1. 牛乳のむ?牧場配信
  2. エピジェネティックな炎症記憶..
2025-11-05 18:17

エピジェネティックな炎症記憶が繁殖治療を変える


【酪農未経験者のために】
Kindle書籍はこちらから🔽
https://www.amazon.co.jp/dp/B0FBQWGSK6?ref_=pe_93986420_775043100&dplnkId=90c2ede8-175a-451f-b577-4f8d6ba4d08b

**今日は…**
- フリートーク✨
- お便りコーナー📩
- 今日のニュース📰
- **#教えて川上牧場** のコーナー🐄

**牧場で酪農家と話してみませんか?**
動物好き・牛乳好き・お肉好きの皆さんとまったりトークしています♪
初めての方も大歓迎!ぜひ遊びに来てね🐮💕

⏰ **配信時間**: 毎日朝
🔍 **川上牧場HP**:「島根県 川上牧場」で検索!
🌟 **リットリンク**: [lit.link/kawakamifarm](https://lit.link/kawakamifarm)

---

**📖 他のプラットフォームでも配信中!**
- **Note**: 詳細は以下リンクをチェック👇
- [川上牧場🐮(配信アプリ)の説明書](https://note.com/kawakamifarm/n/nd92c3b199094)
- [川上牧場🐮サブスク](https://note.com/kawakamifarm/m/md448972b533b)
- 音声配信のスポンサー募集しています!
(https://note.com/kawakamifarm/n/n9288f2de7a3e)

---

**🎵 オープニング曲**
- 川上牧場オリジナルイメージソング: **米粒元気**
- **ナレーション**:ヤマ

**🎵 エンディング曲**
- 川上限界牧場: **米粒元気**
- **ナレーション**: ヤマ

---

**#はじめまして #酪農 #牛乳 #牧場 #牛 #Spoon #ラジオ #StandFM**



---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6256cf70be02ac071ad7d5d3

サマリー

このエピソードでは、細胞が炎症を記憶するメカニズムと、それが乳牛の繁殖能力に与える影響について語られています。特に、ドクタールーシーの研究が取り上げられ、出産後の子宮の炎症が繁殖にどのように関与するかが詳しく解説されています。また、エピジェネティックな炎症記憶が不妊治療の進化に寄与する可能性についても探求されています。PRP療法や幹細胞を用いた再生医療が注目され、乳牛に関する研究が新たな展望を示しています。

牛乳の魅力とプロセス
こちらは、島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニ、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
普段飲んでいる牛乳の魅力や、楽能の魅力を楽能家がお話しする放送となっております。
牧場の日常や牛の鳴き声を聞きながら、お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと、より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳のむ牧場配信始まりです。
牛乳で乾杯!
おはようございます。
今日が11月5日の水曜日です。
今日の天気は晴れです。朝はもう冷えますね。
フリースを着始めても完全に冬着で、ネックウォーマーも引っ張りだして、朝だけは完全防備です。
昼間は18度くらい、19度くらいまで上がりそうです。
気温差が激しいですね。そんな天気になっております。
今日のお仕事は、大秘の配達が注文が来ておりますので、それを運んで、
繁殖検診で異色を一頭と種付けを一頭やってやろうかなと思っております。
今、種付けをしたりすると夏海、そして9月海になっちゃったりするので、悩みどころです。
発情が良いのが来ていますので、種付けをして繁殖を回していこうかなと思っております。
そんな感じでございます。
今日の配信は、皆さんから質問やコメントがないということで、
今日はガチガチの落農のお話をしてみようかなと思います。
先日、広島で落農のセミナーがありまして、それの資料を頂いたりして、
細胞が炎症を記憶する
興味がある方をリサーチをして、それのお話をしていこうかなと思います。
一般の消費者の皆さんには難しいかなというところがありますが、
落農業界の方は、こんな技術があるんだと思って聞いていただけたら嬉しいなと思うところでございます。
今日も10分、15分くらいの配信をしていこうと思いますので、牛乳を飲みながら最後まで聞いていただけたらと思います。
よろしくお願いします。
はい、ということで、今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思います。
その前にお知らせです。
川上牧場ノートというブログや記事を書いたりするアプリで、メンバーシップを行っております。
こちらのメンバーシップ、川上牧場を継続的に応援したい、
川上牧場と何か新しいことをやってみたいという方は、ぜひ入ってみていただけたらと思います。
メンバーシップは月初めに入ると大変お得になっておりますので、
ぜひ今週中のところで入っていただけるといいんじゃないかなと思います。
このメンバーシップのプランの中に、落農業界向けのプラン、名付けてファームエコーというプランを作りました。
落農業界に働く従業員の方、研修生の方、あとは経営者の方、営業マンの方、
あとは学生さんも問題や課題や悩みをヒアリングシートに記入していただくだけで、
あっという間にAIと川上がタグを組んで解決していきますよ、そんなプランになっておりますので、
ぜひこちらもチェックしてみてください。
現在無料モニター募集中で無料でできますので、ぜひ試してみてください。よろしくお願いします。
あとインスタグラムの方でやっております、ハッシュタグ未来の牛乳と称しまして、
皆さんのこんな牛乳あったらいいな、こんな牛製品食べてみたいなというものをですね、
AIアートを使ってNFTにして販売しております。
こちらのNFTの売り上げは川上が子供食堂に牛乳を支援したりだとか、
小中高の食育活動に参加した際の活動費に充てさせていただこうと思っておりますので、
ぜひ皆さんご支援よろしくお願いします。
皆さんのご支援が子供たちの未来の牛乳を作っていくというそんな特別なNFTとなっておりますので、
繁殖への影響
ぜひこちらの方よろしくお願いします。
はい、ということで、では今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していきます。
乾杯です、乾杯!いただきます。
今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。
いやー、染みてきますね。
皆さん、A2ミルクの話、昨日お話ししましたけどどうですか?見かけましたか?
A2ミルク飲んだよって方はぜひコメントしていただけたらと思いますけども。
では今日はですね、AIを使ってですね、ちょっといろいろリサーチをして、
新しい楽能の技術ですかね、そういうのが出てきたんで、
ただそれをただ川上がしゃべるだけという、
本当にこの熱量伝わってほしいんですけど、めっちゃ僕的にはテンション上がってるんで、
それをちょっとお話ししたいなと思います。
今日はですね、広島大学で行われた楽能セミナーですね。
細胞が炎症を記憶するというね、何の話だって思うかもしれないですけど、
こちらをね、紹介しようかなと思います。
ドクタールーシーさんという、これは水売大学のマッシュルーシー博士ですね、
この方は乳牛の繁殖生理学、特にですね、分娩後の子宮の健康が、
その後の繁殖能力にどう影響するかという分野の第一人者となります。
この方がですね、細胞が炎症を記憶するというね、
ちょっと発表されておりましたので、それをちょっと紹介したいなと思います。
細胞が炎症を記憶するとは一体どういう現象なのでしょうか。
これは近年の免疫学における非常にホットなトピックで、
専門的には訓練免疫、または自然免疫記憶と呼ばれています。
記憶といえば、私たちは日常一度かかった病原体を覚えて、
次に出会った時に素早く攻撃する、というようなものです。
記憶といえば、私たちは日常一度かかった病原体を覚えて、
次に出会った時に素早く攻撃するT細胞やB細胞といった
適応免疫を思い浮かべます。ワクチンもこの仕組みを利用しています。
一方でマクロファージや単球といった自然免疫は、
外敵に遭遇したらすぐに攻撃を始める最前線の部隊ですが、
特定の敵を記憶する能力はないというのがこれまでの常識でした。
しかし、2011年頃からこの常識が覆されます。
BCGワクチン、血核のワクチンを接種すると、
血核菌だけではなく、他の様々な感染症にも
かかりにくくなることが分かってきました。
これは自然免疫の細胞が最初の刺激によって訓練され、
遺伝子の働き方そのものが変化する、エピジェネティックスな変化を行うということで、
次に無関係な敵が来ても、より強く早く反応できる状態に
再プログラムされるからだということが解明されてきました。
これが訓練免疫であり、細胞の記憶の正体になります。
感染から体を守る方向に働けば非常に有益ですが、
この記憶された過剰な反応が制御不能になったり、間違った文脈で発動したりする、
不適応不適訓練免疫、あるいは炎症記憶と呼ばれる状態で、
この悪い記憶がアテローム性動脈硬化症や自己免疫疾患といった
慢性的な炎症性疾患の引き金になるのではないかと現在考えられています。
この炎症記憶という新しいレンズを通して、
もう一度Dr.レイリーさんの研究に戻ってみましょう。
乳牛の分娩後の子宮です。
乳牛にとって出産は命がけの大仕事で、子宮は物理的に大きなダメージを受け、
修復プロセスが始まります。
しかし同時に子宮は外部からの細菌汚染にもさらされます。
ここで柔度の子宮内膜炎、専門用語で子宮炎が起こることが非常に多いです。
乳牛の約40%が罹患するという報告もあるほどです。
これまでの落脳現場での大きな謎は、
なぜ旧世紀の子宮炎を抗生物質などで治療し、一見治ったように見えても、
その牛は数ヶ月後、あるいは生涯にわたって不妊になりやすいのかというものでした。
Dr.ルーシーの研究はまさにこの謎に答えを与えました。
彼は子宮炎が治療してから数ヶ月経った牛の子宮内膜を調べ、
すると驚くべきことに、そこには持続的な刻印が残されていました。
最近はもういないのに、子宮内膜の遺伝子発現が健康な牛とは全く別物になっていました。
具体的にはエネルギー代謝に関連する遺伝子は過剰に働き、
一方で組織の再生や細胞増殖に必要な成長要因のシグナルは低下していました。
そしてこの分子レベルの記憶はさらに深刻な形態学的記憶として、
組織に物理的な形式、傷跡を残していました。
それは何か。一つは繊維化です。
つまり子宮内膜が硬い組織になってしまうこと。
もう一つは子宮栓菌症。
子宮内膜の組織が本来あるべきではない菌相の奥深くに侵入してしまう病態です。
これらはもはや記憶というより傷跡です。
こんなガチガチで構造が変わってしまった子宮では、
受精卵が着症し育っていくのは困難となります。
ドクター・ルーシーの研究はさらに恐ろしい可能性を示唆しています。
この炎症記憶はどこに刻まれるのか。
彼の最新の研究は、組織を再生する源である子宮内膜の肝細胞や前腐細胞そのものにダメージが及んでいることを突き止めました。
子宮炎を経験した牛では、肝細胞のマーカーの発現が低下し、
組織の再生能力そのものが損なわれる可能性が示されたのです。
この炎症記憶という新しい視点は、これからの生殖医療にどんな変化をもたらすのでしょうか。
まず診断が変わるかもしれません。
エピジェネティックな炎症記憶の影響
現在は、慢性子宮内膜炎の診断は、組織を採取して経質細胞を探したり、子宮内フローラを調べたりしていますが、
従来的にはこの炎症記憶が刻まれた細胞のエピジェネティックなマークや、
代謝の変化を直接検出するバイオマーカー検査が開発されるかもしれません。
そして治療が変わる可能性があります。
例えば、アッシャーマン症候群の治療は、現在、癒着を外科的に剥がす手術が中心ですが、
しかし、もし組織自体が繊維化しやすい記憶を持ってしまっているとしたら、
手術しても再発しやすい理由が説明できます。
もしその悪い記憶をリセットできるとしたら、
現在、不妊治療の現場ではPRP療法や月経血由来の幹細胞を使った再生医療など、
子宮内膜を再生させる試みが始まっています。
炎症記憶の研究は、これらの治療をさらに進化させ、なぜ再生がうまくいくのか、
あるいはどうすれば記憶を上書きできるのか、という問いに答えるヒントをくれるはずです。
単に炎症を抑える抗生物質や、癒着を剥がす手術だけではなく、
細胞の記憶そのものに働きかけるエピジェネティック水薬や代謝調整薬が、
不妊治療の新たなフロンティアになるかもしれません。
乳牛研究と生産性
そんな未来が乳牛たちの研究の先に見えているかもしれません。
どうですか?興奮していませんか?
これ、めちゃくちゃ面白いの僕なわけなんでしょうか。
今までこうやって子宮の炎症を抑えるみたいな方法ですね。
分泌した牛の中に、子宮の中に抗生物質を入れて、炎症を下げるようなものを、
医薬品として打ったりとか、そういうのが出てたりしたんですけども、
それ以前に細胞を記憶するというところが分かるようになってきたというところですね。
なので今、乳牛では黒毛和牛を移植するみたいな技術が出てきているんですけど、
黒毛和牛が大きいんですよね。
ホルスタインの体に比べても、黒毛和牛の体長が大きいんですよね。
なるべく大きく産ませて、大きいお肉にすった方が生産性が高いと言われているので、
そういう牛ばかりが品種改良で進められてきているんですけども、
それをすることによって、本来のホルスタインの牛乳を出すという、
赤ちゃんを産ませて牛乳を出すという生産性が一流しく落ちているというところが、
これに繋がってくるのかなと思います。
なかなか牛乳の乳価が上がらないところで、
副産物収入を上げようと思っているところですけども、
こういう観点があるよっていうのを知ってもらって、
ちょっと和牛の品種改良の方向性とか、
あと乳牛に優秀な牛にホルスタインを産ませて、
空いたお腹で黒毛和牛を産ませるみたいなのがありますけども、
どちらの方が生産性が高いのかを考えていかなきゃいけないのではないかと
思ったところですね。
皆さんからの質問やコメントがない場合は、
川上が最近思った学術的なことをAIで解析して、
お話になりますので、
どちらがいいかを聞いてください。
例えば、牛乳美味しかったですよみたいなコメントとか、
ここが分からなかったですよみたいな質問をしていただけると
大変ありがたいなと思うところでございます。
ということで、今日はこれでコメント戻っていこうかなと思いますけども、
人間の方でやられていた技術を牛の方にも、
両方同時並行では動いているんですけど、
両方同時で生まれてしまったとか、子宮を傷つけてしまった場合は
そういう可能性が出てきたりするということですね。
人間の場合は、牛みたいに何年間も何十頭も産ませるようなことはないので、
不妊にすごく悩んでいる方がおられますから、
そういう可能性もあるという、不妊の治療も
また新しい角度で、もっとより良くなってきているというところがありますかね。
どうでしょうか。3連休明けの週の真ん中水曜日の配信でしたけども。
もし、こういうところ分からないよという方は
また聞いていただけたらお答えしますので、
どうしどうしよろしくお願いします。
ということで今日はこんな感じで終わろうと思いますけども、
川上牧場初のKindle本、楽能未経験者のために絶賛発売中でございます。
ぜひ興味がある方はこちらを読んでいただけたらと思います。
ということで今日はこんな感じで終わります。
お仕事の方、学校の方、いってらっしゃい。みんな牛乳飲んでね。バイバーイ。
川上牧場ではリスナーの皆様からのお便り、ご感想を募集しております。
川上牧場とやってみたいこと、やって欲しいことなど、
ご自由にコメント欄やDMなどでお気軽にお寄せください。
皆さんのご意見が新しい楽能を作っていきます。
最後まで配信を聞いていただいてありがとうございます。
次回の配信もぜひお楽しみに。
18:17

コメント

スクロール