エヴァンゲリオンの復活上映
みなさんこんにちはおーばです。今回は映画、新世紀エヴァンゲリオン劇場版、死と新生、こちらについてお話してみたいと思います。
今年でエヴァンゲリオン開始から30周年ということで、それを記念して今月から劇場版全6作品を復活上映する月1エヴァという企画が始まりました。
旧劇場版2作、この2作を10月に公開、そして新劇場版4作を11月から2月にかけて毎月1作ずつ上映していくという企画なんですけれども、
10月10日から死と新生1週間限定ということで全国で上映が始まったんですが、予想以上に観客が多くて大半の映画館ではもう1週間延長ということになったようですね。
ちなみにですね、自分が住んでいる北九州市ではこの月1エヴァの上映がなくて、少し離れた飯塚市にあるシネマサンシャインに見に行ったんですけれども、平日のお昼12時からの上映だったんですが、結構お客さん入ってましたね。ちょっとびっくりしました。
今ね、鬼滅の刃とかチェンソーマンとかヒット作まだまだね、上位してるのにエヴァにこんなにお客が来てるっていうのがね。しかもね、結構若いお客さんも多くて、どう見ても30年前テレビシリーズが始まった時にはまだ生まれていないでしょう、といった感じの若いカップルとかが何組もいてですね。
いや、なんかすごいですね、これは。
そして自分が見たそのシネマサンシャインは1週間上映期間を延長するんですが、合わせて1週目は1日2回の上映だったんですが、2週目は1日4回上映すると。
なかなかね、すごいですね、これは。
まあそんなエヴァンゲリオン劇場版なんですけれども、この首都申請公開が1997年の3月。
なので今年で公開から28年ですね。
ご存知の方も多いと思いますけれども、エヴァンゲリオンのテレビシリーズ全26話、当時ね、大部分になりましたけれども、
作り手側が追い詰められたというか、スケジュールの問題がいっぱいあったりして、最終には25話と26話はストーリーはもうないというか、全然進んでないですね。
24話で人気キャラクターの渚カオルが登場したんですが、話的には24話でブチッと終わるような形になって、
25話と26話は、主人公イカリシンジの内面描写を延々と描いていくと。
で、ラストがおめでとうで終わるというね。
リアルタイムで見てた人からすると、本当になんじゃこりゃみたいな感じで、まあそれがね、より一層ブームに拍車をかけたわけなんですが、
まあそうなるとね、ちゃんとした最終回が見たい。
人類補完計画って何?とかね。
まあ当然みんなそう思いますがね。
ということで、続きは劇場版ということで、97年の3月にこの死と新生。
内訳としてはテレビシリーズをベースにしたデス編。
そして新作のリバース編。
ラストを描いていく。
まあこれってあの富野由悠季監督の伝説巨人イデオン劇場版の接触編、発動編と同じ作りですね。
イデオンもね、ラスト4話を残して打ち切られてしまって、ファンからラストをきちんと見たいという声が上がったので、
テレビシリーズの総集編である接触編と、
そして残り4話を新規で作った発動編の、2本立てというか2本同時上映でトータルで3時間ぐらいありましたけれども、
そういった映画版で公開したんですが、まさにこのエヴァンゲリオンもそういった感じで制作が進んだわけですけれども、
実は新作のリバース編がどんどん膨らんでいってしまって、結局映画公開時にもう間に合わないということで、
当時話題になったのが、総監督の庵野秀明が表に出てきて謝罪会見を行うというね、すごいことが当時ありまして、
劇場版の内容と評価
その年の夏に本当の完結編が上映されたということなんですね。
内容的にはですね、前半のデス編、
普通に考えればテレビのダイジェストというか、総集編を作るんでしょうけれども、
ここで作られたのが、もう時系列関係なしの名場面集と言っていいですかね。
ここぞというようなシーンをもうランダムにチョイスして組み合わせて、一部新規作画もあったりするわけなんですが、
有名なのは笑ったらいいよのね、あの有名なレイの笑顔のシーンとか、新規で作画されてますけれども、
そういうのをひっくるめて本当に名場面集になってると。
だからこのデス編はテレビシリーズを見たことがない人が見ると、本当にわけがわからないというね、感じになってます。
そして問題のリバース編。
これはテレビの25話に該当するところの、しかも途中でプチッと終わるというね、非常に盛り上がるところで終わって、
でその終わったタイミング、エンディングで魂のルフランというね、楽曲が流れるんですが、
この曲が使われたのがこの映画死と神聖のみで、この後作られた劇場版ではこれ流れなかったということなので、
非常にね貴重な歌で、しかも非常にねいい歌なんですけどね。
まあそういった経緯をね、知らない若いファンの方も今回見に来てるかもしれませんけれども、
まあ当時ね、もう30年前のあの熱気というのが何だったのか、今見るとね、わからん部分もあると思いますし、
テレビシリーズのところはまあ作画的に言えばかなり頑張ってはいるけれども、やっぱり30年前のテレビシリーズなので、
今見ると正直うんというところもあるんですけれども、それでもね、やはりこのスタッフの作品に対する思い出、熱量の凄さというのはひしひしと感じますね。
まあそういうことでね、最上位の期間延長された今回の死と神聖なんですが、
これが終わると引き続き旧劇場版の第2作、エアー真心を君に。
テレビシリーズ25話、26話で描かれなかった本当のエヴァンゲリオンのラストエピソード、完結編という形になってます。
じゃあその後に続く新劇場版って何なのかというのは、また別の機会でね、お話しすることもあろうかと思いますけれども、
この死と神聖配信でも今見ることができますので、最上位公開関数が少ないので、お近くの映画館でやってないという方もね、多いと思いますので、
まあそういった方はね、小さい画面になりますけれども、ぜひ配信でこの死と神聖をね、一度ご覧になってみてください。
かつてテレビシリーズにハマった方であれば多いと思うでしょうし、全く見たことがない方はなんじゃこれということになるとは思いますけれども、
それでも他のアニメーションとは一味も二味も違う作品だということがわかっていただけようかと思います。
はい、そういうわけで今回は映画、新世紀エヴァンゲリオン劇場版死と神聖、こちらについてお話しさせていただきました。
それではまた。