そうだね、だってあのたるちゃんがおととしあつらえたときね、
うんうん。
まあザ・絞りっていう感じの柄じゃん。
うん。
ほんと押し立て代と単物代で全部で6万ぐらいだった。
おーあ、そんなもんなんだ。
そんなもんなんです。
それってさ、有松祭りだからちょっと安くなってるみたいなことってあるの?
ある。
あーなるほどね、はいはいはい。
だから押し立て代が2なんだよね。
うんうんうん。
一律。
だから今回の夫との浴衣のあつらえも2万なんですけど、
うんうん。
じゃあ単物はって言ったら、
うん。
えーたるちゃんのおととし買った単物の2倍のお値段でございます。
おーそれは、まあでもそうだろうなっていう感じがするね今聞いてる限り。
でも確かにって話聞いてて、お店の人の。
うん。
その絞りを虎の模様、虎の模様って虎の顔ね。
うんうん。
タイガーがこう咆哮している顔。
うんうんうん。
こんな絞りができる技術っていうのはもうなくなってきてるらしいんだよね。
いやそうだろうよ。
そういうのもコミーだし、
まあ今後そういうよくある有松絞り柄はまだできるけど、
これは減っていくって言われてそこ多分ポイントだったのと、
うん。
本当はたろちゃんがその布で仕立てたかったんですけど、
うん。
いかんせんたろちゃんちっちゃいじゃんね。
はいはいはい。
でも割とそのタイガーの顔でかいのよ。
はいはいはいはい。
そうしたらさ、やっぱり背が高い人間、面接機器がでかい人間があつらえた方が絶対その言い方かっこいいになるじゃん。
うん。
血の涙を流したよね。
いやーだからさ、もう一個聞きたいことがあってさ。
はいはいどうぞどうぞ。
たろちゃんがカレドニアだった当時に貸していた浴衣も虎柄じゃなかったっけ?
そう、だからそれ着て行ってたのに、また虎じゃんってなって。
虎好きなん?
いや別に、私は好きだけど。
え、あれかなあの、ひよこがさ、生まれた瞬間に見たやつを親と認識するみたいな感じで、
最初に与えられた浴衣を、これが浴衣だなって思って、虎柄しかちょっと許せないメンタルになってるもしかして。
たぶんね、身近な虎ってね、たろちゃん確かにね、関西圏出身だから、
半身タイガース的なものかと思われるかもしれないけど、たろちゃん野球興味ないし。
そうだな、唯一関係があるとしたら、たろちゃんのお姉ちゃんは虎年です。ぐらいかな。
大阪のおばちゃんのさ、ひょう柄とか。
将来的にはね、和歌山のおばちゃんになるかもしれないけど、まだおばちゃんとは言えない。
だからさ、それでは結局さ、おとと無事有松絞りおあつらいデビューいたしました。
おめでとうございます。いつできてくるの?
1月上旬ぐらい。
そっか。楽しみですね。
楽しみと同時にそれを見るたびに私が発狂する未来しか見えない。
まあ、そうだろうね。
だから考えたんだよね。来年あたりにたろちゃんを押し立てしようかなってそれこそ思ってて、
その時に探します。竜の柄の絞りを。
あのさ、また絞りあつらえんの?
いいじゃん、別に。かっこよくない?夫婦で竜子。
いいんだけどさ、私と会えるやつじゃないから、私と会わないときにしてください。
はい、かしこまりました。
そんなところですけど、しーらさんの最近ではどんなものでございましょう?
あのさ、ご近所の方にね、お会いしたの。
というか、その辺にいたの、私が普通に近所に。
あの、浴衣着て。
そしたら、とてててててってやってきたの。ご近所のご夫人が。
ほうきとチリトリを持って。
はいはいはい。
で、あの、いつもお着物着られてるけど、そういうお仕事の方なの?って話しかけられたの。
はい。
だから、いやあの、趣味でございまして、ご期待に添えず申し訳ないんですけれどもって。
何を期待してたかどうかわかんないけど、うん、はい。
違うんですって言ったら、あ、そうなのね。
いつも素敵にしてらっしゃるし、いっぱい持ってるから、そういうお仕事の方なのかと思ったのって言われたの。
はい。
いっぱい持ってるのバレてると思って。
そうだね、バレてるの。
そうなの。だから、その人ね、ほんとお迎えさんみたいな、お迎えさんっていうか、7名お迎えさんぐらいの人だから。
はい。
ずっと、いつも違うの着てるなって思ってたんだな、ここ何年もと思ってさ。
あー、そうだね。
いっぱい持ってるのバレてることに私はちょっと笑っちゃってさ。
うん。
なんていうか、全然着物に興味がないというか、その、ご自身も着られない方が見てもいつも違うの持ってるなって思うんだろうと。
なんか、正直さ、こう、外側から見てる時って全部着物みたいなカテゴリーに入れられるから。
はいはいはい。
違うかどうかまでチェックされてると思ってない。
だって、私も多分着物着てなかった時だったら、赤いの着てんな、青いの着てんなぐらいは思うかもしれないけど、そんなに細かくは見れてないだろうなって思うし。
いや、でもどうかな、例えばさ、お迎えさんに私ロリータさんが住んでたとしたらさ、自分は着ないけどいつも違うの着てんなって思いそうだな。
どうだろうな、人によるかもしれないんだけど、ファッションに多少興味がある人は思う気がするな。
でも、ご近所のおしゃれな方とかが何持ってるかとか知らないし、当たり前だけど。
はいはい。
ただね、いっぱい持ってるっていうことが畑目から見てもバレてたんだなっていうことがあまりにも衝撃で、うおおおおって思って、これ絶対しゃべるって思ったんだよね。
じたともに認めるパンパーニューになりましたね。
ほんとね、パンパーニューなんですよって口から出そうになったよね。
なんか見せつけていきましょう。
そうですね、そういうことにしていきましょう。
そうよ、近所の道をランウェイにしてしまえばいいのよ、ランウェイに。
うーん、ランウェイのように歩くにはちょっと私体幹が足りないから体幹鍛えるところから始めるね。
はい、ピラティスに行きましょう。
あ、出たピラティス。最近タロちゃんピラティス言ってるからそういうこと言うんだよ。
いやーマジで効くね。
で、私は自分の容姿が好きじゃないっていう状態でずっと生きてきたよっていうのを、結構ここでも何回か喋ってるけど、
だからそのブスと着物とルッキズムのブスっていうのは自分のことを指してこれ言ってるんだけど、
その感覚で生きていると、うーん、みんなと同じファッションをした時に誰よりも劣ってるっていう感覚だったから、
うまく綺麗に着れてないみたいな感覚だったから、
それを他人に気に入られようとしてるのか、自分が許せないのかすら曖昧なぐらいやったんだよね。
そうすると着物を着ることによって他人の軸から逃げたような気がするの。
あーまあね、少なくとも洋服っていうジャンルからは一回外れるからね。
そうそうそう、そうするとなんか本当は私結構派手なのが好きだったんだよねみたいなのとか、
自分が気に入ったものを着たかったんだよねっていう部分を満たしてあげられるものみたいな感覚だったんだけど、
結局それって他人の評価軸から逃げたっていうことに過ぎなくって、
やっぱり自分が好きな格好というか綺麗で痛いだったりとか、これ可愛いでしょって思って着てるもの、
それはやっぱりルキズムなんじゃないかみたいな気にもやっぱりなったりするんだよね。
だから何の答えも出てないからグズグズちょっとここで今の私を残しておこうかなっていう気持ちでこのテーマを持ってきたんだよね。
いいと思いますよ。今回のテーマに関して明確な答えを出すというのは、
別にその人にとっての明確な答え、シーナちゃんにとっての明確な答え、タロちゃんにとって明確な答えは出せるけど、
全員がとかその意見を聞いた人が全てがその通りっていうようなことは無理じゃん。
ないないない。
それはその人、私とシーナちゃんでさえ、もしかしたら私は言い方悪いけどこれはブスだよねって言ったことをシーナちゃんがそんなことないよって言うかもしれないし逆もしかりじゃん。
だからそこは折り目正しくは無理と思って喋ろうではないか。
そもそも論としてさ、自分でタイトルに使っておいてあれなんだけど、ブスっていう単語の殺傷能力の高さすごくない?
すごいし、昔ね、ブスの歌っていうのがあったの知ってる?
知らない。
ちょっと検索してみてみて、私これ口に出したくないもの。
桃井香里さんの歌?
いや違うね、男の人が何人かで歌ってる歌。
桃井香里さんって出てくる?
桃井香里さんが逆に出てくるのすげーな。
ほんとだ、桃井香里さんがある。
だからたぶん桃井香里さんが歌ったんじゃないこれ。
マリちゃんズっていう人たちの歌だな。
ひどい、足が。
まあもうちょっとみんな聞いてみてください。
これね、私一個すっごい小さい頃から気に入らなかったことがあるの、この歌を知って。
ブスってさ、女性だけみたいな感じを感じたの、この歌で。
男性にブスって言わないじゃん。
ブサメンとは言うけど。
なんか関西の人って言わない?
ブスって?
大阪の芸人さんとかってさ、
芸人同士の男同士でもさ、お前ブスやなーみたいなのとかって聞く気がするんだけど。
ブサイクやなーみたいな。
ブサイクは言うね。
いや、ブスって言うんだよ。
すごく意外だなって思ったからすごく覚えてるんだよね。
主に女性に対して使われる言葉とは出てくる辞書で見ると。
だがさ、その時点でさ、腹立つよね。
なんか、男の人はご面相関係ないんですか?って思っちゃう。
なんか、昔さ、星野玄さんがさ、
お玄さんっていうNHKでやってるやつ知ってる?
あれで、ちゃんと助走したのはそれが初めてだったのかな?ちょっと分かんないんだけど。
で、やった時に、え、似合ってるじゃん!かわいい!って言われたんだって。
で、その時に彼はすごく衝撃だったらしいの。
なんか、嬉しいって思ったんだって。
自分の容姿は劣っていると彼は思って生きていたタイプの人間だから、らしいんだよね。
そのエッセイの中ではそうやって言ってるんだけど。
だから、その感じで、容姿を評価されるみたいなことっていうのは、
あんまりなく生きてきたから、
助走することによって、かわいいって言われて、こんなに嬉しい気持ちが湧き上がってくるということが意外だったんだって。
で、あ、女の人ってこういう視線をずっと浴びてるってことかって思ったんだって。
自分は、所詮男だから、美しくなかろうが、みたいな視線もあるわけ。
なんだけど、かわいいって言われてこんなに嬉しい気持ちになったりとか、美しくないとか言われることに対して、
ちょっと恐怖心が芽生えて、こういうふうに振る舞おうって、この格好をしているときは思っちゃうみたいな状況っていうのが生まれるってことは、
この視線に24時間365日晒されている女の人の感覚っていうのは、自分が持っている感覚とは違うんじゃないかと思ったみたいなことを、
おげんさん初期の頃の中で書いてあるんだよね。
だから、タロちゃんが言ったように、ブスっていう言葉って女の人にしか刺されないじゃないって。
何だったら美人っていう言葉も基本的に女の人にしか刺されない気がしない。
まあ、そうね。
だから、容姿をジャッジするみたいな話で言うと、やっぱり圧倒的に女の人の方がその素性に乗りがちなんじゃないかなという気はする。
そうだよね。勝手に土俵に乗せられてる感じがするんだよね。
そうそうそう。
だからね、そういうので最近思ったことがあって、しゃべっていいかな。
もちろん。
ちょっとしゃべってるんだけどさ。
そりゃそう。
タロちゃんはね、シャンソンやってるじゃないですか。
そしたらなんかね、シャンソンのお客さんの中に何人かやっぱりSNSでつながってたり連絡先知ってる人っているんですよ。
はいはいはい。
そしたらなんかさ、やっぱおじいちゃんとかだから、庭の花とかたまに写真で送ってくれるんだよね。
うん。
紫陽花が綺麗に咲きましたよみたいな。
へー。
それで、とっても綺麗ですねって私が返したんだよね。
うん。
そしたら、いやタロちゃんさんほどじゃないですよみたいな。帰ってくるわけよ。
うんうんうん。
私はまたまたみたいなご返信させていただいたら、自信はありませんかって言われたんだよね。
あーなるほどね。はいはいはい。
で、え?って思って。
うん。
ん?と思ったんだよね。え?っていうよりも。
なんか別に私シャンソンとか音楽人前に出るからやってるけど、自分のことを美人だからシャンソンやろうとか思ったことはないよ。
まずそもそも思って美人だとは思ってないから自分のことをね。
あーなるほどね。
うん。もちろんタロちゃんの所属してるシャンソンのお店っていうのはすごく結構厳しいルールがあって。
うん。
まず太ってはいけないんだよね。
うーん。
あとメガネをかけてはいけないとか。
うんうんうん。
それは。
普段はいいのよね。
普段はいいよ。
うんうん。
あのメガネをかけてはいけない理由はね、スポットライト浴びた時に反射して目が見えないからなんだけど。
うんうんうんうん。
で太ってはいけないはオーナーがその好みですね。シンプルにあの人の。
あー。
痩せてる女性の方が美しいと思ってるからその基準に勝手にかさわずされてるだけだし。
うーん。
でも別にタロちゃんは太ってもないしメガネじゃないコンタクトだからね。
うん。
とりあえずうちの店のその良くないとされている姿ではないにしても。
うん。
だから自信はありませんかって言われてさ。
それどうやって返すのが正解というか。
まあタロちゃんの返答はこれ昨日なんですけどね。
えー。
容姿の美臭は人に判断されるものではないと考えているので自信のありなしはあまり考えていませんって言ったんだよ。
うんうん。
そしたらはい了解いたしましたって返ってきてどういうことだよと。
何の返答もなかったのかよみたいな。
うーん。
まあ割とタロちゃんぶった切ったよね感はあるけどその返信って。
でもこれは別にぶった切ってるっていうよりもそうだなって思ってることをそのまま言っただけなんだよ。
あ、そうなんだ。
でもなんか私はいこの話はもうこれでおしまいですっていう雰囲気を感じたんだよねその返信って。
あー。
仮にねこのお客さんがタロちゃんのこと美人だと思っててもどうでもいいし。
うん。
ブスだと思っててもどうでもいい。
例えばさ。
はいはい。
自信がないですか?
うん。
どうだろうな歌うたいとしては自信がありますがよしのことはあまり考えていませんみたいな。
うん。
とかでもさ結構棘があるような気がするしさ。
あーまあそうだね。
もうなんかさその会話になった段階でさちょっとこっちは手詰まりみたいな感じがしない?
あータロちゃんサイドは?
うん。
あーまあだから返答しづらいことを言われたから私も返答しづらいことで返しただけで。
それってさ。
はいはい。
その人が若い頃にはそれはコミュニケーションとして成立してたのかな?
いやーそれね思うんですよ。
そのーまあそれこそねタロちゃんとかシーナちゃんぐらいの年齢のより下の人?
うん。
とかちゃんと時代を鑑みてあそういう話題ってよくないんだなってちゃんとアップデートされてる人はもうそんなこと言わないけど。
うん。
結構警察にタロちゃんのいる環境特にあのシャンソンなんてねお年寄りが好むお客さんの中ではそういうことを言ってくる容姿についてとか。
うーん。
あのさ綺麗だなって思うことに対して綺麗だねっていうこともよくないっていう風潮あるじゃん今。
あーそうだね。
あれどう思う?
えーまあこれSNSで見た話を思ったことがちょっと重なるから話すんだけど。
うん。
なんか誰々ちゃんの子供はすごい可愛いね可愛いねって言われるけど。
うん。
発表会かなんかですか同じ格好してるのにその子だけ言われることによってその他の子供たちは自分は可愛いじゃないんだって思ってしまうみたいな。
うんうん。
だからあんまりそういうのも言わない方がいいみたいなのなんかで見たのよ。
うんうん。
その意味ではなんか言わない方がいいっていう意見になるのかなと思いながらもうでも玉ちゃんは綺麗だねとか可愛いねは思ったら言った方がいいと思うんだよね。
おーその心は?
うーんそのさっきの話も戻るけど星野源さんがさ可愛いって言われてさ嬉しかったって言ったじゃん。
うん。
それって多分可愛いって言われると思ってなかったと思うの。
うん。
星野源さんはね。
うん。
だから太郎ちゃんが軽率に可愛いねとか似合ってるねとか素敵だねって言ったことでなんかこうその人がすごくえ嬉しいってなってくれたら太郎ちゃんも嬉しいし。
うん。
もしこれねいや実はさ私これ気に入ってないんだよねみたいな。
うん。
言ったらあそうなんだじゃあどういう風になりたいのって別に聞くだけだし。
なんか。
はい。
さっきの発表会のくだいで言うと。
うん。
まあ例えば成人式の振袖とかでもいいんだけど。
うん。
まあ同じ格好もしくは同じようなジャンルの格好をしている中で。
うん。
一人にだけスポットライトが浴びている状態っていうのが起きると周りはそうじゃない自分を色濃く感じてしまうんだと思うんだよね。
うん。
だけどたった一人だけに向けられた1対1での会話でいいねとか可愛いね美しいねっていうのは。
ああ。
多分その比較したことによって影を生まないんじゃないかなっていう気がする。
あの可愛いねとか綺麗だねって言ってる方は個人に向けて言ってるつもりだったとしても。
うん。
同じような属性を持ってる人が周りにいた時にどう感じるかみたいなことっていうのがまずこれが起きがち。
近所じゃない、知り合いのおじさんに撫で方の玉木ちゃんって呼ばれるくらい撫で方だったとか、
あと遺伝的な意味合いで言うと色が白いとか、そういう要素がいわゆる着物が似合うとされてる体型、
そういうこと、あとなんかその自分が雑であるっていうことがわかってるから、多少の着崩れを許容できるぐらいの大雑把さがあるっていうところも自覚してた。
だから、着物ライフは割と私はいけるんじゃないかって花から思ってたんだよね。
だから、初めて着た瞬間から着崩れているあの瞬間ですら、洋服より似合ってると思ってたんだよね。
自分の中の比較だよね。洋服より似合ってる自分みたいな。
もしかしたらね、でも洋服も似合ってるよって思ってる人はいるかもしれないからね、周りにね。
そう、でも結局その声はさ、届かないわけよ。自分のコンプレックスの殻が硬すぎて。
だってこの人は私のこと愛してるからそういうふうに褒めてくれるんだわ、みたいな感覚になったりしない?
そもそも愛されてることがすごいのにそこは評価しないっていうさ、そりゃ恐ろしいことが生まれるわけよ、これって。
あー、そうだね。
怖っ。
って考えたら、太郎ちゃんの家ってさ、スーパールッキズムファミリーなんですよ。いつかの回かでも言ったことあるんですけど。
うちの家族はですね、本当に実家の母も姉も太るとブチ切れられるし、肌荒れしてもブチ切れられるし、本当にそういう家庭で育ってるんですけど。
でもね、母親はね、自分の子供だからさ、可愛い可愛いって言ってくれるんだけど、私がね、高校生ぐらいの時に役者になりたかったんですよ、太郎ちゃんって。
演劇もやってたし、すごいお芝居も好きだから、役者になりたいなって思って、進路の関係で話したんですね。私、役者になりたいんだよねって。
そしたら、役者ってそんな全員が食べられるわけじゃないからやめときなってわかるじゃん。
あなたは親からしたら、それは子供だから可愛いけど、世間から見たらそんなに可愛い部類に入らないからやめなさいって言われたんだよね。
役者って別に美人やハンサムだけはなるわけじゃないんだが。
じゃん!そうじゃん!本当に。で、なんかその、うちの母親は、私とか姉にそういう芸術的なセンスがないと思ってたんだって。
はいはいはいはい。
本当に。なぜなら自分にもないから。で、一定期間夫だった男性もないと思ってるから。私の父ね。
だからそれを言われて太郎ちゃんすごいショックだったんですよ。なんか今まで可愛い可愛いって言って育ててきといてなんだこいつって思ったんだよね。
あのさ、全く同じエピソードをさ、騎士団の綾野孝司翔さんが言ってたのを覚えてるわ。
やばいやばい。綾野孝司さんと同じ。でもそう考えると後援。
確かなんかアイドルのオーディションに応募したいみたいなことを言ったら、全く同じ。私にとっては可愛いけど世間一般から見たらそんなことないよって言われたっていう。
だからないっていう認識になってる
あるかもしれないけど
私のとこに届いてない
私はね割と太郎ちゃんはね
自分という人間が純度100%自分の考えでできてるとは思わなくて
それは無理よそれは無理
それは無理じゃん
平穏高く積み上げて孤独に生きていくのなんて無理じゃん
いろんな人とやっぱり関わったり
いろんな人のエッセンスを吸収して太郎ちゃんができてるわけだから
だから太郎ちゃんがいいものを吸収してるし
時にはね道を通っててブスって言われるみたいな
嫌なものもうっかり吸収しちゃったりもするんだけど
その中で太郎ちゃんがいいなって思ってることを
外野なりの言葉で言ってきたら
嫌だなとは思わないんだよね
なんか言ってるけどとりあえずこういうことでしょって思うようにしてるんだよね
じゃあ太郎ちゃんも賛成賛成
私もそうだと思うよ自分のことをみたいな
それは自分に対するネガティブな意見であろうとポジティブな意見であろうとってこと?
そうだね
それこそこう背が低いねとかさ言われるじゃん
太郎ちゃんは気にしてるんだよね背が低いことを
でも背が低くて小さくて可愛いよねって言われることある
そこでありがとうございますとは言わないんだけど
そういうことを言ってくれる方ももちろんいらっしゃるんですけど
シャンソンやってるとやっぱり背が高い方がドレスの面積が広くて
やっぱりステージ映えするんで背が高くなれたら良かったのになって思ってるんですよって言うんだよね
これによって太郎ちゃんは背が低いって言われてることを
あんまりハッピーだと思ってないよってことをやんわり伝えてるつもりなんだよね
さっしの良い人はそっか確かにそれだったら
そうだよねステージ立つ人間だったら背が高い方が良かったなって思うかもしれないよねみたいな
そこで相手が背が高い人だとでも私はそういうことないから
背が高いとさやっぱり男の人より背が高いって言われて
それで嫌だなって思ったこともあるんだよねって言ったら
ああそうなんですねって言うだけで終わるし
そんなことないよとかって言ってそれでも自分の理論を押し付けてくるやつは
そういうことにしえ去るんだけど私が
要主のジャッジみたいなことっていうのは
本人の根幹の評価ではないっていうことは
頭で分かっていても言われた瞬間ってやっぱりそれに気持ちがざわついてしまって
いやでも本来の私の価値っていうのはそれだけではないからねっていうところに
たどり着くにはやっぱり少し時間が必要であったりとか
背が低くて可愛いねみたいなのだって結局消費であったりとかするっていうのもあるような気がしている
そうなんだなでも自分だけの価値観っていうのはまた難しいんだよねやっぱり
だけどステーキはもともとステーキだけど食べて消化して自分の身になったらやっぱり自分にならない
納得とは?
結局これ着物の話してなくないみたいなのもちょっと気になってはいるんだけど
それはね顔の話しかしてない顔と人識の話しかしてない
そうなのそうなの
でもね一つ思うのがこの話題は誰にとっても正解じゃないし
誰にとっても間違いじゃないと思ってて
なぜならもう椎名ちゃんと太郎ちゃんの時点で顔は違うし
その身長とかもちょっとずつ違うしさ
肌の白さだって違うしさ
それを考えた時にじゃあ他の人は?って言ったら他の人も全然違うじゃん
たとえここで太郎ちゃんと椎名ちゃん的なベストアンサーを見つけ出したとしても
これベストアンサーだよねって誰かに話したら
ふざけんなバカヤロー殺すぞみたいな話になってくると思うんだよね
いやでもなんかさ別に結論が出る話ではないんだけど
これで合ってたかなー感はあるんだよな
合ってるっていうのは自分が聞いた時にそうそうってなるかなーって思ってて
なので今日はなんとここで一回締めるから
次の収録までにこれについてちょっと考えて
私たちが何を思ったかっていうのを喋るっていう初挑戦をするのどう?
いいじゃん宿題タイプね
前さ一回前後編みたいなのやったことあるんだけど
その時っていっぺんに撮って前後編に分けてるんだよあれ
あまりにも結論に至るまでが長くて分割した方がいいねみたいな
でもなんか今回のこれってちょっと1週間に1回私ら撮ってるじゃない
1回ちょっと持ち帰ってそれについてもう1回考えてどう?みたいな話をするっていうのはどうでしょう
今回もね結構喋ってるんだけどでも結構ね切ると思うんだ
沈黙も長かった今回特に
なのでちょっと1回ね持ち帰りでまた来週も同じテーマで喋るので
これを聞いている方もおのれの中のあれこれがあったら教えてほしいですね
でもすごくこれって勇気がいる話題だと思うんだよな
だってさ他人のことを何か言っているようなつもりじゃないのに
他人の話をしているように聞こえたりとかさ
自分の話をしているのに自分とたまたま状況が同じだった人を攻撃してるかもしれないじゃん
そこまでさ文脈読まない人たちじゃないよ聞いてる人たち
まあまあまあねみんなの方がねインテリジェンス
そこはさちゃんと切り離して考えれる人たちが聞いてると思うんだよね
そういうメディアだと思ってる私は
じゃあその願いを込めて最後の挨拶するか
はいお願いします
じゃあね最後まで聞いてください
普段聞き物好きのたまごとラジオでは皆様からのお便り随時随時お待ちしております
誰に聞いてみたいこと話してほしいこと
今回ちょっと難しいテーマですけどね
ルキズム的な話でも何でもどうぞ
お便りは当エピソード概要欄の受付フォームから
ハッシュタグきもたわラジオでのポストもいつもありがとうございます