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【1】日立製作所はよくわからないところがスゴい
2024-09-22 16:36

【1】日立製作所はよくわからないところがスゴい

日立製作所といえば日本の伝統的大企業のひとつです。最近は業績も絶好調です。

ただ、「日立といえば 」と聞かれたら、答えに困ってしまうのではないでしょうか。

実際、何している会社か知らない人も多いはず。

でも、その「よくわからない」ところが日立の強みでもあるのです。今回は日立は何で強いのかに迫ります。


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始まりました企業探求ラジオこの会社まじウケる。 業界意識者歴約20年で今は何もしていないクリスタとビジネスと編集者の中野川をお送りします。
クリスタさん、第1回は日立製作所を取り上げるんですね。なんで日立なんでしょうか? 先日ですね、週刊東洋経済で特集していたりですね、
入社式でクソ自由と打ち出したり、話題の企業かなという、それだけなんですけど。 なるほど、とりあえずテーマだけ流れに乗っておこうと。
そうですね、でもあの真面目な話をするとですね、 日立ってあのみんな名前は知ってるんですけど、何してる会社がよくわからないんじゃないですか、中野さんも。
そうなんですよ、あのなんか伝統的な日本の会社というイメージはあるんですよ。 なんかでも日立といえばこれみたいなのがよくわかんないんですよね。
なんかソニーだったらプレステとかあるじゃないですか。 だからあるといえばそのこの気になる気気になる気のCMのイメージぐらいですよね。
いやすごい良いこと言いますね。まさにね、あれなんです。あれこそ日立なんですね。 えっ、どういうことですか?
あれあの歌が流れながらいっぱい字がバーって流れてるっていうのを覚えてますか? めっちゃ流れてますよね。
あれ全部グループ会社名なんですね。 あ、そうなんですか。え、そうなんですか。めっちゃ多くないですか?
多いです。だからあの日立って今減ったんですけど、 グループ会社って多い時に900社ぐらいあったんですよ。
ちょっと資本が関係してるの入れちゃうと1000社ぐらいあって。 マジで?
で1回で当然1000社なんて流せないんで、CMが数パターンあったんですね。 あれって同じCMじゃないのか。違うんですよ。
あれ佐藤さんの前とかでしたよね、確か。 佐藤さんの前だった気がする。
あれは流れてました。世界不思議発見。 でも最近はかなりグループ会社が減って、ある意味それが日立が儲かるようになった理由でもあるんですけども。
減ったから儲かったって今おっしゃいました? そうですね。 でも会社いっぱいある方が儲かりそうじゃないですか?
そこは詳しく問い受けさえ読んでくださいということしか言えないんですけど。
簡単にまとめるとですね、日立ってそれこそ一昔前はヒゲ剃りからロケットまでと言われるぐらいいろんな事業をやってたんですね。
まあね、洗車クラウンだったらね。 皆さん名前知ってるんでめちゃくちゃなんか強い製品あると思いがちなんですけど、
実は面白いのがすごいやってるんですけど、圧倒的なシェア1位のものってないんですね。
あ、ないんだ。 ないんですよ。だからそれが何やってるかわからない理由っていうか、これだけは負けない事業っていうのがあんまないんで。
確かに。 正体不明な感じを作ってきちゃった。
中野さんも覚えてると思うんですけど、2008年にリーマンショックがあったじゃないですか。 ありましたね。
あの時の日立の決算、いわゆる2008年度の決算っていうのが、日本の製造業最大の8000億円ぐらいの赤字を出したんですね。
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そうだったんだ。 へぇ〜。
まあいろんな会社がリストラとかやってた時期だと思うんですけど、さすがに日立もこれヤバいと。
なるほど。 ようやくかっていう話なんですけど、会社が潰れかねないってなって、そこであんま利益が悪い事業会社をですね、
そこから10年ぐらいかけて、どんどん切り離したり、売ったり、もしくは手小入りしたりして、財務体制がかなり良くなってきたんですよ。
なるほどね〜。 8000億円ビビりますね。
そうビビりますよね。そうした中で、一応ものづくりの会社ですけども、ITサービスとかにも力を入れて、
過去最高位置っていうのを最近は出して、それで日本の電気業界の中ではトップクラスに変え続けている。
トップクラスになったんだ。 へぇ〜。
つまり、たくさんやってたものの中からヤバいのを切り離して、儲かるのだけ残したっていうこと?
そうですね。ざっくり言うと。
なるほど。でもそれって確かに難しいですね。企業がなかなかやれないことですね。
できそうなんですよね。だから普通ならね、やれって言ったらできそうな感じがするんですけど、なかなかできなかった。
いや〜一番できないですよね。
そうです。だから職場なんかでも何か、なぜか管理職で偉いヒラサインがいるじゃないですか。
わかる〜。 その人に誰にも言えないみたいな。
わかる〜。
ヒタチも結構そういう感じがあって、歴史が長いんで。
確かに歴史も長いし、しかもそれがいっぱいあるし。
そうです。だから儲かってるのは全然違う事業なのに、創業当初からあった正規みたいな事業があって、
なるほどね〜。
金属事業とか、電線事業とかあって、そこにはなかなか文句を言えない。
そうだよね〜。一番最初からあったんだったら言えないですよね。
本当にもう会社がヤバいってなって、ようやくカタタタキするじゃないですけど、ちょっとどうにかしてよってなって、
ようやく構造が変わってきて、僕も最後に取材してた2019年くらいに、かなりヒタチは良い会社になってきたっていうか、利益が出る会社になってきたと。
なるほど。やっぱり会社って売れるものを作ろうって思いがちだけど、赤字部門をちゃんと整理するっていうこともすごく大事なことなんですね。
そこがやっぱり一番ベースラインであって、そこが整理できたらこれからちょっと頑張るぞということで、今ヒタチがやってるのは物作りとITをうまく融合させるとかなんですけど、
結構こういうのがいろんな雑誌とか新聞とかに出てるんですけど、みんなやってるしなってことで、僕がそこの時注目してたっていうか、面白いなって思ってたのがエレベーター事業なんですね。
エレベーター?
エレベーターです。
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なんかあれですよね。今日も乗った。結構ない人が乗った。
そうそう。皆さん毎日乗ってるんだけど、実は知らない。
なるほど。
で、なんかあれじゃないですか。エレベーターって全然昔からそんなに変わってないし、あんまり儲からないイメージあるじゃないですか。
いや、分かる。すごい地味な感じする。
そうです。地味なんですよ。僕みたいに地味なんですけど。
そうですね。
ちょっとそこは引き続きですけど、エレベーターは人たちだけじゃなくて、いわゆる大きな電気製品を作っている、それが充電と呼ばれてるんですけども、
例えば東芝とか三菱電機とかも結構儲かってるんですよ。
そうなんだ。じゃあやると儲かるものなんだ。
やると儲かる。会社全体でほとんど利益が出てなくても2割くらい利益があったりとか。
2割ですか。それデカいな。
最近中野さんも覚えてると思うんですけど、東芝が潰れそうになってたのが数年前で、
あの時ゴタゴタしてて、一番稼いでた半導体っていうのを切り離したんですね。
あれですよね。売っちゃったというか。
要するにもうそこしか稼いでるところないから、本体に置いといても誰も助けてくれないからそこは切り出して、
切り出したらもうみんな言ってたのが、エレベーターくらいしか儲かってないと。
あ、そうなんだ。
そんな結構ダメになってもエレベーターは儲かる。
なるほど。へぇ〜。そうなんだ。
え、なんかでもどういう点で儲かるんですか?
そうですよね。で、結局コピー機とかと同じで、メンテナンスビジネスですね。
なるほど。会社とかにもよくコピー機の事例が出てくるじゃないですか。
そうです。来るじゃないですか。壊れてなくても来るじゃないですか。
来る。来る。
壊れたらまずいんで。だから一回売っちゃうと元出がかからないで課金されるんですよ。
なるほど。
プリンターのインクとかと結構似てるんですよ。
はいはいはい。
で、保守ですごい儲かってて。
ヘナジーオフィスの機器が壊れてもいいじゃんってことで結構ケチったりする会社がもしかしたらあるかもしれないですけど、
エレベーターの場合、メンテサボったら死にますよね。
確かに。確かに。
で、エレベーターって壊れないんですよ。
あ〜。なかなかね。
30年くらい買い替わりってやってるんですけど、
多分中野さんも思うんですけど、ボロボロのエレベーターとかあるじゃないですか。
ある。
明らかに半席くらい使ってるじゃないですか。
乗る時とかそういうやつ。
だから結構その間保守代が発生し続けて。
なるほど。保守っていうのはメンテナンス代。
そうです。メンテナンス。
へ〜。
で、メンテするのって点検とか大変じゃないかと思われてるんですけど、
最近の機種っていうのは遠隔で点検とかできるんですよ。
あ、そうなの?
そうなんです。そうです。
行かなくても。
だから現場に必ずしも必要ないから、
例えば人的なコストも抑えられると。
09:02
うんうんうん。
は〜なるほど。じゃあいいですね。
すごい出版社で言うロングセラーの方みたいなね。
そうです。そうです。
何もしなくてもね、毎年循環かかってくれる。
素晴らしいやつ。
つぎ続ければいいみたいな。
なるほどね。お宝ですよ。会社の宝ですもんなら。
そうです。
なるほどね〜。
じゃあ必ず現場に行かなくてもいいって。
でも確かにおっしゃったように進化ってちょっとしてるってことですか?
微妙にしてるんですね。
はいはいはい。
例えば海外だと横に動くエレベーターを開発しようとかもあったりとか。
それエレベーターなんだ。
エスカレーターじゃなくて。もうエスカレーターいいじゃんって思うんですけど。
でも日本の場合土地の問題もあるんで無理なんですよね。
あ〜そんなに広くない。
ただおっしゃったように速さって結構進化してて実は。
あ〜それは分かるな。タワーとかすごい高いもんね。
あれ要は世界最速のエレベーターって誰も注目しないと思うんですけど常に競ってて。
そうなんですか。
そうなんですよ。
そうなエレベーター業界では。
そうそうそう。だから中国とか高いんで。
ああいうところの建物に入るやつとかがめちゃめちゃ速くなったりするんですけど。
日本だと横浜のランドマークタワーのエレベーターが一番速くて。
あ、そうなの。あれそんなに速いんだ。
速いんですよ。ちょっと前ですけど。
あれ1階から69階まで40秒かかんないと。
へ〜40秒かからなかったんだ。
へ〜なるほど。でも実際ほら途中の階に止まるわけですよね。
そうそうそう。
じゃあそんなに速くしてもねみたいな。
ないんですけど一応技術改良の指標のためにちょっと励みになる。
技術の励みになるんですよ。
なるほどね。でもそしたら揺れない方が私はいいんですけどね。
そうですよね。やっぱりエレベーター揺れるとあれで。
で結構ヒタチじゃないんですけど工場スタジアムに行ったら揺れ実験みたいになるんですよ。
へ〜。
要はどんだけエレベーターが揺れないかってことで
なんか5円玉立ててうちのエレベーター揺れないから倒れないんですよってやるんですけど。
すごい。
すごいと思ったんですけど今考えるとそんなじっくり置かれたら5円玉倒しちゃいけないと信用にするじゃないですか。
確かに。
性能がすごいのかこっちが信用してたからちょっと分かんないっていう感じなんですけど。
そうですね。
あと揺れないのもそうなんですけど私待ちたくないですね。
そうですよね。
そうですね。
これ実験があってエレベーターって待ち時間が30秒越すとイライラする。
30秒なんだ。
30秒ですよ。
で1分越えちゃうと2分待った気になっちゃう。
要するに2倍待ったことになっちゃうっていうのがあって。
だから最近って昔ってエレベーター何階にいるとかって分かったじゃないですか。
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分かった。
あえてどこにいるのか示さないようにして。
確かに。
そう。
確かにないですね。
へぇ〜。
そうか。
でも大きなオキスビルは確実にその待ち時間は短くなってる。
なんか言われてみれば昔よりは短そうな感じがする。
要するに一個一個のエレベーターを管理してるんじゃなくて
ビル全体でエレベーターを管理するようになってるんですよね。
どういうことですか?
ボタン押すと普通の考え方だと一番近くにいるエレベーターが来ると思うんじゃないですか。
そう思ってます。
でも実はそうじゃなくて。
近くな。
そう。ビル全体で考えてなるべくいろんなフロアにいる人たちを長く待つ人を一人でも減らすような運行になってるんですよ。
長く待つ人を減らすようなステムなのか。
早くじゃなくて待たないような感じにしてるんですよ。
それはもちろん自動操縦なんでしょ。
そうそう。だから待ち時間が最も長くなる状態を想定して
それを防ぐような運行パターンというのを勝手にやってる。
そうなんだな。知らなかったな。
じゃあボタンを押してるんだけど実は上に来てるのに素通りされてる。
そうです。いきなり控えして。一回上まで来てたのに戻っちゃうとか。
なるほど。
だから逆に見せないんですよ。
はいはい。今南側にいますね。
確かにね。今一個上にいるのになんで来ないんだ。
だからさっき言ってメンテナンスとか保守で儲かるって言っても
別に何もしてないわけではなくて
見た目が変わらなくてもより快適にしようっていう。
技術開発は。
進んでる。
それこそ地味にやってて。
進んでるのか。へーそうか。全然知らなかったです。
でもそれで儲かってるわけじゃない。
そうですよね。
めちゃくちゃ儲かるっていうわけじゃない?
そうなんですよね。だから企業の全体の事業で見ると
それこそ例えば日立にしろ三菱電機にしろ
隠れた優等生事業っていうか
一旦性なんかスケールしないっていうんですか。
そうでしょうね。
中野さんもたぶんエレベーター買わないじゃないですか。
買わないです。人生で一回も買ったことない。
そうなんですよね。だから万が一なんか例えば有名人とかね
持ってる人がたまにいますけど
もうちょっと増やそうかなって絶対ないじゃないですか。
ないですよね。
しかもなんか自分の入ってるオフィスビルでも
そんなにいっぱい入るものでもないですよね。
だからそんなにエレベーター事業が利益率がいいなら
エレベーター事業もっと頑張ればいいじゃんってのは絶対にならない。
ならない。確かにならないな。
だからどこまでも隠れたすごい事業とか
15:00
野球で言うと夜晩には絶対なれない。
なるほど。
でもそして今日も生まれにくいと。
そうですね。いきなりエレベーターやろうかなってならない。
ならないですね。
だから堅実に会社を下立するということで
ただまぁあれですね。
ヒタチの場合はもう今他の事業はすごい良くなってるんで
あんま目立たないんですけども。
そうか。
そうなんですよ。
ただまぁ会社がしんどい時に本当に支えてくれた
親孝行な事業っていうか。
なるほど。
そうなんですね。
やっぱそういうのがあるとすごいありがたいですね。
そうですね。
そうか。じゃあ今日あれですね。
ヒタチについてはよく分かったかな。
よく分かったかどうか分かんないけど
エレベーターのことについてよく分かりました。
あともう一個分かったのが
足を引っ張る赤字部門っていうことを整理をするっていうことも
実は大事だっていうこともよく分かりました。
結構派手だからとか昔からやってるからとかで
知名度があるからとか
そういうのやっぱやめづらいんですよね。
事業っていうのは。
ただまぁだからやっぱりこういう会社が危機になった時に
ようやくできるんですけども
もっと早くそこら辺を改善できてれば
というのがあるんですね。
それは本当に組織の宿命みたいなところですよね。
いやぁ今日は本当地味に勉強になりました。
そうですね。
良かったです。ありがとうございます。
皆様はどうだったでしょうか。
ではまた次回お会いしましょう。
お相手は中野亜美と
西田直也でした。
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