放牧の魅力
今日も皆様一日お疲れ
お酒じゃなくてミルクワインかが
あなたの耳に少しだけお邪魔します
牛舎から
こちらは、島根県出雲市にある
小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニで皆さんが
いつでもどこでも買うことができる牛乳
普段飲んでいる牛乳の魅力や
酪農の魅力を酪農家がお話しする放送となっております。
牧場の日常や牛の鳴き声を聞きながら
お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと
より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳飲む?
牧場配信始まります。
はい、おはようございます。
今日が11月の12日の水曜日でございます。
今日の天気は晴れということで
最高気温17度、すっきりとしたね。
秋の晴れ間になるかなというようなところでございます。
今日のお仕事はですね
朝牛群検定があったので
その結果を見ながらですね
餌の調整をやったり
僕のね所属している島根県のですね
若手の会みたいなやつでですね
その若手の会の中からですね
新規収納した方がねおられまして
その新規収納した方の新しい牛舎の周りの草刈りを
みんなでやっていこうよみたいなのに
参加していこうかなと思います。
久しぶりにね、同業者の楽能関係者の地元というか
ここら辺の人と会うので
楽しく仕事をして草刈りしていこうかなと思いますよ。
あとは今週ね出張ですんで土曜日
皆さんあの土曜日はね
ミルクフェスin豊洲
こちらねぜひたくさんの方
参加してみてもらいたいなと思うんですけども
これがあるので
それまでに仕事を片付けておかないといけないことが
いっぱいあるんですので
それをやっていこうかなと思います。
今日の配信はですね
また質問が来ておりますので
お答えしようかなと思いますけども
牛が放牧しているみたいなの
皆さん見たことありますかね
なかなか田舎でも一部の地域あるかないかぐらい
北海道だったら道路走ってたら
離れたところだと見えるのかなと思いますけども
それ以外にもですね
豚やニワトリも放牧しているんですか
という質問が来ておりましたので
ちょっとそちらに全体的ですね
畜産全体的の放牧についてね
お話できたらいいなと思っております。
今日も10分15分ぐらいの配信していこうと思いますので
牛乳を飲みながらですね
最後まで聞いていただけたらと思います。
よろしくお願いします。
豚の放牧事情
では今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思います。
その前にお知らせです。
川上牧場ノートというですね
ブログとか記事を書いたりするアプリで
メンバーシップを行っております。
こちらのメンバーシップ川上牧場を継続的に応援したい
川上牧場と何か新しいことをやってみたいという方
ぜひ入ってみていただけたらと思います。
川上牧場とオンラインでつないでですね
牧場体験をやったり
実際に川上牧場に来て牧場体験をすることもできる
そんなメンバーシップとなっております。
このメンバーシップのプランの中にですね
落納業界向けのプラン
名付けてファームエコーというプランを作りました。
落納業界にある問題課題悩みをですね
ヒアリングシートに記入していただくだけで
あっという間にAIと川上がタッグを組んで解決していきます
というそんなプランになっております。
落納業界で働く従業員の方
研修生の方
あとは経営者の方ですね
あとは営業マンの方
そして学生さんもですね
ぜひこちら一度活用してみていただけたらと思います。
現在無料モニター募集中で無料でできますんでね
ぜひよろしくお願いします。
あとインスタグラムの方でやっております
ハッシュタグ未来の牛乳と称しまして
皆さんのこんな牛乳あったらいいな
こんな牛製品食べてみたいなというものをですね
AIアートを使ってNFTにして販売しております。
こちらのNFTの売上は川上が子供食堂に牛乳を支援したりだとか
小中高の食育活動に参加した際の活動品に
当てさせていただこうと思っておりますので
ぜひ皆さんご支援よろしくお願いします。
皆さんのご支援が子供たちの未来の牛乳を作っていくという
そんな特別なNFTとなっておりますので
ぜひこちらもチェックしてみてください。
よろしくお願いしまーす。
ということで、では今日も皆さんと一緒に
牛乳で乾杯していこうと思います。
カンパーイ
いただきまーす
あー美味しいー
今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございますー
昨日Jミルクでしたかね
農協のJA.comというウェブ記事に上がってたやつですけど
なんか脱脂粉乳の積み上がりやばいみたいで
年末やばいよっていうのがちょっと
本当にやばいみたいで
ヨーグルトで脱脂粉乳の消費が結構伸びてたんですけど
ヨーグルトが健康ブームで
コロナとかね
インフルエンザとか
インフルエンザ本当に今流行ってますからね
免疫力上げるみたいなのでヨーグルトが流行ってたんですけど
それがちょっとね需要が落ちてまして
ちょっとやばいみたいなことになってますんで
今ね本当にインフルエンザ流行ってますから皆さん
免疫力上げるヨーグルト
そして腸活なんて今ね流行ってますから
冬はヨーグルトをちょっと温めて
ホットヨーグルトをこんな感じで食べてもらっても
いいかなと思いますんで
ぜひあの牛乳製品でね
この冬というかこの秋
この寒くなってきたところ
乗り越えていただけたら嬉しいなと思います
よろしくお願いします
では今日もですね
お便りのコーナーやっていこうかなと思います
配信に来た質問
あとは各SNSに来た質問コメントを
お答えするコーナーとなっております
今日の質問はスプーンという配信から来ております
スプーンネームゆがけさんからの質問でございます
ありがとうございます一問
はい質問です
この間山道を走ってたら牛さんが放牧されてたんですけど
牛牛さんや豚さん鶏さんも放牧するんですか
教えて川上ということで
ありがとうございます
僕にもさんつけてほしかったです
はい本当にあの家畜の羽根本当にありがとうございます感謝の気持ち
やっぱさんをつける心すごいありがたいなと思うんですけど
はいぜひ僕にもちょっと
いただけたら嬉しいなと思ったところですけども
はいありがとうございます
そうですよねあのどうやら羊とかヤギとかの方が皆さんイメージがあるのかな
牛さんの放牧
どれくらいの皆さんが見たことあるのかっていうところがありますけども
まあなかなかない今のご時世
あの熊が出ただけでもねこう驚かれるご時世ですから
熊が出ただけって言っちゃダメだな
野生動物が出たらねすぐ警察銀みたいなのか
あの出雲市もありますよ警報みたいな感じで
猿が出ました熊が出ましたみたいなすぐラインで送ってこれれるようなところで
はい牛をこう放牧するのにちょっとなかなかねハードルが上がってきてますけども
これねほんとにあの鶏とか豚とかはい牛
それも乳牛も肉牛もですね
これもやっぱ放牧で飼うっていう飼い方
昔ながら昔からのあるね技術ですね
そこらへんをちょっとねお話しできたらいいなと思っておりますので
はい答えして一歩答えていこうかなと思います
はい放牧イコール自由で幸せ
実は奥が深い放牧です
放牧って聞くと多くの人が自然の中で自由に歩く
のびどびとした牛たちのイメージを持ちますよね
確かにあれは縁になる光景です
でも放牧ってただ外に出すだけではなく
動物の行動栄養環境衛生管理のバランスがすごく大事なんです
例えば乳牛では牛たちは草食動物なので
草のある放牧地があれば自分でエネルギーは取れます
でも今のホルスタインは1日30リットルから40リットルもミルクを出す
高品乳牛です
いっぱいお乳を出すんですね
その分栄養要求量が高く草だけでは足りないんです
放牧中に必要なエネルギーやタンパク質を草だけで賄うのは難しく
日本のような高温多湿な気候では草の成長も季節でばらつきが大きいです
なので放牧プラス補助飼料配合飼料や
社外で快適環境を整えるスタイルを取っている牧場があります
つまり放牧イコール良いというイメージではなく
その牛に合った環境が良いというのが本当の考え本当の答えなんですね
では次に豚さんの豚ですね
はいごめんなさいさんつけないでね
豚さんの放牧についてはお話しします
実は豚も放牧できます
しかも豚はもともと森の動物で土を掘る
根床を作る泥浴びをするという行動を強く持っています
放牧豚はその自然な行動を発揮できる点でストレスが少なく
肉質も締まりや旨みを増すことが多いです
でも現実的には感染症対策特に豚熱
あとはアフリカ豚熱
こちらの感染症対策が大事だというところですね
あと地面のぬかるみや糞尿による夜環境汚染が問題になります
あとは匂い鳴き声による地域住民との距離
こういうところも問題になってきます
ニワトリの放牧方法
こうした問題から日本での豚の放牧はとても難しいとされています
ヨーロッパでは放牧豚がブランド化されていますが
日本で同じようにするには
土地衛生貿易体制の再設計が必要になります
こんな感じですね
これからこれをやろうと思うと
AIとかIOTなどで策を見張ることができる時代になってきてますんでね
安全に放牧を管理する技術が整ってきているというところもありますね
続いてニワトリさんの放牧ですね
放牧というよりひらがい、はなしがいという言葉で聞いたことあるかなと思いますけれども
ケージで育てるとですね
効率は高いけれども羽を広げたり砂浴びをしたりできないので
なので最近はアニマルウェルフェア、動物福祉の観点から
はなしがいの卵イコールひらがい卵が注目されています
ニワトリは牛や豚よりも体が軽く
柵の中でも比較的管理がしやすいため
そのため日本でも放牧養鶏や移動軽車を導入する農家も増えています
ただしこれも課題があり
放牧地の雑草や虫を食べるイコール味の個性が強くなる
これは好みが分かれるということですね
天敵カラスやキツネなどの対策が必要
あとは今鳥インフルエンザ
今北海道の方ですごい数出ておりますけども
放牧の本質とメリット
鳥インフルエンザのリスクが高まるというところもあります
こうした面から完全放牧は難しいけれども
ニワトリの自然行動を守りつつ
安全を確保する反放牧という形が広がっています
放牧の本質は自然に戻すことではなく動物に戻すこと
放牧の目的は自由に歩かせることではなく
その動物が本来の行動を取れる環境を用意してあげることです
牛たちは社外ですが
ストレスを減らすために牛舎の風通しや照明
牛床の柔らかさまで
牛のベッドですね
柔らかさまで管理しています
社外だろうと放牧だろうと
自由に歩けなくても快適に休める
安心して食べられる
それが牛にとって幸せな環境ではないでしょうか
放牧でも社外でも目指す場所は同じだということですね
科学的に見た放牧のメリットと限界というところもお話していきます
少し専門的なお話をすると
放牧すると牛の血中コルチゾール
ストレスホルモンが下がるという研究結果があります
また放牧牛の牛乳には
オメガ3脂肪酸やベータカロテンが多く含まれる傾向もあります
ただしこれは餌の内容にもかなり左右されますね
ただ放牧地の草は季節で栄養が変わるので
乳成分特に脂肪分やタンパク質が
安定しにくいという問題もあります
一方社外の牛乳は配合飼料やサイレージをコントロールできるので
成分が安定しやすく商品としての品質が管理しやすいです
つまり放牧は味の個性が出て
社外は安定した品質になる
どちらが良い悪いではなく
特的によって選ぶということです
ではまとめていくとこうなります
放牧は動物の自然行動を引き出すが
環境・衛生・生産性とのバランスが必要です
乳牛は高栄養要求で
日本における放牧の課題
放牧だけでは難しい点があります
豚は本来放牧に向いていますが
日本では貿易が課題となっています
ニワトリは放牧しやすいが
感染症リスクと天敵の管理が必要です
放牧でも社外でも
動物に優しい環境を目指すことが
本質だということですね
放牧とはロマンと現実の両方があるテーマです
だからこそ消費者の皆さんに
放牧イコールイ社外は悪いではなく
どうやって育っているかを一緒に考えて
見てもらえると嬉しいですということで
こんな感じでまとめられております
どうだったでしょうか
今工作放棄地を解決するために
妊娠した牛で黒毛和牛とか
育成牛の体が大きくなったタイプを
放牧していくみたいなのも
農水省がやってましたけどね
レンタルヤギとかレンタルヒツジとか
草刈りしますよみたいな感じで
やってるビジネスとかも始まってきておりまして
一番の課題は地域住民との理解の差ですね
やっぱり面積が小さかったりすると
ぐちゃぐちゃになっちゃったりとかね
土壌汚染の話出てきてますけども
牛でやるとそういうことを
あんまりなりにくいですけど
豚やニワトリはならないかな
これはちょっと匂いの問題ですかね
あんまり噛み継ぎしちゃうと
そういうのがなってきますけども
そういうところがあって
日本ではなかなか広がりにくいですよね
でも海外からアニマルウェルフェアの
日本ではニワトリをケージ飼いって言って
ケージで飼って
本当に体が全然動けないような状態で飼ったりとか
牛がすでに繋がれている状態は
牛にとって悪いみたいなやつで言われてたりしますけど
ケージも繋ぎ牛舎も
狭い日本の国土の中で
これだけ人口が多い
生産量を増やすっていうのを目的として
発展してきた
これも文化だと思ってますんでね
これを日本の文化として
それでも動物の福祉を尊重してみたいなのが
できてくるといいのかなと思います
これも先ほど言ったAIとかIOTとかで
解決できるところもあったりすると思うので
そういうのが出てきたら面白いなと思ったりしますね
今は若い子は放牧がしたいって言って
北海道の楽能家さんとかと話すと
放牧がしたいっていう若い人が増えてきてるって言いますけど
今僕が牛飼いしてて放牧という選択肢は
マジで大変だなって思ってます
お話聞くのもそうですし
自然に任せるというか
牛の行動を理解して
あとは天気ですよね
草がどれだけ伸びるかとか
雨がどれだけ降るかとか
ああいうの考えたり
やっぱ感染症とかね
差し配とか考えたりすると
いや本当にすごいなって思います
放牧何年もやられてるからね
そういうところがあるので
今の高品牛業に品種改良された牛たちを
管理するっていうのはめちゃめちゃ大変だと思うので
皆さん放牧している牛乳
6次産業化している方ってめっちゃすごいんで
是非その放牧牛乳とかね
見かけたら飲んでみてもらえたら
嬉しいなと思います
ということで今日はこんな感じで
質問にお答えしてきました
ありがとうございます
今日もリアルタイムで聞いてくださって
ありがとうございます
昨日もノートの方のフォロワーが増えてたり
Kindleの方のやつが増えてたり
本当にちょっとずつちょっとずつね
皆さんに見てもらっておりまして
是非土曜日のミルクフェス
お近くの方は川上さん
15時半から紙芝居を読むということで
知らない土地でですね
都会の子供たちに揉まれながら紙芝居を読むのに
すごいプレッシャーを感じてるんで
温かい目でその周りで見てくれる皆さんが
いたら嬉しいなと思ってますので
お近くの方は是非ね
お時間都合が合えば来ていただけたら
嬉しいなと思います
では今日はこんな感じで終わって
川上牧場初のKindle本
楽能未経験者のために絶賛発売中でございます
Kindle Unlimitedで500万冊以上が
読み放題というこのサブスクですけども
その中の1冊に入っておりますので
是非こちらチェックしてみていただけたらと思います
ということで今日はこんな感じで終わります
お仕事の方学校の方行ってらっしゃい
みんな牛乳飲んでね
ばいばーい
川上牧場ではリスナーの皆様からのお便り
ご感想を募集しております
川上牧場とやってみたいこと
やって欲しいことなど
ご自由にコメント欄やDMなどで
お気軽にお寄せください
皆さんのご意見が
新しい楽能を作っていきます
最後まで配信を聞いていただいて
ありがとうございます
次回の配信も是非お楽しみに