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2025-11-27 59:56

【書籍紹介】人生とは長い時間をかけて自分を愛する旅である

「人生とは長い時間をかけて自分を愛する旅である
こころの資本の経済学」
樋口 耕太郎
https://amzn.asia/d/jgFNLHC

第1面 愛の経営
第2面 マトリックス
第3面 自分を愛する旅
第4面 愛の経済学
第5面 すべては自分から始まる
第6面 いま、愛なら何をするだろうか?

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1000冊以上の読書を経てヒーラーになった元霊感ゼロ人間です。「本質のスピリチュアルをわかりやすく」をメインテーマに、幸せのために役立つ情報をゆるく発信していきます。

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【プロフィール】

元ゲームオタク。
20代前半に新社会人として社会デビューするも、世の中の厳しさに圧倒されて人生を挫折。
その後、ゲームに費やしていた時間全てを読書に充て、
「なぜ自分の人生はこんなにも辛いのか?」
「どうしたら幸せに生きられるのか?」
といった人生の根本的疑問について本を読みながらひたすら考え続ける。
10年以上の読書の中で、自己啓発、成功哲学、心理学、科学、宗教、哲学などの分野を調べわたった末に、心から納得できる人生の答えをスピリチュアルに見出す。
現在ではシータヒーリングを学び、セッションを行いながら、幸福な人生の本質についての自らの知見をわかりやすく発信している。


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#スピリチュアル #おすすめの本 #書籍紹介 #人生 #資本主義 #金融経済 #依存症 #搾取 #愛
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サマリー

今回紹介されるのは樋口幸太郎著の【人生とは長い時間をかけて自分を愛する旅である】という本です。この著者はウォール街での経歴を持ち、沖縄のサンマリーナホテルを愛の経営によって成功に導いた経験を通じて、愛が経営や人生の本質であることを示します。このエピソードでは、愛の経営と資本主義の問題について深く掘り下げられています。特に、経済成長が人間の幸せにつながるという幻想が取り上げられ、現代の依存症ビジネスの構造について論じられています。また、利子とフクリの力について語り、それが経済の持続可能性に与える影響を探ります。さらに、実体経済と金融市場の違いやウォーレン・バフェットの成功についても触れながら、資本主義システムの問題点を考察します。人生が自己愛を育む旅であることが強調され、依存症ビジネスが人々の心の隙間を埋める方法について説明されます。そして、愛の経済学や本当の幸福が内側から来ることにも焦点が当てられています。

樋口幸太郎の経歴
こんにちは、カズです。 今日のタイトルは、【人生とは長い時間をかけて自分を愛する旅である】っていうね、本の紹介を今日はしたいと思います。
著者は、樋口幸太郎さんという方です。 最近、僕が読んだ本なんですけど、めちゃくちゃいい本だったので、うまく紹介できるかどうかわからないんですけど、ぜひ広めるべき本だなと思ったので、今日はこの本の紹介という形でやってみたいと思います。
樋口幸太郎さん、著者の樋口さんは、どういう方かというと、バリバリの金融マンだったみたいなんですよね。
もともと少年時代は、ずっと野球少年、野球をめちゃくちゃやってたんだけど、ちょっと時代の流れから、年代的ななんかいろいろね、ひょんなことから野村証券に入社することになります。
3年間、野村証券でバリバリ働いた後に、日本からアメリカの方に転勤になって、そこで8年間、ニューヨークのウォール街で勤務されていたそうです。
だからもう本当に、バリバリっていうか、ウォール街ね、昔ウルフオブウォールストリートってね、ちょっと前の映画がレオナルド・デカプリオがやってたやつがありましたけど、なんかね、僕のウォール街のイメージで一番最初に出てくるのあれですごい申し訳ないんですけど、
あそこまでひどい有様ではないにしろ、そういうゴリゴリの経済合理性を信奉する世界のど真ん中みたいなところで、たぶんね、バリバリ働いてたっていう経歴のある方みたいなんですよね。
で、その後ですね、ニューヨークの方でバリバリウォール街でやった後に、日本に帰ってきて、仲間と一緒に上場企業を立ち上げて役員になったのかな。
で、その役員になったんだけど、その会社拡大のために沖縄のホテルを買収するんだけども、その時の不思議な流れでですね、なぜか自分がそのホテルを経営しなくちゃいけない立場になったっていうことなんですよね。
で、そのホテルが沖縄のサンマリーナホテルっていうホテルなんですけど、そこでの体験っていうのがものすごくて、その体験をきっかけに人生観が大きく変わってしまって、それが本社を書くきっかけにつながっているということなんですよね。
ずっと赤字続きだったこのサンマリーナホテルを愛というもの、これをキーワードに運営していくことでV字回復っていうか奇跡の回復を遂げて、すごい爆発的な利益、あと顧客満足度が出るホテルに変えてしまったっていう、そういう奇跡が起こったんですよね。
で、その体験がもとで本社の根っこにある体験になっているっていうことなんですよね。
本の内容とテーマ
で、まずその著者の樋口さんについてさらっと紹介したんですけど、なんかね、この本すごいちょっとね、要約するっていうのがね、すごい難しいと思うんですよね。
ページ数も結構ボリュームがあって、430くらいあるのかな。で、なかなか紹介がむずいなと思ったんですよね。
どういう本かっていうと、著者樋口さんの繁盛を綴ったドキュメンタリーっていう側面もあるし、なんか経営論でもあるし、経済の本でもあるし、スピリチュアル要素もあるし、みたいになんか要素がたくさんあるんですよね。
だからちょっと難しくて、なのでちょっと僕なりにですけど、一言でこの本を言うなら、こういう感じかなと思うものがあるんですけど、それはですね、経営経済っていうそういう視点から切り込んで、引いては自分の人生というテーマまでいく。
で、それらを愛という一本の軸、愛という一つのキーワードで持って貫いた本っていう、なんかそういう感じの本だなっていう思います。
これだけ聞いてもね、なかなかどういう本かっていうのは伝わりにくいと思うんで、ちょっとこれからおそらく時間めっちゃかかるであろうと思いますが、ちょっと話していきたいなと思います。
この本の書き出し部分はルービックキューブの例え話から始まっています。
ちょっと引用しますね。
初めてルービックキューブを手に取る人は、まず一面だけを合わせようとする。
そして一面を合わせることに成功すると、当然のように残りの5面がバラバラになってしまうのだ。
これは私のことである。
っていうふうに本章の書き出しが始まっています。
このルービックキューブの例えは何を言わんとしているのかというとですね、多分システム思考とかそういうことだと思うんですよね。
何か狙って、この3次元物理世界で狙って何かを成し遂げようとすると、表面的にはうまくいったように一時的に思えるんだけど、実は裏ではこんがらがっちゃって、
より時代が深刻になったり問題が紛失したりしちゃうよっていうのを結構ある話っていうかあると思うんですけど、そういうことですね。
このルービックキューブになぞらえて、この本の章立てっていうのは1章2章じゃなくて、1面2面っていうふうになっています。
だから1面から6面まであるってことですね。
次にこの章立て、章立てをさっと紹介していきたいんですけど、第1面は愛の経営。
僕なりにざっくりどんな内容が章ごとに書かれているかっていうのをちょっと一緒にいっていくと、第1面の愛の経営っていうのは、さっきのサンマリナホテルですけど、
ホテル経営で愛が大事だと思って、ビビりながらも利益追及を無視して愛に全振りしてみたら、結果ですね、めちゃくちゃ経営がうまくいっちゃったよっていう、そういう話ですね。
これが第1面、愛の経営。
で、第2面はマトリックスなんですよ。
これはなんでそんな結果になったかというと、実は今の金融経済とかビジネスのやり方っていうのが、実は全部嘘なんだよ。
嘘に基づいた仕組みだからなんだよっていうのが第2面マトリックスの内容と言えるんじゃないかなと思います。
で、第3面、自分を愛する旅っていう章ですけど、これはさっきの章の紹介で今の経済は嘘だっていう話だったんだけど、結局全ての人が根底で求めているのは愛なんだよ。
そしてその愛っていうのは本当は自分自身の中にあるんだよっていう、これが第3面、自分を愛する旅です。
で、第4面、愛の経済学っていうのは、真の経済とは愛に基づく増揚で回るものなんだよっていうこと。
で、第5面は全ては自分から始まるっていう章になってて、これは僕の言葉で言うと、社会を直接的に変えようとするんじゃなくて、自分の中の愛に従って動いたことのその結果としてのみ、本当に社会は変わっていくものなんだよっていう内容。
で、第6面、最後の第6面は今愛なら何をするだろうかっていうね、かっこいいね、僕も大好きな言葉なんですけど、
そのざっくりとした内容は、自分の中にある愛と出会うためには自分の中の思い込みを手放す必要があるんだよ。
そして自分の中の愛を見出すというその目的に照らしてみたら、実は不幸とかネガティブっていうものも本当は価値あるギフトだったんだということがわかるんだよ。
っていうのが最後の第6面、今愛なら何をするだろうかのざっくりした内容になってくるかなと思います。
経営の哲学
というわけで、小舘だけ言ってみたんで、第1章の方から改めて内容を紹介していきたいなと思います。
というわけで第1面、愛の経営ですね。
もう一回さっきの言うと、ホテル経営、サンマリナホテルですね。
経営で愛が大事だと思ってビビりながらも利益追求を無視して愛に全振りをやってみた結果、めちゃくちゃ経営がうまくいっちゃったよっていうお話です。
そのね、ウォール街でバリバリ働いてたというね、経歴を持ちの樋口さんなんですけども、数字と経済合理性ですよね。
もうそれのみを信奉してきたっていう、そういう文化の中でバリバリゴリゴリやってきたこの著者が、突然というか不思議な流れで、本人の意思じゃなかったらしいんですけどね、沖縄のサンマリナホテルの経営をすることになったということなんですよね。
で、別に経営はそれまで樋口さんやったことがなかったんで、やり方がわかんなかったみたいで、もちろん全然最初うまくいかなかったみたいなんですよね。
その数字と経済合理性っていう、その今まで自分が覚えてきて、覚えてきた仕事のやり方ですよね。
それを用いてその経営というものに取り組もうとしたんだけど、全然うまくいかないということになったらしく、そこでやり方を変えてみたらしく、見たんですよね。
やり方を変えて、あいにつえんふりしてみたっていうことなんですけど、具体的に何をやったかっていうと、ホテル従業員の250人一人一人と対話を行ったらしいです。
ワンオンワンっていうやつですね。
ホテル従業員の求めていることを会社がバックアップするような経営方針っていうのを徹底して貫いていったらしいんですよ。
だから逆転の発想っていうか、今までトップダウンみたいに上司が部下に命令してそれを部下が実行するっていうトップダウン形式じゃなくて、従業員が主役ですと。
従業員が主役で会社、組織がそれをサポートしますよっていうスタイルの経営方針にガラッと変えたらしいんですよね。
そうしたら奇跡みたいなことがすごい起こってめちゃくちゃ上手くいっちゃったっていうことなんですけど、そういうのが実体験に基づいて書かれています。
僕が個人的に面白いと思ったところを中心に話していきたいので、なんか僕が面白いと思ったのはね、ビジネス上にはびこる嘘の違和感の話だったんですよね。
これちょっとスピリチュアル、僕視点から話の言葉になりますけど、愛っていうのは定義上恐れの不在なんですよね。
愛イコール恐れの不在です。
嘘っていうのは愛からはやっぱり基本的に生まれないんですよね。
恐れっていうものがあるから嘘をつくっていう必要性がそこで初めて生じるわけじゃないですか。
本書の中ではね、ちょっとこれ引用して読みますけど、企業最大のコストは人件費ではない。嘘のコストである。
企業最大の嘘のコストを削減しようと思うなら、自分が顧客に対して、あるいは従業員に対して、さらには自分自身に対してついている嘘に向き合うことが有効である。
っていうふうに書かれています。
ちょっとね、具体例があるんで、ちょっとした嘘の事例ですね。
っていうのが挙げられていて、それがすごい面白いんで、紹介したいんですけど、
樋口さんがビーチサイドに新規オープンしたハンバーガー店に行ったときの会話のやりとりなんですけど、
ハンバーガーショップですよね。
入ると、いらっしゃいませ、トルティーヤが本日おすすめでございますって言われたと。
すいません、せっかくおすすめで申し訳ないんですけど、アボカドバーガーの方をくださいって言ったら、
申し訳ありません、アボカドバーガーは本日売り切れです。
そうですか、それじゃあチーズバーガーをくださいと。
すいません、チーズバーガーも売り切れなんですよ。
じゃあ何がありますか?
トルティーヤがあります。
っていうことだったらしいんですよね。
わかりますかね。
もうちょっと微妙な嘘の事例も続いてあって、これも僕面白いなと思ったんですけど、
自宅近くの喫茶店での話。
喫茶店に入って、いらっしゃいませと。
で、コーヒーをお願いします。
あ、コーヒーを一つ。
かしこまりました。
以上でご注文よろしいですか。
それではご注文を確認いたします。
コーヒーを一つでよろしいでしょうか。
っていう風に聞かれたということなんですけど、
これに対する本書の記述がちょっと読みますけど、
言語化されることはほとんどないと思うのだが、
彼女が私に要求していたのは、注文やお釣りに対する私からの承認である。
その短い会話で交換されていたのは、言葉は悪いのだが、責任の押し付け合いだったのだ。
彼女は私がすぐに責任を取ってくれないことに対して僅かに苛立ったのだ。
彼女はこの通りの受け答えをしなければ店長に叱られるかもしれない。
マニュアルに反するかもしれない。
あ、マニュアルに反するからだ。
私が小さく傷ついたのは、丁寧さを装って責任を押し付けられたという感覚があったからだ。
大げさに言えば、なんだか嘘をつかれたような気がしたのだ。
うん、なんかめっちゃわかるんですけど、この辺。
ようこそと言いながら目の前の顧客を騙すシステム。
これを嘘だと言うのが大げさだということは私にもよくわかる。
誰も嘘をついているつもりなどないからだ。
しかし、この店の現場には家族のようにウェルカムというメッセージと
あなたには正直に接しませんという完全に矛盾したメッセージが混在している。
愛の経営と嘘
もし顧客にこの嘘が多くの場合は無意識に伝わるのならば、
事業の現場で見えない費用が大量に生じている可能性がある。
というふうに書かれています。
なんかね、この2つ事例を今紹介しましたけど、
なんかあるあるだと思うんですよね。
この微妙な感じ。
でも、うーん、なんか仕事だしなと思ってね、
スルーしがちなところだと思うんですけど、
でもやっぱりね、何らかの違和感っていうのがここにあると思うんです。
これが、まあ、あの、まあ、何だろう、経済とかね、
ビジネスとかに入り込む嘘っていうふうにヒュージさんは言ってるわけです。
で、その愛の経営をしようと思ったら、
マトリックスの幻想
こういう嘘を全部取っ払わなきゃいけないわけですよ。
ということで、次の章ですね。
第2面、マトリックスっていう章になります。
で、ちょっとここが、なんか僕個人的には、
ここは金融経済とかの章なので、
うーん、ちょっと一番詳細に語りたい部分で、
ちょっと長くなっちゃうかもしれないですけど、
まあ、やっていきます。
なんで、その、ホテル経営愛に前振りしたらうまくいっちゃったのかというと、
今の金融経済とかビジネスのやり方、
世の中である当たり前、普通と言われるその在り方っていうのは、
実は嘘が入っているからなんだよ。
嘘だからなんだよ。
おかしいからなんだよっていうところです。
つまり、この第2面、マトリックスっていう章はですね、
今の金融経済っていうものの資本主義っていうもののおかしさを指摘して、
まあ、言っちゃったらその作詞の中で、
まあ、言っちゃったらその作詞の構造を暴いているっていう章になっています。
えっとですね、今の経済システムの根底にある暴力性っていうのがあるわけなんですよ。
これどういうことかっていうと、まあ、これも引用してちょっと読みます。
資本主義経済が本質的に非人間的なのは、人間よりも優先することがあるからだ。
永遠の利益成長である。そのシステムは持続性を持たない。
株式上場とは、株主に対して無限の利益の成長を約束するシステムだ。
有限の世界で無限の成長を目的にするシステムに接続して生きることは、
控えめに表現しても狂っていると言わざるを得ないだろう。
資本家に悪気はないのかもしれない。
それどころか、自分たちが世界を前に進めていると思っているかもしれない。
何と言っても株主が利益の成長を要求し、配当を受け取り、株価の上昇を期待することは完全に合法なのだ。
しかしながら、合法であるものが人間を苦しめる原因になっているのなら、そのシステムの方が狂っているのだ。
と書かれています。
マトリックスは幻想だと言っています。
マトリックスの3つの幻想が、第1の幻想、第2の幻想、第3の幻想という形で順番に称立てられています。
マトリックスの幻想は資本主義経済のことです。
この第1の幻想というのが、経済成長が人間を幸せにするという幻想だと言っています。
経済成長が人間を幸せにする。
この中で出てくるグラフがありまして、それが日本における国民の幻想です。
これ音声なのでグラフ出せないんですけど、
GDPが年々山なりに上がっていくという幻想です。
この幻想の中で、日本における国民一人当たりの実質GDPと生活満足度の推移というグラフが出てきて、
GDPは増加しているはずなのに、全然幸せになっていないというのが一目瞭然でわかるようなグラフになっています。
これは研究の結果です。
この第1の幻想、経済成長が人間を幸せにする。
経済的に成長していけば幸せになれるはずだと言っています。
この経済成長が人間を幸せにするという幻想です。
この幻想の中で、日本における国民一人当たりの実質GDPと生活満足度の推移という幻想が出てきています。
この第1の幻想、経済成長が人間を幸せにする。
経済的に成長していけば幸せになれるはずだという前提で、僕ら資本主義を多くの人はやっていると思いますが、それが嘘なんだということなんですよ。
この本の主張は、今の経済というのは依存症ビジネスだと言っているんですよ。
ちょっと引用してここも読みたいんですけど、
こうした心のメカニズムが何度も繰り返されて習慣化された状態は依存症と似ているのだが、利益の最大化という資本家の観点で見る限りこれほど素晴らしいことはない。
消費者がもともと必要のないものを買ってくれるだけでなく、その商品に依存するようになると、こちらから売り込まなくても何度も何度もリピートしてくれるからだ。
資本主義経済はこのような消費者のニーズを満たすために全力で事業活動を行っているようなところがある。
それはまるで薬物中毒患者に薬を売るようなものだ。依存症の人に薬物を売ることほど容易なことはない。
依存症の原因の一つは罪悪感と自己嫌悪、つまり自分を愛していないことにある。
依存症ビジネスの実態
というふうに書かれています。
僕の言葉で言うと、みんな心が満たされていないわけですよ。
OKじゃなくて、Not OKの状態になっている。
心に穴が開いた状態になっちゃってるっていうことなんですよね。
それがもうデフォルト、普通の状態だと思っている。
それが普通の状態にさせられちゃってるっていう感じですね。
僕が他の配信で言っているような、みんな神なんですよ、完璧なんですよ、本当はみたいなのを聞いて、
私は完璧な神の子だ、傷つかざる存在で書けていることなんて何にもなくて、
本当に完璧な存在だ、みたいに心から一人一人が思ってしまったら、
つまり心の穴が塞がってしまったらっていうことですね。
そうしたら、新しい商品なんか買ってくれなくなるわけですよ。
それだと今の経済システムだと回っていかないっていうことになっちゃうんですよね。
だから資本主義は無限に大量に商品を製造供給し続けて、
購入してもらってそれをぐるぐる回すっていう、それで経済を拡大させていくっていう、そういうシステムですけど、
だから心の穴を開けたままにさせておかなきゃいけないわけなんですよね。
依存症患者の依存症っていうのを治してしまったら、もう薬を売れないわけじゃないですか。
そしたら利益を上げることができないっていう、これと全く同じなんだよっていうことを言ってるわけなんですよ。
だからこういうからくりだから、今の世の中は僕らの不安っていうものをかきたてまくってくるわけなんですよね。
マトリックス第一の幻想、経済成長が人間を幸せにするという幻想なんですけど、
依存症患者が依存対象、例えば薬物とかアルコールとかですね、
そういうのをいくら大量に購入しても大量に摂取したところで、幸せにはなれないですよねっていうことなんですよね。
それが依存症ビジネス、今の大量消費社会っていう、
次、第二の幻想、マトリックスの二つ目の幻想ですね。
経済成長によって豊かになるという幻想だって言ってます。
これについても最初にちょっと引用しますね。
確かに経済成長は私たちの生活を物質的に豊かにするために、
私たちは経済成長に囚われている奴隷のように毎日を送っていて、
その事実にすら気づいていない。
それどころか、自分が豊かになるために経済成長を望んでいると思っている。
それは本書の冒頭に述べた法則です。
経済成長は、経済的に豊かになるために、
経済的に豊かになるために、
人間の姿そのものだというふうに書いてあります。
続けて読みますね。
奴隷は主人に対して不才を負っているが、
どれだけ働いて利息を返済しても、
不才の元本がどんどん膨らんでいくために、
自分が豊かになるために、
自分が豊かになるために、
自分が豊かになるために、
それでも不才の元本がどんどん膨らんでいくために、
永遠の労働を強いられる。
企業のために働き続ける労働者、
資本家のために利益を上げ続ける企業は、
これと同じ構造化に起こられている。
なぜ必然性のないはずの経済成長が、
社会にとってこれほど重要なことだと思われているのだろう。
私たちは、社会の最善のために成長し続けなければならないと考え、
そのことを疑わないのだが、
のだがそれは本当なのだろうか 経済成長は実は私たちのためではなく
全く違った目的のために存在する としたらどうだろうその答えは
福利で永遠の増殖を続ける負債 を支払うためである世界中の人
たちが経済成長をここまで重大 視して確保させられている本当の
理由は福利で増殖する利子と配当 にあるというのが私の見解だ
ちょっと長いですけど読ませて もらいましたつまりここでは働
けど働けどどうして豊かになって いかないのっていう素朴な疑問
に答えていく部分ですねジョン メイナードケインズっていう有名な
経済学者の方がいますけどこの 人が1930年だから100年前に言った
未来予測っていうのがあります なんて言ったかっていうと100年
後にはつまり2030年にはっていうこと ですけど100年後には1日に3時間
も働けば生活に必要なものは得る ことができるような社会になる
だろうっていうふうにこの人が 言ってるんですよだから今2025年
もうすぐ6年なんでほとんど今なんです けど残念ながら世の中は1日3時間
どころかその23倍は働いている 現状だと思います多分週15時間
労働で十分みたいな言い方をして いたと思うんですけど今週5で
フルタイムで8時間働いてるとしたら 軽く40時間なんで23倍は働いてる
っていうことですねつまりケインズ の未来予測1日3時間働けば十分
飲み食いして豊かな生活ができる でしょうっていう未来予測は外れた
なんですけどこれが何でなのって いうことなんですよねこれだけ
科学が発達した現代なのにこんなに 働き詰めになってんのおかしく
ないっていう僕ら何のために働いてん の本当はっていうっていう疑問
なんですよここを暴いていくのが この第二の幻想経済成長によって
豊かになるという幻想という部分 にかかっているわけですここでの
キーワードというかは利子ですね 利子という文字でいう書かれ方
をされていますちょっとここを 話していきますね次は利子アイン
シュタインによる有名な言葉が あって福利は人類による最大の
発明だ知っている人は福利で稼ぎ 知らない人は利息を払うっていう
ふうにアインシュタインが言った とされていますけど天才アインシュタイン
がですねその天才アインシュタイン もそのパワーを認めたっていうこと
で有名な言葉だと思います福利 は人類による最大の発明だっていう
この言葉ですねそのパワーを認め たんだけどもでもそのパワーが
ポジティブな方に作用してるん じゃなくてネガティブな方にですね
しかもとんでもなく狡猾に構造 的に織り込まれたネガティブさ
そういうのをもたらしてるんじゃない のっていう話なわけですでその
からくりとか仕組みを紐解いて いっているわけなんですけどこの
福利福利のパワーをわかりやす く説明するためにこの本の中で
用いられているたとえっていう のがありましてボトルの中のウイルス
っていうねたとえ話があってこれが すごいねわかりやすいなと思ったん
でちょっと紹介したいんですけど このたとえ話はコロラド大学の
物理学者アルバートバートレット 名誉教授という方がしている説明
らしいんですけどもボトルの中の ウイルスですからボトルの中に
ウイルスを1個入れるんですよでっかい ボトルがあってその中に1粒ウイルス
を入れるそのウイルスっていう のは1分ごとに倍々ゲームで増殖
していくウイルスになりますだから 最初は1粒なんだけど1分経過したら
利子とフクリの影響
それが倍になって2つになります 2分経過したら2つが倍になって
4つになりますっていうふうに 倍々ゲームで1分ごとに増えていく
ウイルスっていうのをボトルの 中に1つ入れるっていう試行実験
なんですよでたとえば午前11時の 時点にボトルの中にこのウイルス
を1つ入れましたっていうことなんですけど その倍々ゲームで増えていく
ウイルスなんでいつかはこのボトル がいっぱいになってあふれちゃう
わけなんですけどじゃあここでの 問題はじゃあ一体あなたはどの
時点でもうやばいやばいボトル があふれそうだっていうふうに
気づけるだろうかっていう問題 なんですよ午前11時にボトルの
中にウイルスを入れてるんですよ ねじゃあどの時点であふれること
に気づけるでしょうかっていう問題 です例えばこれが1時間後12時の
時点でボトルいっぱいになるとしたら そういう大きさのでっかいボトル
だったとしたらどうなるかっていう と12時ぴったりの時点でボトル
いっぱいになるんだからその1分 前の11時59分時点では実はまだウイルス
はボトルの半分なんですよ倍々で 増えていくから11時59分時点では
ウイルスはまだ半分ボトル半分 11時58分では全体の25%つまりこの
時点でボトルの4分の1ですね11時 57分では全体の約12%11時56分では
全体の約6%で11時に1粒入れて12時 の時点でいっぱいになるウイルス
ですけどなんと12時のわずか5分 前11時55分の5分前の時点ではまだ
ボトルの中に3%しかいないんですよ ねっていうことなんですよねだから
あと5分でボトルが崩壊するかも しれないっていう危機的タイミング
であってもボトルは全体の97%は まだ空っぽらしいんですよね空っぽ
になるっていう計算なんですよ だからほとんど空じゃんみたいな
状況が11時55分の状態なんですよ でまたちょっと引用しますこれが
フクリのパワーなんですよねこの 単純な算数が明らかにすることは
私たちが寄って立つ資本主義経済 のシステムがいかに高等向けな
ものであるかそして私たちが当たり 前と思っているお金と利子の存在
そのものがいかに持続性を持たない かという重大な事実であるフクリ
運用は必ずどこかで破綻するそれは 経済分析以前の数学的事実である
っていうふうに書かれています 利子っていうのはこのボトルの
中のウイルスみたいにフクリの パワーでどんどん増えていくわけ
ですけどこれが無理ゲーっていう 話なんですよね株式市場から資金
調達した時点で偏差や無理ゲー っていう話があります有限な世界
におけるフクリ成長は持続不可能 だこれが数学的な事実であるフクリ
で成長を続けることは地上の物理 法則に反しているため必然的に
根深い社会問題を引き起こして しまうこのシステムのエージェント
として働くということはフクリ と戦うということだがフクリとの
戦いは戦う前から敗北が運命づけ られている無理ゲーなのだそう
であるにも関わらず誰もこの成長 を止められない株式市場から資金
調達するだから株式上場するとか そういうことですけどそれは無限
に膨れ上がる物理法則を背した そういう存在相手に戦いを挑む
ようなもので無理ゲーなんだということ が説かれているんですよ実際に
具体的な事例としてAppleの事例 みんな知ってるAppleなんですけど
が引き案に出されててちょっと ここも読みますねApple同社が株式市場
から資金を調達したのは1980年の 株式上場の203億円だけである
このAppleが株主へ分配したお金は 2024年1年だけで16兆6100億円過去
10年間では実に100兆円に上る資金 調達のために1980年に借りたお金
が203億円だったんだけど配った お金はもう10年間だけでもう100兆
円に上るということですね45年 前に資本化から調達したたった
1回のそれもわずか203億円のために 100兆を超える支払いを永遠に続ける
株主還元は社会に100兆の格差を 作り出していると言えるわけで
何かが狂っていると感じるのは 私だけだろうかというふうに書
れていますこれが利子という猛獣 の章でした経済成長によって疑い
になるだからこの利子とか福利 というこれと勝負してもとても
勝ち目はありませんよということ なんですよね実はみんな気づかない
けどこの株式市場で経済活動を するっていうのはこの福利を相手
に戦っているっていうことなんだよ っていうことが書かれているわけ
です次第3の幻想ですね資本化が 価値を生み出しているという誤解
金融市場と実体経済
というふうに書かれていますこの 章はウォーレンバフェットですね
世界一の投資家であるウォーレンバフェット の紹介から始まっています福利
のパワーを誰よりも理解している 人物と言えると思いますが次は
本書から丸々引用して読みます がこの世界で最も成功した投資家
ウォーレンバフェットが生涯において ほとんど何の付加価値も生み出して
いないと言ったら驚かれるだろうか つまりキャピタルゲイン株による
配当利益ということですよねキャピタル ゲインっていうのは経済的な付加
価値ではないよっていう話です なんか分かりやすい解説があって
二つのバケツの例え話っていう のが紹介されててこれは僕すごい
分かりやすいなと思ったんですけど どういうことかというと99パーセント
世の中のほとんどの人がその中で 働いている実体経済のバケツっていう
のがまずありますGDPバケツと 呼ばれていますこれこのバケツ
の中の水っていうのがお金のこと ですこのバケツから水があふれて
しまうとこれがインフレバケツ の容量に対して水が少ないっていう
状況だとデフレっていうことになる ってことですねインフレのない
だから健全な経済成長っていう のはそのバケツの満杯のバケツ
の水をキープしたままバケツ全体 がでかくなっていくっていうの
が経済成長なわけなんですけど 実はこのGDPバケツ99パーの人が
その中で働いているGDPバケツの 下に実はもっとでっかいもう一つ
のバケツが存在するんだって言 っててそれが何かっていうと1パーセント
の投資家だけがその中にいる金融 市場のバケツっていうのがあるんだ
っていうふうに言ってますこの 金融市場のバケツっていうのは
さっきの実体経済のバケツGDPバケツ とは区別されていますがこのバケツ
の特徴は何かっていうとこの中に いる人は誰一人として付加価値
を想像する人がいないということ なんですよねちょっとこれもその
まま読みますね引用していや投資家 だって働いているむしろ人並み
以上の努力をしているからこそ 高い報酬を得ているのだという
声が聞こえてきそうだ確かに多くの 株式長者は激務をこなしている
し人並み外れて勤勉だしかしながら その労働のほとんどは付加価値
を生み出す人たちのGDPバケツに 穴を開けて価値を抽出する仕組み
を構築運用するための労働である ことは指摘せざるを得ないだろう
金融市場バケツの中にいる資本家 は自分では付加価値を生み出さない
から他人の付加価値を抽出しなければ 生きていけないGDPバケツの中に
いるエージェントたち主として 経営者に水資本を提供する代わりに
穴を開けてもらう契約を結ぶのだ これが株式上場であるっていう
ふうに書かれていますだから何 だろうな実体経済人が食うための
労働ってことですよねお米を労働 を通して取ってこないといけない
し漁師さんが魚で釣ってくるとか だから実動というかそういうそれ
がほとんどの人が従事している 実体経済のバケツGDPバケツなわけ
なんですけどそこで事業を起こそう とした場合資本が必要なわけで
何か大きなことをやろうとする と会社を起こすには資本が必要
なわけで資本っていうのがお金 なわけですけどここでは水で例え
られてるわけですけど最初は資本 水が足りないから下のでっかい
金融市場バケツにいる資本家から お金をもらうわけですよね貸して
くれって言ってその水を資本を 事業を起こすための資本を最初
もらうんだけどその代わりに契約 を結ぶんだって言っててどういう
契約かっていうとGDPバケツに穴 を開けてそこで溜まった水を金融
市場にボタボタ枯れさせる横軟化 しさせるっていうそういう契約
を資本家と結ぶんだって言って ますだからお金を借りた経営者
は事業を通してお金を稼いでいくん ですけど最初に借りた資本をお金
を返さなきゃいけない返さなきゃ いけないっていうかその契約を
結んでるんでその開けた穴を通 して資本家にお金をどんどん流
していくんですよねしかも悪い ことにこの穴っていうのがただ
の穴じゃなくてさっき紹介した リシという網銃のところで紹介
したフクリのパワーでどんどん でかくなっていく穴なんですよね
だからそのバケツから下にダダ 漏れていく金融市場にダダ漏れて
いくそのバケツの穴っていうのは どんどん時間の計画とともに拡大
していくわけなんですよで経営者 はその支払いを利息による支払い
をどんどんやっていくために利益 を得なきゃいけないんだけどだから
頑張って事業をこなそうとするん だけどそのフクリのパワーどんどん
時間計画とともに無限にでかく なっていく穴を開けられてしま
っているため自分で結んだ契約 なんですけどだから絶対にそれは
勝ち目がないっていうことなんですよ ねいつか時間的に破綻するっていう
構造になっているということです またちょっと引用して読みます
株式上場というシステムはこの 社会的に最も価値のあるエリート
事業をマトリックスに接続して コントロールする仕組みである
一度マトリックスに接続されたら 最後フクリという野獣に永遠に
追われ続けることになる株式上場 とは絶対に返済できないそして
必ず破綻に至る借金を背負うことに 等しい実のところ一般的な上場
企業の経営者は企業の利益が成長 することは良いことだと単純に
信じているだけで自分が株式市場 に何を約束しているのかその本質
的な意味を知らない上場企業の 経営者は資本家に対して決して
勝てない戦いを挑んでいる経営者 は無自覚に絶対に守れない約束
を資本家にしてしまっているから 時間の問題で不履行状態になる
多くの場合は責任を取らされて 後退し遅かれ早かれ会社は創業
経営者から資本家の手に渡って いくこの不毛な戦いの間で消費
されるのが従業員である実は私たち が成長を望んでいるというより
も福利で増殖を続ける資本のために 成長させられているだけではない
ウォーレン・バフェットの教訓
のだろうか資本主義経済が本質 的に非人間的なのは人間よりも
優先することがあるからだ永遠の 利益成長であるそのシステムは
持続性を持たないだから経営者 としては資本家にその福利によって
増えていく利息を払い続けなきゃ いけないために従業員っていう
自分のリソースを使って利益を 上げなきゃいけないわけなんで
だからどうしても労働者を酷使 するわけですよじゃないと自分
が首切れちゃいますから経営者 も必死なんでねっていう構造この
からくりが出来上がっちゃっている のでしかもバケツに開いた穴ですね
gdpバケツから金融市場バケツに 流れていく穴っていうのはもう
無限にでかくなっていくわけなんですよ 福利で絶対にこのゲームに勝ち
目はないわけですねっていうような ことが書かれています実際は本当に
本を実際に読んでほしいんですけど ここではちょっとこれでもかなり
かいつまんで説明している感じ ですね
ちょっと今のところ長かったんで これからちょっと掛け足していこう
愛を求める旅
と思いますが第三面ですね第三章 自分を愛する旅という商題です
さっきの第二面のマトリックス の章で紹介しましたけど今の経済
は依存症ビジネスだっていう話 をしました依存症ビジネスで吸い上げ
られるお金福利の利息を支払い 続けるために無限に吸い上げられる
から依存症ビジネスだっていう 話をしました結局全ての人が根底
で求めているのは愛なんだよって いうことなんですよね依存症ビジネス
のところで心に穴が開いちゃった わけですよねその心の穴自分が
完璧じゃないと思っているから こそ開いてる心の穴ですけどその
穴を埋めるために消費が起こる っていうことなんですよ結局全て
の人が本当に求めているのは愛 なんだよっていうことそしてその
愛っていうのは本当は自分自身 の中にあるものなんだよっていうこと
です求めて自分が本当に求めて いたものは外じゃなくて家にあった
んだよっていうそういう話これが 第3面自分を愛する旅ですみんな
自分の求めるもの幸福とか愛っていう のが外にあると思ってるからさっき
言ったね嘘の経済っていうのが 回っちゃっているわけだけれども
それじゃ根本解決にはならないん だよっていうことだって本当に求めて
いるのは外じゃなくて家にある からっていうことなんですね経済
っていうのは僕らの消費者のニーズ 求めているものですよねこのニーズ
を供給することで経済は成り立 っているわけですけどしかし実は
僕らがこの消費社会で買い求めて いるものは実は全て痛み止めに
過ぎないんだっていう話を展開 されていますだからこれが依存症
ビジネスのとこですね丸々があれば 幸せだっていうことですね足りない
から埋めるっていう発想です大量 消費社会っていうのは次々と痛み
止めを供給する社会なんですよ 痛み止めを供給する社会だから
広告今ね今の世の中広告だらけ ですけど広告っていうものはあれ
は案にあなたは完全じゃありません っていうメッセージを発してるん
ですよnot okっていうメッセージ を僕らに発してるんですよあなた
は完全じゃないそのままではok じゃないんだ欠陥があるんだっていう
ようなメッセージを案に発し続けて いるのが広告です出なきゃ売れない
ですからこれによって需要っていう ものを掘り起こしてるわけですけど
無理やりね人間に対してこれ実の ところ何をやってるのかという
と不安を植え付けているっていうこと なんですよねこの章でペンギン
とコンドルの例え話が出てきます ペンギンはコンドルと比べて空
を飛ぶ力は劣るだがそのことで 傷つきはしないしそれが悪いこと
でもない問題はペンギンがコンドル 過去他人のフリをするときに生
じる本来ペンギンであることに 何一つ問題はないのだがペンギン
がコンドルのように飛べないことを 恥じるときペンギンである自分
を愛せなくなるペンギンがペンギン であることを恥じてコンドルみたい
になりたいなと思っているとき そういうときっておそらくですね
無限にいくらでも商品をこのペンギン さんにですね売りつけることが
できそうじゃないですかっていうこと なんですよねもうこんな空飛べない
で恥ずかしいコンドルさんはあんな に優雅に飛んでいる自分も飛べ
なきゃだめだみたいに思ってる ペンギンに商品を売りつけること
ってすごい簡単なんですよねすごい ニーズを感じてるから欠陥による
ニーズを感じてるからですねでも ペンギンがペンギンであること
に満足をしたら物は売れなくなっちゃう わけなんですよね必要だと思わなく
なるからですペンギンで何が悪い みたいに言われたら何も言うこと
ないじゃないですかそういうこと なんですよねだから依存症ビジネス
としてはペンギンを恥じたペンギン のままでいさせたいわけなんですよ
ねなんだけどそれは依存症ビジネス の仕組み上そうなってるだけで
だから僕らはなんだろうその商品 が欲しいと思って商品を買えば
幸せになると信じて買ってると思います けど実はそうじゃなくて本当に
欲しいのは本当に欲しいのはなんだろう 心の穴を代理で埋めてくれる商品
じゃなくて心の穴をそもそも塞 ぐことつまり愛なんですよね本当に
経済の真実
欲しいのはそれなんだっていうこと です続いて第4面愛の経済学っていう
章でちょっとね長くなっちゃう なってるんで頑張って書き足して
いこうと思いますがこの章は真の 経済とは愛に基づく雑用でもある
もんなんだよっていう主張が展開 されていますすごい簡単に言う
と人間はもともと雑用的だって 言ってるんですよ本質が雑用的
プレゼントをあげるっていうなんて 言うのでもともと経済の本質っていう
のも雑用だったんだよっていう そういう主張です働くことの本質
は他者貢献であり雑用であるで デイビットグレーバーの不細論
がここで引用されてるんですけど 経済の起源は物々交換ではなく
雑用から始まったっていう主張 がなされています経済の起源って
言う説あってで多くは物々交換 だ取引だっていう風に教えられて
きたそういうのが主流だったと思 うんですけどそのデイビットグレーバー
の不細論はそれをもう全否定して いるんですよね物々交換は神話
だって言って雑用から経済は始ま ったんだだから経済の本質は雑用
だみたいに言ってるらしいんですけど 僕もまだこれちゃんと読んだこと
ないんで神の経済とは愛に基づく 雑用で回るものなんだよってこと
僕の言葉で言ったら愛というエネルギー によってのみ神の雑用的経済っていう
のが実現されるんだよだから恐れ のエネルギーじゃ回んないんだよ
恐れのエネルギーで実現される のは嘘の経済なんだけど愛のエネルギー
によってのみ神の雑用的経済っていう のが実現されるんだよっていうこと
自己改革と愛
を言いたいと思うんですよねこの 雑用的経済の何がいいって言う
ともともと雑用だから見返りを 期待してないわけなんですよね
今の資本主義経済が暴力的である その本質的に今の経済の姿っていう
のは暴力的だっていうことをさっき も言ったしこのデイビッドグレーバー
も負債論の中でそう言ってるんですけど なんで暴力的かって言ったら約束
不履行したらお金払わなかったら 捕まるじゃないですかそういうこと
なんですよ制裁があるんですよね でも雑用だったらそれがないって
いうことなんですよね雑用であれば もともと約束とか契約とかじゃない
からそもそも約束がない約束が なければ約束の不履行もないだから
暴力的ではないっていうふうな 感じになると思います
次は次の章第5面全ては自分から 始まるという章です全ては自分
から始まるこれはどういうこと かというと社会を直接的に変え
ようとするんじゃなくて自分の 中の愛に従って動いたことの結果
としてのみ本当に社会は変わって いくもんなんだよっていうだから
世界を変えようと思うなら世界を 変えようとしたらダメで自分の
衝動に従った結果として世界が 変わっていくんだよみたいな話
ですこれもすごい本質だなぁと思います ねだからスピリチュアル的に言ったら
外側変えたければ先に内側変えろ っていうこういうことになります
この本はそこまで僕みたいにそんな スピスピしてないんでもうちょっと
具体的なんですけど引用されている のがブラックスワンっていうこの
言葉これはナシム・ニコラス・タレブ っていう一応哲学者なのかな思想家
みたいなねブラックスワンって 有名なすごいベストセラーになった
本がありましたけどここでのブラック スワンは一人で自分の行動の衝動
に従って動いた結果もう世界の 固定観念を変えてしまった人たち
みたいな意味合いで3人のブラック スワンが紹介されていますその
3人はノモ・ヒデオさんアメリカ の大リーグで日本人選手が通用
なんかするわけないよって思われた 当時に向こうで行って大活躍した
っていう人と岡本太郎さん芸術の 自分の心の衝動に従って周りの
機体とか一切がんむしして太陽 の塔をぶったてたっていうあと
ムハマド・ユヌスさんこれは常識 を覆したグラミン銀行を創業した
方いずれも心の情熱に従って世界 の固定観念をぶっ壊した人たち
と言えると思うんですけどこの 3人が私の思いつくブラックスワン
だっていうふうに書かれています ちょっとまた引用ですね
なぜ人と社会は変わらないのか システムが変わらない理由はシステム
を支えている私たちの世界観が 変わらないからだ金融システム
が変わらないのは貧しい人たちは 信用に値しないという世界観に
植え付けられているからである 貧困を作り出している原因の一端
が金融システムにあるとしても そのシステムを強固に支えている
のは私たちの無意識の恐れなのだ って書かれていますだから世界
が変わらないのは僕らの心が変わらない からなんですよねだからまず心を
変える必要があるよねっていうこと です心を変えるっていうのはニアリ
イコールで固定観念を変えるとか 固定観念を手放すと言ってもいい
と思いますはいようやくすいません 最後の章第6面今愛なら何をする
だろうかというタイトルです最後の 章ですこれはもう本当になんか
さらっとこの辺はいつもの僕の 配信のテーマと近いんでさらっと
組みにいこうと思うんですけど 自分の中にある愛と出会うため
には自分の中の思い込みを手放す 必要があるんだよってことです
そして自分の中の愛を見つける っていうその目的に照らしてみ
たら不幸とかネガティブっていう そういう現象も実は価値あるギフト
だったんだっていうことがわか るんだよっていうようなことが
この最後の第6面今愛なら何をする だろうかという章に書かれています
ここではつまり思い込みの手放し の重要性ですねでも手放すって
やっぱ怖いんですよねここでは ロープを手放すっていう表現とか
ポストイットを剥がすとかそういう 例えで紹介されてるんですけど
でも不幸とかネガティブとか呼ば れてることによってこの思い込み
っていうものを結果的にでも手放 せることができたとしたらその
ときこの不幸とかネガティブっていう ものは本当に不幸でありネガティブ
なのだろうかっていう問いなんですよ ここで投げかけられているのは
それらの出来事には実は価値があった と言えるんではないだろうか実は
愛だったんじゃないのかっていう ことですね最後は許しの重要性
みたいなことを語って本書は終わり になってます一応内容をザザー
っと紹介させていただいたつもり なんですけどなかなか一言でまとめる
のが難しい本逆に一言でまとめ られない広さと深みを持ってる
本だと思うのでぜひこれをきっかけ にちょっとでも興味を持ってくれた
方はじっくり本を手に取って読まれて 見てほしいなと思いますすごい
本当に読みごたえのあるいい本 だなと思ったので今回は紹介させて
いただきました予想どおりめちゃ くちゃ時間がかかってしまいました
がこの辺で今日は終わると思います 長らくお聞きくださりどうもありがとうございました
59:56

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