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おはようございます。知財設計コンサルタントの勝沼です。 還暦父さんの、1個の失敗も、1個の嬉しいも、貯めれば財産ラジオを始めていきます。
今日のテーマです。今日は、たったひとことが心に届く話、ということで、 自分を鼓舞するために言ったひとことが、誰かの心に残った、というお話をしていきます。
今日は、ライブではなく録音です。 この配信の時間は、新幹線で移動しているはずです。
はい、私は、味の素で40年、勤めてまいりました。 ホーム部門からキャリアを始め、ペルーでは偽物対策に奮闘。
帰国後は、約20年にわたり、知的財産業務に従事してきました。 現在は、知的財産と契約のコンサルタントとして活動しています。
はい、タイトル、もう一度申し上げます。 たったひとことが心に残る話、ということで、お伝えしていきます。
先日ですね、味の素の経営戦略を作っていた、という元専務の方から声をかけてもらってですね、2人で差しのみしました。
僕が、若い頃からずっと、親切にしていただいていた先輩です。
実はこの配信でですね、僕は、自分が知的財産部を戦略部門に導いてきたんだ、みたいに自慢げに話してきたと思います。
でも実際は、この元専務がきっかけを作ってくれたんです。
この専務ですね、組織の改革を旗振りしました。
戦略の仕事をしないようなサポート部門は、子会社にするということで、どんどん子会社に出していった、そんなことをしてきた方です。
ただですね、その改革、当時うまくいかなくてですね、結局は失敗だったというふうに、いろんな人から言われていました。
そうなった後の予算会議、僕は知的財産部長として、社長、副社長、それから専務、ずらーっと並ぶ緊張感の高い場で予算を発表しました。
その場の締めくくりに腹をくくって、こういうふうに言いました。
あの改革は失敗だと思っていません。
あの改革に対して、うまく答えを出せなかった我々の責任です。
私が今から責任を持って、自分の組織を戦略化します。
ということで、その戦略への道を進んでいったという経緯があります。
で、その時ですね、もう自分自身を鼓舞するためにあの発言をしました。
でもですね、先日の差し伸びで、元専務がこう言ってくれたんですね。
あんなふうに言ってくれたの、勝沼ちゃんだけだったよ。涙が出そうになるぐらい嬉しかった。
そう言ってくれたんですよ。
あの発言は自分のため、僕のために発した一言だったんですが、それが誰かの心の支えになっていた。
あの言葉って、その場で見えなくても人の心を動かしている。
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そんなことがあるんだなっていうふうに感じられた、専務と二人の飲み会でした。
でですね、ちょっと視点をずらした違う話もしてみますね。
このコマーシャル覚えてる方いますですかね。
会議室でお弁当食べてもいいじゃん、いいじゃんって小泉京子さんが起用して、クノールスープのコマーシャルをしたんです。
もちろんクノールのスープを売るためにやった宣伝なんですけれども、実はですね、職場。
もうこれは1990年代後半ですね。職場では男が威張っていました。
まあ今でもその傾向は残っているんですけれども、とっても男が威張っていました。
会議室で弁当なんて食べたら、匂いが残ってその後の会議がしにくいっていうふうに嫌われてたというか、会議室では弁当食べないでみたいな風潮がありました。
ただですね、女子は会議室で食べたい、そんな時もあります。
で、そこで飛び出たのが小泉京子さんのコマーシャルです。
あれ以来、そっか会議室で弁当食べてもいいよなっていう風潮が生まれて、クノールのスープが職場で飲まれるようになりました。
何よりですね、会議室でお弁当食べていいじゃんっていう文化がコマーシャルの一言で生まれました。
言葉っていうのは人の心だけじゃなくて文化も動かします。
先日、今日ですけれども、味の素のお客様相談センターっていうところにインタビューに行った時に、少し面白い話を聞きました。
これ実際に、ツイッターでバズった話らしいので知っている方もいるかもしれないんですけれども、聞いてみてください。
お客様相談センターに一通の手紙が来たんです。
何かというと、あるお子さんが夏休みの自由研究で味の素が販売している原塩の塩、やさ塩っていう塩があるんですが、それを研究していたらしいんですね。
そこでそのやさ塩を舌にのせてみたらひんやり冷たくなるっていうのに疑問を持って、その子は手紙で味の素のお客様相談センターに、なんでひんやり感じるんですかって問い合わせたんですね。
そうしたら、丁寧な原料の一つがひんやりさせるんですよっていう丁寧な説明とともに手紙を送ってくださったので、切手文をその同じ額の切手を添えて返事を出したらしいんです。
そうしたところ、こんな丁寧な返事と切手までいただけたということで、ツイッターXに載せた方のいいねが44万回いいねされたらしいっていうお話があるんですけれども、その回答を見ていたときにもっと素敵な結びの一言を見つけたんですね。
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これ何かというと、普通だったら子供が問い合わせてきました。自由研究やってます。そうしたら最後の締めくくりの言葉って、普通なら自由研究頑張ってくださいねみたいに書くところだと思います。ただそれって人によっては重圧、プレッシャーになっちゃうよねって考えたらしいんですね。味の素のお客様相談センターは。
何を書いたかというと、締めくくりの一言はごきげんようなんです。これも昔からそういうようにしているらしくてですね、お子さんに対してはごきげんよう。これってもう相手は大人とか子供じゃなくて、というか子供じゃなくて大人、一人の大人として答えを出している。そんなような締めくくりの言葉でした。
相手の重圧をかけてはいけないという気持ち、それから相手は子供ではなくて一人の人です。そんなことまで考えたこの一言は、その子の将来の心に長く残ることでしょう。というような話をさせていただきましたけれども、私も今62歳、もうすぐ、もうすぐかな、63歳になりますけれども、年齢を重ねていっても、言葉で誰かを幸せにできるようなシニアでいたいな、
というふうに思っています。これポンツさんの配信でも言ってたんですけれども、ポンツさんというやっぱり60代の人気者になりたいという配信者の方と一緒に始めた愛されシニア同盟というのがあります。
これ単に言っているだけかなと思ったら、この間ポンツさんと2人でご飯を食べながらいろいろ企画を練ったんですが、50代60代になってもまだ使える力を持っている人たちいっぱいいます。その人たちの力を磨き直す場所みたいなものが作れないかなという話をその時しておりました。
3月14日の土曜日、お昼の過ぎの時間に集まってちょっといろんな意見交換しましょうということになっています。もしこんな話し合いの場、実際に集まるんですけれども、集まらずにwebで参加もできるようにしましょうって話しています。
興味ある方は概要欄にポンツさんのURLをつけておきますので覗いてみてください。
今日お伝えしたかった話は以上です。最後まで聞いてくれてありがとうございます。それでは皆さんごきげんよう。