ホリスティックな食事の実践
こんにちは、健康塾ホリスティック・ヘルス・ラボ、ナビゲーターの岡田です。
今月のテーマは、ホリスティック・ヘルスの実践。
今日は、第38回、「いのちを養うための食事」と題しまして、
心と体を満たし、健やかな毎日を育む食卓へとつながる食事の在り方をお話ししていきます。
私たちは毎日食事をします。
それは、単なる栄養補給でしょうか?
それとも、もっと深い意味を持つ行為なのでしょうか?
ホリスティックな視点から見ると、食事は、
いのちをいただき、いのちをつなぐ神聖な儀式と言えるかもしれません。
例えば、私たちが口にするお米。
春にもみをまき、たおやをし、
夏には太陽の光を浴び、秋には収穫を迎える。
その間には、雨や風といった自然の恵みもたっぷり受けています。
そうして育ったお米には、自然のエネルギーが凝縮されているのです。
さらに、そのお米を土にまけば、新たないのちが芽吹きます。
私たちは、そんな自然のいのちの集約をいただいているのです。
ホリスティックな食事とは、
体だけでなく心や冷静、精神性も満たす食事のこと。
それは、感謝の気持ちを持って食材を選び、
心を込めて調理し、味わって食べる。
これらの要素を大切にすることで、
私たちは食を通して、いのちのエネルギーを最大限に受け取ることができます。
ホリスティックな食事のポイント
1つ、感謝の気持ちを持つ。
食事の前には食材への感謝の気持ちを捧げましょう。
いただきます、の言葉には、
いのちへの意境の念が込められています。
1つ、旬の食材を選ぶ。
旬の食材は栄養価が高く、生命力にあふれています。
地元の食材を選ぶことも地域への貢献につながります。
1つ、未生成の食品を選ぶ。
白米よりも玄米、生成された砂糖よりも蜂蜜など、
未生成の食品は栄養価が高く、体への負担が少ないです。
1つ、加工食品を避ける。
添加物や保存量が多く含まれる加工食品はできるだけ避けましょう。
手作りの食事は愛情がこもって心も満たされます。
1つ、バランスのとれた食事。
炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、
バランスのとれた食事は体に必要な栄養素を過不足なく供給します。
1つ、ゆっくりとよく噛んで食べる。
早食いは消化不良の原因になります。
ゆっくりとよく噛んで食べることで満腹感を得やすく、食べ過ぎを防ぐことができます。
1つ、食事の時間を楽しむ。
テレビを見ながら、スマホをいじりながらではなく、
食事に集中し、味わって食べましょう。
家族や友人と一緒に食事をすることも心の栄養になります。
1つ、食べる量に注意する。
腹8分目を心がけましょう。食べ過ぎは体への負担となります。
1つ、食事の準備に参加する。
食事の準備に参加することで、食材への感謝の気持ちが深まります。
また、調理を作る過程は創造性を刺激し、心の癒しにもつながります。
1つ、食卓を美しく飾る。
美しい食事やランチョンマット、肌などを飾り、
食卓を美しくすることで、食事の時間がより豊かなものになります。
ホリスティックな食事を実践することで、
体の健康、心の健康、冷静の向上、感謝の気持ち、人生の充実化など、
さまざまな効果が期待できます。
今回は、命を養うための食事と題して、
ホリスティックな視点から心と体を満たし、
健やかな毎日を育む食卓へとつながる食事の在り方をお話ししました。
地球全体の健康への意識
私たちが食事療法というと、病気を治したり、健康になるために始めがちです。
もちろんそれも大切なこと。
しかし、自分が経験した食事療法で健康を取り戻し、
少し余裕ができたら、今度はその目を外へ向けてみましょう。
私たちが日々の食事で何を選ぶか、どのように食べるかは、
地球全体の健康につながっています。
食料廃棄を減らす、地元の食材を選ぶ、
環境に配慮した生産方法で作られたものを選ぶ、
私たちの食卓は地球の未来を左右する力を持っているのです。
約80億人以上もの人々が暮らす地球で、
そのうち1割が気軽に苦しんでいると言われています。
まず、自分自身の健康から、そして、
余裕ができたら地球全体の生命体として考える中で、
地球自身の健康も考えていく必要があるのではないでしょうか。
自己から理体、そして地球全体へ、
そんな視点を持って食卓から、
より広い世界へと意識を広げていきましょう。
次回は心の健康を養うケアと題して、
ホリスティックな視点から心を健やかに保つための
様々な方法をお話ししていきます。
ぜひチャンネル登録をお願いいたします。
ご視聴ありがとうございました。
健康に関する疑問や質問はコメント欄にお気軽にお書きください。
皆様の健康な毎日を応援しています。
ナビゲーター岡田でした。