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はい、揮発性高いNightの中村です。
がっきーです。
はい、新しい言葉で話すまでもなく、家に帰って誰かに話すようなことでもなく、
どこにも行き場のないムニムニした話、そんな放っておくと揮発性高くてどっか行ってしまいそうなエピソードを楽しく話していこうと思ってます。
はい、話しに行きましょう。
じゃあ、僕の話していいですか。
どうぞ。
この間、出張ありまして、ちょっと出張してたんです。
帰り際に、出張から帰る時に、駅みたいなところ、港なんですけど、港から空港まで乗り合いタクシーみたいなやつで行って、空港から飛行機で羽田まで帰るみたいな帰りルートだったんですよ。
出張で港ってなかなか効かないですけどね。
夕方、夕方付近だったんで、晩ご飯をどっかで食べて、そのままのルートで帰ると家に着いた時には10時とかになるので、どっかでご飯を食べて帰りたかったんですけど、微妙に時間が中途半端で、
乗り合いタクシー、バスみたいなやつに乗る時間、フェリーが着いて、港に着いてから空港までの移動ルートの足が出るタイミングも微妙だし、空港に着いたら着いたで、保安検査所抜けるまでの時間も20分ぐらいみたいな、なんか微妙な。
微妙ですね。
どこでご飯を食べるかみたいな、どこでご飯を食べるのかみたいなところを考えながら、もうこれで行くしかないなと思ってたんですけど、毎回空港に着いてからご飯食べてがっかりすることが多いんですよ。
時間が全然ないから、保安検査所抜けた先の売店でおにぎりを食べるとかしかないから、もうそれはもう嫌だと。
だからもう頑張って、頑張って港に着いた時に、空港までの足が出る前に食べたかったんです。
でもその時間が、ちょっと知り合いと喋ったりとかもしてたらなんだかんだでもう20分ぐらいしかない。
結果20分、はい。
結果20分です。
うわーどうしようどうしようと思って、結局ここで売店で弁当を食うのかとか思いながら、なんかいろいろ考えてるうちに時間がどんどんリミットが近づいてくるじゃないですか。
で、そこの港の上のフロアに海の見えるカフェみたいな、カフェレストランみたいなところがあることに気づいたんですよ。
今まで全然知らなかったんですけど、そんなのあるんだと思って。
で見たら、ちょっと洒落たパスタとかそういうのを出してる。
なんかしっかりしたご飯も食べれるところだったんです。
で、ちょっといちかばしか駆けるかと思って、早く出るもんあるかなと思って、そのカフェレストランにエレベーター乗って上がっていって、上のフロアだったんで。
見たら客誰もいなくて。
でなんか電気も薄暗い感じで大丈夫かなと思って。
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怖いやつだ。
中に店員さんと目があって、こっちに近づいてくる感じだったから、やってんのかなと思って自動ドアを押して開けて入ったら、
いらっしゃいませって言われて、で僕は時間が全然なかったから、
早く出る食べ物って申し訳ないです、時間が全然ないんで早く出る食べ物ってありますかって聞いたんですね、店員さんに。
そしたら、逆にフェリーに乗る人なのかなとか思われた。
フェリーですかみたいな、いやじゃなくてバスの方なんですけどみたいな、空港まで帰るんでみたいな話をして、
ああなるほどって言って、何時ですかって言ったら、
全然時間ないですねってもう15分ぐらいなんですよ、その時点で。
あの子を出してる間に。
乗るまで15分になってる。
無理ですよ、無理。
もう全然時間ないですねって言われて、子供なんですよみたいな、でもなんかちょっと食べたくてみたいな話をしたら、
メニュー表をバーって取って、店員さんが。
バーって見食いながら、このパスタが値段も手頃だし、一応推しのメニューだし、おすすめなんですけど7分ぐらいですって言われて。
で、このカレーはめちゃくちゃ早いんだけど、すぐ出せるんだけど、ちょっと高い。
自分的にはちょっと高いと思うみたいな。
1500、600円ぐらいするんですね。
パスタが1000円ちょっと。
パスタが1000円ちょっとで、カレーは1500、600円。
で、その店員さん曰くカレーはコスパが悪いってことが言いたかったみたいな。
外国の方だったんですけど、日本語よく上手な外国の方で、その人がなんか必死に説明してくれてるんです。
これはちょっと高いと思うんだよねみたいな。
でもパスタ7分。
7分ですか、どうなんすかね。
僕結構頑張って食べないといけないですよねみたいな会話してるうちに時間もどんどん過ぎていくから、やばいと思って。
俺はもう賭けだった。
早く残してしまったら、この店員さんなら分かってくれるだろうと。
時間なかったか知らないよねみたいな。
残したくはないけど、みたいなことを。
じゃあすいません、じゃあパスタってお願いしますって言ったら、急ぐよって言われて。
で、その店員さんがダッシュで厨房に入っていって。
あ、その人が作るんだ。
そう、その人が1人しかいないとワンホッペなの。
その裏入ってなんかめっちゃ音とか聞こえてくるんですけど、なんか急いでる感じは伝わってくるんですよ。
7分切るんじゃないですか。
6分いけんじゃないですか。
ちょっと正確に時間測ってなかったんですけど、確かにすぐ出てきたんですね。
ほんと5分ちょっとぐらいだったのかなと思うんですけど。
で、別に出てきたパスタもそんなに崩れてるわけでもなく、麺が甘いとかでもなく、普通に美味しいパスタを食べて。
当たりです。
熱々でもないからバーって急いで食べてたら、残り時間5分ぐらいとかで食べ終わったんですよ。
で、食べてる最中に先に会計とかもさせてもらってて。
すごいスピード感。
会計とかしながら食べながら会計とかもさせてもらって、会計し終わって、上着とか脱いでるから。
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食べ終わって上着を着て移動しようかなと思ってる準備をしている最中に、その店員さん、僕の後ろら辺に立ってたんですよ、気づいたら。
で、全部荷物持って、スーツケースも持って、ごちそうさまでした。
急いでたの助かりました。美味しかったですみたいな話をして助かりました。ありがとうございましたって言ったら。
その店員さんね、僕気づかないうちにエレベーター呼んでて。
先読みでボタンを押してて、エレベーターがその裏に来てる状態で僕を待ってたんですよ。
で、ごちそうさまでした。外出ようと思ったらその店員さんが先に自動ドアを抜けてエレベーターホールまで行って、
エレベーターホールのボタンを押したらもうドアがバーってすぐ開くようになってて。
で、よかったですって。ありがとうございましたって。
お兄さんめちゃくちゃ優しかったです。嬉しかったですってさよならしたんです。
ガッキーさんも手振ったんですか?さよならって。
そう、手振って。ありがとうございましたって。
で、無事に空港までのバスに乗って、間に合って移動したんですけど。
めちゃくちゃ感動してですね、そのお兄ちゃんのホスピナリティの高さに。
やばいっすね。
なんかめっちゃいい話じゃないですか。
僕はご飯を、行きの時も時間なかったから、行きはセブンイレブンでカップ麺とか食ってたんですよ、外で。
コンビニの駐車場でカップ麺食って行ったりとかしてたから。
やばい。
ちゃんとした感じでご飯を食べれただけでもめちゃくちゃ嬉しかったのに、その店員さんのホスピナリティがやばかったから、
また今度俺言いに行こうって思ったっていう話。
お土産持ってっていいレベルですよね。
でしょ。
あなたとまた会いたくてみたいな。
名前聞いとけばよかったよっていう感動した話だった。
めっちゃいいっすね。
聞いてる最中に、メニュー紹介する時に、ガッキーさん一度も値段のこと気にしてないのに、
またなんかコスパのこと気にしてくるんだって思って。
こっちはちょっと割高に感じるのよみたいな。
そうなんですよ、値段のこと気にされてたから面白かったです。
いや僕が気にしてるのはそこではないんだけどなって思って。
そうですよね、ガッキーさん気にしないじゃないですか、志望的だから。
いやいや、志望的関係ないけど。
急いでる方が先だから別に僕はカレーでもよかったんですけど、
カレーってギリギリまででかかったんですけど、
そのお兄ちゃんがあまりにもこのパスタの方がおすすめだって言うから。
そのお兄ちゃんの心意気を汲んで、じゃあこっちでお願いしますって。
めちゃくちゃいい話っすね、それ。
実際パスタでよかったなと。
変名、なんかコマーシャルした方がいいんじゃないですか。
僕がどこに出張行ったかもう明確にバレてしまう。
めちゃくちゃいいなあ、それ。
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なんかこの間の僕の話ともちょっと違うかもしれないですけど、
ガッキーさんあれですよね、見知らぬ誰かとの偶然の産物みたいなコミュニケーション好きですよね。
好きですね。
ですよね。
スーパーで謎にお互い空間を譲り合って餌食するとかそういうやつでしょ。
そうそうそう、好きですよね。
無言のコミュニケーションとかお互いに気を遣い合うみたいなやつは大好きですね。
だから知り合いと喋るのがあんま得意じゃないんですよ。
めっちゃいい話だなあ、それは俺もそういうのあったらちょっと通っちゃいますね。
お兄ちゃん優しかったなあっていう。
めちゃくちゃいい話ですね。
知り合いの人と話す、仲間さんとは別に長い付き合いだから別に関係性ができてると思ってるんで、
多少前話した話を忘れたりとかしてても許されると思いますし、
基本的には仲間さんのキャラクターのことを理解して喋れてるんですけど、
いつかやった時とか、交流会で出会った人とか、知り合いの知り合いで紹介された人とか、
名前とか属性をすぐ忘れてしまうんです。悪気なく。
そういう状態で喋らないといけない関係、薄い知り合いが一番苦手で。
前話したじゃんみたいな話とかになるとか、失礼をしてないかとかがめちゃくちゃ気になるからプレッシャーがすごいんですよ。
でも知らない人同士の会話ってそういうこと気にしなくていいじゃないですか。
お互いにただ自分の全身全霊の優しさを持って向き合えばいいじゃないですか。
そういうことないけど。
例えば店員さんとかでもそうですけど。
ありがとうございますって言えばいいみたいな感じじゃないですか。
いいなあ。
心地いいですね。
そういうのどっか行って味わいたいなあ。
めちゃくちゃいい話でした。
よかった。
ストーリーがすべて綺麗でした。
ちょっと僕もそのお兄ちゃんのパスタを、時間たっぷりあるのにわざと焦りながら言ってみようかな。
あ、わざと焦りながら。
わざと焦りながらちょっとご飯食べて。
試すようなことするな。
ちなみに何をダメージされたかというと、細かい時間があと何分でとか、
知り合いと出会って別方向に行く人と車に乗せてもらえるかどうかみたいなやり取りをした話とかいろいろあったんですけど。
はい。
そういう細かいディティールはいつも喋るけどいらないよって言われる。
はい。
それオードリーのオールナイトニッポンでも言ってました、後世作家さんが。
そこに行って何があったとかじゃなくて、その時あなたが何を考えてた、どんな気持ちだったかを喋りなさい。
周りの情景とか何が起きたとかいらないから。
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その時あなたがどんな気持ちだったかを喋りなさいって。
うわ、鋭いな。
もしもし、もしもし、奥さんあれですか、放送作家さんですか?
的確なアドバイスでしたね。