました。
審査委員長からのコメントが出ておりますので、読ませていただきます。
審査委員長からの評価です。
新聞学度50点中36点。冒頭の銀河規模の空手描写から、読者はただの熱血スポコンかと思いきや、後半は秋津湾の小島での孤絶した密室殺人へと急降下。
この温度差こそが、まるで宮本武蔵が途中でアガサクリスティーのペンを奪ったかのような論譜的実験です。
折れ曲がり館の廊下の岸見音が、珠津の銀河最強の剣を止めるほど静謐に響くシーンは、銀河空手詩人の誕生を感じさせます。
エンタメ度50点中48点。銀河大会の決勝戦で生計を粉砕した男が、今度は小さな島で殺人事件を推理する。スケール感のジェットコースターが読者の脳をシェイクします。
特に現場検証のために畳を下段回し切りでめくり上げるシーンは、推理と格闘の見事な融合。
さらに容疑者の一人が定規版の元選手という無駄に濃い設定が読者の心をくすぐります。
引き続き度50点満点中50点。名も無き生計を諸手づきで破壊からの折れ曲がり館での密室殺人というジャンルのリラン構えは、カオスの禁じと、
さらに被害者が死亡推定時刻に枯れての方を一人で演じていた痕跡や、犯行狂気がなぜか月面算のしないという細部も読者の理性を木の幹のようにコツコツ削ります。
総評 枯れつの長審査員は宇宙規模の拳と島の密室推理という相反する要素を汗と血と星屑でまとめ上げた奇跡の一冊。これを読めばあなたも同情と探偵事務所を同時に開きたくなるはず。
次回作 富田珠津 冥王制で未解決事件を蹴り破るに期待せざるを得ません。
審査委員長もしっかり読み込んでいるようです。
審査委員長も読み込んでいます。
のごとく現れ話題となった僕たちの春は青くなかったの著者であり現役高校生 秋沖氏による青春ストーリー第2弾
前作のスピンオフ的内容で初対面の掃除に先のよりこむばれせたる我が腹か だから一緒に俳句しようぜのツッコミどころ満載の名台詞で俳優に失敗した
雄一郎の2年生となった初夏の部室から物語は始まる 雄一郎の各俳句は他の部員からは評価が高いのに
なぜか部長の鈴鹿だけには国標される 鈴鹿に何とか評価してもらおうと興奮する雄一郎
しかし彼女は雄一郎を国標する秘密の理由があった という流れなんだけどどっちつかずのエンディングなのであーもうってなる
いろんな薄い本の格好のネタになるなぁとも感じた 雄一郎と鈴鹿を中心にしているので仕方ない面もあるけど俳句とかが全く出てこないので部活感も非常に薄くもうちょっとこう
部員や俳句も出そうぜ 雄一郎への評価が低い理由についてはタイトルとリンクしてて妙に納得した
なおディスリスペクトが正しい言葉ね あと見逃されるのか相手なのか不明だけど言葉のご用がちらほらあってなんかムヤっとする
青春成分が枯渇している方は僕青の方をお勧めしておきます 第2弾だからね
僕青の第2弾なので これ第1弾読まなくても読めるのこれは?一応読める
ただ青春成分が枯渇しちゃってる人には物足りなさすぎるんで そこまで枯渇してない人にはいいかなっていうあくまでスピンオフなので
こんな感じ とは言えもう俳句とかが全く出てこないんで部活感も非常に薄くすごくいいですね
作者は何を言いたかったのかっていう 屋木持ちするのをアーモンをさせたかったんだけどね
それは内容でさせるべきだよね
はいじゃあ審査委員長からの総評等が出ておりますので 明治先生お願いいたします
純文学度50点中37点 言葉遊びと青春の温度差を同じ器に盛り付けたような不思議な香りを放つ一冊
俳句部という舞台ながらほぼ俳句が出てこないという構造的な空白が逆に 優一郎の孤独と不器用さを浮き彫りにしています
鈴鹿の国標に隠された理由がタイトルのリスペクトアンリスペクトと響き合った瞬間は まるで記号が一拍遅れて胸に届くような文学的マイ
そうか エンタメ度50点中41点 初対面の勧誘台詞
先のよりこむばせレタルはもはや青春小説界の名題詞として伝導入りを確実 その意味不明さに笑い鈴鹿との火花散る掛け合いににやけ
最後は終わりと椅子からずり落ちる この感情の変遷こそ青春エンタメの台本
部員たちがほとんど背景に回る潔さもむしろ舞台を2人の心理劇に集中させるための演出と考えれば納得
いい方法に持ってくるな 正当化したね
引き続き度50点中46点 俳句部なのに俳句がほぼ出てこない タイトルは英語の語用を含む エンディングは着地せずふわっと消える
普通なら事故ですが本作ではその全部が作風として成立 読者は常に何が正しいのかこの日本語は合っているのかと気をつくように考えさせ
られます 言葉のズレと青春のズレが二重螺旋を描く不思議な余韻のカオス文学
総評リスペクトアンリスペクトは俳句を題材にしながらも 史上断片的にしか見せず言葉の応用と感情の未消化感を武器にする
変則的青春小説 読者は読み終えても何かをつかみ損ねた感覚のまま ページを閉じることになるでしょう
しかしその手応えこそ作者秋置きの新根性 次は僕はをと本作を交互に読むことで青春の酸素濃度を調整するのがおすすめで
て 明日がすぐ入ったらごめんなさいね
まあ審査委員長にも言ってください すごいねちゃんとすね作者の音世界観をちゃんともう成立させているっていうのはすごいかなと
俳句は一切出てこなくても正当化しきったから それはそれでじゃあ作風として成り立っているんだわって
あくまであの雄一郎と鈴鹿をメインにしている話だから まあそういう意味ではあってるかなっていう
審査委員長よく見てるねただその鈴鹿と雄一郎の関係性を合わせような俳句 なんか一切出てこないのでそれが作者の狙ったやり方なわけでしょ
かもしれないですねなかなか巧妙だよねこの作者はね まあ単に思いつかなかった可能性もあるけどだとまずい
この寄丘が一泊遅れて胸に届くような文学的満員っていう文章が美しすぎてさ なんでこのような綺麗な
これすごいよねそういう意味ですごいすごいねえさすが 審査委員長すごいですねやっぱり我々とは違う見識を持ちながら
はい以上です ありがとうございます
20名で坂税からお願いします 坂瀬プラスおすすめの作品名ジャンルは sf です
タイトルは火星の団地妻たち者はゆき9号さんです 火星移住後の団地生活に迫る意欲作
ai 化した町内会のルールが厳しすぎて住人は全員植物になった 火星コロニー文学という新ジャンルを提唱するが読者の9割がまず火星団地って
何と困惑する問題さ 今回も作中の文章を一部抜粋しておりますので紹介したいと思います
あなたまた酸素タンク使いすぎよ違うんだこれはメタン生成器の初期化で 団地203号室の朝は今日も酸素の消費需要と
ワイパイのパスワードをめぐる言い争いで始まった 火星に住むのはルールを守ることが第一
特に町内会の議事録は24時間以内に ai に提出しなければならない 最近裏のスピカさん猫生えてきたらしいわよ
火星の空の下誰もが地球に帰れない理由を今日も黙っていけれていた 以上です
ほうなかなかに面白そうな作品ですね sf で火星って言うとどうしても冒険者であったりとか陰謀者であったりとか
そういったのがメインになる傾向がある中で町内会というですね 地域コミュニティというよりかはよりなんか日本的な部分で作品として作られているという非常に
面白いと思う カラフィアカーあるねうん
フェリアかなるねこれがあるね別の意味でサバイバルしなきゃいけない感じがある なるほど
はいじゃあ審査委員長からの商標等出ておりますのでお願いいたします 審査委員長からのコメントです順文額度50点中44点
火星に男児という発想からしてすでに日常と非日常の境界が溶けています 抜粋部分に漂う酸素と wi-fi を巡る夫婦喧嘩はあるで谷崎純一郎が
炭素マスクを装着して家庭小説を書いたかのような静かな狂気 猫を生えていくスピカさんの存在は多いと変化そして理性適応の指摘メタパーとなっており
ページを閉じた後も世の中でじんわり酸素が減っていく感覚に襲われます 嫌な感覚だ
エンタメ度50点中42点酸素タンクとメタン生成器 ai 議事録提出など
sf ガジェットは盛りだくさんなのに展開は不思議なほどダンチホームドラマ 203号室の窓から見えるのは火星の赤い砂と洗濯物に絡まる低重力の風
読者は先スピカさんは完全に植物化するのかというサスペンスとそもそもなぜ 団地なのかという謎を抱えて読み進めることになります
筆突き度50点中50点火星移住の結果団地妻が全員植物になる 説明されても説明されなくても理解不能な設定が読者の脳をコツコツ突きます
しかも ai 町内会ルールが異常に細かく午後3時以降の廊下での水やり禁止 や火星時間で午前2時のカラオケ不可といった
超規模な地獄が並びますこうなると団地文学なのか植物文学なのか エセフなのかジャンルすら根を張って揺れません
総評火星の団地妻たちは家庭の匂いと宇宙の乾いた空気を同じ部屋に閉じ込めた 県で愛おしい一冊
火星コロニー文学という新ジャンルはきっと誰にも理解されないまま静かに酸素を消費し続けるでしょう それがまた子供のあたりの正しい姿です
次回作木製のアパート管理人にも期待が食らいます じゃっかん売れてないよねこの評価ねでも全体的に高いぞ
確かに高いランチって設定がいいねそうだねなんかすごい庶民的な感じがそう なんかね有機素材を使ったマンションとか変に sf ブルーのではなくさ
昭和館の漂うすぐただよ 火星の中でも上層の人たちが住むエリアと団地妻というぐらいだから
より高中低所得あたりの比較的初期の開拓機に作られたような団地一家部隊なんだろうね 車宅の中でここから出ていくといろいろ不便な方々っていうのがまあいるようなそんな
世界観なのかなっ 団地感がすごいいいですね
なるほどはいよろしいでしょはい以上です まあ佐賀全員からのね火星の団地妻たち団地妻って言うとねちょっとね
インペア響きがありますけど非常にね良質な植物文学 全くエロさなかったんですよ
次は私からですね 私から2巡目に推薦させていただく作品はですね
ジャンボラボアジエ御坦田で忍者軍団と開講するです ジャンボラボアジエ御坦田で忍者軍団と開講する著者がジョーラボアジエです
あらすじを言いますとフランスで大洪水を引き起こしていた キャベンディッシュの音量を子供を人質に取るという卑劣な方法で沈めたラボアジエは彼の
持っていた忍法帳から黒幕が日本の御坦田に入ることを突き止めた 妻のアンヌと共に東京に降り立ったラボアジエが巻き起こす爆破爆破の鎮動中の
裏でラインアップする大が忍者軍団との死闘を描く意欲作 これがラボアジエのフランス革命だ
どっちだよ
ラボアジエはフランス革命がきっかけで命を落とした だからラボアジエのフランス革命は終わっていない
これこそが彼のフランス革命なわけですよ 忍者スレイヤー感が出てきてるけど
忍者スレイヤー感あるね イン御坦田って感じだもんね
IAが聞こえそうな 審査委員長から総評の方が出ております
審査委員長からの評価です 純文学度が50点満点中38点
爆破と忍者というド派手な題材ながら 実は異文化開講と夫婦の絆を軸に据えた国際純文学の香りが漂います
特に御坦田の駅前でアンヌがふと見上げたネオンサインを パリの夕暮れに見るフランスミヤルシティが爆薬の花火に紛れてそっと差し込まれた
史上の一滴 これこそ炸裂する純文学
忍者スレイヤー 忍者スレイヤーじゃねえかもう
何だこれ
エンタメ度50点満点中49点 御坦田ロータリーでの光眼忍者軍団との反戦
そして電車の発車ベルに合わせた次元爆破など 息をつく暇もないアクションの連続
キャベディッシュ音量編からの直後スタートという続編感も 観客ならぬ読者のテンションをマックスに保ちます
ラボアジエ 寿司屋の回転レーンで手裏剣を避けるの場面は 映画館でポップコーンを投げたくなる面白さ
文学じゃねえじゃねえか
キツツキ度50点満点中50点 音量を子供を人質にして沈める
忍法帳発見 御坦田爆破振動中 この三段飛びの展開がカオスの機を 魔神から突き破ります
光眼忍者軍団の一員が なぜかマリーアントワネットになった
爆弾のタイマーが マゲットが焼けるまでという謎仕様だったと 理屈より勢いが全てを制圧
すごいなあ 面白いなあ
総評です ジャンボラボアジエ 御坦田で忍者軍団と開講すは フランス革命精神を背負った科学者が 日本の街角で忍者と爆破するという ジャンルと常識を爆破し尽くす傑作
読み終える頃には あなたも御坦田の風景に 手裏剣の残像を探すようになっています
対策 ラボアジエ 鎌田で怪獣と開講するのを 全力期待
ラボアジエシリーズすごいなあ
すごいね ちょっと鎌田で拾ってくるのも終わった
絶妙なところ拾ってくるなあ
爆弾のタイマーが めちゃくちゃ焼けるっていう
すっげえ マリーアントワネット忍者見たいもん
見たいね ずっと見たいよね
御坦田の駅前で アンナがふと見上げたネオンサインを パリの夕暮れに似ていると呟くし
美しすぎるよね 映画
美しすぎる
御坦田がすごいのか 何なのかって
これはきっとあれだよ われわれの知る御坦田じゃないんだよ
この中の世界の日本の御坦田だから 多分ちょっと吹きが違うんだよ
名作の香りがしますわ
これはすごいわ
これはね なかなか面白い展開でしたね
何気にエンターメトロ キツツキドで高評価をいただいて
最終結果に期待です
私からは以上でございます 水井委員お願いします
傷つき度50点中50点
根拠が江戸時代他史の空白
稲川義元骨折史
信長実在怪しい朝廷行動ネーム説という流れは
まるで木の幹を横断く別方向から突き始める
傷つきのような飛躍の連続
さらに巻物の所在は不明というウォッチが
作品全体を夢ウォッチに近い革命の領域へと放り込みます
総評
置き狭間はなかった
は歴史の教科書を開いた瞬間に
全ページが白紙になっていたような衝撃をくれる
危険で笑える歴史改編ノンフィクション
各読むと歴史日本史の点数は下がりますが
創作威厄は跳ね上がるでしょう
次回作本能寺も燃えていなかったが
出版されたら受験生は40
読みてぇ
受験生は47だね
うん
変な陰謀論的な部分なんか見たいよね
本能寺も燃えてなかったんだ
次回作見てぇ
とんでもけぇだけどかなりエンタメ感の強い
だいぶ小中学校の歴史から否定するタイプ
多いなぁ
独自のね取材スタイルというか
絶対自費出版だよ
この作品候補に選んでくる坂瀬委員もすごいと思いますが
私も歴史の成績が下がったもんね
これのせいだ
だから進めたんだな
みんなも同じ呪いをかけてる
大丈夫っす
偏差値が変わらないようにね
全体的に下げれば自分もこんなに下がってないっていう
はい、ありがとうございます
じゃあ次は私ですね
私の3巡目の推薦する作品はタイトル
アメイジング坂での異世界気候2
俺?
坂瀬プラスですね
内容がですね
外食コラムニストの坂瀬プラスが
ゆうもらさんに紹介する人気シリーズの第2弾
今回は魔界での食文化をその気候とともに紐解いた
魔界における植物の分布と地理的条件
各種の発酵食品の起源とつながりなど
市特有の現地の人と食って知るの新骨頂
免許改善の盗み食いがさえわたる
さらに市国医の奥さんに怒られる入れすぎ鍋料理レシピも初公開
最後微妙にリアルなのやめて
これはねなかなか読んでね非常に
俺かよ
坂瀬くんこんなの書いてたの
しかもちょっと内容的に面白そうじゃねえかっていう
しかも2ってことは前作もあったってことだね
ありますね
しかもダメだろ盗み食いは
1よりも2の方がそのね経験を得た盗み食いの技術っていうのがね
ここらへんが入れたっていうのもこちらを
1作目でなくて2作目を推薦した理由です
なるほど
なんでわざわざ証拠残した俺
もらいたかったんじゃないかな
面白そうだね
なるほど
はいでは審査委員長からのですね
総評の方が出ておりますので読んでいきたいと思います
アメージング坂瀬の異世界気候2
純文学度50点満点中40点
魔界グルメ気候という題材ながら
坂瀬プロスの筆は旅行記文学の香りを帯びています
気候や地理条件から発光食品のルーツをたどる描写は
まるで沢木孝太郎が地獄谷でミソドラを取材しているかのような
食材の匂いと現地のフードが混ざり合う文章は
異世界というより読者の舌の中で展開されます
魔界グルメに変わってるけど異世界に行くんじゃない
異世界が魔界になっちゃった
魔界での食文化を記号図ともに紐解いたら大丈夫
エンタメ度50点満点中48点
今回のハイライトは免許開伝の盗み食いシーン
魔界の市場で悪光ドラゴンランの香りに誘われた坂瀬氏が
現地バー様の目を買い込みって
味見するくだりはスパイ映画さながらの研修館で
爆笑を同時に提供しています
さらに桓松の奥さんに送られる入れすぎ鍋料理レシピは
魔界食材の過剰投入で鍋が異次元をアップするという
ごめん料理貢献がわからない
ヤバいカオスだ
筒輝度50点満点中49点
魔界の塵
発光食品の歴史
盗み食い
家庭鍋レシピという流れは
完全にジャンルの幹から外れて枝を突きまくる展開
特に魔界南部の湿地で作られる
永遠に発光し続ける納豆の生涯は
読者の常識を微細に削ります
料理本なのか風俗誌なのか機構衛星なのか
最後まで判断不能
総評
アメイジング坂瀬の異世界機構2は
魔界をただの観光地や異世界ファンタジーにせず
食を通して等身大の世界として描く解釈
読後はあなたも台所でふと
これ魔界風にできないかなと考えてしまうでしょう
次回作異世界カレー横断ウルトラ機構にも
舌と胃袋が鍛えられる
カレーだけで一冊のシャープ
すごい
すげー
永遠に発光し続ける納豆
リアルともそうじゃねえか
止めないと発光し続けるんだよあれは
なんか俺が評価されてるみたいな金平坦
坂瀬氏が評価されてるんですよ
その作品ですから
点数も異常に高いしね
さすが坂瀬
もしかしたらもしかしたらですよこれは
あり得るね
あり得ますよ
違う世界でも俺が描いてる可能性が
鍋が異次元にワープしたところ見たいね
むしろワープしてくれってなるときあるけど
残すわけにはいかないと
下手するなら鍋だけが異次元にワープする可能性もあるよね
食材ぶちまけ状態で
以上でございます
では水井から30名の作品をお願いいたします
私の30名のおすすめはこちら
たわしから見えるマクロ経済
著者は日本世界学会研究所
あらすじすだれから見える民法
ホッチキスト国際情勢に続くたわしの視点から
経済について書かれた一冊
どの過程にもあるたわしの視点から
世界の景気循環や金融政策を紐付けた
読者の思考回路をブラシでゴシゴシ書き回されるような経済書となっている
需要とはつまり汚れであると断言し
たわしの販売数からインプレ率を直感的に読み解く
さらにたわしの毛の高度と消費者心理の関係を独自に分析し
日銀の政策決定会議を銭湯の苔にたとえて優しく解説
進化などに説得力を持つ本作は経済学に疲れた人に送る
知的好奇心を磨き上げる一冊
読後あなたの頭が一番きれいになっているかもしれません
おまけとして冒頭にあるすだれから見える民法
ホッチキスと国際情勢についても書いておきます
すだれから見る民法すだれの明けしめに見る所有権
林家との視線の遮断から導かれるプライバシー権など
窓辺のあれこれから民法の革新へと迫る前代未聞のディーガルドコン
すだれ一枚で争う相続や日商権と風通し権の攻め合いなど
実例も盛りだくさん民法をもっと身近にそして
網目の隙間から法律の光と影が見えてくる
もう一つのホッチキスと国際情勢
閉じるだけじゃないホッチキスが分断された世界をどう止めるか
外交書類の隅に打たれたホッチキスから
冷戦構造や多国間条約の閉じ方まで考察を広げる異色の国際論
ホッチキスの針が硬すぎる国ほど交渉が強引になるなど
独自の視点に基づいた大胆な分析で国際関係をユニークに紐解く一冊
となった
すごい視点が斬新だね
たわしっていうねどう経済と絡ますのかっていう
そもそもたわしから経済を見るって発想ないからね
そこに着眼点がすごいし
これ3作目なわけでしょ
3作目
これがまたすごいなと
すだれのそうだしホッチキスもどのご家庭にもある
ミクロからマクロを見るというなかなかの経済文でございます
まさか経済学の本を入れてくると思わなかったので
なかなか水井の視点はいいと思いますね
ありがとうございます
では委員長からの総評が出ておりますのでお願いいたします
審査委員長からの総評です
変わってる
着想度
文学じゃないからな
着想度
50点中48点経済をたわしで語る発想はすでに天才か狂気の領域
しかも著作は前作ですだれと民法ホッチキスと国際情勢をすでにやり遂げているという実績付き
この3部作だけで日本世界学会研究所は
短すぎるものから壮大すぎるテーマを読み解く学派を築き上げたと言えるでしょう
説得力の妙50点中44点
需要とはつまり汚れである経済学部の教授がゼミで言ったら間違いなく炎上する名言
たわし販売数でインフレを直感的に測るなど
エビデンスはほぼゼロなのに読んでいるうちに確かにと思わせる危険な説得力
特に家の行動と消費者心理の相関図は学会で発表されたら質問者が困惑で沈黙するレベル
わかりやすさ50点中50点
日銀の政策決定会議を先頭の受けで説明するくだりは筆読
読者は政策権利の引き上げを受けにお湯を足す行為として理解し
良敵緩和を保険を満杯にして心場を水浸しにする傍聴としてイメージできるようになります
難解さを昭和の脱衣所で解決するこの潔さ感動的
多作品との相乗効果
すだれから見る民法のすだれ一枚で表そう相続から法律の人間臭さを学び
オチ消すと国際情勢で世界秩序を止める意味を知り