敬和キャンパスレポの紹介
敬和キャンパスレポ、この番組は、新発田市富塚にある敬和学園大学の大学生が、大学に関わるイベントや人、新発田のことなどをテーマにお届けします。
敬和キャンパスレポは、実践するリベラルアーツ、敬和学園大学の提供でお送りします。
皆さん、こんばんは。この番組は、敬和学園大学から大学のことや新発田、新潟のことを伝える30分番組です。
今日の進行は、国際文化学科3年の富田風賀と、国際文化学科3年の高橋光です。どうぞよろしくお願いします。
今日は異文化交流に関する話題のようですが、富田君は異文化交流の経験は何かありますか?
そうですね。うちの大学にはネパールからの留学生の方とかいらっしゃいますし、あと中国からの方もいらっしゃるので、サークルを通して何かお話しする機会はありましたね。
三鶴君、何かありました?
私は学外で日本語教室っていうボランティアに参加してて、そこで外国の人に日本語を教えたりするので、そこで主にパキスタンと、あとフクダイナとかもいますよ。
フクダイナ戦争の時期は、フクダイナの人とかも来てました。
そんな感じで交流があるんですね。
そうですね。結構交流があります。
というわけで、今日は2024年の5月から10月にかけてパキスタン人家族との交流をされた国際文化学科2年の南山沙耶香さんと千葉奈々美さんにおいでいただきました。
どうぞよろしくお願いいたします。
お願いします。
ではまず私、高橋からお二人のプロフィールをご紹介します。
まず南山さん。
南山沙耶香さんは富山県のご出身で富山国際大学附属高校をご卒業後、2023年に敬和学園大学の国際文化学科に入学され、現在2年生。慶恩部に参加されています。
続いて千葉奈々美さんです。
千葉さんは新潟市のご出身で敬和学園高校をご卒業後、
2023年に敬和学園大学の国際文化学科に入学され、現在2年生。サンタプロジェクトに参加されています。
お二人とも文化人類学がご専門の長坂康代先生のゼミに参加されています。
南山さんは富山県のご出身ということで新潟での暮らしはもう2年目ですよね。
千葉とか新潟の暮らしどうですか?
何か違いとかあります?富山と。
そうですね。今考えてみて出てきたのが2つあって、
富山にいる時、新潟県の方、方言があるとかって思ってなかったんですけど、来てみたら、
意外と方言だったり、鉛もあって、そこがちょっと驚いたなというのと、
電車で自動改札が在来線にもあるっていうのにびっくりしてて、
新幹線とかで自動改札があるっていうのは富山にもあるんですけど、在来線の方だと駅員さんがスタンプを押すみたいな形式で、
それは富山駅でもそういう形式なので、新発田駅だったり新潟駅がそういうシステムなのに驚きました。
最初に言ってたのは方言とか、僕は福島出身なんですけど、方言とか結構感じますよ。だっけさみたいな。
新発田とか新潟の人はそれを方言と思ってない人多いですから。
だっけさって悩めたりすると思ったけど、丸々ろうみたいな。
悩めするろうって言いますよね。
あのろう可愛いよね。
去年この番組でサンタプロジェクトの代表の斉藤アコさんに話を伺いましたが、
サンタプロジェクトっていうのはね、僕の認識ですと地域の人が本屋さんに行って本を買って、その本を寄付という形でまず本屋さんに預ける。
学生が本屋さんにその本を取りに行って内容館が見て、病院とか室にいる子どもたちにクリスマスプレゼントとしてその本を届けるっていうような素敵な活動だったと思いますけども。
新発田さんもこの活動に関わられているとお聞きしたんですけども、どういうふうに関わられていますか。
主な活動としては先ほど言っていた通り、施設や病院にいる子どもたちに絵本を届けるというものなんですが、学生が他にやっている作業とすると、本を寄付してくださった方々に渡すためのメッセージカードだったり、
ブックカバーなどを作ったりして、それを配布というか寄付してくれた方々に渡しています。
ブックカバーとか作るの大変じゃないですか。
大変ですね。
寄付される本とかどれぐらいあるんですか。
そうですね。50冊近くは多分あって、それぞれ何か所か施設とか病院に配らないといけないので、結構たくさん集めています。
結構あるんですね。全然10冊、20冊とかなかなって勝手に思ってました。
思っている大規模でね。
じゃあ50冊とかとなるとブックカバーを作るの超大変ですね。
全部手作りでやるんですもんね。
すごいですね。
さて、ではパキスタン人家族との交流についてお話を移していきたいと思います。
長坂ゼミというと、イスラムのモスクを訪問して、イスラム教徒についての理解を深めるというイメージがあります。
今回はパキスタン人家族との交流ということで、活動の様子は2024年11月にNHKの新日本風土記という番組で、水戸・新潟編として紹介されていました。
この交流はどういった経緯で実現したんでしょうか。
南山さんよろしいでしょうか。
長坂先生からパキスタンファミリーについてお話を一番最初のゼミのお時間にしていただいて、
例年ではモスクに訪問したり、ゼミボランティアとしてイスラム教に関係する場所でボランティアをするっていうことが多かったんですけど、
そのファミリーとの交流を今年の長坂ゼミ2年生の活動の一環にするのはどうだろうっていう感じで提案していただいて、
みんなで話し合って活動することに決めました。
最初は長坂先生からこういう活動があると紹介があり、モスクを訪問する。
交流の具体的な内容
モスクっていうのはどういったところなんですか。
普通の県やとかそういう施設があるんですか。
施設があるところもあるんですけど、私たちが行ったことがあるモスクは外観は普通の一軒家に近い見た目をしています。
そこに行ってどういった活動をしているか体験してみるみたいな。
そうですね。
さてここで1曲お届けします。
今日の曲はワンオクロックパペットキャントコントロールUです。
こちらの曲はTBS系ドラマ日曜劇場三上先生の主題歌となっています。
それでは聴いてみましょう。
ワンオクロックでパペットキャントコントロールUです。
お届けした曲はワンオクロックでパペットキャントコントロールUでした。
今日の敬和キャンプスレポは、2024年にパキスタン人家族との交流をされた国際文化学科2年の南山紗友香さんと千葉奈々美さんにおいでいただいております。
後半もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
後半は交流について詳しくお伺いできればと思います。
長坂済の皆さんの活動の様子は、南山さんがレポートに求めたものが敬和学園大学のホームページに記載されていて、
このレポートによると、シーザーとハリーというまだ幼い姉妹、2人のお母さんであるソビアさん、
それからこの家族を支えている支援者数名と交流されたそうですよね。
具体的にはどのような活動をされたんでしょうか。
はい、ジェミセー全員とキスタンファミリーのみんなで夕食作りをしたり、
子どもたちと旅館の中で会ったり、近く外で遊んだりすることをメインに交流しました。
夕食作りって何かどういったものを作られたんですか。
彼らの文化を理解するということで、ビリヤニという料理をみんなで作ったり、
逆に私たちが彼らも食べれる焼きそばを材料をちょっと考えて作ったりしました。
ビリヤニって何ですか。聞いたことあります?
なんかカレーみたいな、チキンカレーみたいな感じの食べ物です。
カレーはカレーとしてイメージできるみたいな、ご飯はご飯としてあって、カレーはカレーとしてあってみたいな感じなんです。
それともなんかこう全部一緒になってて。
全部一緒になってて。
今ビリヤニを調べてみたんですけど、インディカマイですか?
と、あと本当に鶏肉にカレー味をつけたような感じのものを混ぜてチャーハン的な?
チャーハン的なかな?感じにしたものですよね、これが。
結構なんかパラパラしてる感じの食べ物なんですね。
ホームページを見るとなんかパンみたいな、ナンみたいなやつ作ってますよね。
そうですね。
これ何でしたっけ?
チャパティですね。
チャパティ知ってます?
カタカラの文字だけは頭に浮かびますけど、具体的にチャパティって言われてます。
ナンみたいなやつを手のひらサイズぐらいに押しつぶして焼いたものなんですけど。
もうハンドサイズのナンみたいなイメージ?
そうですそうです。
ここら辺調べると似たようなやついっぱいあってマジでおもろいですよ。
日本の焼きそばみたいなのを作ったって今言ってましたけど、
それは買い出しとかも自分たちでやったんですか?
交流する前にあるゼミの中で、そのゼミメンバーみんなで大学近くのチャレンジャーに行って買い出しをしました。
子どもとの遊びとかってあれですか?日本の遊び?
日本の遊びをメインに。
何やったんですか?
あやとりとか紙飛行機を作って一緒に飛ばしたりとかしました。
異文化交流って言ってやっぱり人と交流するときね、
外出て一緒に遊びたりするとやっぱり気持ちいいっていうか、
開放的な気分になる。
しかも今回が初めてだったんですよね。
そうですね。
じゃあ初めてっていうことは、
言葉だったりとか文化の違いに結構驚くこともあったと思うんですけども、
言葉に関しては学生が英語で頑張ってコミュニケーションとかどうでしたんですか?
そうですね。ファミリーを支援している方たちの中に日本語を話せる方もいらっしゃって、
その方には日本語で質問したり交流することはあったんですけど、
そうじゃない人だったりすると、
もう私たちの中で話せるのは英語しかないので、
英語でどうにか頑張って伝えようと思ってみんなで頑張りました。
何か印象的だった文化の違いとかってありました?
やっぱり一番違うなと感じたのは、
やっぱりイスラームの人たちは食べれない食べ物とかが決まっているので、
そういうところを自分たちが買い物に行くときも、
ハラール食品っていう彼らが食べれるものを探して買いに行ったりとかしました。
決まってるんですよね。食材っていうか食べれるものが買える店とかもね。
ハラール受けてる場所と受けてない場所があったりするっていうのを僕も聞いたことあります。
先ほどご家族を支えている支援者の方々数名とご紹介したんですけど、
この支援者の方っていうのはどういった方なんですか?
その方々もパキスタンの方なんですけど、
先に日本に来られていた方々で、
日本の文化だったり日本語をその家族や子どもたちよりも知っているので、
サポートするという形で一緒に過ごしているそうです。
そういうことだったんですね。
今回の交流って長坂ゼミの2年生が参加されていますよね。
ゼミの中でどのような役割分担ですとか準備、勉強されてたのでしょうか?
ゼミの活動では最初の方にイスラム教について軽く勉強して、
どういう宗教なのかとか、どういう食べ物を食べてはいけないのかっていうのを、
まずなんか本みたいなのを使って勉強しました。
その後に私たちのゼミはあんまり座学っていう形じゃなかったので、
一回チャレンジャーに行って、ハラールマークっていうのはこういうマークだよっていうのを勉強して、
実際にそういうちゃんとものを見て、こういうのが食べれるんだなとか、
これは逆に食べちゃダメな食べ物なんだっていうのを勉強していった感じです。
ゼミの段階で何か作ったりしました?
ないですね。
見るだけ見てみたいな。
作ったのは今回の交流が初めてっていう。
ハラールのものってそんな近くにあったんですね。
専門店にしかないと思ってたので。
僕はあんまり意識してなかったっていうのもありますけどね。
あるんですね。
チャレンジャーとかにもあるらしいよね。
ちょっと次行った時に見つけてみようかなって思いますけど。
そういえばこちらの交流の活動についてNHKの新日本風土記というもので取り上げられていましたよね。
どういった取材だったんですか?
パキスタン家族との交流
取材対象がパキスタンファミリーだったので、
私たちはあくまで彼らと交流している様子を撮影されたという感じなんですけど、
午前中からだいたい夕方くらいまで取材していただいて。
じゃあもう結構半日くらいだったんですね。
そうですね。
普段は旅館での交流がメインだったんですけど、
少し離れて海の方まで行ってみんなでちょっと話をしたりっていうこともあって、
普段とは違った活動になりました、その日は。
実はこのNHKのこの新日本風土記という番組作品一回見たことあるんですけど、
なんかご家族で遊ばれている様子ですとか、
なんかわきあいあいとしたところが映っていたような気がします。
それの他に長坂ゼミは例年だとモスクに行かれますよね。
モスクでの活動はどういったものだったんですか。
私たちは2回モスクに行ったんですけど、
1回目の時は主にアラビア語について学びました。
で、その時にイスラムの女性はヒジャブっていう髪の毛を隠すための布を被るんですけど、
それも先生が貸してくださって、それを被っていきました。
2回目も行きました。
2回目はゼミのメンバー全員で行って、
イスラムの人たちに直接、
イスラム教はこういう風に神様を信じていてっていうのを説明していただいて、
実際にそのお祈りをしているところとかも後ろで見学させていただいたりして。
すごい貴重な経験ですよね。
アラビア語を学びに行った時っていうのは何月頃だったんだった?
5月ぐらい。
だからこういうの時には多少ちょっと話せるようになってたみたいです。
そんな1回学んだぐらい。
挨拶くらい。
挨拶覚えてます?
でもその時は文字を見て、これはこういう発音だとか、
アラビア語で数字はこのように発音するみたいな感じで、
本当に初級編みたいな。
初級の初級みたいな。
英語で言うABCみたいな。
そうですね。
最後に今回の交流を通して学んだこととか、これからの大学生活にこう生かしていきたいなみたいなところとかをコメントお願いします。
千葉さんから。
私は今回の交流で特に学んだことは、
イスラム教についてあんまり知識がなかったので、
どういう食べ物を食べてはいけないのかとか、
女性は髪の毛をなんで隠すのかって言ったところを、
実際に本人たちに話を聞くことができて、
すごい勉強になったなと思いました。
この大学生活に生かしていきたいことは、
宗教にもっとしっかり学んで、
今、キリスト教を起こすレベルで、
今イスラム教徒の人たちが増えているので、
そういう時に、
YouTubeで私は見たんですけど、
イスラム教の子供が熱中症で倒れた時に、
ヒジャブを取らないといけないってなった時に、
日本の小学生の子たちが、
その子を周りの人が見えないように隠してくれたっていうのを見て、
私もそういうことができるようになりたいなって思いました。
ちなみに、髪を隠すためってのはなんでなんですか?
イスラム教では、髪の毛に男の人が魅了されるみたいな感じで、
家族以外には絶対に見せちゃいけないみたいなのがあって、
私がモスクで言われたのは、
スマホカバーとヒジャブが同じ役割を果たしているっていうのを言っていて、
スマホカバー?
このスマホカバーをつけないで落とすと割れるのと同じくらい、
女性の心は脆いからっていうので、
ヒジャブでその女性というのを守ってるんだっていうのを言っていて、
なるほどなっていう感じで。
異文化交流の価値
スマホで例えるあたりが時代を感じます。
時代を感じますよね。
ありがとうございます。
次に南山さんお願いします。
イスラム教の文化であったり、言語であったりっていうのは、
座学としても学ぶことはできるんですけど、
例えば一緒に料理を作ったり、食べてみたらこんなに辛いんだっていうのに気づいたりとか、
ハラルを今はスマホのアプリでかざしたらそれがハラルなのかっていうのがわかるアプリがあるっていう情報とかは、
実際に交流したり活動しないと得られない学びであったり経験なので、
本当に貴重な体験だったなと思いますし、
パキスタンファミリーが国に帰った後に、私はその学内活動として、
ネパールの留学生たちと長坂デミ二年生のメンバーで交流するっていう活動を企画して、
実際に数回ほど、2024年と年が明けた後に活動して、
それもすごく楽しかったし、異文化交流として学びを得られたので、
そのような企画も今後もまた考えて、みんなで活動していけたらいいなと思います。
いいですね、その主体性が素晴らしいですね。
それでは今日のケアキャンプスレポは、パキスタン人家族との交流を通して異文化体験をされた国際文化学科二年の
南山沙耶香さん、千葉奈々美さんにお話を伺いました。どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
さてエンディングです。
今日ですね、イスラム教の文化の話とかもいろいろあったと思うんですけど、
イスラム教は断食、ラマダンってありますよね?
ありますね。
ラマダンの時に食べるデーツっていう果物のドライフルーツを今日お持ちいただきましたので、
富田くんちょっと一つ食べて食レポをお願いしたいなと思います。
ラマダン終わって、いきなり何か食事をする前のクッション的な存在でしょ?
いきなり食べるとちょっとお腹がびっくりしちゃうから。
なんか見た目はすごい星ぶどうって感じですね。
でっかい星ぶどう。
でっかい星ぶどうですね。
現在両名は夏宮市って書いてありますね。
じゃあ初、皆さんいかがですか?
じゃあみんなで食べますか?
わりとでかいんですよこれ。
でかい?
多分皆さんの親指ぐらいはあるんですよ。
じゃあいただきます。
種入ってるな。
思ったよりマイルドな感じの味わいがしますね。
どうですか?富田くん。
食べながら話すって大変恐縮なんですけど、普通に美味しいですよ。
なんかね、最初はレーズンを感じるんですけど、後々夏味があるというか。
ちょっと分かるかもしれない。
これはね普通に小腹が天いた時とかに軽くあると嬉しい感じのやつですね。
普通に美味しいやつです。ありがとうございます。
レーズンは栄養価が高いので、ラマダンの時の日没後の食事で食べる。
最初に食べることが多いみたいです。
皆さんぜひレーズンって普通のスーパーで売ってないですけど。
チャレンジャーには売ってないですね。
あれですね、まじで好きな人好きなやつですねこれ。
アマゾンで調べたら買えるんじゃないですか?
ぜひちょっと調べてみてください。
長坂先生が持ってきてくださいました。ありがとうございます。
ありがとうございます。長坂先生。
では今日の放送はこの辺で。
敬和キャンパスレポは、
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今日の敬和キャンパスレポ終了の時間です。
皆さんおやすみなさい。
おやすみなさい。
敬和キャンパスレポは、
実践するリベラルアーツ、
敬和学園大学の提供でお送りしました。