【HSS型HSP】天才HSPの音楽ノート、パーソナリティのきらてんです。
この番組は、きらてんのApple Musicに保存してある約10万曲を、敏感すぎるHSPならではの視点で曲解説を行っています。
HSPは一周回って超天才だという歓声をフルオープンして、世界一前向きにHSPと非HSPの橋渡しを行っています。
シーズン4、絶好調で音楽の情報をお届けさせてもらっておりますけれども、どうですかみなさん、楽しめてますかね。
Spotifyのプレイリストで、これまでお届けした曲のものを載せてるんですけれども、
そこからね、曲はこうだな、この曲を聴いたきらてんはこう感じてるんだなっていう風な部分をね、
言ったり言ったりしてもらえたら、より分かっていただけるエッセンスも増えるのかなって思うんですけども、
なかなかここでマイクに向かって一人で喋ってると、一人相撲で終わってしまいそうで怖いなっていう不安もあります。
ですが、そんな不安を飛び越えるぐらい、やっぱり自分の好きな音楽のことを話してると楽しいなって感じちゃいます。
だからね、私の番組がどうこうではなくて、みなさんもこのHSPという歓声の中で大開放する、
もう誰の目も気にせず、私これが好きだねっていう要素をね、どっかで発揮できるような場所っていうのを見つけてもらえたら嬉しいなと思います。
勇気もいることですし、準備も大変ですしね、何から始めていいかわからないっていうことも当然お気持ちはよくわかりますけれども、
きらてんもこんなんですから、こいつでできるんやったら私もできるよとか、俺もできるわって思えてもらえたら、本当にそれでも私は救われます。
ですからぜひみなさんのHSPという歓声の財産をね、この番組を通してまた大きく大きく広げていけるようなそういったところに投げるように、
今日も楽しんで張り切ってお届けしていきたいと思います。
ではでは、そんなきらてんがお届けする今日の曲は何かと言いますと、ベンフォールス5アンダーグラウンドです。
曲が鳴らない。鳴ってほしい。これはあれやな、ちょっとイントロが会話調で始まってるから、アンダーグラウンドって言ったときにポーンと鳴るような曲じゃないから、
その辺はいいかもしれない。アンダーグラウンド。これはね、ベンフォールス5って知ってる知ってるって方もおられるかなと思うんですけど、
アンダーグラウンドって曲どうやったっけっていう人は多いかな、なんとなくね。
そんなも踏まえて今回もウィキペディアの情報をまず読ませていただくところから始めたいと思います。
ウィキペディアの引用です。アンダーグラウンドはベンフォールス5の1995年セルフタイトルのデビューアルバムに収録されている曲です。
ベンフォールスによって書かれました。この曲はオタクや社会ののけ者について歌ったもので、全英シングルチャートでは最高37位を記録した。
このトラックはオーストラリアのトリプルJホーテストギー100で1996年の年間第3位でした。ってなってます。そうか。
でもほらシングルチャートって書いてるから、やっぱり本国のイギリスではシングルとして発売されたのかなこれ見ると。
日本では多分シングルではなかったはずです。アルバムのベンフォールス5っていうそのままね、アーティスト名とデビューアルバムが同じタイトルなんですよ。
その中に収録されているもので、ジャクソン・キャナリーという曲が先行シングルだったかな。
あれで、ジャクソン・キャナリーだったら知ってるっていう人多いかなと思う。
で、なぜこの曲を選ばせてもらったかというとですね。
好き、俺これ好きやねんっていうのを開放したい、開放しているというこの曲によってですね、好きの開放ってこういうことなのかっていうのを僕自身も感じたいですし、
HSPの皆さんにもそれを読み取っていただく、聞き取っていただくっていうふうなことにもつながるかなと思って選ばせてもらいます。
冒頭でもお話しましたようにね、やっぱり自分の感性を大開放するっていうのは、自分の満足感もありますけども、その姿を見てまた他の人が私もやってみようっていう背中を押す効果って絶大だと思うんです。
誰かに言われてやったことよりも、やっぱり自分で選んで決めて、自分で決めてやったことの方がそのパワーって何十倍何百倍も変わってくると思いますから。
それをね一つこのBENFORCE5でUndergroundという曲はまさにそれをやりきってらっしゃる。見てて気持ちがいいって思うところなんで、そういった表現の中でこの曲を選ばせてもらうことによってメッセージしたいなって思ったんです。
と言いますのも、BENFORCE5っていう人たちを知っている方ならもうご存知のように3ピースのバンドなんですね。
BENFORCE5、ギターレスなんですよ。僕はよくそのHSPの方々でエレキギターの音が苦手な人がいるんですよっていう話を何度かさせてもらったと思うんですけど、そんな人ならぴったりじゃないですか。
そもそもエレキギターの音が鳴ってないんですよ、このバンドの曲を聴いたら。
という私たちみたいなバンド世代からしたらエレキギターがないってどういうことから始まるんですよ。
その点でこんなことしていいんだっていう一つのエッセンスを持ってるじゃないですか。
BENFORCE5っていうのはピアノ、ベース、ドラムの3ピース。
ピアノを弾いているのがBENFORCEなんで、主にピアノを弾きながら歌っているっていうスタイル。
僕たちバンド上がりからしたら、やはりバンドスタイルでピアノを弾いてかっこよく歌うっていうのは、
Queenのフレディ・マーキュリーが一番出てくるかなと思う。
フレディの場合は基本ボーカルとしてね、ピアノの前にずっと座ってるっていうタイプじゃないので、
ボーカリストとしてロックを奏でてもらいつつ、
曲によってはピアノのところに行ってピアノを弾いて激しく歌うっていうタイプだから、
そこがかっこよかったんですけど、BENFORCE5の中でのBENFORCEはずっとピアノですね、基本は。
ピアノを全曲通してピアノが入ってる。
Queenは曲の中の一部にピアノが使われてたり、あるいはピアノがそもそもない曲とかもありますから、
その違いはあるんですけど、スタイルが結構ロックのテイストをちゃんと成り立たせているなっていうかっこよさもあったんです。
ただ、やっぱりギターはいるわけです。他のサウンドの場合はね。
BENFORCE5はエレキギターをまず排除してるっていうところが、自由度の高さが現れてるじゃないですか。
そういうバックボーンがありますので、こんなことしていいんだとか、何も制限ないんだよ、
神様は何も禁止してないんだっていうようなところを表現したい、感じてもらいたいというところから選ばせてもらいました。
そんなキラテンがですね、この曲に対してのエピソードとしてはこんなことがありました。
最初の出会いは、これも僕ラジオだったんですよ。
FM大阪か、FM802かどちらかでしたね。
こんなかっこいい曲が届いたんだよっていうDJの後にポーンと流れてきて、
ジャクソン・カナリーっていう曲が流れてきたときに、うわー、ほんまにかっこいいと思って、
当時僕は不良学生だったんで、大学を車で行ってたんですね。毎日じゃないです。
車で行く日が、電車に乗れなかったんで、基本電車で行こうと思っても、どうしてもの時には車を出して、
コソッと車を出して、コソッと近くのコインパーキングに停めてたみたいな日があったうちの一つがその日だったんです。
車の中でジャクソン・カナリー流れて、うわー、学校行ってる場合ちゃうわーと思ってしまって、
そのまま一番近い、ここだったらCDショップあるだろうっていうところに行ったことのない場所ですよ。
行ったことのない場所にポンと車を停めて、タケタケタケってCDショップに走って、
ベンホール5ってすぐはありましたから、まだ誰も手に取ってないようなぐらいのところだけど、
パンってすぐ立って、これ買うって買って、僕の記憶が正しければですけども、
結局その日は学校行ってないですね。
フー開けてそのアルバムをもう聴き尽くして、ライナーノーツとか読みまくって、
いやもうこんなサウンド、もう溺れてしまうわーってなったのを覚えてますね。
その中で、タイアップはされてないか、シングルカットに該当するものが一曲目のジャクソン・カナリーだったんだけど、
このアンダーグラウンドっていう曲をご紹介する曲はもっともっと後に流されるんです。
4曲目、5曲目ぐらいかな。いつの間にかもうそっちの方にどんどん僕の感性が揺さぶられてしまって、
アンダーグラウンドかっこええなーとなって、いまだにそのリズムを取ったりとか、それぐらい好きなものです。
これもまた脱線情報ですけども、ちょうどその時に、
木村拓哉さんと竹内豊さんと松高子さんと山口聡子さんといってたドラマ。
ロングバゲーションにあったかな。ちょっとごめんなさい、タイトルはあやふやで申し訳ないですけど。
そういう割と皆さんが見ているであろうというドラマがあったんです。
その木村拓哉さんがピアニストの役だったと思います。
ピアノを弾いてるけれども、自分の表現がなかなかうまくできないっていうふうなお役をされてた時に、
かたや自由奔放にピアノを楽しむみたいなキャラが出てきたのが竹内豊さんだったんです。
ピアノなんかこうやって楽しんだらいいんだよ、サラサラーって弾いてかっこいいっていうふうな時の、
その竹内豊さんがベンフォルズのライブコンサートに行くんだよね。
ベンフォルズやっぱいいよねーっていうワンシーンがあったのを覚えています。
描写で出てきたのかな。そのまま竹内豊さんと松高子さんか誰かがデートに行って、
梁さんだったかな。ちょっと忘れちゃいましたけど、ベンフォルズ5のライブに行くとかで、
楽曲もなんかちらっと流れたはずです、ドラマの中から。
僕はもともともっと早くにキャッチアップしてた人間だったんで、
うわ、このドラマでもベンフォルズ引用されてるやんとか、
なんか偉そう目線で見てたような記憶がありますね。
もしかしたらそっちのドラマの方でベンフォルズ5って存在した方も多いのかなと思うんですけど、
それぐらいみんながほっとかない、話題に絶対してしまうっていう風なかっこよさがあります。
そんな中でもこのアンダーグラウンド何かと言いますと、
ガレージサウンド、ガレージバンドとかガレージサウンドっていう風な表現が音楽の中であるんですけど、
要は自分の敷地内、日本はちょっとイメージしにくいですけど、
海外の大きい車とか置くような物置に指摘するようなガレージ、
それに自分の好きな楽器を持ち寄ってみんなで1,2,3をジャーンって鳴らすみたいなのをガレージバンドとかガレージサウンドって言うんですけど、
要はそういうこうしなきゃいけないみたいなところに囚われずに、
自由に自分たちが出した音楽を演奏しますっていう風なところの意味で捉えているんですね。
このアンダーグラウンドはまさにそんなのが詰まったような曲です。
私が知る限りですけど、歌詞とか見ててもどうやらこのベンフォルズっていう方は多分オタクだと思います。
キラキラした大スターの俺がロックスターだぜみたいな入れ立ちじゃないんですよ。
本当にジーパンティーシャツで、その辺にいるピアノが上手い大学生みたいなそんな感じなんですね。
だから大きいメッセージで人間もっとこうしていかなきゃいけないぜ、愛が大事だぜっていうタイプじゃなくて、
自分のようなちょっと変わった感性を持っているけれども、
そんな自分が見えている世界はこうだっていう表現が多い人なんですよ、ベンフォルズ。
アンダーグラウンドっていう曲のタイトルをつけたのもまさにそういうところなんでね。
この気の当たらないところに自分の面白さがあったり、世界の面白さがそこに凝縮されてたり、
俺はそういうところが好きなんだよっていう表現。
音楽のサウンドとか音色がそこにまたフィットしててすごく楽しいです。
アンダーグラウンドぜひ聴いていただきたい。
ベンフォルズ5といえばっていうみんながジャクソン・キャナリーを選ぶところに、
僕はあえてアンダーグラウンドを選ばせてもらうことによって、
さっきの自由度とかHSPならではの観点の活かせる部分とかっていうのを感じ取ってもらったらすごく嬉しいです。
ではそんなアンダーグラウンドでHSPの皆さんとシェアしたいなと思うのがここです。
いつもよく出てくる曲分析とか曲解説をみんな自分でしてみてくださいっていうあの類のやつです。