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皆さま、おはようございます。川崎ひでとです。始まりました毎週ひでトーク。今日も聞いていただきありがとうございます。
この放送は、私、衆議院議員川崎ひでとが、気になるテクノロジーに関するニュース、政治に関するニュース、どうでもいい話などなどを、勝手気ままにお話しするゆるトーク番組です。
そしてこの放送は、働くママを応援する事業支援サービス、エニママさんのご協力のもと、ブログとノートに文字起こししています。それでは参りましょう。
今日の内容はですね、全国携帯電話販売代理店協会というところが主催している、安心ショップ大賞2024というもののお祝いのビデオメッセージをつい先ほど収録してきたので、携帯電話ショップに関するお話を少しさせてもらおうかなと思います。
まず皆様ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、ドコモショップとかAUショップとかソフトバンクショップというような、いわゆる携帯電話の販売店というのは、あれは直営ではないんですね。
つまりドコモショップはドコモが運営している販売店ではないんです。当然AUもソフトバンクも全部販売代理店がやっているんですね。
この販売代理店というのは携帯電話の世界のみならず、例えば車屋さん、ホンダカーズとか、こうしたところも実は販売代理店がやっていて直営ではありません。
ドコモなりホンダなり、いわゆる商品を持っているところが委託するから売ってねという形でお願いして、そして売ってもらっているというのがこの販売代理店の仕組みになります。
僕もかつてドコモに入った時には研修という形で販売代理店さんの方に半年だけ預けられて、そしてそこでドコモショップのスタッフとして携帯電話の販売を行っていました。
僕がドコモショップにいた時は2006年で、それこそドコモの携帯はiモードを主流とした携帯でした。iモード携帯、902、ISとか903だったかな。カトゥーンがドコモのイメージキャラクターでいた時ですね。
あの頃の販売代理店の収入というのは、どれくらい携帯電話を売ったか、どれくらい新規契約数を取れたか、どれくらいたくさんのサービスをオプションとして付けられたかというところが大きな指標であり収入になっていたんですね。
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いわゆる販売手数料という形でお支払いがされていた。だからあの頃は本当に使いもしないサービスを1週間だけでいいので付けてくださいみたいな感じで、いわゆるサービスの無理づけがあったのもこの頃ですね。
こういった形でですね、それぞれドコモだったらiモード、AUだったらEasyWebという形で、それぞれのプラットフォーム上でサービス展開をするというところが主流だったので、本当にそのサービス、自社のサービスに特化して覚えていればいいというのがあの頃だったんですけれども、
じゃあ今はどうかというと、携帯電話のキャリア、会社に関わらずいろんなサービスが使えるようになっているのが今です。ドコモを契約していようが、AUを契約していようが、ソフトバンクを契約していようが、どこを契約していようがLINEは使えるし、Facebookは見れるし、YouTubeは見れると。
こういうような形が今ですよね。なのでそれだけドコモショップとかで働くスタッフの皆様が覚えなきゃいけないことが格段に増えているんですね。当然各携帯キャリアも自分たちのところでサービスを展開しているし、皆様もご存知の通り、例えばニーサーがね今主流になっているので各携帯電話会社もいわゆる金融商品を取り扱い始めた。
クレジットカードも扱っているし、そういうニーサーのような金融商品も取り扱っているし、保険も取り扱ってたりするので、なのでドコモショップの窓口をやっているスタッフっていうのは本当にオールマイティーに携帯電話のサービスを覚えなきゃいけないし、加えて自分の会社のサービスじゃないのにLINEだったりYouTubeだったりこういったことを覚えなきゃいけないということで業務負荷が半端なく増えているんですよね。
にもかかわらず、今その収入となる部分については本当に新規の契約何本取ったっていうところがだんだんもうね、頭打ちになってきたので十分な収入が確保できないというところになっています。
さらにはオンライン手続きなんかも増えているので、ドコモショップの存在価値というところが本当に昔と変わってきてるんですよね。
今やっぱり重要になってくるのは、例えばデジタルに苦手な方々、高齢者の方とかね、こうした人たちに丁寧に教えてあげるというところも一つ重要なミッションとしてあるし、
あとは携帯電話を不正契約、闇バイトとか悪いことに携帯電話使われないようにしっかりとした本人確認をするとかね、こういうところがショップの大きな役割になってきているので
販売をするというところからですね、安心に使うためのコンサルの場所みたいになってきているのが今なんだというふうに思います。
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なのでどちらかというと総務省とかね、そっちの方がこのドコモショップなりエールショップの存在のありがたみというところを必死必死と感じているのが今なんです。
で、この全国携帯電話販売代理店協会というところがこういうニーズに応えて安心安全に使っていただくための事例というのをですね、みんなで持ち寄ってそれをコンテスト形式で優劣を決めて、そして表彰するというものがこの安心ショップ大賞というものになっています。
本当にね、郵便局も含めですけども地域に根差した場所になってきているのが今だと思うので、こういうショップがこれからもしっかりと皆様をサポートいただきながら安心安全に携帯電話を使っていただく世界を築くためにはですね、これは各携帯キャリアさんだけに任せるんじゃなくて、役所も総務省もなんか一緒に取り組むべきなんじゃないかなというふうに思います。
ちょっとつらつらとお話をしていましたが、今日は携帯電話販売代理店の実情というところでお話をさせていただきました。それでは今週も一週間張り切って参りましょう。じゃあね。