メメントモリの思想
こんにちは、健康塾ホリスティック・ヘルス・ラボ、ナビゲーターの岡田です。
3ヶ月目のテーマは、病気とその深い意味。
今回は、第33回、生と死のバランス視点と題しまして、
古代からの英知である、メメントモリの思想を紐解きながら、
生と死をどのように捉え、より良い人生を送るか探究していきます。
皆さんは、メメントモリという言葉を聞いたことがありますか?
これはラテン語で、死を恐れるな、死を記録せよ、という意味の稽古です。
古代ローマの時代から、人々は、メメントモリの思想を胸に刻み、
生と死を見つめてきました。
なぜ、死を意識することが大切なのでしょうか?
死を意識することのメリット。
1つ、今を大切にできる。
死を意識することで、私たちは、いつかではなく、今を大切に生きるようになります。
後回しにしていた夢や目標に挑戦したり、大切な人との時間を増やしたり、
日々の生活を丁寧に過ごしたりするようになるでしょう。
1つ、価値観が明確になる。
死を意識することで、私たちは本当に大切にしているものは何かを見つめ直すことができます。
お金、地位、名誉、それらは本当に重要なものなんでしょうか?
それよりも、愛、感謝、貢献、心を満たすものこそ大切にすべきだと気づくはずです。
1つ、恐れを手放せる。
死を意識することで、私たちは死に対する恐れを和らげることができます。
死は人生の終わりではなく、新たな始まりであると考えることもできるでしょう。
また、死は私たちに与えられた時間がいかに貴重であるかということも教えてくれます。
1つ、他者への慈しみが深まる。
死を意識することで、私たちは他者への慈しみが深まります。
人はいつか必ず死ぬ。
だからこそ、生きている間に愛を与え、分かち合い、助け合うことが大切だと気づくのです。
メメントモリを日常に取り入れる方法。
死を意識するメリット
1つ、持ち物を減らす。
死後も残るものに執着しない。
私たちは必要以上に多くのものを所有しています。
死を意識することで、本当に必要なものを見極め、身の回りを整理することができます。
1つ、人間関係を見直す。
本当に大切な人とのつながりを大切にする。
私たちは多くの人と関わっていますが、本当に心を通わせられる人は限られています。
死を意識することで、本当に大切な人とのつながりを大切にすることができます。
1つ、後回しにしない。
やりたいことを先延ばしにしない。
私たちは多くのことを先延ばしにしています。
いつかやろうと思っていることは、今すぐ始めましょう。
1つ、感謝を伝える。
大切な人に感謝の気持ちを伝える。
私たちは感謝の気持ちを伝えることを後回しにしがちです。
生きていてくれてありがとう。いつも感謝してるよ。
言葉にして伝えましょう。
1つ、人生。
私たちは人生の目標を定めることで、今をよりよく生きることができます。
自分が何を成し遂げたいのか、どんな人間になりたいのか、目標を明確にしましょう。
1つ、死を意識した瞑想。
死を直視し、恐怖心を克服する。
死を意識した瞑想は、死に対する恐怖心を克服するために役立ちます。
静かな場所で目を閉じ、自分の呼吸に意識を集中し、死について考えてみましょう。
1つ、生前整理。
身辺整理をしておく。
生前整理は、残された家族への負担を減らすだけではなく、自分自身の心の整理にもなります。
エンディングノートに自分の希望を書き残したり、遺産整理を始めたりするのも良いでしょう。
今回は、生と死のバランス視点、メメントモリを日常に、と題して、
死を意識することのメリットや、メメントモリの思想を日常に取り入れる方法について解説しました。
死は私たちにとって避けられないものですが、死を意識することで、私たちはより良く生きることができます。
メメントモリの思想を胸に、今を大切に、自分らしく生きていきましょう。
次回は第34回、病の意味に気づくことで得られるもの、と題して、病気の経験を通して得られる気づきや成長についてお話ししていきます。
ぜひチャンネル登録をお願いいたします。
ご視聴ありがとうございました。
健康に関する疑問や質問はコメント欄にお気軽にお書きください。
皆様の健康な毎日を応援しています。
ナビゲーター岡田でした。