もったいないの重要性
こんにちは、健康塾ホリスティック・ヘルス・ラボ、ラビゲーターの岡田です。
今日のテーマは、もったいないから始まる地球と繋がる食習慣、です。
もったいないという言葉、皆さんはどんな時に使いますか?
食べ残しを見た時、まだ使えるものを捨てようとした時、
でも、実はこのもったいないという言葉には、
単なる節約や我慢を超えた深い価値観が込められています。
それは、命や資源に対する敬意です。
ホリスティック・ヘルスの視点では、健康は個人の体や心に留まりません。
自分の健康と社会、自然、そして地球環境との繋がりをどう築いていくか、
それが真の意味でのホリスティック・全体的な健康だと考えます。
日々の食事は、その繋がりを体感できるとても身近な入り口です。
だからこそ、もったいない弱い言葉に、食の習慣をもう一度見直してみましょう。
まず最初にできるのは、食べ残しを減らすことです。
日本では、まだ食べられるのに捨てられる食品ロスが、
年間約600万トンもあると言われています。
これは、毎日一人当たりお茶碗一杯分以上のご飯を捨てている計算です。
私たちが口にしているものは、農家の方の手間や自然の恵み、
運送や販売に関わる人の努力が込められています。
それを無駄にしないという選択は、健康のためだけではなく、
他者への感謝や命への敬意の表れなのです。
具体的にはこんなことができます。
冷蔵庫の中をこまめに見て、あるものでこんだてを考える。
皮や芯も活かせる調理法を工夫する。
食材は必要な分だけ買い、ストックしすぎない。
少量、多品目にして、いろいろな味を楽しみながら使い切る。
こうした小さな行動は、自分の健康だけではなく、
地球の健康につながっていきます。
地球に優しい選択
もう一つ、見落とされがちなのが、
どこから来たものを食べているか、という視点です。
例えば、遠い国から輸入された食材は、
長距離輸送のエネルギーがかかっています。
農薬や添加物、保存料も多く使われている可能性があります。
それに比べ、地元の農産物や旬の食材は、
エネルギー負荷も少なく、栄養価も高い。
つまり、何を食べるか、という選択は、
そのまま、どんな地球を育てたいか、という意思表示になるのです。
最近よく耳にする、サステナブル・エシカル消費、という言葉。
ちょっと難しそうに聞こえるかもしれませんが、
実は、「もったいない」という日本語的な感覚こそ、
それを自然体で実践するヒントなんです。
旬のものを選ぶ。地元のものを買う。
放送の少ない商品を選ぶ。
買いすぎず、必要なだけ手に取る。
これらはすべて、ホリスティックな健康化に根差した、
地球に優しいセルフケアなのです。
さらに言えば、「もったいない」の感覚は、
自分自身に対しても使えます。
疲れているのに無理をすること。
本当は嫌なのに我慢してしまうこと。
お話にすること。
これらもまた、自分の命をもったいなくしている行為かもしれません。
自分の感情や欲求、大切な時間を雑に扱うことは、もったいない。
自分に優しく、丁寧に生きることも、
ホリスティックヘルスの大切な実践です。
いかがでしたか?
今日は、「もったいない」という日本語の美意識を出発点に、
私たちの食習慣がどう地球や社会とつながっているのかを見つめてみました。
私たちの一口の選択が、誰かの笑顔になり、地球の癒しになり、
そして自分自身を慈しむ行為にもなります。
そう考えると、毎日の食事がもっと神聖で、
優しい時間に感じられてきますね。
次回は、動くことの意味について、
心、体、エネルギーの流れをテーマにお話ししていきます。
どうぞ楽しみにしていてください。
本日もご視聴ありがとうございました。
ぜひチャンネル登録といいねをお願いいたします。
健康に関する疑問や質問はコメント欄にお気軽にお書きください。
皆様の健康な毎日を応援しています。
ナビゲーター 岡田でした。