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2021-10-29 05:27

第480回 映画「フリー・ガイ」

10月27日からDisney+で配信開始となった映画「フリー・ガイ」についてお話ししました。 かなり面白いのでオススメですよ! 【番組公式Twitter】 @kitakatasumi ご意見、ご感想は #北九州の片隅 でお願いします。 katasumi480.m4a
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みなさんこんにちは。大葉です。 ディズニープラスで映画フリー・ガイを見ましたので、少しお話ししてみたいと思います。
今年の8月に公開されたばかりでまだ 2ヶ月ちょいぐらいですよね。
それがまあいろいろな事情がありまして、 10月27日からディズニープラスで配信されることとなりました。
結構ですね、評判良かったんですが、 なかなかタイミングが合わないうちに上映が終わってしまってですね、
あちゃーっと思ってたんですが、こんなに早くですね、 配信されるとはありがたいけれども、ちょっとびっくりいたしました。
ご存知の方もいらっしゃると思うんですが、この話、 いわゆるゲームの世界の中の話ですね。
最近はこういう設定の映画も多くて、 まあ有名なところで言えば、
レディープレイヤー1ですね。 あれなんか本当に日米のサブカルシュー体制みたいな作品だったんですが、
自分が今回この映画を見てて、 最初にふっと思ったのが、これマトリックスだよなぁと。
でもマトリックスとはだいぶ違うところもあるし、 いやもちろんマトリックスも、そのコンピューター世界、
バーチャル世界のマトリックスというところを 舞台にした作品なので、そういったところは似てるんですが、
まあいわゆるコメディーでもないし、 かなりシリアスな、まあハードSFな作品だったんですけれども、
なんでマトリックスと思ったのかなぁと思っていると、 本作の主人公のガイという、
まあこれいわゆるゲームで言うところのモブキャラなんですね。 プログラムで設定された通り、
画面の背景でも単純にやられてしまうようなキャラクターなんですが、 それがあることをきっかけにして、自分でどんどんプログラムを拡張して、
元の設定とかなり違った動きをするようになってくると。 要は、自我が芽生えて自立していくというキャラクターなんですね。
これがマトリックスにおけるミスター・スミスという悪役キャラクターがいましたよね。 あの黒いスーツで黒眼鏡で、
主人公ネオのライバル的なキャラなんですが、 このミスター・スミスももともとマトリックスの世界の中で、
その機械のプログラムが想定していない、 反乱行為を起こす人間たちを潰していくために作られた。
言ってみれば本当に、 プログラム通りに動く一つのツールだったはずが、
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ネオと戦っていくうちに進化して自我が芽生え始めて、 マトリックス側のコントロールを超えて動くようになってしまったと。
要はもう手に負えない存在になってしまった。 それがミスター・スミスだったんですが、
要は本作のガイとこのミスター・スミスって、 一種の裏表というか、
もしこのガイが悪い方に目覚めてしまったら、 多分ミスター・スミスになっただろうし、
ミスター・スミスがもし、 正義の心、平和な優しい気持ちに目覚めたら、このガイになってた。
そういったキャラクター投資かなということを見ている途中で気がついて、 だからマトリックスなのかと。
作り手がどこまで意識してたかどうかわかりませんけれども、 結局この映画を見終わるまで、自分の頭の中には常にマトリックスが反数されてたという感じで、
それでもですね、このフリーガイ自体は非常に面白く見ることができました。
そしてですね、特にクライマックスでこの主人公のガイが、 ある強烈なキャラクターとバトルを繰り広げるシーンがあるんですが、
ここは本当にですね、ネタバレはしませんけれども、 非常に驚いたというか、笑っちゃいましたので、
あの未見の方は是非、情報を仕入れずに、 このラストバトルを楽しんでください。
よーやるわーと思いました。 そして見終わってですね、非常に気持ちいい終わり方ですね。
ある程度想像できるというか、落ち着くべきところに落ち着く話なんですが、 本当の最後の最後にちょっとしたサプライズというか、
軽くひとひねりがあって、これが非常に効いているというか、 見てるこっちがついほのぼの嬉しくなるような、いい感じのラストで終わってくれました。
いやー世の中ね、本当に楽しい面白い映画いっぱいありますよね。 劇場で見逃したのがちょっと残念だったんですが、
まあそれでもこういうふうに家でゆっくり見ることができるというのも、 それはそれで楽しいんじゃないかなと思っています。
はい、そういったわけで今回はディズニープラスで見ました、 映画フリーガイのお話をさせていただきました。
それではまた。
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