00:03
はい、始まりました。ケイシャのしゃべり場。この番組は、映像制作会社KOO-KIのメンバーが日々感じているおもろいを語り合い発信するトーク番組です。
私、KOO-KIアシスタントディレクターの山内です。
KOO-KI広報のヒージャーです。そしてゲストは前回に引き続き、PMのドキです。
FutureXGの高関です。
よろしくお願いします。
前回は、PMの仕事っぷりを通して、かなりドキさんの魅力がドバドバ溢れる回だったと思うんですけど、今回はですね、せっかくドキさんと近しい人物ということで、高関さんとセットで出演していただいているので、そんな高関さんにドキさんにまつわるエピソードを、私たちの知らないドキさんに色んな話を聞きたいなと思っているんですけども、
ドキさんが入社した時からお付き合いがあるんですね。
そうですね。新卒で入ってきて。
ピチピチでウォーサンをしてるドキさんって想像できないじゃないですか。シャキシャキ働いている時しか知らないんで、私たちは。
どんな感じだったんですか?新卒のドキさん。
どうかな。テキパキはしてましたけどね、当時から。
でも確かに今ほどの風格とか海賊感だったりはなかったかな。
そりゃそうでしょ。
入社してすぐ一緒にご飯食べた時に、クレジットカードをリボ払いにしてて、永遠に払い終わらないんですよ。なんでですかって。リボ払いだからだよって教えてあげたら。
ヤバエピソードじゃないですか。
それ言ったらすぐ、そうだったんですねって言ってすぐ全部払って、リボじゃなくなったらすぐ終わりましたわみたいな感じで、まだ社会を知らないような22歳なのかなって思ったんですけど。
そうでしたね、確かに。でも最初、通天閣か最初。
最初通天閣ロケだね。ラグリーキッズを撮影してみた。結構ロケをハードにやってる案件があって、その流れで長野の雪山に行ったんですけど、雪山のロケなんてすごい過酷で。
PMはメインが一人いて、ドキちゃんの同期が3人で、4人ぐらいのPMで頑張って回してるけど、荷物運ぶだけでもすごいハードなんで、雪山の中にあるとなきゃいけないから。
すごい大変な撮影を連日2日か3日かぐらいやってて、朝も早くて夜も遅かったんですけど、雪山のホテルのロケ地に入っていて、そこが久保田さんの昔からの付き合いがあるホテルのオーナーさんにロケをさせてもらうと。
ホテルのオーナーさんに気を使ってロケをしないといけないので、全面協力して連れてるんで、ホテルで好きに使っていいよって久保田さんに。
昔からの仲だから。ありがとうございますってみんなこう撮影してて。
夜そのオーナーさんが行きつけの焼き鳥屋あるから行こうやってて、久保田さんはあれにしておきましょうって。
ちょっとうちの若いの連れてくるんだって。
ドキちゃんをそこで連れて行った時も一緒に行こうやって一緒に行ったんですね。
その間に裏で結構大事な打ち合わせがあって、現場チームはその打ち合わせをしてる。
裏で久保田さんはオーナー接待で、ドキちゃんと一緒に焼き鳥屋に行って。
帰ってきて話聞いたら、焼き鳥屋を食べた後、3人でカラオケ行ったらしくて、
03:04
オーナーの歌に対してものすごい愛の手を入れ続けたドキちゃん。
で、「そうなんだ、楽しかったんだ。」とか言ってたら、当時まだ若かったから、ドキちゃんもそんなに毒を吐くイメージもなかったんですけど、
焼き鳥屋とかどうだったの?って。
クソまずかったです。
ずっとピッキーするっていう。
ものすごい悪口言うなこの子っていう印象だったんですけど、
当時は結構、久保田さんに一緒に行こうぜって言われたら、
まだ若かったからね、行くし、すごい従順な感じだったんですけど、
そこから5、6年して、また別の案件でドキちゃんに出くわして、
結構久しぶりにそのとき会ったんですけど、
タレントさんの案件で、タレントさんをいろいろケアしなきゃいけない。
すごい頑張ってくれて、タレントのケアってたぶん代理店である僕らの仕事なんですけど、
そこも代理店の仕事にしっかり踏み込んで、タレントのケアをドキちゃんにしてくれて、
風格も出てきて、現場を仕切って、全スタッフとも対等に喋るし、代理店の領域にも入っていくし、
すごい頼りになるなって、そのとき思って、撮影当日そのタレントさんにスリッパ買ってきました。
ものすごくふかふかの、こんなふかふかのスリッパあるんだってぐらいふかふかのスリッパを、
タレントさんに差し出して、ドキさんに、
あ、もう頼りになるな、ほんとありがとう、みたいなそういうところに細かく気配りがきて、
ほんとありがたいわっていう話をして、後日東京の空気さんのオフィスに行ったら、
堂々とそのスリッパ自分で履いてて、
私このスリッパめっちゃ気に入ったんだよ、自分で使わせてもらいます。
たくましい。
まずい焼き鳥食わされてたところから、自分で自分の欲しいものを手に入れるところまで登り詰めたんだな、
成長したな、みたいな。
で、またさっきホテル枠スリッパで選ぶみたいなこと言ってたんで、
あ、なるほど、スリッパそんなに大事にしてんだっていう。
坂崎さんも初めて知ったんだ。
そんなスリッパ大事だったんだっていう。
東京の空気さんが言って、一番いいスリッパだわ、ドキさんが言ってるから。
茶色いやつなんですけど。誰も使わないです、私が使ってるって知ってるから。
へー、そうなんだ。
人の好みとかそういうのを融通しつつ、自分もいいところに持っていく、みたいな。
ああ、そうですね。
ところまで登り詰めたわけですね、そういうスキルが。
確かに。
すごいね。でもね、自分も頑張らないといけないから、仕事。自分のケアも大事ですよね。
そうね、確かに。
今だったらきっと、自分の力で美味しい焼き鳥屋に行って、
人に歌わせることなく自分だけ歌って帰ってくる。
なるほどー。
自分の気持ちよなってね。
カラオケって、あれじゃないですか、
人をいかに愛の手で気持ちよくさせると自分も気持ちよくなったりしません?
愛の手力みたいな。
まあ、ディレクターとプロデューサーの例え話じゃないけど、
自分が指揮者やってる感じがして、楽しかったり。
愛の手入れるのも好きっすね。
06:00
私も愛の手で盛り上がってるやっていう。
気持ちよく歌わせて、その空間が盛り上がると、
いや、いい仕事したな、みたいな。
その感覚ありますね、個人的に。
ドキさんもそういう感じだったってこと?
いや、分かんないです。
分かんないです。
愛の手どうですか?
愛の手。
しんどいパターンの人もいれば、そういうパターンもいると思うんですけど。
わがしんどいパターンにあったことないですね。
カラオケ行く人ってみんなノリで、むしろ愛の手してもらえるって感じ。
もう愛の手の立場にあまんじることはない。
気持ちよくしてもらってる。
私ももちろん盛り上げますけど、
全員なんか盛り上げますよね。
スクボスさんもめっちゃ盛り上げるし、
高崎さんが上手ですね。盛り上げ方が。
いや、そんなことないし。
出張行くと結構田舎だったりするじゃないですか、ドキシと。
そうすると飲みに行く場所がスナックしかないみたいな。
ママがやっててお客さんと一緒に喋って飲んで立ってみたいな店に。
行くことも、くおさんとかドキシちゃんと一緒に行くことよくあるんですけど、
どこ行ってもドキシちゃんはそこでスカウトされてますね。
えー!うそー!
確実に言われていてください。
石川だけでしょ。
石川もね、でもそんなことないでしょ。いろんなところで。
うちの店で働かないかってこと?
はい、そうですね。
でもスカウトしたくなりますよね。
私もなんか職業柄、お酒とか作っちゃうんですよ勝手に。
職業柄じゃない。
みんな飲みたいから、ママ一人じゃ回せないじゃないですか、そんなお酒入れるの。
だからもう私もこうやって一緒に手伝ってやったらなんか気に入ってくれるんですよ。
あんたええやんみたいな。
PM万能説ある。
高関さんの親御さんもお店をされてるんですよね。
親御さんってうちの親父。
もう30年くらいやってるスナックって言っていいのかわからないですけど。
なんなんすかね、あれ。
バーでもないし、一応スナックなんじゃないですか。
町でも30年やってるスナックなんで、町のならず者みたいな人たちが
親父の店に働きに来るんですよ。
面倒見てくださいみたいな感じで。
その店で高子さんと4人で行って。
朝まで行きましたよね。
6時くらいか。
7時。明るかったもんね。
ベロベロで。人狼しか出さないんですか、そこの店は。
人狼しか出さないし。
店の名前がロマン飛行って言うんですけど、閉店の時間になると
うちの親父がロマン飛行歌うって言うんですよ。
それでロマン飛行が好きなの。
好きだったんでしょうね、当時多分。
店を開けたとき。
高崎さんが小さいときからそのお店されてたんですか。
そうですね。物心ついたときもありましたね。
ご両親がそういう、いろんな人とおしゃべりする職業をしてると
恩恵を受けたりするんですか。
小魅力受け継いだわーみたいな。
僕、生まれ育ちは母親のもとで育ってるから、
そんなに親父と接してないはずなんですけど。
09:00
あ、そうなんですか。
でも会ってみたら似てるってすごい。
めっちゃ似てますね。顔もめっちゃ似てますし。
そうですね。一緒にいなくても似るんだっていう。
血は争えないですね。
でもすごく仲いいですよね。
大阪チームと高崎さんで。
なんでそんなに仲良くなったんですかね。
クライアントとお客さんと。
なんでなんですかね。
くぼうさんが一番大きいんじゃないですかね。
くぼうさんと高崎さんの関係が。
私はそれに便乗しただけなんで。
前の会社の時からですね、くぼうさん。
僕も別の会社だったし、くぼうさん前の会社で。
くぼうたさんと高崎さん、結構年が離れてるじゃないですか。
あ、そっか。そうよね。
10歳差ぐらいですかね。
あ、そんなに離れてるんだ。
ドキちゃんって26、7?
そうですね。もうすぐ7になります。
ドキちゃんの方が近いね。
そうですね、高崎さんと。
いやでも、年齢と会社を超えて仲良くしていただいてて。
ほんとほんと。
やっぱくぼうたさんは人間の器力って感じがするな。
別に年齢関係なく、面白い仕事できそうだったら全然仲良く喋れるってことですね。
だってくぼうさん、ドキちゃんの友達とかとも仲良かったりするから。
さっき言ってたね、そういえばね。
飲めに一緒に飲むとか。
私、友達会わせたことないな。
会社の人にね。
そういえばね。
そうよね。なかなかないよね。
すごいね。
はかり知れない近さがあるな。
ね。
他に何かあったりしますか?ドキさんエピソード。
所沢にロケに行ってたんですよ。
で、この日何としても大阪に帰りたいのねって話してたんですね、ドキちゃんと。
あともう一人代理店のクリエイティブの人がいて、
3人でトランク引きながら所沢行って、そこから東京駅まで電車で帰らなきゃいけなくて、
結構ギリギリだったんですよ。
電車2本逃したら、東京駅初の最後の集落に乗れないって。
所沢から東京っていろいろ行き方あると思うんですけど、結構電車が複雑で、
みんなでトランク引いて、よっしゃ電車乗り換えるぞって。
電車降りて、階段上がって、行くべきホームに行って、
行き先の掲示板を見たら、あれ、見てたのと違うねみたいな。
あれどうしたどうしたってなって、そしたらホームが違ったんですよ、2つぐらい。
この2つ先のホームに今まさに僕らが乗るべき電車が入ってくるときです。
あれ乗り逃したら結構大変なことになるぞってことで、
僕はスポーツバッグみたいなので集中してたんですよ。
ドキちゃんは結構重めのトランクを持ってたんで、階段で登ろうとしたんですけど、
ドキちゃんはこれ持てませんよ、エレベーターで行きましょうって。
エレベーター待ったら絶対に無理だから、僕がドキちゃんのトランクを持って、
僕のスポーツバッグをドキちゃんに渡して、僕とクリエイティブはトランク。
12:02
ドキちゃんはこのカバンっていう状態で走り始めて、
でもやっぱりドキちゃん置き去りにされてくるんですよ階段で。
後ろの方からすごい待って待ってってものすごい叫び声が聞こえるんですよ。
電車来たばっかだから上から人がたくさん下ってくるところで、
僕ら男2人がトランクを持ってダッシュしてて、
後ろから女の子が待ってって言ってるから確実に僕ら泥棒に見えたみたいな。
上から来る人がみんな僕らの方を見て、大丈夫か大丈夫かってざわざわした。
なるほど。
しばらくドキちゃんは諦め気味に階段に寝始めて、
あー待ってーみたいな。
で、僕らも諦めて、じゃあドキちゃん早く行くぞって後ろに行って、
仲間である感じを周りに演出して。
泥棒じゃないよと。
で、3人でダッシュしてったっていう。
間に合ったの?
間に合いましたよね。
間に合ったけど電車乗れたときもあまりに走れすぎて誰も一言も発せない。
息ができなくて。
息がね。
ここ数年で一番走ったね。
ほんまにしんどかった。
あんな私人に待ってって言ったのは初めてでしたもん。
しかもほんま代理店とか関係なく言いましたもん。
人と人と対人に対して言ったみたいな感じで。
ほんまに待って待ってってずっと言って。
待ってーって言って。
でもなんか2人笑いながら走ってるんですよ。
女性になってそんな言われることないし。
本来嬉しい話なんですけど。
全然嬉しい話です。
ほんまにめっちゃ待ってって言ったのはあれ。
叫びましたもんね。
建前で仕事してないな。
ほんとね。
ほんとね、確かに。
魂で仕事しとるな。
そうですね。
そんなエピソードがありましたね。
その日ずっと絶対帰りたいよねみたいな話をずっと一日中してたんですよ。
別に帰らなくてもいいはずじゃないですか東京に泊まって次の日帰ればいいだけで。
なんとしても帰りたいよねみたいな。
一日中やってたのがずっとフリみたいに感じて。
あんだけ言っててこんなことで帰れないみたいな。
フリが効いた話だなみたいなドラマ。
確かに確かに。
すごいドラマがあるな。
そうですね。
出張エピソード。
出張ドラマ起きるな。
3人で並べましたもんね。
横並びで。
最後3人席で3人乗って帰りましたからね。
すげー。
そっか、ドラマがあると仲良くなるよね。
しかもなぜか私が窓側に貸してもらったっていう。
やっぱ出張がいっぱいあるとやっぱ仲良くなるかな。
まあでも多分そういうことだと思いますね。
一緒にいる時間が長ければ長いほど多分。
で、人間性もねわかるしね。
聞けば聞くほど海賊の話聞いてるみたいな感じがするんですよね。
海賊の話。
ワンピース読んでるみたいな。
確かに。
ドキさんのね、知らない話がたくさん聞きましたね。
じゃあこの辺で終わりたいと思います。
3回目もありがとうございました。
ありがとうございました。