住まいと心の関連性
こんにちは、健康塾ホリスティック・ヘルス・ラボナビゲーターの岡田です。
今日のテーマは、住まいと心のつながり、癒しの空間をデザインする。
私たちは日々、どんな空間で過ごしているでしょうか。
朝、目を覚まし、身自宅をし、食事をして、働き、休む場所。それが住まいです。
この住まいの質は、実は私たちの心の質に深く関わっていることをご存知でしょうか。
ホリスティック・ヘルスでは、健康とは、体、心、社会、環境が調和している状態と捉えます。
つまり、住まいという環境は、私たちの心と体のバランスに大きな影響を与える、見えない背景の力なんですね。
例えば、散らかった部屋にいると、どこか気分が落ち着かない、やる気が出ない、イライラする、そんな感覚を持ったことはありませんか。
逆に、整えられた空間にいると、自然と深呼吸したくなる。肩の力が抜けて、思考も穏やかになる。
住まいの空気感は、思っている以上に、私たちの感情や思考のスピード、引いては自己肯定感まで影響を及ぼします。
では、住まいを癒しの空間にするために、私たちは何から始められるのでしょうか。
まず大切なのは、自分にとって心地よいと感じられる空間づくりです。
誰かがいいといったインテリアやレイアウトではなく、私はどんな空間にいると落ち着くのか、何色を見ていると安心する、どんな音楽が流れていると心地よい、
そうした感覚的な問いかけが、空間と心の共鳴を引き出してくれます。
おすすめしたいのが、互感を満たす空間づくり。
視覚・整った空間・光・色
聴覚・静けさ・自然音・音楽
嗅覚・香り・お香・アロマ
触覚・柔らかな素材・温もりのある家具
味覚・安心して過ごせる食の場
癒しの空間づくり
これらが満たされていると住まいは自分を取り戻す場所になります。
特に意識したいのが、視界に入るものを減らすこと。
部屋の中に視線がいくつものものに分散されていると、脳は知らず知らずのうちに情報処理に追われ、疲れやすくなります。
まずは視界を静かにする工夫から。
ものを減らし、色を整え、光を取り込む。
それだけで空間は静けさを取り戻していきます。
また、香りも非常に効果的です。
好きなアロマや自然の木の香り、お香などを取り入れると、嗅覚からダイレクトに脳へ信号が届き、自律神経が整い安心感が広がります。
五感を通して自分の心に、今ここにいていいよと伝えてあげられるような、そんな優しい空間づくりを意識してみてください。
そして最後に、大切なのはスマイルに愛着を持つことです。
壁にお気に入りの写真を飾る、好きな植物を置く、照明を少し温かみのある色に変える。
こうした小さな工夫の積み重ねが、ここは私の居場所だと感じさせてくれます。
癒しの空間とは、豪華な家や高級な家具がある場所ではありません。
それは、自分の心と調和した場所。
ただ、そこにいるだけで肩の力が抜け、自然と呼吸が深くなるような場所です。
今日、ぜひご自宅の中で一つだけ何か整えてみてください。
テーブルの上を片付ける、クッションの位置を変える、窓を開けて新鮮な空気を入れる、そのほんの一歩が心の内側に小さな変化をもたらしてくれるはずです。
スマイはあなたを映す鏡。あなた自身を大切にすればするほど、その空間もまたあなたを優しく迎えてくれます。
本日もご視聴ありがとうございました。ぜひチャンネル登録といいねをお願いいたします。
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皆様の健やかな毎日を応援しています。ナビゲーター岡田でした。