2023-09-25 16:11

#9:今さら聞けないVanishing Inc.ってなんやねん

結局最後の方になると早口になっちゃってるんですよね...
Vanishing, Inc.の設立を2010年と話していますが、記事によっては2009年とある場合もあり、真偽不明です。
早口すぎてすみません/Vanishing Inc.が凄いよって話/世界最大規模のマジックショップ/コンベンションや観光地の実店舗まで運営
Vanishing Inc. :https://www.vanishingincmagic.com/

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奇術積読宣言 ON AIR
どうも、奇術愛好家のしゅうたです。
このポッドキャストは、手品が好きすぎて、本を死ぬほど積んでいる私しゅうたが、手品を趣味とする愛好家向けに、マジックに関するヨタ話をするポッドキャストです。
はい、ということで、今回はVanishing Inc.について、
このポッドキャストを聞くような方は、もうご存知だと思うんですけれども、世界最大規模のマジックショップのVanishing Inc.について、今日は語りたいなと思っております。
前回のポッドキャストですね、結構早口聞き直したらと思って、なるべくゆっくり話そうかなと思うんですけれども、
でもよくよく考えると、聞き手の方って多分1.5倍速とか、なんか1倍であんまり聞いてないですよね。
全然僕、どういうスピードで聞いていただいても構わないタイプなんで、お任せするんですけれども、ご自身のスピードに合わせて聞いてもらえればなと思います。
ただ、いずれにせよ、私早口すぎたなとお反省しているので、今日はちょっとゆっくりめに話そうかなと思っております。
ということで、Vanishing Incについて、なんで今さらなんだっていう話なんですけれども、気づいたらですね、なんかすげーでかくなってんなって思ったんですよ。
で、ちょっとなんか歴史というか、この歩みを調べてみたら、やっぱりマジック業界でも、ちゃんと世界規模をしっかり相手にすれば、こういった形の成長がビジネスで可能なんだと。
すげーそれって希望あるな、夢ある話だなと思ったので、ちょっとせっかくなんでね、知ってもらったら面白いんじゃないかなと思って話すことにしました。
手品って結構やっぱりマイナーな趣味であって、マーケット自体、市場規模自体はそこまで大きくないはずなんですよね。
でもやはり世界を相手にしてやっていくといけるよという一つの例なんじゃないかなと思っています。
一応私は経営者なので会社をやっている、そういったビジネス面のコメントも少しできるかなと思って、ちょっと自分らしいテーマかなと思って選びました。
Vanishing Inc. ご存じない方のためにもちょっと簡単に説明をするとですね、Vanishing Inc. は世界最大規模のマジックショップですね、基本的にはオンラインマジックショップです。
2010年に設立されて、おそらく聞いてる方で買い物したことある方もいるかもしれませんが、本当にですね、非常に信頼のおけるショップだと思っています。
かつてはね、海外のマジックショップといえばHank Leeとかですね、非常に問題を起こしたマジックショップもありましたけれども、
ちなみにHank Leeって会社は客のクレジットカードを勝手に使ったとか、それでクローズしてあったんですけど、
とにかくですね、そういったヤバい会社ではなくて、Vanishing Inc. は非常に問題ないというか、基本使っとけば間違いないなと思っています。
ユーザーとしては非常にカスタマーサービスも素晴らしくて、返信もすぐ返ってくるし、かなり安心感ありますね。
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個人的にはVanishing Inc. かペンギンマジックぐらいしか物を発送する系ですね、はもう使わなくなっちゃいましたね。
そんな感じの信頼のおけるマジックショップなんですけれども、さっきも言った通りですね、なんかすげーでかくなってるんですよ。
例えばね、今アメリカのディズニーランドの中にマジックショップ、日本のディズニーランドの中にもマジックショップありますけど、
アメリカのディズニーランドの中にあるマジックショップも運営はVanishing Inc. なんですよ。
そしてサンフランシスコのピアサーティーナインっていう海沿いのね、エリアがあって、観光エリアなんですけど、そこにも実はマジックショップがあって、そこもVanishing Inc. なんですよね。
なのでなんというか、リアルに進出してきたというか、今までオンラインマジックショップだったのにリアルの方にも進出してきて、なのでとっても面白いなと思って取り上げました。
創業者はご存知ジョシュア・Jとアンディ・グラッドウィンです。
2人とも若い時から活躍しているマジシャンで、どうやら2人はランス・バートンですね。
ハリウッドで、ラスベガスでシアターも持っていたランス・バートンのYoung Magicians Showcaseっていうバートンが持ってた番組の中で若いマジシャンを紹介するっていうコーナーがあったみたいで、
その撮影で2人で会ったらしくて、その時から友達ということでした。10代の頃ですかね。
ただジョシュア・Jはアメリカ出身というかアメリカ拠点で活動していて、アンディ・グラッドウィンはイギリスなので、2人とも全然違うところで住んでいたんですけど、
しばらくしてジョシュがレクチャーツアーをイギリスでやった時にアンディと一緒に結構長いことを過ごして、やっぱりマジックショップやりたいよねみたいな。
今のところのマジックショップって、今あるマジックショップってここが問題だから、俺らもうちょっとちゃんとやりたいねみたいな。
扱っている商品も誠実じゃない。宣伝の仕方も誠実じゃないし、もっといいものを作りたいねって言って、
そしたらアンディ・グラッドウィンがバニッシングインクっていう名前どうだって言って、じゃあ始めようぜってなったらしいです。
それで2010年に作って、今回記事読んだんですけど、3年間給料なしだったみたいですね。
2人とももちろんプロマジシャンで、自分のパフォーマンスでお金をもらっている人なんで、そこは確かに心配なかったのかなと思うんですけど、
やっぱりバニッシングインクという会社を運営するそれなりの時間を投下してますから、そこ給料なしだったのはすごいなって思ってますね。
なのでジョシュア・Jとアンディ・グラッドウィンね、個人的に言いたいことはいろいろあるんですけど、
ビジネスマンとして、かつマジックを世界規模でより良いものを提供していこうというこのビジョンに関しては本当に尊敬しています。
ちなみにいろいろ言いたいことっていうと、アンディ・グラッドウィンってフルアスっていうね、ペイアンドテラーの番組ですね。
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ペイアンドテラーを騙すというそういった番組にアンディ・グラッドウィン出ましたけど、彼ね、やったトリックが日本の佐藤宗さんの原理を、
マジックの原理を活用した、まあマジック活用っていうかほとんどそのままでしたね。なのでお前プライドないんかとはちょっと思いましたけどね。
ちょっと悪口やめておきましょう。悪口やめておきます。
バネシングインクはそうやってオンラインのマジックショップで始まりました。
あとですね、結構それ以外の授業もやっていて、素晴らしいなと思ったのがコンベンションをちゃんと引き継いだことらしいんですよ。
イギリスではセッションっていう名前のコンベンションで、アメリカはマジフェストって。マジフェストって70年くらい続いてたらしいんですけど、
もうこれでやめますみたいな当時の主催者が言って、でも女子アジアがアジアだったらうちの会社でやりますって言って、
マジフェストをちゃんと引き継いでですね、その後も運営しているということで、これは本当に素晴らしいことをやっているなと思っています。
そんなこんなで、なのでもう12、3年、13年か運営してまして、もう本当そういった、さっき言ったディズニーランドのマジックショップみたいなリアルにも進出しているし、
そのコンベンションもリアルでやっているし、あとそのリトリードっていうなんか合宿みたいなのやってるんですよね。
アラスカ行って、アラスカにどのくらい行くのかな、1週間かなとか行って、150万とか取るんですよ、1人当たり。
150万から200万くらい確か日本円にして取るんですけど、そういったサービスもやったりとかしながら、本当になんかちょっと面白いことをいろいろやってるなと思って見てます。
バニシングインクがすごいところは、結構いろいろ気になるところあるんですけど、やっぱりリモートで経営してるとこすごいなと思いますね。
固定のオフィスがないっぽくて、そのスタッフもいるとこ住んでるとこバラバラで運営していて、もちろんジョシュアJとアンディもアメリカとイギリスで別のとこ住んでますし、
しかも友達同士で経営してるのすごいですよね。僕も小さい会社なんで友達とやってるんですけど、やっぱりそれはそれで難しさもあるんですよ。
なので、そこすごい尊敬しますね。今、社員というかスタッフ、アルバイトも入れてたと思いますけど、2022年末時点では37人スタッフがいるって言ってたんで、それなりの規模の会社ですよね。
お金の面は結構これも気になってですね、いろいろブログとか読んでたんですけど、最初自己資金で始めたそうで、ジョシュとアンディが8000ドルずつ出資したみたいですね。
2020年時点のインタビュー読むと、その時点でも自己資金だけでやってて、外部投資家いなさそうなんですよ。
なので、投資家にお金入れてもらってとかやってなくても、自分たちで稼いだものだけで再投資かけてやっていくということをやってるので、10年間基本的に外部投資家なしで続いてる。
しかもこういったITのマジック、ITというかオンラインのマジックショップというニッチな業界で続いてるっていうのは本当にすごいなと思います。
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やっぱりどうしても倉庫とかね、在庫を抱えるっていうところでこういったECですね。
ECってオンラインで物を売ったりすることでECって言いますけど、ECってやっぱりすごく難しいと思うんですけど、やはりその中でもこの10年以上続いてるっていうのは本当に素晴らしいなと思っています。
かつ、さっきちょっと冒頭で言いましたけど、カスタマーサービスすごいんですよね。
ちゃんとメール速攻で返ってくるし、あとは日本への送料も無料だったりとか、やっぱりそのユーザーエクスペリエンスですね。
ユーザーのこの使い勝手をすごく考えてくれていて、めちゃめちゃいいなと思ってます。
あと、これすごいなと思うのがCRMしっかりしてるんですよ。
CRMっていうのはカスタマーリレーションシップマネジメントかなの略で、要はお客さんとのコミュニケーションをちゃんと取っているということですね。
メルマが基本めっちゃ送ってくるし、楽天ほど送ってくるんですよ。楽天ほど送ってくるんですけど、基本ほぼ毎日送ってくるし、
例えばそのカートの中に商品入れっぱなしだったらメールでこれ忘れているのは大丈夫みたいなリマインドがシステムから送られてくるし、
いわゆるそのECビジネスでちゃんとやるべきことやってますね。
これここまでちゃんとできてるECサイト、マジックのECサイトってあんまないんじゃないですかね。
世界規模なんでちゃんとこうやってコミュニケーションを取ると売上が上がるんでしょうね。
なのですげえなと思ってます。
あとは自社製品開発もすごいですね。
バリシングインク印の本とかオリジナル商品とかいっぱい出てますけど、
やっぱり品質と値段で見ると結構正直安いなって思いますね。
多分あれ印刷結構外国でかけてると思うんですよ。
中国とかわかんないですけどね。
やっぱり日本国内で物数履けないし印刷代も高いんで、やっぱりあの値段は無理だと思うんですよね。
なので結構、最近インフレもあって値段上がってる気もするんですけど、
やっぱり運営、このコロナ前とかの売っている本とかって結構値段安いなって思いますね。
まあなどなど結構すごいなって思うときいっぱいあるんですけど、
まあでもやっぱりさっき冒頭でも言ったリアルに進出してるのもかなりすごいですね。
ディズニーのマジックショップとかサンフランシスコのマジックショップ。
あれもともとフーディーにマジックショップっていう会社が運営してたんですけど、そこを買収したらしいんですよ。
個人的に何がすごいなって思うのは、
サンフランシスコとディズニーランドっていう一大観光地ですね。
そこにショップを持ったってことは、
一般人へのマジックをめっちゃ趣味でやってるような私たちみたいなマニアじゃなくて、
一般の人への販路を拡大したっていう、その拠点を持ったっていうのがすごいと思うんですよね。
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ディズニーランドに来て絶対子供がマジック見たら欲しいって言うじゃないですか。
それで一般人に売れて、サンフランシスコでも売れてってなると、
やっぱり売上絶対上がっていくし、
着実にそういった一般人への販路拡大を取っていると。
新しいチャンネル開拓をしているということで、
いやこれね、すごい今後ワニシングインクどうなっていくか楽しみですね。
ワンチャン第三の店舗とかね、別のパークに、ディズニーのパークにマジックショップ作ったりとかあるんじゃないかなと思いますね。
やっぱりこの買収回りが結構すごいですよ。
ダーン&デイブのところからも権利買ってますしね。
だからやっぱりどんどんどんどんこう、ワニシングインクに集中していってるなと思います。
そしてあと個人的にはアップセルって言われるような、個人あたりの単価を上げていく施策がすごいですね。
例えばマスタークラスっていうサブスクリプション、月50ドルだったと思いますけど、やってますけど、
あれも積極的に1ヶ月目は1ドルだよみたいなこと言って入会させてますよね。
あれでどんどんどんどんユーザー増えてると思いますし、やっぱりサブスクで着実に稼いでいくってすごい大事ですよね。
あとさっき言ったリトリートみたいな合宿のベラボーに単価が高い商品を売るということで、
やっぱりね、結構センスあるなと思いながら見てます。
めっちゃ上から目線ですけど、ちょっと批評をしなきゃいけないんでどうしても上から目線になっちゃうんですけど、
めちゃめちゃすごいなと思ってますね。
やっぱりこういったところがビジネスのセンスを持ちつつ、
マジックもちゃんとやれて、マジックもわかってるっていう人ってたぶん今まで現れなかったんですよね。
そういう意味ではこのジョシュア・Jとアンディ・グラッドウィンが世界規模でこれだけのマジックショップを運営して、
コンベンションも運営して、リアルに販路を拡大しているっていうことは、
マジック業界全体にとってもすごいポジティブなことだなと思ってます。
ということで、いかがでしたでしょうか。
結構ね、どんどん事実を伝えていって、あんまり、
でもそうか、割とビジネス分析もしましたね。
私の視点でビジネスここがすごいみたいな分析もしましたけど、やっぱすごいっていうのが結論です。
今後またどんどん拡大していくと思うので、どうなっていくのかすごい楽しみにしてるんですけれども、
個人的には品質の高い本を売り続けてほしいなっていうのが1、マジックファンとしての期待です。
そして、センスのない製品を売るのはやめてほしいなと思ってます。
個人的にはジョシュア・Jの出したシリンダーコインとかめっちゃセンスないなと思うんですけど、あれ皆さんどう思います?
基本的にはトライアッドコインというもともと売ってた商品をベースにして、最後にシリンダーの中からドリンクが出てくるってことで、
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シリンダーコインのいいところを全部なくして、お手軽さと売れそうな感じをビジネス感の匂いがする商品を作り上がったなと個人的には思ったんですけど、皆さんどう思われました?
そんなね、最後ちょっと悪口で攻めるのよくないですね。
批評です、批評。私はそういう感想を抱きましたということなんですけども、今後のバリシングリンクにも期待していきたいなと思っております。
ということで、このエピソードを聞いたあなたの感想をお便りでお待ちしております。
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それではまた皆さんお会いいたしましょう。さよなら。
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