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  2. ホルスタインだけが正解じゃな..
ホルスタインだけが正解じゃない?世界の“交雑乳牛”から考える、これからの理想の牛
2026-09-28 31:13

ホルスタインだけが正解じゃない?世界の“交雑乳牛”から考える、これからの理想の牛

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🎵 **ED**: 川上限界牧場「米粒元気」
(Na: ヤマ)

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00:01
こちらは、島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニ、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
普段飲んでいる牛乳の魅力や、酪農の魅力を酪農家がお話しする放送となっております。
牧場の日常や、牛の鳴き声を聞きながら、お手元に牛乳、ポップミルクを準備して聞いていただくと、より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳飲む? 牧場配信始まりです。
おはようございまーす。
今日が9月の28日の月曜日でございまーす。
はい、9月最終週ですね。
あっという間の9月でしたけども、はい、あの頑張ってね、今週もやっていきましょう。
今日のお仕事はですね、今日の天気ですね。
今日の天気は最高気温27度ということで、曇り時々雨という天気になっておりますね。
昨日も雨がポツポツ、ざっとは降ってないですけど、続いておりました。
今日もちょっとぐずつくような、そんな天気になってますね。
はい、そんな感じでございます。
今日のお仕事はですね、近くのお醤油の製造会社さんが、お醤油のカスが出たということなんで、それを引き取りに行こうかなと思っております。
はい、時期が始まりましたねと思って。
寒い時期に仕込むのかな?
はい、また今年も始まったなと思うような感じですけども。
今日取りに行って、あとはもみ殻を取りに来てほしいと言われたんで、もみ殻を取りに行って、
で、あとはですね、お昼から液体窒素の補充日なんですけど、長生後輩というね、うちの新技術、交代検定ですね。
それの種の配布があるので、それに種を取りに行こうかなというところで、外仕事ばっかりやりましたね、今日はね。
そんな感じでございます。
今日の配信はですね、またリズナーさんから質問が来ておりますので、ありがとうございます。
ありがとうございます。本当に質問がついてきてますんでね、ぜひ皆さんよろしくお願いしますよ。
質問に答えて、今日も質問に答えていこうかなと思いますけども、
今日の質問はですね、少々お待ちください。
03:00
牛さんの掛け合わせですね、種付けをしていくんですけども、
どういう種を付けるかな?ホルスさんに付けようか?黒毛和牛を移植しようか?
それとも黒毛和牛の種、そのまま付けて口突出しようか?みたいな色々考えたりしますけども、
牛さんの掛け合わせ口突出しようか?これってどんな感じですか?
口突出しているならどんな掛け合わせを行ってますか?という質問が来ておりますので、
これは単純に日本の話だけするとすぐ終わってしまうんで、
今日はですね、海外の事例とかも踏まえながらですね、お話ししていこうかなと思いますので、
今日も10分、15分くらいの配信していこうと思いますので、牛乳を飲みながら最後まで聞いていただけたらと思います。
よろしくお願いします。
はい、ではでは、今日もですね、皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうかなと思いますけれども、
9月もね、再収集ということで、色んなね、餌の支払いとか、先月のね、支払いとかがいっぱい来てるんですけども、
まあ、8月の売り上げの無さ。ちょっと待ってくれと思うくらい、売り上げがなくってマジやべえと思ってます。
はい、これ9月の上旬も売り上げなかったぐらいなんと思うので、これはやべえなと思って、
これでまた10月ね、入っていくと配合資料とかがあったりとか、電気代、動力代の資材も上がってますからね、
これはやべえなと思ってます。はい、是非皆さんにね、コップ一杯、毎日牛乳飲んでいただいて、
もしよろしければね、川上牧場に直接メンバーシップで応援していただけたら嬉しいなと思っておりますので、
是非よろしくお願いします。はい、マジやべえです。はい、ということで、
では今日もですね、皆さんの牛乳で乾杯していこうと思いますので、皆さんが牛乳を準備している間にですね、
ちょっとお知らせをしたいなと思います。川上牧場noteというですね、ブログとか記事を書いたりするアプリをやっております。
毎日配信しているこの音声配信を文字起こしして再構成したものをnoteの記事として毎日上げておりますので、
是非皆さんアカウント登録してログインしてね、読んでいただけたらと思います。
この記事が面白いなとか、もっとよりよく知りたいと思われる方はですね、メンバーシップというものをね、準備しておりますので、
是非こちらの方もよろしくお願いします。本当によろしくお願いします。本当にちょっといいなと思ったら、
メンバーシップの方に気軽に、はい、一回一回、初期通話無料です。こちら、よろしくお願いします。
はい、皆さんの応援ご支援がですね、川上牧場の活動の原動力となりますので、是非こちらよろしくお願いします。
あとインスタグラムの方でやっております、ハッシュタグ未来の牛乳と称しまして、
皆さんのこんな牛乳あったらいいな、こんな牛乳是非食べてみたいなというものをですね、デジタルアートにして販売しております。
こちらのデジタルアートの売り上げは、川上が子供食堂に牛乳を支援したりだとか、
小中高の食育活動に参加した際の活動費に当てさせていただこうと思っておりますので、
是非皆さんご支援よろしくお願いします。皆さんのご支援が子供たちの未来の牛乳を作っていくという、
そんな特別なデジタルアート体験となっておりますので、是非こちらよろしくお願いします。
あと川上牧場ノートというですね、ノートじゃない川上牧場公式LINEをやっておりまして、
365日こうやって毎日配信しているんですけども、なかなか毎日は聞けないという方のためにですね、
06:04
週に1回まとめの記事が届くというね、そんなお手軽な公式LINEになっておりますので、
是非こちらの方もチェックしてみていただけたらと思います。
音声配信を聞いている方は、概要欄にあるノートのリンクから公式LINEにお手元登録できますので、
是非そちらの方からよろしくお願いします。
はい、ということで今日のお知らせでございました。
では今日もですね、皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思います。
かんぱーい。いただきまーす。
うまいうまいうまいうまいうまい。うまいうまいうまいうまい。
今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。
あ、かんぱいうめーって聞いてますね。牛乳最高って聞いてます。ありがとうございます。
本当に応援してくれる方はね、皆さん応援してくださってありがたいですね。
昨日ですね、楽能データバンクというね、毎日の音声配信をギュッとまとめたサイトを作ってるんですけども、
そちらの方のちょっとね、皆さんにもっとよりよく見やすくね、ちょっとリニューアルしてみましたんで、
あのー、一回見たからいいやって思ってる方はですね、もう一度ちょっとね、データバンク開いてみてもらうと、
あ、ちょっと使いやすくなってるみたいなことになってると思いますんで、
是非こちらよろしくお願いします。
はい、どしどしね、なんかデータバンクもこういう風にしてほしいみたいなのがあったら、ご意見いただけたら嬉しいなと思いますよ。
はい、ありがとうございます。
ではでは、今日もですね、皆さんの質問コメントをお答えするお便りのコーナーをやっていこうと思います。
各配信アプリ、SNSに来た質問コメントをお答えするコーナーとなっております。
今日の質問は、スプーンという配信アプリから来ました、スプーンネームかんしんさんからの質問でございます。
いつもありがとうございます。
質問です。
お疲れ様です。
こちらこそお疲れ様です。
えー、川上牧場さんでは、牛さんの掛け合わせ、括弧交雑を行っていますか?
交雑しているなら、どんな掛け合わせを行っていますか?
どんな理想の牛さんを目指していますか?という質問が来ております。
ありがとうございます。
はい、えー、そうですね、交雑牛のお話。
一般的に言われるのは、ホルスタインのお母さんに黒毛和牛のお父さんを掛け合わせたF1と言われるものですね。
これをですね、産ませるというのが日本ではよくあることですね。
これはホルスタインの体の大きさと黒毛和牛のお肉の美味しさを掛け合わせた、そんな子供が生まれて、
皆さんもスーパーでね、交雑牛っていうのがあるかなと思いますけど、それはほとんどこんな形になる。
ホルスタインのお母さんと黒毛和牛のお父さんというような形になるんですけども、
でもですね、これ日本だけではなく、世界中に目をやるとですね、いろんな交雑があって、
09:01
その国特色があったりとかしてですね、めちゃめちゃ面白いんで、
今日はこの質問をきっかけにですね、交雑牛のお話をね、日本だけではなく、他の国のお話をね、していこうかなと思いますよ。
はい、ではちょっとまとめてきたものをね、読んでいこうかなと思います。
牛の後輩というと、良いホルスタインに良いホルスタインを掛け合わせる、みたいなイメージが強いかもしれませんが、
世界を見ると、そもそも純粋種だけで乳牛を作らないという考え方もかなり使われています。
例えばニュージーランドではホルスタインとジャージーの組み合わせ、
アメリカではホルスタインやモンベリアード、バイキングレッド、
ブラジルではホルスタインとジールという牛の品種が掛け合わされています。
面白いのはですね、同じ交雑でもそれぞれ目指している牛が違うということですね。
今日はなぜわざわざ違う品種を掛け合わせるのか、
そして川上牧場はどんな牛を目指したいのかという話をしてみたいなと思います。
まず交雑はですね、中間の牛を作るというだけではないという話をしていきます。
交雑、英語ではクロスブリーディングと言います。
これはですね、2つの品種を混ぜたらその中間みたいな牛になるというわけではありません。
大きくは2つの狙いがあります。
1つはですね、それぞれの品種の長所を組み合わせることができます。
英語ではブリードコンプリメンタリー、ブリードコンプリメンタリー、メンタリティですね。
ブリードコンプリメンタリティと呼ばれる考え方があります。
日本語で言えば品種同士の長所を補うということですね。
例えば乳量が得意な品種、乳脂肪や乳タンパクが高い品種、
繁殖性に強い品種、厚さに強い品種、そういう特徴を組み合わせていきます。
そしてもう1つ重要なのがヘテローシス、日本語では雑種共生と呼ばれます。
遺伝的に離れた品種を掛け合わせることで繁殖性や健康、聴明性などの形質で
両親両方の平均から期待される以上の能力が出ることがあります。
特に最初の口雑であるF1、一大雑種では雑種共生を利用しやすくなります。
つまり口雑というのは単純に牛を混ぜるのではなく、
今の牛に足りないものを別の品種から持ってくるという育種なんですね。
では別の国ごとの雑種を紹介していこうと思います。
まずニュージーランドからです。
ニュージーランドではホルスタイン×ジャージー牛が普通にいるという話をしてきます。
海外の口雑で一番分かりやすい例の一つがニュージーランドです。
ニュージーランドではホルスタインとジャージーの口雑牛が非常に大きな存在になっています。
ニュージーランドの乳牛改良ではこの組み合わせは決して珍しいものではありません。
12:04
そしてニュージーランドではキュウイクロスというホルスタインとジャージーを組み合わせた牛も使われています。
日本だと乳牛といえば白黒のホルスタインというイメージがものすごく強いですよね。
でもニュージーランドでは口雑牛そのものが一つの普通の選択肢になっているという方がねまず面白いところかなと思います。
なぜジャージーかけ合わせるのかというお話していきます。
なぜホルスタインにジャージーを入れるのか。
ジャージーはホルスタインより体が小さいです。
一般的には1頭あたりの乳量ではホルスタインより少なくなる傾向があります。
でも乳脂肪率や乳タンパク率が高いという特徴があります。
さらに繁殖性や体格などホルスタインとは違った特徴があります。
そしてニュージーランドの落脳では日本とは牛乳の評価の仕方も生産システムも違います。
単純に1頭から何リットル絞ったかだけではなく乳脂肪と乳タンパクという乳固形分をどれだけ効率的に生産できるのかという考え方が重要になります。
なのでものすごく大きな牛にしてとにかく大量の牛乳を出してもらうというだけではなく
少し小さくて草をしっかり食べて乳脂肪や乳タンパクを出してそして毎年毎年きちんと妊娠する。
そういう牛に価値が出てくるということですね。
面白いと思うのはその国が牛乳をどう作りどう売っているのかによって理想の牛まで変わるということですね。
飼い方が違えば理想の牛も変わるというお話していきます。
ニュージーランドやアイルランドでは放牧を中心とした落脳が重要です。
牛が外を歩いて草を食べます。
日本のように牛舎の中で1年中同じような餌TMRを食べさせるような落脳とはかなりシステムが違います。
放牧型なら牛は毎日歩かなければいけません。
自分で草を取りに行かなければいけません。
そして季節繁殖型の牧場なら決められた時期に分弁して
次の繁殖シーズンまでにまた妊娠しなければいけないということになります。
そうするとですね1日だけものすごい量のお乳を出せる牛よりも
歩けて食べられてそして妊娠して乳股系分を効率よく作れる
そういう牛が欲しくなるわけです。
つまり使用管理の方法がいく種の目標まで変えるというねここがすごく重要だと思います。
でもジャージを混ぜれば全部良くなるわけではないという話しています。
ここはね必ず言っておきたいところかなと思いますけども
口雑というとですね雑種共生が出るなら考察した方が全部良くなるんじゃないと思うかもしれません。
そんな単純な話はないんですよね。
例えばジャージを入れると牛は小さくなる傾向があります。
乳量もホルスタインより少なくなる可能性があります。
そして海外ではオス甲種の価値も課題になります。
ジャージの血が入ったオス甲種は肉用としての成長性や市場価値などの面で
純粋な大型乳用品種や肉用品種より不利になる場合があります。
15:04
そのため性選別精液を使ってメスを狙ったり
必要な後継牛が確保できるところには乳牛の精液を使って
残りの牛には肉牛の精液を使うという
つまりビーフオンデイリーという考え方も組み合わせていくということですね。
乳牛に黒毛和牛を掛け合わせるということですね。
あとは受精卵移植とかでお肉の牛を産ませるということですね。
ここまで考えていかないといけません。
だから乳牛としていい考察家だけではなく
オス甲種をどうするのか、トータ牛がどう評価されるのか、牛乳はどう売るのか
そこまで含めて後輩を考える必要があります。
次にアメリカです。
アメリカで研究利用されている代表的な考察の方法にプロクロスというものがあります。
使う代表的な品種がホルスタインとモンベリアードという品種と
そしてバイキングレッドというこの3種品種を使っています。
例えばホルスタインにバイキングレッド、その娘にモンベリアード、その娘にホルスタイン
そしてまたバイキングレッドというように3品種を順番に回していきます。
これを3品種ローテーション、3ブリードローテーション
日本とかだとサンゲントンとか同じような考え方なんですけど
この3ブリードローテーションというものがあります。
なぜわざわざ3品種を使うかというと
雑種共生を1台だけで終わらせず、世代を重ねながら維持していきたいからです。
ここで面白いのがアメリカの商業牧場で行われた比較研究です。
鉱雑牛と純粋なホルスタインを同じ牧場、同じ牛群、同じような使用条件で比べる研究が行われています。
つまり鉱雑牛だけ特別な餌を食べさせたという話ではなく
基本的には同じような牛舎で同じような餌を食べ、同じように作物をするという
その中で繁殖やお乳の生産、牛乳生産、健康、生存性などを比較すると
すると鉱雑牛では繁殖性や生存性に利点が出る研究があります。
一方で乳量や乳脂肪、乳タンパクの生産量については
必ずしも鉱雑牛がホルスタインを上回るわけではありません。
ここが重要なんですね。
鉱雑牛イコール全部の数字が良くなるというわけではありません。
続いて一番お乳を出す牛と一生で残す牛は違うという話しています。
ここですごく大切だなと思っている話があります。
仮に純粋ホルスタインが年間1万2千キロのお乳を出すと
鉱雑牛が1万キロだとします。
数字だけ見たらホルスタインの方が上ですよね。
でもそのホルスタインがなかなか妊娠せずに病気が多くて
3産で淘汰されるみたいなことがあったりします。
18:00
一方で鉱雑牛が少し乳量は少なくても毎年妊娠して
病気が少なくて5産6産まで牛群に残る
そうなると経営としての答えは変わっていきます。
つまり1年間で一番お乳を出す牛と
一生を通じて牧場に価値を残す牛は同じとは限らないということです。
これは日本でもこれからもっと見ていかないといけないかなと思います。
乳量だけではなく繁殖性、治療費、淘汰、育成牛を入れ替える費用、
聴名性、全部含めてみるということですね。
これが鉱雑牛を考えるときの大きなポイントです。
続いてまた面白い例、ブラジルがあります。
ブラジルではホルスタインとジールという
ゼブー系の牛を掛け合わせたジロランドという牛がいます。
ゼブーというのは背中にコブのあるタイプの牛を
イメージしてもらうとわかりやすいかなと思います。
検索してゼブー牛とかで検索してもらうと写真出てきますので
見ていただけたらと思います。
ここで狙っているのはものすごく明確です。
ホルスタインが持つ高い牛乳生産能力と
ジールが持つ熱帯環境への適応性という
これを組み合わせるということですね。
つまり熱い環境でホルスタインをどう冷やすかだけではなく
そもそも熱い環境に適応しやすい遺伝子を持つ牛と
組み合わせるという発想ですね。
ブラジルではホルスタインの血の割合が違う牛もいて
最終的にはホルスタインが8分の5、ジールが8分の3を基本とした
ジロランドという合成品種が作られてきました。
続いて暑さに強い牛でも初熱対策が不要になるわけではないと話しています。
ここも重要でジロランドは暑さに強いということなので
扇風機もミストも日陰もいらないという話ではありません。
交雑割合によって初熱への反応は違います。
ホルスタインの血の割合が高くなれば牛乳生産能力が高まる一方で
暑さに対する弱さも出てくる可能性があります。
なので遺伝で暑さへの強さを作れば
使用管理はいらないというわけではありません。
遺伝改良をかける使用管理、こちらが大事かなと思います。
暑さに強い遺伝子を持った牛を作る、その上で日陰を作り
水をしっかり飲ませ、換気をして扇風機を回すと
必要なら酸水やミストを使うと
そして暑い時間帯でも食べられるような給仕管理をするということですね。
つまり牛を環境に合わせることと環境を牛に合わせることの両方をやるということが大事かなと思います。
川上牧場はどんな牛を目指すのかという話ですね。
前回ゲノム編集の話の回でもしましたけれども
世界一乳量を出す牛、めちゃくちゃ乳量が出る牛というのを川上牧場は作りたいわけではなくて
受胎しやすくて病気になりやすくて
暑さに強くて足が丈夫で乳房が丈夫で
餌をしっかり食べて、そして扱いやすい。
21:01
そして難産も牧場に残ってくれる。
もちろん牛乳もちゃんと出してくれる。
僕が欲しいのはそういう牛です。
簡単にはできないんですけど
一言で言ったらですね、崩れにくい牛ですね。
目立ちにくい牛みたいな感じで
何も人にかかることはあまりないので
目立ちにくい、崩れにくい牛が作りたいなと思ってますね。
例えばものすごく条件の良い時期にはですね
毎日50キロお乳を出す。
でも夏になったら急激に餌を食べたくなって乳量も落ちて繁殖も止まる。
そういう牛がいたとします。
もう一頭はピーク乳量では負けますが
夏でも食べて体重を落としすぎず
発情もしてですね、妊娠もして
病気にもなりにくくて
そして5,3,6,3まで残る。
これだったらですね、後者の方の価値をね
もっと評価したいなと思います。
もちろん現実にはそんな単純に2つに分かれるわけではありませんが
でも最大能力だけを見る育種から
環境が変わっても能力を維持できる牛を見る育種へ
変わった方がね、やりやすいんじゃないかなと思いますね。
これからの楽能に必要じゃないかなと思ったりします。
考察するときに最初に考えるのは
品種ではないというお話ですね。
何と何を掻き合わせたらいいですか?
って質問があるとするとですね
最初に考えるのはですね
今の牧場の何を改善したいというところが大事かなと思います。
例えば乳脂肪や乳タンパク高めたいんだよねと思ったりとか
繁殖性を上げたいんだよねとか
体格を少し小さくしたいとか
暑さに強くしたいとか
疾病を減らしたいとか
聴明性を上げたいとか
足を丈夫にしたいとか
作乳ロボットで作乳ロボットに合うそんな牛にしたいとか
目的によってですね
選ぶ品種は全部変わります。
ニュージーランドなら放牧と乳固形分
アイルランドなら春の分
春期分娩っていう春に分娩させる
放牧ならではの買い方があったりするんですけど
そういうのと繁殖
アメリカなら高生産牛群の中で
繁殖健康聴明性を求めていく
ブラジルなら熱帯環境への適応
同じ口雑でも解こうとしている問題が違うから
使う牛も違うと
ここがね今日一番伝えたいな
思うところでございます。
はい
なのでですね
海外の成功例をですねそのまま日本に持ってきて
もうですねなかなかそれはうまいこと言いません
ニュージーランドでホルスタインかけるジャージーがいい
という話を聞いて
じゃあ日本も全部ジャージーをかければいいじゃん
とはなりません
ブラジルでですねジロランドが生活をしているからですね
じゃあ日本でもジールかけ合わせればいいじゃん
ともね簡単には言いません
なぜなら環境が全部違うからです
飛行や牛舎や餌
放牧なのか社外なのか
乳化乳脂肪や乳タンパクへの評価
オス甲牛の価格
トータ牛の価格
繁殖シーズンや土地の価格
人件費
これ全部違います
なので海外の口雑を見るときに
何の品種をかけているかよりもですね
24:01
なぜその地域ではその牛が必要だったのかを見ることが
大切かなと思います
はい
将来はですね日本の理想の牛ではなく
牧場ごとの理想の牛というのがね
求められてくると思います
少し未来の話ですが
ゲノム検査がさらに普及して
牛一頭一頭について
乳量
乳成分
繁殖
疾病
足活動量
繁殖
採食量
初熱への反応
こういうデータがねどんどん取れるようになってきます
さらにね人工知能
人工生成AI
これもですねどんどんレベルが上がってきています
そういうので解析できるようになります
そうするとですねもしかしたら
日本で一番いい乳牛という考え方自体が
あまり意味を持たなくなるかもしれません
北海道で放牧をするみたいなことだったら
北海道向きの牛
九州の熱い環境なら九州向きの牛
作乳ロボットならロボット向きの牛
そして川上牧場なら
川上牧場で一番能力を発揮できる牛
それぞれがね違って
それがいいんじゃないかなと思います
そしてまたさらにですね未来を考えると
ここにね前回お話した
話したゲノム選抜が入ってきます
考察によってですね品種の長所を組み合わせ
ゲノム選抜によってその中から
川上牧場の環境に合う牛を選ぶ
さらには将来的には無核品種やですね初熱耐性
疾病抵抗性のように原因となる遺伝的な
仕組みが十分わかった形質について
ゲノム編集というね選択肢も
これから出てくるんじゃないかなと思います
つまりですね純粋種か考察かというね
あとはゲノム選抜かゲノム編集かという
二者卓一ではなく全部を組み合わせる
ということです
ただし目的はですねスーパー牛を作ること
もう何でもできる何でもすごい
スーパー牛を作ることではありません
その牧場の環境で牛にも人にも
無理なく暮らせる牛を作ることです
はいそれが大事かなと思います
ということで今日質問いただきました
スプーンネーム関心さんの質問にお答え
してきましたけれども
川上牧場で牛の考察をしていますか
どんな理想の牛を目指していますかという
質問からですね世界の乳牛の考察について
話してみました
ニュージーランドではホルスタインと
ジャージーの掛け合わせ
アメリカではホルスタインと
モンベリヤードバイキングレッドの掛け合わせ
ブラジルではホルスタインと
ジールのジロランドという掛け合わせ
でも今日覚えて帰ってほしいのはですね
その品種名ではありません
僕が伝えたいのはですね
いい牛の答えは飼う環境によって
変わるということですね
世界一乳量の高い牛が世界中
全ての牧場で最高の牛とは限りません
草を中心に飼うなら
草を効率よくお乳に飼える牛
暑い地域なら暑くても食べられる牛
人手の少ない牧場なら
病気になりにくく
繁殖で手がかからず長く残ってくれる牛です
川上牧場という
環境で一番無理なく
長く生きられる牛を作っていきたいな
と思っております
口雑、ゲノム選抜、そして将来は
ゲノム編集、こういう技術をですね
単純に乳量を増やすためではなく
牛にも人にも牧場にも
27:00
無理の少ない
無理の少ない楽能を作るために使うという
それがね理想かなと思います
皆さんだったらですね
牛に一つ能力を足せるとしたら
乳量でしょうか、繁殖でしょうか
病気への強さでしょうか、暑さへの
強さでしょうか、それとも長生き
とにかく長生きがいい、どれを選びますかということで
ぜひコメントで
教えていただけたらと思います
はい、ということで今日の質問にお答えしていきました
ありがとうございます
はい、そうですね環境へ適応した
牛さん作り、これがね
大事かなと思うんですけども
これがですねまた外部環境で
また色々変わるんですよね
今だったら夏の暑さ
なので暑い牛がいい
暑さに強い牛がいいと思って
駆け合わせて生まれた時にはですね
もしかしたら地球が
涼しくなってくるかもしれません
そうなった時にまた改良の方向性が変わってきます
はい、餌が高い
って思ってますけどなんかすごい技術発展とか
そういうのがあって餌がもう
簡単に手に入るみたいなことがあった時に
やっぱ乳量が求めた方がいいじゃないかとかね
お肉の値段が高いからどんどん
牛を淘汰して交換して
遺伝改良を
進めてお肉で
出した方がいいんじゃないかとかね
そういうのがいろいろ変わるわけですよ
はい、まあでも
本当にそういうのを考えながら
やっていく楽能がめちゃめちゃ面白いんですよね
僕はこの品種改良
牛の交配がめちゃめちゃ楽しいんで
はい、こういう風になってほしいな
と思いながら夢やロマンをね
持っていつも
種付けしてるような感じですね
はい、こういうのがですね
ちょっとわからないんだよね
もうどうしたらいいかわからないって思われる方はですね
なんと川上牧場のキンドルボン
楽能未経験者のために
遺伝改良と飼料設計編
こちら発売しております
ぜひですね、こちらキンドルの方で購入できますので
ぜひ読んでいただけたらと思います
流れるように宣伝できましてありがとうございます
今日も、では今日もこれで終わっていこうかな
と思いますけども
川上牧場のキンドルボンは紹介したんで
あとですね、川上牧場の
アプリですね、作ったアプリがあります
黒毛和牛の均衡係数が分かる
アプリ、和牛交配チェックというね
アプリを作りまして
今66名ですか
本当にたくさんの方が
もう一気に使っていただいております
ありがとうございます。年内に100人
目指していきたいなと思ってますので
ぜひこちらの方もチェックしてみていただけたらと思います
はい、ということで
今日はこれで終わっていこうかなと思います
週の始まり月曜日
お仕事の方、学校の方
いってらっしゃい、みんなギュギュ飲んでね
ばいばーい
川上牧場では
リスナーの皆様からのお便り
ご感想を募集しております
川上牧場とやってみたいこと
やって欲しいことなど
30:00
ご自由に
コメント欄やDMなどで
お気軽にお寄せください
皆さんのご意見が
新しい楽能を
作っていきます
最後まで配信を
聞いていただいて
ありがとうございます
次回の配信も
ぜひお楽しみに
31:13

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