普段着キモノスキーのたわごとラジヲ(
ごきげんよう、普段着キモノスキーの椎名さんです。
こんにちは、こんばんちは、着物んべい、たろちゃんです。
毎週木曜日夕方5時更新、着物を通じて出会った2人が、着物の話とかそうでない話を、
ああでもない、こうでもないと談義するトークプログラム。
着物を生業にしていないただの普段着キモノスキーの2人がする、
毒にも薬にもならない、ためにもならないお手話、それが普段着キモノスキーのたわごとラジヲです。
光る犬も縮むほど寒い日々になってまいりましたね。
ごめんごめん、光る犬って何?光る黄身みたいなそういうあれ?
違う、あのほら、なんか散歩中にさ、ここにちゃんとワンちゃんがいるから、
自転車とか車とか気をつけてねーみたいな、ピカピカリングみたいなのつけてるワンちゃんいるじゃん。
はいはいはいはい、あのモフモフの中身が光ってるやつみたいなやつだ。
そうそうそうそう、あれがさ、寒波の風によってさ、一部がハゲとるぐらい、
まーって毛がまーって一方方向に流されるぐらい寒い季節になってまいりましたね。
あれさ、犬って眩しくないのかな?
犬自身が?
そうそうそう。
でも犬ってさ、人間より視力弱いから、認識できる色もね、確か少ないはずだから。
色じゃんそれって、光はさ強かった。だってさ、人間で考えたらさ、
顔の周りになんかピカピカしてアクセサリーをつけてるって考えたらめっちゃ眩しくない?
犬は前しか見てないから、大丈夫なんだろう?
確かに首の位置違うからどうなんだろうね、あれ。
このポッドキャストを聞いている長毛種または短毛種の犬の皆様、
特に飼い主がピカピカリングをつけてる皆様はこちらの宛先までご感想をお願いします。
まって、犬に?
ワンちゃんあるかもしれない。
あーワンちゃんだけにね。えっとね、今日は雑談なので。
はい。
もうほんとね、タロちゃんと一緒にいると私のスルースキルがさ、優れてきちゃうわって思うんだけど、
私もともとスルースキルが高いので。
よかったよ、シーナちゃんの相方で。
まあ、選ばれたのはどちらかというとタロちゃんなんですけどね。
わーやったー、綾鷹みたいな扱い。
でも私ね、綾鷹美味しいのかな?私綾鷹飲んだことあるかな?
え、知らないよ。
そうだよね。
つぶさにさ、シーナちゃんの飲み物チェックしてないけど、でもシーナちゃんは収録中に水を飲んでるイメージ。
で、疲れてたらコーラ飲んでるイメージ。
そうだね。
今日コーラ飲んでる、疲れてるのかなって思う。
え、私の疲れてる指数ってそうやって測られてたの?
イエス。
あ、衝撃。
でね、今日は雑談なの?
うん、はい。
雑談をね、ちょこちょこ挟みたいと思ってるんだよね、という話をしてから、雑談を挟むようになったんだけどさ、
タイトルの付け方が困るってことに気がついてるんだけどさ。
あー、じゃあもうあれじゃん、このままみんなも知ってると思うけど、今日のテーマは何だろうな?
え、雑談?
雑談とかけまして、
え、私ねずっちじゃないから無理だよ。
どちらも帯留めを使えるのがいいですよね。
半幅帯の楽ちんさんに気づいてからは名古屋帯を締めなくなったので、メルカリで何本も手放しています。
使わないものを手放すことも生理戦闘のコツですよね。
たるちゃんがんばれ。
そして着物を始める人はまずオーソドックスの着付け王には大賛成です。
着物を何度も着るうちに自分の好みや着付けやスタイルが出来上がっていくと思うので、
小物類は最初はベーシックなものを最低限揃えるのがいいかなと思います。
着物好きは懲り性の人が多い気がします。
だからあれやこれやといろんな小物を試しパンパーニュになっていくんですよね。
最後にお伝え漏れしていましたが、たるちゃん結婚式の準備も頑張ってくださいね。
大変ですがやってよかったと思えるはずです。
なんか、きょうこさんさ、いつもさ、今回はたろちゃんのだけどさ、
パンパーニュになるよとか、片付け頑張ってねとかさ。
たぶんね、正直に耳あり、違うわ。
壁に耳あり、正直に目あり。
なんで私正直に耳つけたのかよく分かんないんだけど。
あれじゃない、音の振動を髪で感じようとしてるじゃないですか。
そうだね、そういうことにしてくれると優しいと思うんだけど。
たぶん、うちかたろちゃん家にきょうこさんの目があるんだと思う。
たろちゃん家物多いからさ、バレないよきっと、目があっても。
そうだね、一個ぐらい落ちてても怖い。
怖し。
このさ、きょうこさんのさ、ルンルンしたときの気分とかでパタパタ結びにするのすっごいわかる。
わかるんだ。
わかる、なんか今日はちょっと華やか振りたいぞみたいなときとかに、
私も結構リボンパタパタとかやりがちだから、ちょっとルンルン弾んだ気分のときとかにやりがちかも。
私可愛いなと思って聞いてたんだけど、私もそうだな、ちょっとルンルンしたときは反映させていったらいいね。
そうそう、ちょっと弾んだ気持ちを帯でも演出していくぜみたいな感じなのと、
帯留め使えるからいいよねっていう、どこまでもパンパーニュに足を突っ込み続けるきょうこさんの雰囲気が伝わってきて、私は仲間だなって思ってる。
ルンルンしてるときの帯がパタパタ結びっていうのさ、きょうこさんがやってたら、身近にいる人、家族とかさ、きょうこさんはルンルンしてるんだなって思うんじゃない?
そうだね、だからきょうこさんさ、文学振り間のときも来てくださったじゃない?
うん、来てくれた。
もし今後私たちに会う機会にパタパタ結びじゃなかったら、きょうこさん今日はルンルンしてないんだわって思われちゃうから、今度はパタパタ結びで来てください。
なんてことを言うんだ。
逆に怒りの鬼瓦結びとかあったらおもろいのよな。
めっちゃおもろいね、そういうの。でもたぶん、まめさんぐらい慣れてる人だったら鬼瓦結びもきっとできるわけよ。
鬼瓦結びやられた日にさ、仮にだよ、たろちゃんが鬼瓦結びを発案して、で、カレドニアがそれを見たら、それをおののくんじゃない?
なんかたとえば待ち合わせとかしてさ、向こう仕事してさ、ちょっとデートしようと思ってさ、来てさ、あ、たろちゃんいる。鬼瓦、俺何かやったっけ?みたいな話になっちゃうじゃん。
まあそうよね、なんていうかスナック感覚だよね。
そうそうそうそうそうそう。
だからみんななんか賢いやつの合間にこれを聞いてるのか、どういう気持ちで聞いてるのかちょっとわかんないんだけど、
いやそもそも何で出会ったのかなって思うの。
なんかあなたが聞いてるジャンルではこれがおすすめで上がってきた人もいれば、
実際にお会いして聞いた方だと、ポッドキャストで着物って検索して出てきた中で聞きましたっていう人もいるの。
うんうん。
だから本当に皆さん何で出会ってくれたんですか?っていうかもうすごいさ、初っ端から聞いてる人もいればさ、
なんか最近ふわっと増えたりとかもしてからさ、最近ふわっと増えた人たちに至ってはさ、
マジで何で出会ってくれてるの?っていう気持ちなわけよ。
ねえ、本当に嬉しいけどさ、知りてえよな。
だからそれをぜひ私に教えてくれると、コードリするほど喜ぶので教えてください。
はい。じゃあ皆さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
というわけでさ、今日雑談なんですけどね。
はーい、雑談か。え、まあさ、最近あったことをさ、最近ドゥみたいな、なんていうの、最近ドゥの幕の内弁当みたいなものってことでしょ?
そうそうそうそう、消化道弁当でもいいよ。
あー、豪華になった気がする。
あのね、骨董市行きてえなっていうポッドキャスト撮ったんですよね。
うんうんうん。
我々。そっからね、早速ね、ちょうど骨董市あったからね、行ってきたんですよ、大洲骨董市に。
うらやましい。
いいでしょ。結局あの、帯締め1本買って帰っただけなんだけど。
あ、どうしたの?珍しいじゃない。
いや、あのやっぱりさ、整理整頓してる中で、いるなっていうものしか買わないって思って見ると、
うん。
自分に対して、まあこれはこの値段だし綺麗だし、こんな色の帯締め持ってないし、
うん。
3部品ももうちょっと欲しいと思ってたから、まあよしと思って買ったんだよね。
うんうんうん。
その、買ったお店の話なんだけど、
はいはいはいはい。
誰もいなくて、店員さんが。
はいはいはい、あるあるある。
まず。で、あ、出てんのかなと思いながら物色してたのよ。
うん。
その日、和洋節中で、コーディネートはね、Xにも載せてないんですけど、
うん。
タートルネック着て、青地に緑色のDNAの螺旋状構造みたいな模様のウールと、
うんうん。
靴履いて、帯に、ゴフク屋さん.comの、
うん。
タコとアマっていう浮世絵の、
うん。
ちょっとやらしめな、
うん。
柄の半幅帯を締めてったんですよ。
うんうんうん。
で、あの店員さんいないなーと思って、
うん。
ゆっくり物を物色してたら、
うん。
道を挟んで、向こう側の人がじっとこっちは見てるの。
うん。
あ、なんか向かい側のお店の人がめっちゃこっち見てると思ったら、
うん。
その人がザーッて近づいてきて、
うん。
このお店も私のお店だからって言ってきたんだよね。
あ、はぁはぁはぁ。
あ、あ、そういうこと?と思って、あ、すいません、誰もいないと思ったんですけど、
お姉さんのお店だったんですね、みたいな言ったの。
うんうんうんうん。
そしたら、やっぱ着物売ってる人だから着物見てくるじゃん。
うんうん。
そしたらタロちゃんの格好見て、
あ、なんかすごい洋服とうまく着てるねって言って、
ありがとうございますって言った後に、
うん。
いきなり、あんたエッチな帯してるねって言われて。
あははは。はいはいはいはいはい。
まあ事実だな。
結構でかい声で言うのよ。
あははは。
自覚はあったよ。
タコとアマをね、みんな検索したら分かるんだけど、
確かにエッチな帯なんだよ。
うん。
そんな、なんかさ、まるでさ、へそでも透けてるみたいなさ。
ふふふふふ。
ああ、まあまあ、はい、みたいな認めざるを得ないから、はいって言うじゃん。
うん。
そしたら、ちょっとこっち来てって言われて、
うん。
え?って思って、なんだろうって思ったら、
お迎えの、さっきお姉さんがいたお店に座ってる人がいたんだよね。
はいはいはいはい。
どうもその、お隣のお店のご夫人らしいんだけど、
はいはいはいはい。
見て、この子、エッチな帯してるでしょ。
あははは。
そんな紹介、自己紹介、タコ紹介ってあるじゃん。
あ、タコ紹介ってタコとアマだからタコ紹介ってこと?
そう。
そう、と思ったんだけど、今そのね、その時に頭がすごい渋滞してたんだよね。
タコ紹介、タコとアマ、エッチ、わー、みたいな。
そしたらその座ってたご夫人も、
うん。
ああ、エッチね。
うん。
ああ、みんながエッチに賛同する、ああ。
でも自分だってさ、好きな柄だしさ、分かってて締めてるでしょ?
締めてるんだけど、
うん。
そんなさ、みんな、エッチエッチ言うなよって。
あははは。
分かってんのよ。
しょうがない、しょうがない。
でもね、フォローしてくれたのか、そのお店のお姉さんは、
いやでもね、こうやって着物、ね、若い子が着てると可愛いねって言ってくれたのよ。
うんうん。
ああ、嬉しいですって言ったら、そう座ってたご夫人が、
この子はね、着物着てなくても可愛いわよって、よく分かんないフォローの上書きをされました。
え、なにこれ、エッチエッチ言ったからさ、2人ともさ、申し訳ないと思ってるからさ、お世辞のミルフィーユ重ねてるみたいな。
かもしれない。やっぱこう、何かで穴を掘ったら、その穴を埋めなければならないっていうことだから。
いや、エッチで掘った穴は深ぇよ。
あははは。
可愛いで埋められなかった。
これあれ、なんかその、周知の墓穴ってこと?
そうそうそうそう。
自分で巻いてるから。
そうそう。
いやいや、まあでもね、まあ褒めていただけたけど、
エッチエッチをさ、そのオースカンノンの境内の中でエッチって一番言われた気がする。
そうだね。あんまりオースカンノンってか、境内の中でその単語言わないね。逆に遠いよね。
遠いね。距離感ある言葉のはずなのに。
そうだね。
私さ、この間さ、出先でね、リサイクル着物ショップに行ったんだけど、
いいじゃん。
すごいね、素敵って思ったのにね、何にも惹かれなかったの。
どういうこと?
なんかすごい、あ、全部可愛いなって思うけど、これは私のものよっていうのに出会わなかったのね。
あー、なるほどね。
だから、私の物欲が発動しなかったの。
あー。
で、あ、ってことは私は今、何かがすごい欲しい欲しいっていう時期じゃないんだわと思って。
粉れっ感出すじゃん。
そう、粉れっ感を出していくわよみたいな気持ちは、そうかそうかと思って、
じゃあ私は今ね、持ってるやつを大事に着るわと思いながら帰ったわけ。
はい、はい。
で、それなのに、いや、本当に私は欲しいものないのかなと思って、その晩ね、ヤフオクを見てたわけよ。
ほいほいほい。
そしたらさ、いや、これは私のものよって帯があったの。
お、いいじゃん。
で、
クセ回収。
多分そんなことはないのだが、まあ純粋にね、これはね、散らかっているっていう、
あ、なんかタロちゃんばっかり整理整頓の話してるようだけど、
お前んちも整理整頓されてないなっていうのが、ただただ露呈しているっていう時間だなって喋りながら気づいた。
なんか恥ずかしい。
いやでも、タロちゃんがよくやるのは、洗濯ネットに入れて洗うじゃん。
うん。
で、洗濯ネットから出して干すんだけど、
うん。
それで出し切らずに1個だけ靴下とか手ぬぐいとか入れたまま洗濯ネットカゴに入れといて、
なんかその、循環しないで下の方に溜まってたっていう時はある。
あ、洗濯ネットに入ったまんまネットが下の方にあるってことか。
じゃあちょっとこの後収録が終わったら私の旅ないかしらって言って、洗濯ネットが入ってるカゴ見るね。
見て。
スコット。
たまにあるからタロちゃんは。
え、これさ、みんなそういうのないの?タロちゃんないのそういうの?
右足だけないとか左足だけない案件とかないの?
あるよ。
引っ越しする前ね、去年の話なんだけど、
その時に結構ボロボロだったから、片足しかないのとかも含めて捨てて、
いい機会だったから。
で、今新しく引っ越して、
正月にさ、カレドニアのお母様とかお父様のいる、いわゆる実家?
いわゆる実家?
シーナタマキさんっていうところの帝国、カレドニアの帝国に行ったんですよ。
カレドニア帝国は何か違うやつが出てきてる。
ほんまやな。
でもさ、人様の家に行くし、新年だから新しいタビとかも下したんだけど、
それ以来、とりあえずは無くしてない。
でもなんか、ちっちゃいネットに入れて洗うんだよね、タビは。
だから結構目立つ、逆に。
そっか、なんか私さ、タビソックスカラフルなやつとかさ、
白とか黒とかは複数枚持ってるんだけどさ、
白いタビソックスなんで神経衰弱できそうな気がするもんね。
あ、今思ったんだけどさ、洋服の中に紛れ込んでないのよ。
洋服の靴下の中に。
あー、それは、ありえなくはない気がするけど、
さっきも言ったのに、洋服用の靴下とかって、マジで決まったものしか持ってないから、
すぐバレそうな、バレそうなっていうか、紛れ込めなさそうな気がするんだけど。
いや、意外とあるかもね。
えー、じゃあやっぱ、これの収録が終わったら、洗濯カゴ、ネットの部分と、靴下が入れてある引き出し。
ねえ、すごいさ、私整理整頓できてないのが露呈してる。
この、たろちゃんとのコントラストだったら、私はまた整理整頓できてる側の立ち位置を持たなければならないっていう自覚があるのに、
全然できてないっていうことが、今露呈してる。
踊るタビ操作戦の始まりです。
整理整頓できません。
レインボーブリッジは封鎖できねえし。
若い人にはわかんないんだよ、それきっと。
でもそれ言ったら、ジャジャマルピッコロポロリもさ、わかんねえって。
それはそうだね。
ジャジャマルピッコロポロリの世代じゃないからね、言ったけど。
はははって言ってたら、ちょうどたろちゃんの止まってる階でパーってドア開いたから、
そのボーイに振り向きざまに、もう飛んだらあかんでって走っちゃった。
さすらいのエレベーターおばさんしてきた。
でもあれによってもうあの子は二度とエレベーターの中でジャンプしんやろ。
多分そうだと思うよ。
おじいちゃんの落ちるでまではいかんかもしれないけど、止まるってことはね、わかったからね。
そうなんだね。今初めて知ったわ。
たろちゃんってさ、どんな大人になりたかった?
あのね、聞いてくれる?
聞いてるんだよ、今。
ちっちゃい頃ね、お母さんに言ったらしいんだよね。
たろちゃん将来OLになりたいって言ったんだって、昔。
へー、そうなんだ。
お母さんはなんでだろうなって思ったら、しょむにってわかる?
はいはいはい、昔やってたドラマだ。
えすみまきこさんがOLで、すごいロングヘアで、きゃたつを肩に担いで、
で、あの人スタイルいいじゃん、かっこよかったから、それを見て言ったらしいのよ。
うん、なるほど。
そう、でもお母さんはすぐ言ったらしい。
普通のOLはね、きゃたつ担がないのよって。
そりゃそう。
そしたらたろちゃん、えっって言ったから、なんかもうそれ以降言わなかったらしいんだけど。
きゃたつ担ぎたかったってこと?
昔からかっこいい女の人に憧れる節があったんだろうね。
あーなるほど、でもその当時のたろちゃんのかっこいいは、きゃたつを担いでカツカツカツって歩くのがかっこよかったんだね。
たぶんね。
頭悪いなー。
いいんじゃないでしょうか。かわいかったねー。
かわいいでしょー。
かわいかったけどエレベーター止めたからちょっとよくないかなー。
だめー。
みんなはね、エレベーター、もうこれ聞いてるみんなはね、おっきいから飛び跳ねたら本当にだめだよ。
だから、たろちゃんの霊を自分の子供に伝えればいいんじゃない?ほんまに止まるからなって。
いやね、本当に止まるよ。
すごい真剣な顔して言うけど、あんまりその経験してる人いないからさ、堂々と言うことでもないんだよな。
ほんとね、一緒に乗ってる人がね、おおーって大人もね、たじろいでて本当に申し訳ないという気持ちを初めて知らされたよね。
あのさ、前にさ、着物ボンの話したじゃん。
着物ボンの話ね、したね。
あの時にさ、着物の国の?っていう本紹介したの覚えてる?
はい、覚えてますよ。
文庫化したらしいよ。
おお、みんなの手に取りやすくなったね。
そう、私まだね、本屋さんでお見かけしてないっていうか、あんまり文庫コーナーに行ってないからかもしれないが、文庫化したらしいので、ポータブルな感じのサイズに多分なってるんだろうから。
気になっていた人はぜひっていうのをね、なぜ私がここで宣伝してるのかちょっとよくわからないけれど、私のお気に入りの本なのでぜひっていう気持ちです。
いいね、たろちゃんもでもちょっと読みたいな。
ぜひぜひ読もう。たださ、着物の国の?の話からちょっとずれるんだけどさ、ちょっとさ、うーん、なんつったらいいかな。
私さ、今年、というか今年度1年さ、大学の履修科目みたいなやつで、服飾文化みたいなのとかを勉強したんだよね。
うんうん、言ってたね。
そうそう。で、まぁ一旦ね、それは1年間で終了って思ってたから終わって、本当はね、もうちょっとやりたいことあるんだけど、ちょっと時間的に厳しそうだから来期は受けないんだけど、
服飾文化みたいなのを学んでると、それに付随した歴史の話みたいなのもちょっと出てきたりとかするじゃない?
そうだね。
ほいでさ、別にそれだけじゃないんだけど、知るとさ、楽しいだけで着ることができなくなっていることっていうのがちょっとあってさ、
ほうほう。
もう本当に咲いたるものだなって思うのは、私たぶんね、20年前とかだと、多分、洋格のファッションってファッショニスタとして綺麗だと思ってたと思うの。
ああ、はい。
でも、洋格の歴史とかを知ると、綺麗だねだけは言えなくなっちゃうんだよね。
ああ、なるほどね。
やっぱりそれに付随する暗い歴史というか、ちょっと口に出すのはもうはばかられるようなことっていうのがたくさん起きていて。
自分の意思であそこにいる女性はもうごくわずかってことだからね。
自分の意思って言われているものですら本当に自分の意思なのか、それを選ばざるを得なかったとか、そこにしか逃げ場がなかった可能性もあったりとか、
もちろん個々人に聞いたりとかはできないから、もうなくなりになってるからね。
だけど、そういうのを知っちゃうと、綺麗だよねだけはちょっと言えなくなっていて、
そこから派生しているものっていうのもたくさんあるわけよ。
優女たちのファッションによってゴージャスな技術みたいなことだったりとかっていうのも、きっとそれで食える職業の人たち、職人さんたちっていうのも多分いただろうし。
実際その浮世絵ってさ、今でいうところのアイドルのブロマイドみたいなもんだから。
なんかそういうのを知ると、綺麗だよねとか、要はファッションだけだと外面だからさ、それだけを真似ることっていうことが、
知らなければ綺麗だよねだけでいられるのかもしれないんだけど、知ると、うってのってできなかったりとか、あれ綺麗だよねって言っていいのかなっていう気持ちになったりとかするの。
たしかにそうだね。
当たり前なんですけど、去年より今年の方が私って1歳年をとっているじゃない?
そうね、飛び級はしてないね。
そうなので、たぶんみんなそうだと思うんだけど。
これ別の話としてさ、年々さ、新しいことを飲み込むのに時間がかかるようになったりとかしてるなって思うの。
そうだね、咀嚼するのにも時間かかるし、飲み込むにも時間がかかる。
それは自分が持っている知識みたいなのに置き換えて理解しないと難しかったりとかっていうのもあるし、
自分の頭が固くなっていっていることに対しては、ある程度自覚的でなければならないなと思う反面、
いつだって新しいことに対する恐怖心っていうのは、少なくありたいなという希望はあるっていう状態で私は生きているんだけど、
そうすると、暗い歴史みたいなものとかっていうのを、なかったことにしているとは言わないけど、
そういうファッションを、ファッションだけを取り上げていいよねっていうことの、何が悪いのっていう人たちとか、
そういうものの見方、捉え方っていうのも出てくるんだけど、
それを飲み込めない自分みたいなのとか、古いものを知ってしまってウッとなる自分っていうのとかっていうのが、
混同しないようにしたいっていうか、新しい価値観だから飲み込めないのか、古いものに固執しているのか、知ることがいいのか悪いのかうまく言えないんだけど、
これが私がウッとなっているのは、とても古く頭の固い人間になっているからなのか、
そうではなく、その価値観そのものが自分の中で由来でいる話なのか、
ジェンダーの話なんて10年前と全然なんかみんな語り口が違ったりとかするわけだし、
20年前の風潮の中で私はただただオイランの格好可愛いなと思っていたかもしれないが、
20年後の私は今同じテンションではやっぱり思えないなみたいなことだったりとか、
前にタロちゃんが映画の話、着物に注目してくれ映画の話をした時にもこの話若干したような気がするんだけど、
飲み込めないなとか、受け入れられないなって思うことが増えてきたような気がして、
これって私だけの現象なの?っていう疑問。
いろんな歴史の背景とかを知ったからそうなってるわけじゃん。
だから何も知らないけどとりあえず嫌って言うんだったら、それは頭が固くなってるかもしれない。
けどいろんなことを学んだりしてバックグラウンドとかを知って、それでちょっと受け入れるの難しいなとか、
それをなんかいいじゃんって言ってる人を土台のもんかなと思うっていうのは別に一つの意見なんじゃない?
この間ね、今年の大河ドラマの本当に最初の頃のやつをちょっと見たんだけど、
優格の話が出てきていて、彼女たちを花に例えてカタログみたいにするみたいなシーンがあったんだけど、
そういうのとかもちょっとグロテスクだなと思っちゃったの。
まあね、でも実際そういうことがあったのかどうかわかんないけど、
あれについてはあったらしい。
じゃあ事実だし、グロいなとは思うけど、でも嘘ではないじゃん、そのことって。
お花に見立てて女性を紹介してるっていうのが演出的なことであって、
嘘だったとするじゃん、歴史的になかったんだけど、ちょっと面白いかなと思ってやってみたみたいな感じだったら、
ほんまにグロいと思うの。
でもそういう歴史があったからこそ、今女性の権利は前進してるわけじゃん、前よりも。
だからその過程の一つとして、
かつてこういう女性の扱いがあったんだっていう事実を飲み込んだことで、
分解する人がいるとするじゃん。
例えば、え、ひどいみたいなこんな表現。
でもこれが昔事実にあったんだって知ったら、
だから女性は今権利を求めて前に進んできたんだなっていう知るきっかけになると思うし、
オイランのファッションで言ってもさ、成人式であの格好好きだなと思ってあの格好される若い女性いるじゃん。
あれを、そんなオイランの格好なんてっていう人もいるじゃん。
実際にいて叱るべきだと思うんだよね。
内心太郎ちゃんはそんな季節に肩を出したら寒いやでと思うんやけど、そういう他の意味もあってね。
でも、彼女たちが10年後20年後に自分の姿を見て、
あーって思うかもしれないじゃん。
いろんなことを知ってね。
私はなんてことをしてしまったんだわーってなるかもしれないし、
私この時から超かわいいんだよみたいな人もいるし。
それはもうみんなのそれぞれの考え方だから、
結局己の考えをもちゃもちゃと何回ももみ返すしかない。
そうなんだよね。
今回のタイガーってね、スタイアス書店の創始者の話なんだよね。
そうですね。
で、そのオイランのカタログというか、花に見立てたカタログの下りとかって、
確かにあの当時そういう価値観の中だったんだろうし、新しかったんだろうし、
とは思うんだが、すごいグロテスクだなって思った気持ちは消えないし、
しかもなんだったら、現代にもスタイアス書店ってあるじゃんか。
あるね。
そういう人が作った会社なんだなって思っちゃったら、
ちょっとスタイアスって買い物するの嫌になるぐらい、私結構そういうの響いちゃうんだよ。
なんかスタイアス書店好きなんだよ。
大歓山のさ、大きい文化の画像って言ってるところとか、
すごい好きって言ってるんだけど、
それを見た瞬間にウッってなっちゃって、
支持できないみたいな気持ちになっちゃったりするし、
さっきの成人式のオイランの格好とかも、
歴史的な背景を知っていて、それでもおチョイスしていますかって思っちゃう自分がいるし、
それはそう思って叱るべきだと思うよ。
だし、さらに言うならば、
それを写真サービスとして提供している人たちはどこまでわかってるんだろうって思っちゃったりするし、
すごい心が狭いのかしらって思ったりもするの。
いや、狭くはないけど、
一つ注釈というか、こういう考えがあるっていうのを入れておくと、
江戸時代とか、いわゆる女性を花に見立てる時代って、
梅毒にかかって死ぬってことが痛だみたいな認識があるじゃん。
とか、一回そういう梅毒にかかって復活したら一人前だみたいな女郎の方とかもね、
そういう価値観が当時はあるわけじゃん。
だから、どうしてもその時代の考え方的に言うなら、
花に見立てるっていうのは、花として見立てられた女性も悪い気はしない気がするんだよね。
だけどね、そういう作られた価値観についても、
っていう気持ちになったりとかしちゃって、ダメなんだよね。
もうね、私たぶん飲み込めないんだよ、そういうのが。
飲み込めなくていいと思うよ。
だから、そういうファッションだけ見るとガバだからさ、
でもその時に発展した技術みたいなことだったりとか、
その時に定番化したオシャレみたいなものを、
素敵と思う自分もそこに加担している悪なんじゃないかみたいな気になっちゃったりするの。
悪ではないと思うよ。
でもそういう気持ちになっちゃうんだよねっていうのを、
この手の話は、ここ何年もずっとそう思うことを、
思考の棚から引っ張り出して、今の自分はどういう風に感じてるんだろうかみたいな。
結局結論が出ないまままたその棚に戻してっていうのをね、
ずっと触り続けてるような気がするんだよね。
だから、着物を着てるとどうしても古い文化みたいなのだったりとか、
どういう技術でとか、どういう時代に発展したみたいなのとかっていうのを、
学んだりとか触れたりとかすると、
それは、別に今回優格の話をしたけど、それだけじゃなくて、
本当はねみたいなお貴族様の衣装ってねみたいなのとかを学んだりとかしちゃうと、
うっとなる気持ちっていうのが出てくるんだよね。
じゃあまあ洋服を着ていたらそれが起きないのかって言ったら、
それだって一歩踏み込めばそういうものだし、
じゃあ食べているものはどうなのかとか、
いろんなことを言い始めたらもう何もできないんだけど。
そうだね、もう本当になんていうの、仙人とかになるしかない。
そう、霞を食って、なんかすっぱ中で生きていくみたいなことになるし、
多分それは早晩この世から退場しなければならない世界になるんだけど、
だからそこも含めて、なんか知った上で何をチョイスするかみたいなのとか、
自分の立ち位置が何なのかみたいなのを考え続けなければならないんじゃないかな、
みたいな気になるからその思考の棚に一度預けて、
また引っ張り出して触ってみてっていうのを繰り返すんだけど、
この話を今年2025年に言ってるけど、
じゃあ2030年には多分私は違うことを言ってると思うの。
世の中も変わるし、相対的なものだから己というものは。
だから自分自身も変わるし、世界も変わるし、
今言ってることっていうのはとってもどこかに偏ってるんだけど、
もうちょっと違う見方をする日が来るかもしれないし、